コパ・デル・レイ準決勝 バレンシアを粉砕し、いざビルバオとの決戦へ
コパ・デル・レイ(国王杯)はあと2チーム破れば優勝です。優勝決定戦は1試合だけで行われるわけですから、時の運という要素が大きいのですが、準決勝のバレンシア戦はホームアンドアウェイの実力勝負なので、ここが正念場です。リーガの争いは他力本願になってしまったので、そう言う意味でもここが正念場です。
1stレグ(@メスタージャ)では情けないことにピントがエリア外でハンドのファウルを犯し、本来ならレッドカードで退場のところ、なんとおとがめなしで、最近のバルサ戦のレフェリーは狂っています。このレフェリーのおかげで1:1のドローとなったようなもので、まったく恥ずかしい試合でした。不安定なプレーのピントをコパ戦で使い続けているのはえこひいきといわれても仕方ありません。
さて2ndレグ(@カンプノウ)ですが、こんどはフェアな試合できっちり勝って欲しいものです。バルサはFW:クエンカ・メッシ・サンチェス、中盤:セスク・チャビ、底:チアゴ、DF:アビダル・マスチェラーノ・ピケ・プヨール、GK:ピント。故障者が多いバルサですが、イニエスタがベンチ入りしたのは頼もしい。バレンシアはソルダードが風邪でお休みというのが、バルサにとって朗報でした。トップ:アドゥリス、2列目:アルバ・ジョナス・フェグリ、ボランチ:バネガ・アルベルダ、DF:マチュー・ルイス・ラニ・ミゲル、GK:ジエゴ=アウヴェス。バレンシアで素晴らしいと思ったのはジョナスで、パス・ドリブル・シュートのどれをとっても鋭く危険な香りがします。あとはGKのジエゴ=アウヴェスで、いったいこの試合で何発とめられたことか。
バレンシアは前からガンガンプレスをかけてくる作戦。この作戦でくるチームにはともかく最初の15分がまんすれば、あとは次第に体力低下で、後半はバテバテとなりバルサペースになるはずです。その最初の15分はかなり押し込まれました。しかし16分、メッシがセンターラインの後ろからセスクにロングパスを出すと、これが絶妙でセスクもうまくDFより一瞬早くアウトにかけて浮かせてゴール。
このあとバルサの時間となり、メッシ、セスク、チャビなどがバンバンシュートを打ちますが、GKに止められて得点ならず。ジエゴ=アウヴェス・・・バルサに来てくれませんか?
後半早速アルバからスルーパスをジョナスに通されてシュートを食いますがピントがストップ。アドゥリスのヘッドも止めました。さらに14分ピントが出たところをアドゥリスにループを打たれますが、マスチェラーノがなんとかクリア。メッシはドリブルの調子は上々で、しばしば自力突破したり、パスを受けて抜け出したりしますが、歌を忘れたカナリアのようにシュートが決まりません。バルサの選手もメッシに期待しすぎで、もう少しサンチェスを使って欲しいと思いました。
31分にフェグリがプヨールの目をはたいて2枚目イエローで退場。これでバルサ有利となりました。36分にはサンチェスが左から進出し、ゴール正面のセスクにパス。これをセスクが右のチャビにノールックでワンタッチパス。FKなど外しまくっていたチャビですが、さすがにこれは1:1シュートでゴール。
これで決勝はアスレティック・ビルバオとの決戦となりました。ビルバオは国王杯優勝24回という国王杯命のチームなので、激闘が展開されることでしょう。アニモ バルサ!
1st
http://www.youtube.com/watch?v=W3KsMCuCnWw
http://www.youtube.com/watch?v=PnjZV0c5IGU&feature=related
ピントのハンド: こちら
2nd
http://www.youtube.com/watch?v=EdEGwzkUdCM
http://www.youtube.com/watch?v=T_nU41QtBvU&feature=related
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バルサ!
投稿: MBT アスレティック 格安 | 2012年2月23日 (木) 16:05