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2011年10月12日 (水)

人類の退化?

Channelislandsca チュマッシュ族はアメリカ原住民で、ヨーロッパ人が渡来するまでは、カリフォルニア州に住んでいました。スペイン人の進入によって、感染症などの影響で絶滅寸前にまで追い込まれましたが、なんとか死を免れ人々の祖先がチャンネル諸島などに生き残っています。彼らは薬草などに独特の知識があり、貝殻で作ったビーズを貨幣にするなど伝統文化を守っています。

しかし彼らはチャンネル諸島に豊富に産出するタールをいろいろな用途に永年使用していたため、健康に被害があり、なんと頭蓋骨が縮小しているという報告がありました。タールにはベンゾピレンをはじめとする様々な多環芳香族発がん物質が含まれており、遺伝子に悪影響を及ぼすことは知られていましたが、頭蓋骨のサイズにまで影響を及ぼすとは衝撃的です。

記事:
http://eco.goo.ne.jp/news/nationalgeographic/detail.html?20111007002-ng

論文:Could the Health Decline of Prehistoric California Indians be Related to Exposure to Polycyclic Aromatic Hydrocarbons (PAHs) from Natural Bitumen?
by Sebastian K.T.S. et al
Environmental Health Perspectives 119, 9, Sep (2011)
http://ehp03.niehs.nih.gov/article/fetchArticle.action?articleURI=info%3Adoi%2F10.1289%2Fehp.1103478

3.11の地震が原因で、市原コスモ石油のタンクが爆発したことは記憶に新しいところです。東京で直下型地震が発生すると、東京湾周辺全域で多くのタンクが爆発するおそれがあります。そうすると東京湾全体にタールが流出する可能性があり、海が多環芳香族で汚染されて、魚介類に致命的な被害と汚染をもたらすことになります。タンクの免震化が必要と思われます。
http://www.youtube.com/watch?v=tz9OB42xAE8&feature=related

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