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2012年2月 7日 (火)

この激しい放射線攻撃にミミズは何を思う・・・

250pxregenwurm1日経新聞の記事に恐るべき事実が・・・。福島県川内村で採集されたミミズから、1キログラム当たり約2万ベクレルの放射性セシウムが検出されたそうです。ミミズは重金属や農薬に強い耐性を持つことが知られている生物なので、この程度の放射性物質を抱え込んでも平気で生きているのでしょう。しかしこれを鳥が食べると、生物濃縮が行われるためかなり危険です。生態系が変わってしまうかもしれません。

さらに驚いたのは、そのミミズが住んでいた土壌の放射性セシウム汚染がなんと1平方メートルあたり138万ベクレルだったそうで、これはひどい値です。このような猛烈な外部被曝をくらう場所に平気で住んでいるミミズは研究対象として(特に彼らのDNA修復システムについて)非常に興味深いと感じるくらいです。ミミズは普段紫外線には当たらないような場所である地中に住んでいるので、特にγ線などにターゲットを定めた特異なDNA保護システムを持っているのかもしれません。土壌の微生物や線虫にどのような影響が及んでいるかも興味深い課題です。

このような地域は政府がきちんと放射線管理区域として指定し、人がはいらないようにバリヤを作って隔離する必要があります。住民の移住をきちんと政府がサポートするべきです。土地を事故前の値段で買ってあげるのがベストでしょう。

ソース:
http://www.nikkei.com/news/category/article/g=96958A9C93819695E2E4E2E0E28DE2E4E2E0E0E2E3E09180EAE2E2E2;at=ALL

写真:ウィキペディアより

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 内部被曝をひき起こすものは放射活性(放射能)をもったホコリである,ということを前回書いた.このホコリの性質をしっかりイメージしておくことが,被曝を防ぐことに役立つと思う.そこで今回は,このホコリ(死の灰)の性質について,もう少し書いてみたい.  次々と登場するインチキ専門家が「安全神話」を垂れ流していることで有名な国営放送が,朝の番組でこういうことを言っていた. 1.放射能を測定する機械(計数器?)がビルの屋上に設置されているのは不適切という意見がある.たしかに,あまり高い所は不適切なので,地上... [続きを読む]

受信: 2012年2月 7日 (火) 13:26

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