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2012年3月29日 (木)

三浦友理枝 ピアノ・リサイタル@東京文化会館小ホール

Photo_2三浦友理枝さんを初めて聴いたのはショパンの「エチュード」のCDで、軽やかなピアニズムと自然な音楽の流れに感動してファンになってしまいました。小品集の「印象」でも「月の光」などのゆったりとした癒し系の音楽が素晴らしいと思いました。ただショパン「プレリュード」のCDでは、もっと暗い雰囲気の音楽であって欲しいななどと思いましたが、実演を聴いてびっくり。ものすごい迫力の、激烈な演奏に仰天してしまいました。これはまるでアルゲリッチです。

和光市民会館:http://morph.way-nifty.com/grey/2010/03/post-7e27.html

今回は東京文化会館小ホールでのリサイタルです。このホールは大ホールと違って、席がゆたっりしていますし、よけいな反響音がなく、開放感もあって大変好きなホールです。三浦さんは3才の頃からヤマハに通っていたということで、ピアノはヤマハ。スタインウェイのようなブィーンという強烈な倍音の響きはありませんが、深々とした安定感があって納得できる音です。開演5分前まで調律師が慎重に調整していました。

三浦さんは意外にもシックなパープル系のドレスで登場。1曲目が終わったところで、マイクを取って挨拶とMC。今夜のテーマはなるほど「夜」だそうです。MCとサイン会は、クラシックのリサイタルでも今や当たり前の時代になってきました。前半のメインはプーランクの「ナザレの夜会」。この曲は初めてでしたが、素晴らしい曲だと思いました。こんな名曲を今まで知らなかったとは!

手の上の心臓: http://www.youtube.com/watch?v=sBFl7F6YAXA

後半はお色直しで登場。黒とブルーグレイのアンサンブルです。「夜のガスパール」は驚異的なテクニックで、存分にこの曲の怖さを表現していました。ラヴェルの演奏は私に任せてね・・・という自負があるのでしょう。私としてはあまり難曲にばかり挑戦しないで、ホンワカとした雰囲気そのままのピアニストでいて欲しいと思いますね。アンコールの「夢」(ドビュッシー)がそういう感じでした。

三浦友理枝オフィシャルサイト:
http://www.yamaha-mf.or.jp/art/official/yuriemiura/

インタビュー:
http://sankei.jp.msn.com/entertainments/news/120307/ent12030716220014-n1.htm
ラヴェル自身だって(こんなにうまくは・・・筆者挿入)弾けなかったはず とサラリと発言。

YouTube: http://www.youtube.com/watch?v=28hgz7ED9w4
http://www.youtube.com/watch?v=28hgz7ED9w4&feature=fvsr

「夜のガスパール」非商業用のMP3ファイルをダウンロードできます
http://imslp.org/wiki/Gaspard_de_la_Nuit_%28Ravel%2C_Maurice%29

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