11/12リーガ・エスパニョーラ第11節: バルサ悠々の勝利
本拠地カンプノウで同じカタラ語地域のマヨルカとの対戦。タイトなスケジュールの上にケガ人多発のバルサとしては、どこかでゆるめないとガタガタになってしまいます。そのゆるめどころがこのゲームだったようです。ちなみにスタメンはFW:ビジャ・メッシ・クエンカ、MF:アドリアーノ・ケイタ・チアゴ・ブスケツ、DF:アビダル・マスチェラーノ・ダニ、GK:バルデスで、セスク・イニエスタ・ピケ・プヨールはベンチ。チャビに至ってはスタンド観戦です。一方マヨルカはホアキン・カパロスを監督に迎えて、新しいチームを作ろうとしています。トップもメネセスという未知の選手。左右がカストロ・ヴィクトル、トップ下がヌスエ。
バルサはとりあえずアドリアーノを前に出す形で343です。開始早々ケイタがダイビングヘッドでゴールを狙いますが、GKにはじかれ得点ならず。7分にシステムの弱点をつかれ、ビガスのパスからヴィクトルにシュートを食いますが、少し外れて事なきを得ます。ところが13分エリア内でアドリアーノがヘディングした球が自分の手に当たったのかと思いきや、スローを見るとなんと名手ヌスエの手に当たっています。レフェリーが見ていてPK。メッシが右上隅に決めました。
http://www.youtube.com/watch?v=K8lQFrm3ocs
http://www.youtube.com/watch?v=l6n-hgY_69k
16分にはビジャが独走しGKと1:1になりますが、シュートがGKに当たって失敗。最近はビジャもすっかり錆びついていますね。セスクも復帰しましたし、ペドロやサンチェスが復帰してくると、スタメンが厳しくなりそうです。クエンカも2試合目で少し慣れてきた感じです。右深部から上げたクロスがアドリアーノに届き、アドリアーノが多分シュートを打ち損なってメッシの前に。この時なぜかメッシがフリーで、悠々とゴール。さらに30分、ダニが絶妙のアーリークロスをゴール前に上げ、飛び込んだメッシがボレーでゴール。ダニ&メッシのゴラッソで、メッシ早くもハットトリック。
後半はアビダルを休ませ、ピケを投入して433にシステム変更。変幻自在です。ここでいつものバルサには見られないゴールが生まれました。アドリアーノのスルーパスを抜け出したクエンカが受けて、落ち着いてGKも交わしてゴール。クエンカはこういうゴール前での落ち着きが買われているのでしょう。18分にはビジャを下げて、初登場の17才デウロフェウを投入。最後まで注目していましたが、まだ良さがよくわからない選手です。5点目は終了間際、ダニがまさかの位置から強烈な無回転ミドルを、GKの頭越しにたたき込みました。ダニとメッシは週2回のきついお仕事を休まずこなしています。頭が下がります。
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