2011/2012 リーガ・エスパニョーラ第19節 怪しいレフェリー しかしバルサ4:2でベティスに勝利
エスパニョールとの後味の悪いドローでしたが、ミッドウィークの国王杯戦でオサスナに勝利して少し溜飲を下げたバルサです。ところがこの試合で、ペドロとフォンタスが負傷というあまりにも大きな代償を支払ってしまいました。特にフォンタスは重傷のようです。これで早くもベスト8でマドリーとクラシコを戦うことになりました(しかも今週のミッドウィーク!)。
というわけでベティス戦は主力メンバーを休ませたいところですが、アフェライとビジャが故障で、さらに上のような状況だとうまくいきません。かろうじて前半ダニを休ませたくらいです。ピケはカード累積で欠場。
FW:サンチェス・メッシ・クエンカ、MF:イニエスタ・セスク・チャビ、底:ブスケツ、DF:アビダル・マスチェラーノ・プヨール、GK:バルデス。私のあまり気に入らない343です。ベティスは442。ただし2は可変で、カストロ・モリーナ・モンテ-ロのうち2人がFW、ひとりはトップ下です。セビージャ・イリネイ・カニャスが中盤。DFはナチョ・ドラード・マリオ・イシドロ、GK:カストです。
場所はカンプノウ。試合前にクラブワールドカップ優勝とメッシのバロン・ド・オル賞獲得のお披露目がありました。試合が始まると、どうも右サイドのクエンカが機能していません。まだ完全には信用されてないようで、なかなか球もきません。そのうちモリーナに抜け出されてGKと1:1。ここはバルデスがなんとか足を出してクリア。つづくCKをドラードにヘッドで合わされましたが、これもバルデスが片手パンチでクリア。結構攻められます。
しかしバルサには左サイドにサンチェスがいます。10分サンチェスからセスクにスルーパスが通り、セスクがシュートしますがポストに当たります。跳ね返った球をチャビがゴール。さらに12分、イニエスタが中央から左のサンチェスにスルーパス。サンチェスが突入し、低空のクロスを中に供給。これをメッシがボレーで合わせて2点目。
これでバルサは一息つきますが、ベティスもチームの調子が良くどんどん攻めてきます。22分モンテ-ロに右を突破され、中央のカストロに出されて、シュートは外れましたが危ないところでした。さらに24分、今度はマスチェラーノが戻るのが遅れて、カストロのシュートがオフサイドにならずゴールを決められてしまいます。
後半バルサはクエンカに代えてダニ、ベティスはイリネイに代えてサンタクルスを投入。7分イニエスタのパスミスから球を奪われ、ゴール正面エリア外からサンタクルスに豪快に決められてしまいました。これで2:2。大変なことになってしまいました。バルサは総攻撃ですが、23分とんでもないことがおこりました。イニエスタが超絶のターンから左サイドに切り込み、エリア内に突入しますが、ターンしたときに足をかけられて、当然レッドカードでPKと思いましたが、なんとシミュレーション。どこがシミュレーションなのかよく見て↓↓↓。
http://www.youtube.com/watch?v=kX_vuAk3ZhY
このバチが当たったのか、25分にはメッシへのオブストラクションでマリオ退場。30分にはチャビの長い縦パスにサンチェスが反応して走り込み、グラウンダーで決めてくれました。40分にはアビダルのシュートがハンドで止められてPK。これをメッシが決めました。このハンドは、イニエスタのシミュレーションを後ろめたく思ったレフェリーが埋め合わせた感じをぬぐいきれません。4:2で勝つには勝ちましたが、またもや後味の悪い試合でした。
ゴールシーン↓↓↓
http://www.youtube.com/watch?v=lM-r_jNuVgk
http://www.youtube.com/watch?v=gaZdKWAZjYA
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