イチョウの黄葉
10年くらい前は、年末にはイチョウはほとんど落葉していたと思うのですが、昨今の東京では、結構年の瀬も押し詰まった頃が黄葉の見頃だったりします。上の写真の樹木は落葉寸前ですが、下の写真のイチョウ並木はまだ緑っぽい部分があり、まだまだ楽しめそうです。
コケやシダなどの原始的な陸上植物は、精子を放出し外界を泳がせて受精させます。一方被子植物はおしべからめしべへ花粉を届けます。その中間的な植物がイチョウです。イチョウの精子は外界ではなく、種子の中を泳ぐだけだそうです。
ウィキペディアより: イチョウには♂株と♀株があり、4 - 5月に新芽が伸びた後に雌花、雄花とも開花する。実が結実する為には雄株の花粉による受粉が必要である。花粉は1km程度離れた雄株からでも飛散してくるという。裸子植物であるイチョウの受粉様式は、被子植物のそれは大きく異なる。まず、雌花の胚珠に取り込まれた花粉は胚珠の上部にある花粉室と呼ばれる部分で4か月程度そのままの状態を保つが、胚珠は直径約2cm程度に成長する。成長した胚珠内の花粉では数個の精子が作られ、9 - 10月頃放出された精子が花粉室の液体の中を泳ぎ、造卵器に入り受精が完了し種子の成熟が始まる。
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