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2012年3月29日 (木)

三浦友理枝 ピアノ・リサイタル@東京文化会館小ホール

Photo_2三浦友理枝さんを初めて聴いたのはショパンの「エチュード」のCDで、軽やかなピアニズムと自然な音楽の流れに感動してファンになってしまいました。小品集の「印象」でも「月の光」などのゆったりとした癒し系の音楽が素晴らしいと思いました。ただショパン「プレリュード」のCDでは、もっと暗い雰囲気の音楽であって欲しいななどと思いましたが、実演を聴いてびっくり。ものすごい迫力の、激烈な演奏に仰天してしまいました。これはまるでアルゲリッチです。

和光市民会館:http://morph.way-nifty.com/grey/2010/03/post-7e27.html

今回は東京文化会館小ホールでのリサイタルです。このホールは大ホールと違って、席がゆたっりしていますし、よけいな反響音がなく、開放感もあって大変好きなホールです。三浦さんは3才の頃からヤマハに通っていたということで、ピアノはヤマハ。スタインウェイのようなブィーンという強烈な倍音の響きはありませんが、深々とした安定感があって納得できる音です。開演5分前まで調律師が慎重に調整していました。

三浦さんは意外にもシックなパープル系のドレスで登場。1曲目が終わったところで、マイクを取って挨拶とMC。今夜のテーマはなるほど「夜」だそうです。MCとサイン会は、クラシックのリサイタルでも今や当たり前の時代になってきました。前半のメインはプーランクの「ナザレの夜会」。この曲は初めてでしたが、素晴らしい曲だと思いました。こんな名曲を今まで知らなかったとは!

手の上の心臓: http://www.youtube.com/watch?v=sBFl7F6YAXA

後半はお色直しで登場。黒とブルーグレイのアンサンブルです。「夜のガスパール」は驚異的なテクニックで、存分にこの曲の怖さを表現していました。ラヴェルの演奏は私に任せてね・・・という自負があるのでしょう。私としてはあまり難曲にばかり挑戦しないで、ホンワカとした雰囲気そのままのピアニストでいて欲しいと思いますね。アンコールの「夢」(ドビュッシー)がそういう感じでした。

三浦友理枝オフィシャルサイト:
http://www.yamaha-mf.or.jp/art/official/yuriemiura/

インタビュー:
http://sankei.jp.msn.com/entertainments/news/120307/ent12030716220014-n1.htm
ラヴェル自身だって(こんなにうまくは・・・筆者挿入)弾けなかったはず とサラリと発言。

YouTube: http://www.youtube.com/watch?v=28hgz7ED9w4
http://www.youtube.com/watch?v=28hgz7ED9w4&feature=fvsr

「夜のガスパール」非商業用のMP3ファイルをダウンロードできます
http://imslp.org/wiki/Gaspard_de_la_Nuit_%28Ravel%2C_Maurice%29

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2012年3月28日 (水)

MLBvs阪神タイガース@東京ドーム:不都合な真実

Photo

日曜日に東京ドームに行ってきました。ほぼ半年ぶりでしたが、すごい賑わいぶりにびっくりしました。阪神タイガースvsシアトル・マリナーズなので、読売巨人軍ぬきの東京ドームというめずらしい試合です。普段よりも高価な料金設定にもかかわらず、41番ゲートへの道は遠く(球場の設計ミス)、アリの行進のようにのろのろとしか進まず、入場するのに30分くらいかかりました。有名無実の金属探知機検査などやっているからこんなことになるのです。持ち物チェックも41番ゲートがある限り、ちゃんとできるはずもなく、やってますよというアリバイ作りに過ぎません。

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巨人抜きでこれだけ人が入るのはひとえに阪神ファンとイチローファンのおかげです。ライトスタンドに比べてレフトスタンドはぎっしりでした。なぜかタイガースは3塁側で、マリナーズが1塁側です。にもかかわらずユニホームはホームのものです。

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さすがにイチローで、数少ないマリナーズのヒットの内1本を打ちました。キャッチャーは小宮山。ホームのユニフォームです。

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試合は岩田の好投、金本の2ランなどでタイガースの完勝。スクリーンに出ているのは岩田。糖尿病にも負けないで頑張っています。

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この試合はイチローがヒットを打ったので、スポーツニュースでも報道されましたが、ひどかったのは月曜日のオークランド・アスレチックス戦。12:6でタイガースが圧勝しましたが、この試合についてはスポルトですら1秒も報道しませんでした(ずっと期待して見ていた者の気持ちになってみてよ)。TBSやテレ朝でもやってなかったようです。MLB有数の名門チームであるアスレチックスの本番直前の完調状態で、タイガースが圧勝したわけですから、これは偉業だと思いますが、全く報道がないというのは日本のマスコミが如何に偏向しているかという証拠だと思います。MLBにとっても、開催者にとっても、メジャーマスコミにとっても不都合な真実だったのでしょう。不都合な真実は、相当追い詰められないと、日本のメジャーマスコミは報道しません。

だからといって、日本のプロ野球がMLBを越えたなどと言うつもりは全くありません。アスレチックスにしても、年俸が高いという事以外に、傘下のチームを7チームもルーキーリーグからトリプルAまで保有しているわけですから、チームの組織が全然違います。

主審はアメリカ人でしたが、日本の審判よりストライク・ボールについては正確だと感じました。これは審判がどれだけ正確に判定しているかを判定する委員会があって、査定するからだそうです。こういう点は日本でもすぐに見習うべきだと思います。

http://www.youtube.com/watch?v=mXLLkTorxvM

http://www.youtube.com/watch?v=RFE9q7GZPVA

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2012年3月27日 (火)

JPOP名曲徒然草93: 「Smile again」 by 西尾由美子

51tfguyr0yl__sl500_Busin は Wizardry family のゲームですが、プレイしたことはありません。この「Smile again」は挿入歌だそうですが、ニコニコ動画で隠れた名曲と紹介されているくらいです。確かに切なく美しいバラード曲ですね。JPOP名曲徒然草のポリシーを曲げてでも紹介してみたい曲です。

この曲のCD(マキシシングル)は持っていませんが、アマゾンを覗いてみるとプレミアがついていて¥12,000でした。オリジナルサウンドトラックは最低が¥24,800。なかなか入手するのは困難だと思われます。出版は2001年。西尾由美子さんと言うシンガーについても全くわかりません。このCDがデビュー作だそうです。作詞・作曲なども私にはわかりません。ご存じの方がおられたら是非コメントつけてください。

ニコニコ動画(登録が必要)
http://www.nicovideo.jp/watch/sm1753256

YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=q0VPzX3Kd4I
https://www.youtube.com/watch?v=6XBd3m1-dBs

同名異曲ですが、これも名曲でしょう
https://www.youtube.com/watch?v=LGdBvGB5Wg4

d-trance いいね!
http://www.youtube.com/watch?v=JZMt6tZuHUA

西島三重子の「そうよ smile again」
https://www.youtube.com/watch?v=YvzFbk7R60c

弘田三枝子の「スマイル」 胸を締めつけられます
https://www.youtube.com/watch?v=n4U_Xm-6v60

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2012年3月25日 (日)

2011/2012 リーガ・エスパニョーラ第30節: バルサ10人で逃げ切る

Braugranaレアル・マドリーが突然2連続ドローで、リーガもようやくざわつきはじめました。バルサは同じカタルーニャ語圏のマヨルカのイベロスター・スタジアムでアウェイ戦。マヨルカはFW:ヒメネス・ヴィクトール、MF:ゴンザロ=カストロ・ティッソーネ・マルティー・ペレイラ、DF:パブロ=カセレス・ラミス・ヌネス・チコ、GK:アワットで442。バルサはFW:ペドロ・メッシ・サンチェス、MF:イニエスタ・チアゴ・セスク、底:ブスケツ、DF:プヨール・ピケ・マスチェラーノ、GK:バルデス。戦略的な343ではなく、DFの数が足りないのでやむなく343という困った状況です。

最初はマヨルカのペースではじまりましたが、13分にメッシが抜け出してシュート。しかしこれはGKの顔面で止められてしまいました。3バックのバルサは守備が不安定で、バルサの左サイドを抜け出されてピンチを招きますが、何とか失点は免れます。25分メッシのFKがゴール左へそれそうになるところを、サンチェスが頭で押し込んでゴールと思いきや、メッシのゴールという報道もあるそうです。VTRをある角度で見ると、コースが変わっているように見えるのでサンチェスのゴールと思いますが、さてどうなるか? 33分にはチアゴの素晴らしい守備からサンチェスにパスが渡り、サンチェスがシュートしましたがDFに当たり、さらにバーに当たるという失敗で残念。

後半早々マヨルカはヒメネス→ヘメド、チコ→ヌスエの交代で点を取りに来ました。ここでまたもや不思議なレフェリーの判定。チアゴがハンドで2枚目のイエローカードをもらって退場するのですが、手を後ろに位置させて肩にあてているもので、ファウルすら取りにくいプレーだと思いますが・・・(下の YouTube を参照して下さい)。これでたまらずセスクをモントーヤと交代させて4バックにしました。

34分にメッシのシュートがポストに跳ね返るところをピケが押し込んで、ようやく2点目を取ってバルサが何とか逃げ切りました。これはオフサイドではありません。今日はブスケツの守備が目立ちました。やはりローテーションは大切ですね。

http://www.youtube.com/watch?v=dIssWwBz07s&feature=related
http://www.youtube.com/watch?v=Sa8xlo2u79U

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2012年3月24日 (土)

インバル-都響のショスタコーヴィチ「交響曲第4番」@東京文化会館

Photo東京文化会館にインバル-都響のショスタコーヴィチ交響曲第4番を聴きにいってきました。早めに着いて2Fのレストランでお食事。ここは10年ぶりくらいでしたが昔のままの雰囲気で、こういうのはいいですね。デザートでアップルパイに酸っぱいアプリコットソースがついているのがなかなかいけてました。

今日もチケットは完売だそうで、都響演奏会も最近はうかうかしているとチケットとれません。本日のコンマスは矢部ちゃんでサブはゆづき。ゆづきさんについては、彼女が演奏しているだけで、オケの品格が1段上がるような気がします。マキロンが心臓だとすると、ゆづきは脳みたいで、対照的なのが面白い。最初はチャイコフスキーの「ロココ風の主題による変奏曲」。ソリストは期待の若手チェリスト宮田大さんです。まずその美音に圧倒されました。品が良くかつ堂々たる演奏で文句のつけようがありません。

ショスタコーヴィチ交響曲第4番は彼の他の交響曲にくらべて名曲だとは思いませんが、ショスタコーヴィチ自身が自分の綱領だと言っているくらいですから、彼の作品の種本みたいなものなのでしょう。随所にすごい部分もありますが、作品としてのまとまりには欠けているように思います。むしろショスタコーヴィチのシンフォニーを演奏する準備として、オーケストラのトレーニングのための曲ともとれます。スターリンの死後いつ発表しても良いような状況になってからも作曲者が8年も発表しなかったのは、作品をつくるための種本としては重要であっても、それほど発表したいという熱意は持っていなかったのではないでしょうか。

インバル-都響の演奏はいつも通り素晴らしいものでした。特に第1楽章のバイオリンとビオラで演奏するフーガの部分には、まるで天井にトルネードが舞っているような強烈な印象がありました。しびれましたね。第2楽章がやや退屈で、作品を26年も公表しなかったのなら、もう少し楽しめるように改訂して欲しかったと思います。第3楽章はとくにコーダが美しくて素晴らしい余韻が残りました。フライイングの拍手やブラボーもなくて、聴衆のマナーも今回は合格でした。かなりマイクが立っていたので、この演奏もそのうちCD化されるものと思われます。

前回の「新世界」交響曲に続いて、またオケメンバーが引き上げた後、聴衆はオールスタンディングでインバル翁をステージに呼び戻すという熱狂ぶりでした。インバル-都響の快進撃はどこまで続くのでしょうか。マーラーではいろんな仕掛けで驚かせてくれるインバルですが、「新世界」や「タコ4」では非常にスマートに直球勝負という変幻自在なインバル翁で目が離せません。こうなるとマーラーの「大地の歌」は所用で行けないのが残念!

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2012年3月22日 (木)

2011/2012 リーガ・エスパニョーラ第29節: バルサ グラナダとの乱戦を制す

Braugranaバルサは3月中旬から4月いっぱい、ずっと週2回のペースで試合があるので選手のやりくりが大変です。特にSBアビダルの欠場は痛い。ここで下位チームグラナダとの対戦と言うことで、何とか主力を休ませたいところですが、ペドロ・セスク・イニエスタ・マスチェラーノ・ブスケツをはずしました。

小雨煙るカンプノウ。FW:クエンカ・メッシ・サンチェス、中盤:チアゴ・チャビ、底:ケイタ、DF:アドリアーノ・プヨール・ピケ・ダニ、GK:バルデス。グラナダはイガロ・マルティンスが攻撃の中心でベニテスが左からからんでくる感じ。ハラ・リコ・モイセースが中盤。DF:シケイラ・ゴメス・マインス・コルテース、GK:ジュリオ・セザール(インテルのGKと同姓同名)。バルサはいつも通り。グラナダはきれいに並んだ4バックのDFラインでオフサイドトラップをしかけてくるスタイル。

開始早々ダニのクリアボールをマルティンスが受けて突っ込みシュートするも失点は免れます。4分バルサは左のクエンカが逆サイドのメッシにロングフィード。これをメッシが頭で中央にもどした球をチャビがボレーで合わせてゴール。11分にはサンチェスからメッシにパスが出ますが、メッシがシュートミス。しかし17分に左からクエンカがドリブルで抜けてクロスを上げたところ、DFのヘッドでのクリアがメッシの前にきてメッシがボレーで合わせゴール。

完全にバルサペースで2:0の楽勝ムードで前半が終了。ところが後半信じられないような乱戦になってしまいます。まず恐れていたことがおこりました。唯一の左SB専門職のアドリアーノが肉離れで離脱。急遽プヨールが代役で、CBにはマスチェラーノを起用。グラナダはハラを下げてウチェを投入。点を取りに来ます。

9分FKからマインスに美しいバックヘッドをプレゼントされてしまい、楽勝ムードが一気に終了。嫌な雰囲気が漂います。16分にはベニテスに走り負けたダニが、エリア内でたまらず後ろからベニテスにからんでPKをもらってしまいます。これをシケイラにうまく決められて2:2の同点。

この暗雲を払いのけたのはやはりメッシ。22分ダニのスルーパスを抜け出して受けたメッシがGKをループで通過してゴール。実はスローで見るとこの時のメッシはわずかにオフサイド。バルサはラッキーでした。勝ち越したところでバルサはサンチェス→テージョ、チアゴ→イニエスタの交代で押さえ込みにかかります。

37分にはそのイニエスタの見事なマルセイユルーレットからのスルーパスが左から突入するメッシに通ってメッシが強烈なシュート、こぼれたところをテージョがゴール。41分にはダニの芸術的なスルーパスがメッシに通って、メッシはGKも交わして5点目の天井に当たるゴールでハットトリック。ところがこれでは終わらず、またもやベニテスがらみで、ベニテスのセンタリングがダニの手に当たって、再度のPK。これは全くのアクシデントで、ダニにとっては厄日でした。ダニの出場停止で次節は左右のSBが不在というとんでもない事態となりました。これもシケイラに決められて5:3。カードが12枚も出るというドタバタ試合でしたが、一方で随所に素晴らしいプレーもあったゲームでした。

ゴールシーン:
http://www.youtube.com/watch?v=rgk3ot4OOPs
http://www.youtube.com/watch?v=c-6mv1tSNhs

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2012年3月18日 (日)

2011/2012 リーガ・エスパニョーラ第28節 バルサ 不調のセビージャに完勝

Braugranaバルサファンにとって大変心配なニュースが発表されています。左SBのアビダルの肝臓の状態が悪く、数週間以内に肝移植手術を受ける予定だそうです。サッカー選手として再起できるかどうかということよりも、無事に生きていて欲しいと願うばかりです。

今日はセビージャの本拠地アンダルシアのサンチェス・ピスファンスタジアムでの試合。セビージャは強豪チームですが、今シーズンは調子が出なくて、デル・ニド会長は激怒中だそうです。カヌーテとマヌが攻撃の中心で、中盤はレジェス・ラキティッチ・メデル・ナヴァス、DF:ナバーロ・エスキュア・スパビッチ・ルナ、GK:パロップ。対するバルサはFW:イニエスタ・メッシ・ペドロ、中盤:セスク・チャビ、底:ブスケツ、DF:アドリアーノ・マスチェラーノ・ピケ・ダニ、GK:バルデス。

今シーズンのペドロは試合には出ているのですが、昨年のような輝きはみられません。調子が悪いような感じはないので、なぜなのかよく分かりません。ともかくシュートが入らないのです。今日も最初のシュートは7分ペドロでしたが、相手に当たってゴールの屋根に落ちました。17分にアドリアーノがスパビッチに引っかけられ、エリア近くの左サイドでFK。チャビがナイスコントロールで左上隅に決めてバルサ先取点。

セビージャは中盤のチェックを厳しくして得点を狙いますが、パスミスは結構多くて助かります。マヌが左からシュートしますがバルデスがはじいて何事も無し。そのうち25分イニエスタからメッシにきれいなスルーパスが通って、受けたメッシがDFをひとり股抜きで交わし、GKはループで交わしてゴール。

非常に危なかったのは32分、ピケの前でワンバウンドした球を後ろにいたカヌーテにさらわれてヘディングされますが、バーに当たって命拾い。そのあとまたカヌーテに右からシュートを打たれますが、アドリアーノが何とかさわってセーフ。バルサもセスクが1:1を決められないなどチャンスを逸して前半終了。

後半はしばしばバルサの左サイドをナヴァスやカヌーテに走られてピンチを招きましたが、セビージャの決めて不足もあって得点成らず。バルサもダニが右サイドから再三クロスを上げますが、決められず大味な感じで試合終了。アビダルがいないわけですから、アドリアーノがもう少しやってくれないとバルサはピンチです。かといって今日も先取点はアドリアーノの上がりでとったFKですから、守備に専念されても困るので悩ましいところです。これでアドリアーノが故障でもしたらどうなってしまうのか。試合終盤にアドリアーノはプヨールと交代しましたが、めずらしくペップがアドリアーノに激怒していました。

サンチェスが最後に出てシュートしますが決まらず。メッシ以外の点取り屋、ペドロ・セスク・サンチェスの輝きが消滅しているのが、バルサのつらいところです。メッシを意識する余り、自分のプレーができていないのではないかとも感じます。マドリーが全く負けないので、リーガは全く盛り上がりません。マドリーは選手層が厚いですね。ハードスケジュールでバテて負けることがないのでしょう。今日バルサは勝ったので、イニエスタは出場した最近50試合で一度も敗戦がないそうです。

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2012年3月17日 (土)

インバル-都響のドヴォルジャーク「新世界」@オペラシティー

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インバル-都響の「新世界」交響曲ということで、チケットは完売。オペラシティーのコンサートホールは大盛況でした。早めに到着し、例によってサンクンガーデンのフローラでピザを食べて、腹ごしらえをしてから出撃。本日のコンマスは山本さん、サブは都響のダイナモ、マキロンです。ゆづきは2列目。特任の店村さんもみえます。イングリッシュホルンは南方さん。

一曲目はドヴォルジャークのピアノ協奏曲。クン=ウー・パイクさんのピアノはまじめ一徹という大変立派な演奏で、都響も頑張っていましたが、曲が・・・。素材は良いとして、もう少しうまくまとめられないかなという感じです。この作曲家が16年後にベートーヴェンの「運命」と人気 No.1 を争う「新世界」交響曲を世に出そうとは、誰が想像したでしょうか?

休憩後はいよいよその「新世界」交響曲。指揮台の周りを4本のマイクが取り巻くという見たこともないセッティングにびっくり。弦楽器の微弱音が美しい曲なので拾いたかったのでしょう。マエストロ・インバルのカリスマ的な統率で、素晴らしいアンサンブルの演奏でした。ライヴ・レコーディングということで、インバル爺も楽団も非常に力が入っていました。ただそれだけにインバル爺に言いたいのは、第2楽章の入りなどはもっと慎重に合図を出して欲しいということです。

とはいえ、私が聴いたインバル-都響の演奏の中でも最上級だと思いました。演奏終了後、楽団員が引き上げた後も聴衆の拍手がなりやまず、オールスタンディングでマエストロ・インバルをステージに呼び出しました。皆さん同じく、今日の演奏には強烈なインパクトを感じたのだと思います。もっとゆるい感じの、牧歌的な演奏も良いと思いますが、今日のようなエネルギー全開で疾走する演奏も得難いものだと思います。

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帰りに同じフロアのギャラリー5によって、リサ・ラーソンのミニアニマルシリーズのなかからハリモグラ( 長辺 2.5 cm くらい)を選んで購入。ハリモグラはカモノハシなどと同様卵を産む哺乳類です。ストラップに使えます。

都響の名花 田口美里さん: http://www.youtube.com/watch?v=jqwYlyqMFDM

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2012年3月16日 (金)

サラとミーナ133: 体を伸ばしてリラックス

Img_1658a私が何かしようとすると、ミーナは邪魔しようとするのが常です。自分以外に関心が向かうのが不満なのです。パソコンの前に座ると、さっそくやってきてキーボードを打てないように妨害します。キーボードの上に座り込まれると、画面が無茶苦茶になります。

Img_1659a ここ2,3日寒いので、床暖房をつけると猫たちは床の上に思い切り体を伸ばしてゴロゴロします。

興味深い話↓
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ケイシー まつおか  (@Casey_Matsuoka) さんの話
2012/02/29 01:30:46 from web

(1)今日、夕方の酒席である有名なエコノミストと同席。こうした著名な人には珍しく原発問題を語っていた。彼の確認したところでは、「政府の今やっていることは最善策である」という。少しカチンときたので黙って聞くことにした---。

(2)彼が指摘するのは、①菅首相が「アメリカに占領されるぞ」と話した事 ②その後、特捜部も菅直人らに事情聴取すらしない事 ③国際会議でも菅直人が招かれ歓迎されている事――これらにはちゃんと理由が‥。 菅首相は実はアメリカや世界中と連携して今の福島と関東の被曝を敢えて許したのだという。

(3)もしもあの時、本当に福島と関東地区に避難命令を出し、3000万人以上を避難させたら、経済はマヒ、株価や日本国債も暴落・利回は上がり世界経済は大混乱に陥った。 その後の欧州危機も重なり、今では世界中で戦争が起きていた、折しも3.11は中東のジャスミン革命の真只中だった。

(4)東電は情報を管理すらできず、一方米国からは矢の催促。専門家の話を聞いた菅直人氏は「最悪の事態」を想定し、一度は3000万人の避難を指示しようとしたという。それを止めたのは、アメリカ。 すぐさま官邸を情報はスルーされるようになり、重要な情報も首相と側近は本当に知らされず骨抜きに。

(5)アメリカや欧米諸国は、日本にいる自国民の安全は守りつつ、日本の経済活動は止まらないよう情報操作に乗り出し、官僚組織や大手マスコミそして慌てふためく東電も巻き込んだ。 当時、親米派議員だけが先回りした動きができたのはこのため。トモダチ作戦決行も直前まで首相は知らなかった。

(6)東電は官邸でなくアメリカ軍に情報を提供。彼らは自分達の手には負えないと知っている。自衛隊も。頼れるのは世界最高の原子力対応ノウハウを持つ米軍の特殊部隊しかいない。 その情報を元に在日米軍や外資系企業幹部、そしてマスコミ幹部には情報は渡り、官邸はその二次情報に頼るしかなかった。

(7)そうしたアメリカの意図や行動を見て、菅首相は「アメリカに占領されるぞ」と側近に語ったという。 もし彼が首都圏3000万人の避難を強行していたら在日米軍と第7艦隊は日本を災害救助と原発事故収束の名のもとに押え、全責任を不人気の菅首相に…。菅氏らが生命の危険を感じたのも無理は無い。

(8)つまり、今の福島県民の被曝も、首都圏の人達の被曝も、汚染食品の流通も、すべてアメリカや世界経済の崩壊を避けるための、「捨て石」となった。 福島県民と子供達、そして首都圏の人達を犠牲にすることで、世界経済と秩序を守った。確かに未だに世界各国は日本の産品を禁輸している。

(9)確かに、経済政策も白川日銀総裁はどれだけ円高が進んでも通貨供給をしなかった。日本から企業、外資系企業を逃がす戦略をアメリカが取り、日本の資産を売却し高い円で海外企業や資産を買い移転させる。 事実、それで外資の拠点は去り、外国人が株を持つ日本企業の空洞化が進んでいる。

(10)今の状態は、日本国民が放射能被曝を続けながら経済活動だけは世界経済は崩壊しない程度に回し続けるように全てが操作されている。諸外国から見れば、福島の子供が何人甲状腺癌で死のうが関係ない。 むしろ都合がいい。政府首脳も上級官僚もマスコミ幹部もそれに逆らえない。彼らにも生活がある。

(11)優秀なハズの国会議員が放射能問題では矛盾したことを言うのには理由がある。これが「最善策」だからだ、世界そして日本にとって。 だから、福島の人達は逃げなければ、単に見殺しにされるだけ…彼の言うとおりだ。その彼も公の場では言わない。彼にも生活がある。今夜は酒で口が滑っただけだ。

(12)世界経済と日本にとって、福島の人達が、日本の子供達が人知れず安楽死してゆくのが「最善策」なら逃げるしか生き残る手はない。 ---なぜ、菅直人が逮捕も取り調べもされず、海外でも堂々としていられるのか…彼は「世界経済を救った」のだ。福島の子供達の命と日本の運命をを引換に…。

(13)まぁ、酒席の戯言。信じるも信じないも、私次第か。。。

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ここまでケーシー松岡さんのお話↑

福島第一原発については非常にラッキーな面がありました。
4号機は爆発したにもかかわらず、使用済み燃料プールが倒壊せずに残っていて、水も漏れていなかったということです。これは奇跡です。
このおかげで私たちはまだ関東に住んでいるわけです。
もちろんこれが余震や事故で倒壊すれば、とてつもない放射能が放出されるのでしょう。
落ちた核燃料に水をかければなんとかなるという人と、保たないという人はいるようですが。

http://www.youtube.com/watch?v=Y5J33LdXK58&feature=youtu.be&a

http://d.hatena.ne.jp/rakkochan/20120309/p1

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2012年3月13日 (火)

3月11日のマーラー

426pxgustav_mahler_19093月11日(土)NHK総合テレビで「3月11日のマーラー」という番組をやっていました。すでにいろいろなウェブサイトで紹介されていますが、私も一言。番組の主役である新日本フィルは新たにダニエル・ハーディングを指揮者に迎えて、これから都響の最大のライバルになるかも知れません。ハーディングは30代半ばですが、すでに欧米でもわが国でもかなり有名な人気指揮者です。

3月11日彼は都心のホテルから、就任した新日本フィルではじめてのコンサートを行うため、本拠地・すみだトリフォニーホールまでタクシーで向かっていました。その途中にあの地震に遭遇するとは、彼は日本とよほど深い縁があるのでしょう。電車で向かっていたらたどりつけなかったでしょうから、タクシーに乗っていたというのも不思議な因縁です。

ともかくたどりついたら、待っていたのは動揺する団員でした。リハーサルは延期され、コンサートをやるかどうか、楽団は難しい決断を迫られていました。しかし楽団は建物をチェックして無事を確認し、お客さんが一人でも来てくれればコンサートを断行するという方針を決めました。

集まったお客さんは105人。何時間も歩いて来た人もいたそうです。そして団員の中にも電車で地震に遭遇し、新橋から40歩走っては40歩あるくという方法でホールにたどりついた人もいたそうです。本来は1800人定員のホールだそうで、寂しい客席だったと思います。

曲目はマーラーの交響曲第5番。この曲はトランペットのソロではじまりますが、その演奏を聴いていて、こんなに深い憂愁の響きを聴いたことがあっただろうかと震えました。指揮者は全くタクトを振らず、じっと佇んでいます。全曲聴きたかったのですが、番組の時間の関係で一部しか放映されませんでした。それでも、その一期一会の演奏には胸を打たれました。

終了後、事務局員・団員・指揮者・聴衆で家に帰れなかった多くの人がホールで一夜を過ごしたそうです。その記念写真に顔をぼかした人が何人かみられました。「こんな時にホールで音楽を聴いているなんて不謹慎な」という非難が怖かったのでしょう。しかし私は地球が滅亡する時には、この曲をホールで聴いていたいなと思いました。

新日本フィルはたとえ音質が万全でなくても、この演奏のDVDを出版するべきでしょう。

こんな曲です

第1楽章: http://www.youtube.com/watch?v=rsouEMV4Pb8&feature=related

第4楽章: http://www.youtube.com/watch?v=_CjoCAemK6Y&feature=related

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On the afternoon of March 11 I was in a car driving across Tokyo for a general rehearsal of Mahler's 5th Symphony with the New Japan Philharmonic. What happened that afternoon, and in the subsequent days, will colour the way I think of this music for ever.

That evening we played a concert together in Sumida Triphony Hall for a tiny audience of those who had made their way to the concert hall, as bewildered and shocked by the events of the day as we were. This was my first concert as Music Partner of NJP. A concert we had all been looking forward to for a long time, a moment for celebration. However, as it turned out, it was a moment touched by unimaginable tragedy and sadness. None of us who were in Japan on that day, and in the following week, will ever forget what we experienced and the horrendous news and images coming to us from the Tohoku region.

I have had the privilege of spending much time in Japan over the last 13 years. Yours is a country I have come to love very deeply and I feel an enormous respect and warmth for the Japanese people. For me to be in Tokyo on March the 11th, and to experience the dignity and bravery of those so deeply affected by the earthquake and tsunami, was a humbling and touching experience. It was with a heavy heart that I left for Europe 5 days later. In the past I have often missed Japan after departing, this time the feeling was more intense.

Our planet is alive. Without the geological activity that causes such tragedy and suffering there would be no life on Earth. This is a mind-numbing paradox and can bring no comfort to those whose lives have been ripped apart. Maybe music, amongst the many great achievements of mankind, can help us to try to comprehend the magnitude and the context of such suffering. Maybe music can also help us, in the smallest way, to begin to heal.

This has been a disaster of unprecedented scale. All over the world now people look to Japan and the extraordinary, almost superhuman, dedication and effort of the Japanese people to rebuild. We are all moved and inspired by this devotion and sacrifice. There is no doubt in any of our minds that Japan will recover even stronger and even greater than before.
As musicians we can try to provide those in need with happiness, emotion, vitality and courage through beautiful and thought-provoking music.

It seems absolutely appropriate to me to play Mahler's 5th on the occasion of this charity concert. It is a great discourse and meditation on Love, Tragedy, Life and Death. In this concert, and indeed every time I again have the privilege of conducting this symphony, I would like to dedicate it to those who lost their lives, their loved ones, their homes or their livelihoods during those days in March.

I would also like to express my deep thanks and gratitude to the organisers of this charity concert and also to the NJP for all of their understanding and gracious cooperation, without which this concert would not have been possible.

Daniel Harding

(写真はウィキペディアより、ハーディングさんのコメントは新日本フィルHPから引用しました)

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2012年3月12日 (月)

2011/2012 リーガ・エスパニョーラ第27節 バルサ ラシンに完勝

Braugranaスペイン北部のサンタンデールのエル・サルディネーロで、ラシン・サンタンデールと対戦しました。ラシンも先週のヒホンと同様下位に低迷するチーム。

ラシンは新加入のババカルとおなじみババクリ(ディオプ)がFWで面白い名前のコンビ。MF:ムニティス・グジョン・コルサ・アラーナ、DF:シスマ・ベルナルド・ゴンザレス・フランシス、GK:マリオ=フェルナンデス。バルサはFW:ペドロ・メッシ・クエンカ、MF:イニエスタ・チャビ・セスク、DF:プヨール・ブスケツ・マスチェラーノ・ダニ、GK:バルデス。
ピケは先週のおかしなレッドカードで出場停止です。

開始からしばらくはバルサのパスミスが目立って危ない感じでした。ミッドウィークの試合の疲労残りか、ピッチコンディションの問題なのか? ババカルのモヒカンが非常に目立ちますが、しだいにピッチに慣れてきたのかイニシアティヴはバルサ。23分イニエスタが右上隅を狙いますが、惜しくもカドに当たって得点ならず。25分にはセスクが完全に抜け出してシュートしますが、マリオにはじかれます。しかし29分ゴール前密集からチャビが右のセスクにパス。セスクから中央のメッシに戻して、メッシがうまく当ててゴール。

後半ラシンはババカルをステュアーニに替えて、全体に押し上げてきますが11分セスクがエリア内でシスマに倒されてPK。メッシが慎重に決めて2点目。ラシンはほとんどシュートも打てずで、バルサの圧勝でした。とはいえイニエスタはもともとシュートは得意じゃありませんが、ペドロ・セスクあたりのシュートがさっぱり決まらないのは困ったものです。今日はクエンカ・テージョの若手まで伝染したのか、シュートミスが目立ちました。

ラシンの守備は結構優秀でした。ただラフプレーが多いのは困りますね。後半はレフェリーが退場を恐れてか、カードが出て当然の行為も見逃していました。きちんととってくれないとけが人が出ます。

http://www.youtube.com/watch?v=5P-fYXinD64
http://www.youtube.com/watch?v=S8n_orOqzy4

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2012年3月10日 (土)

JPOP名曲徒然草92: 「夜店のうた」 by 平山泰代(紙ふうせん)

1「紙ふうせん」の平山泰代さんの声は国宝ものだと思うのですが、私的には彼女はボーカリストとして大変不遇だったと思います(ご本人は微塵もそんな風には考えておられないと思いますが)。赤い鳥時代はリードヴォーカルの山本潤子の陰に隠れて、ほぼ高音のハモり専門でしたし、分裂してやっと紙ふうせんのリードヴォーカルになりましたが、後藤悦治郎さんの曲は、私の意見としては相方の声の特質を生かす作品になっていないものが多く、宝のもちぐされだと感じています。

それでも自作曲やカバー曲などでは、納得できる歌唱があります。
例えばこの「夜店のうた」作詞/作曲:平山泰代、編曲:服部克久(私が持っているのはソニー・ミュージック 紙ふうせんゴールデン☆ベスト MHCL397-8)ではやわらかなバラードメロディーが平山さんの声質にはまっていると思いますね。妙に日本民謡風でないところがいいです。

https://www.youtube.com/watch?v=F9MBNRl2xLU

赤い鳥時代のヒット曲「翼をください」では、この映像でも平山さんは少ししか写っていません(ショッキングピンクのセーターでピアノを弾いている人)。赤い鳥時代はこんな感じだったのでしょう。

http://www.youtube.com/watch?v=la35ph4gpuA

「赤い花 白い花」では素晴らしいハーモニーをつけています。

https://www.youtube.com/watch?v=4HqS0BdEnIk

数少ないですが平山さんをフィーチャーした赤い鳥の曲もあります。

雪のふる夜は(名曲)
https://www.youtube.com/watch?v=Ejnp92xowNI


http://www.youtube.com/watch?v=IQDhED6rygg
http://www.youtube.com/watch?v=1yGupEw03AE

貴重映像
https://www.youtube.com/watch?v=unK7Hk8_Xo4

紙ふうせんの曲

別れの鐘
https://www.youtube.com/watch?v=WxPOl55hkpU

小さな鳥(アメリカ民謡)
https://www.youtube.com/watch?v=P9_e1XYLqx0

朝(あした)の空
http://www.youtube.com/watch?v=MkIcYYGmAMs

竹田の子守歌
https://www.youtube.com/watch?v=66QBy-5FV6U

誰に告げようか・・・
https://www.youtube.com/watch?v=aQ9n9SVvyF4

風の翼に
https://www.youtube.com/watch?v=MgN1zs1Dqik

風はやさしく
http://www.youtube.com/watch?v=E0GKW0XjRzs

ドリーム
http://www.youtube.com/watch?v=hyd2VQ-rOWI

たそがれどき
http://www.youtube.com/watch?v=s_O5vuauJHQ

この他「書簡集」に収録されている「雪の降る夜は」なんかも名曲です。

「紙ふうせん」の大ヒット曲「冬が来る前に」。これは浦野直氏の作曲です。
https://www.youtube.com/watch?v=TcpoY6ZY1UM
https://www.youtube.com/watch?v=bc-_DU4vONw
https://www.youtube.com/watch?v=rutNu0xEAgU
https://www.youtube.com/watch?v=oM8r92uRXpY

紙ふうせん コンサート
https://www.youtube.com/watch?v=rDsTh35Q504

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2012年3月 8日 (木)

新聞・テレビはなぜ平気で「ウソ」をつくのか by 上杉隆

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もうすぐあの3.11から1年が経過しようとしています。その後いろいろなことが私たちにも明らかになってきました。私たちの業界関係で言えば、原発事故前・事故後いかに多くの学者がでたらめな発言を行っていたかということが明らかになり、大変なショックを受けました。魑魅魍魎の原子力村のなかではかなりの好人物だとは思いますが、最も重要なポジションにあった班目春樹氏に至っては、総理に水素爆発はないと言ったとたんに水素爆発して、「あーっ」とうなって頭を抱え込んだという醜態で言葉を失います。彼らはアカデミズムに対する国民の信頼を著しく毀損したという意味でも罪は大きいでしょう。国民の生活にはほとんど関係のない論文のデータをいじったというカドで首になった学者がいることを考えると、彼らのウソや不明のせいで被曝した人もいるという実害を与えた人々が何のおとがめもなしというのは割り切れない気持ちです。

もうひとつショックだったのは、マスコミが正しい報道をせず歩調をそろえて何かを隠蔽しているという印象を受けたことです。放射線に関係する仕事を少しでもした経験のある者なら、ヘリコプターで水をまいているのを見て、これはメルトダウン間近だと背筋が寒くなったと思いますが、そのときでもマスコミと学者は「安全だ、大丈夫だ、メルトダウンなんてあり得ない」の大合唱でした。レントゲンなら○○シーベルト、CTなら○○シーベルト、アメリカにジェット機で飛んだら○○シーベルトなどと外部被曝だけを議論して、内部被曝については意図的に触れないようにするという姿勢にもあきれました。こういう状況をみると、さすがに私もウェブサイトで本当の情報を集めようとパソコンのキーをたたきました。この本の著者である上杉隆氏を知ったのはそんな時でした。ユーストリームや2chなどの非記者クラブメディアが原発事故報道で果たした役割は非常に大きいと思います。

テレビ番組が津波被害や原発事故報道中心になってから、ほとんどのスポンサーがテレビから逃げてしまい、代わりに登場したのが「ACジャパンという東電も深くかかわってる組織」というのはまさしくブラックジョークでした。博報堂の知人に「博報堂が情報をコントロールしているんじゃないか」と詰め寄ると「そんなことはない」と否定しましたが、一方でその後に「東電には本当にお世話になっているんでね~」というため息まじりの発言が続きました。そういうことで、当初はもっと簡単な構図で情報統制が行われていると思いましたが、この上杉氏の本を読むと、もっと深い部分に根があることがわかります。

この本によると、記者クラブのルーツは明治時代にあって、その頃は記者が団結して政府に立ち向かうという意図でつくられたものだったそうです。それが太平洋戦争時代に情報統制のツールとして使われるようになり、GHQ支配の時代にいったん自由になったのですが、GHQが去ってからは徐々に元に戻り、故後藤田正晴氏が官房長官時代に、彼の采配で官房機密費を使うことによって自在に記者クラブが操られるという構図が確立したそうです。今では記者があちこちで取材した情報を官邸に持ち込んで、見返りに便宜供与や官房機密費を手に入れていると著者は考えています。ですからCIAがなくても、議員をはじめ学者・文化人などがどんな思想をもっているかなどは官邸に筒抜けになっているわけです。フリージャーナリストや外国人記者にはこんな仕事危なくてやらせられません。

最近占い師によるマインドコントロールがマスコミで話題になっていますが、昨年の3.11から4月にかけて国民全体をニセ情報で必死にマインドコントロールしようとしていたのは記者クラブ=マスコミじゃないのかと言いたいですね。

私がふと思ったのは、なぜあれほど菅総理がマスコミにバッシングを受けたのかの理由は、ひょっとすると官房機密費の支払いが渋かったからではないかということです。ヘリコプターで現場に飛んだことがよく批判されますが、原発の状況がどこからも情報入手不可なら誰だって現場を直接見たくなりますし、原発安全担当の最高責任者が班目さん、保安院の院長は「私は文科系」と言って出てこない、経産大臣はあの泣きの海江田さん、東電は社長も会長も不在で大混乱では誰も信用できなくなるのは当然です。

上杉氏は原発容認派だそうで、かえってそれだけに言っていることに信憑性が増します。原発容認の思想には共感できませんが、上杉さんには今後ともご活躍なさることを祈念します。

新聞・テレビはなぜ平気で「ウソ」をつくのか 上杉隆著 2012年 PHP新書

上杉隆氏のHP: http://uesugitakashi.com/

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2012年3月 6日 (火)

2011/2012 リーガ・エスパニョーラ第26節 バルサ レフェリーの怪判定をはねのけ、ヒホンにエレガントな勝利

Braugranaカンプノウでのスポルティング・ヒホン戦です。メッシがカード累積で出場停止。彼にとってはプロになって初めてのことだそうです。今シーズンはバルサへの判定を厳しくするという裏の合意があることの証拠のひとつでしょう。ブスケツも出場停止。アビダルはケガ。サンチェスは体調不良。

ということで、FW:クエンカ・セスク・メッシ、中盤:イニエスタ・チャビ、底:ケイタ、DF:アドリアーノ・マスチェラーノ・ピケ・ダニ、GK:バルデス。ヒホンはクエバスの1トップ、2列目:アヨセ・カセス・カストロ・メンディ、ボランチ:オルフィラ、DF:カネージョ・ガルベス・ボティーア・スアレス、GK:ファン=パブロ。ヒホンはなんと言っても快速で頭髪を編んでチョンマゲに束ねているメンディが目立ちます。

ヒホンは下位に低迷するチームらしく、下がってガッチリ守備で引き分け狙いの作戦です。9分にはペドロがきれいに先制ゴールと思ったのですが、戻りオフサイドをとられてゴールならず。14分にはアドリアーノがドリブルでこじ開けてシュートしますがはずれ。なにしろボーリングのピンみたいに人が立っているので、ケイタやペドロがシュートしますが、人に当たってゴールならず。これは厳しいなと思っていたところ、左からアドリアーノがケイタを壁に使ってワンツーで侵入。中央のイニエスタにパス。これが足下に近すぎますがイニエスタがうまく当ててゴール。やっと1点とりました。

後半開始早々とんでもないことがおこります。クエバスの突入をピケが阻止したところで、なぜかレッドカード。ピケ退場です。下の動画をみてもわかるように、普通はファウルにすらとらないし、今日のレフェリーは相当激しく突き飛ばしたり押したりしてもファウルをとっていなかったので不可解な判定です。だいたいクエバスがピケをつかんでいて、ピケは振り払おうとしているだけに見えます。あり得ないレッドカードでバルサ10人になりました。それにしても今シーズンの判定は異常です。

http://www.youtube.com/watch?v=Exxc8Gq2_Vk
http://www.youtube.com/watch?v=yL3rLhdNFzU

ヒホンは一気にカルメロとバラルを投入し、攻撃的な作戦に切り替えました。これが功を奏し、メンディが右からGK正面にパスを出しますが、バラルが快足でその前を通過するようにシュート。同点ゴールを決められました。

バルサもペドロ→テージョ、セスク→サンチェスの交代で勝ちにいきます。24分ヒホン、エリア内で手でボールを掻き出しでもノーファウル。なんですかこれは。しかし34分にマスチェーラーノ→サンチェス→ケイタとゴール前までパスがつながり、ケイタが巧妙なシュートをバルサ側から見て右から左足で決めてゴール。実に軽いタッチのエレガントなシュートでした。

そして43分にはイニエスタがDFをひきつけ、ポンとゴール前のチャビに浮かせてパス。これをGKが出てくるタイミングに合わせて、チャビがループシュートでゴール。これもケイタのシュートと同様バルサらしい得点でした。

勝ちましたが、実に後味の悪いゲームでした。しかもサンチェスが肉離れで離脱・・・orz。

http://www.youtube.com/watch?v=xIC4GQFD7zc
http://www.youtube.com/watch?v=IgAfSInUsK0
http://www.youtube.com/watch?v=4tdOlXt9c3E

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2012年3月 3日 (土)

JPOP名曲徒然草91: エレス・トゥー”あなたなしでは” by 本田路津子

Honndarutuskoこれは厳密にはJPOPではありませんが、声の美しさで本田路津子がモセダデスに圧勝しているので、是非紹介したいと思います。結婚して渡米されていたそうですが、1988年に帰国されて以来、主として各地の教会で賛美歌・ゴスペルなどを歌っておられるそうです。時々一般向けの有料のコンサートもあるみたいです。

私がはじめてこの曲を聴いたのは共立薬科大学(現在慶応大学薬学部)の合唱団のコンサートで、素晴らしい曲だと思いました。合唱曲としてもいいですが、本田路津子のソロも声だけでエクスタシーを感じるくらいの迫力です。ケサラでもそうですが、彼女はラテン系の音楽を完全に別の音楽にしてしまうという意味でもすごい。

エレス・トゥー”あなたなしでは”
訳詞:本田路津子、作曲: Juan Carlos Calderon

全滅中

Mocedades
https://www.youtube.com/watch?v=Ea-CbMYbUEc

PC
https://www.youtube.com/watch?v=YVcBp2Qgivk

Park, Kang Soo
https://www.youtube.com/watch?v=qCAt5sRurRs

なかよしキャラクターバンド
https://www.youtube.com/watch?v=ntT2VjWjTnM

歌詞など解説:http://plaza.rakuten.co.jp/ruzerukabu/diary/200801140000/

CD:Sony Music Entertainment SRCL4403 Golden J-POP/The best 現役盤

ケサラ:
http://www.youtube.com/watch?v=uR0kmf8D3_8

ホセ・フェリシアーノ版
http://www.youtube.com/watch?v=GaxjBCnLbKc

風がはこぶもの:
https://www.youtube.com/watch?v=d7TdfXlbeLs
https://www.youtube.com/watch?v=W9NVSOIquPY
https://www.youtube.com/watch?v=V5pA1WBcaRA

http://www.youtube.com/watch?v=JGE44HmkOUI
http://www.youtube.com/watch?v=1yk3irKm3HQ
http://www.youtube.com/watch?v=pM9MCsk2H0U
https://www.youtube.com/watch?v=2cuJq3Tj5KM

耳をすましてごらん:
https://www.youtube.com/watch?v=uG0-_k1bVAs
https://www.youtube.com/watch?v=OIl5uXdSS-k
https://www.youtube.com/watch?v=DKyN_ymZNIk
http://www.youtube.com/watch?v=DPj9O7fQIKk

南野陽子版
http://www.youtube.com/watch?v=FUj-VeCrNUY

さよならをするために
https://www.youtube.com/watch?v=VXLvVu4h6hU
http://www.youtube.com/watch?v=7VV6YnClcnU

秋でもないのに
https://www.youtube.com/watch?v=0pkceweuAXM

死んだ男の残したものは (あの武満徹が残した唯一のポピュラーソング)
https://www.youtube.com/watch?v=PaXN4dH-zuk

友よ (岡林信康の曲)
https://www.youtube.com/watch?v=lPpGxdi1yPU

本田路津子情報
http://www.barks.jp/artist/?id=2000042837&m=tickets
http://www.sonymusic.co.jp/Music/Arch/SR/RutsukoHonda/
http://apricot-mh.at.webry.info/theme/2b8d406131.html

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2012年3月 1日 (木)

サラとミーナ132: ナーゴのミーナとうちのミーナ

猫町ナーゴの2012カレンダーの3月はお城猫ミーナの月です。なかなかの美猫で、とてもうちのミーナとは比べられませんが、うちのミーナも愛嬌は結構あります。テレビのイノシシに反応したりするところはなかなか面白い。しかしサラが休んでいるかまくらに突入したがるのは困ります。窮屈な上に体がはみ出しています。

猫町ナーゴのHP: http://neargo.jp/op02.html

カレンダー: http://www.calendar-club.com/shop/?mode=itemview&no=2012BN

Img_1648a

猫町ナーゴのカレンダー

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うちのミーナは愛嬌で勝負

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イノシシが気になる

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サラのかまくらハウスに突入し、サラを片隅に追いやりましたが、自分もはみ出してしまったミーナ。

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