都響はいいかげんで年末の第9をやめてはどうだろうか?
都響のカレンダーを見てあきれてしまいました。11月1日の東京文化会館50周年記念フェスティバルで第9、12月4日絆のシンフォニーで第9、さらに12月24/25/26日は都響スペシャルで第9の3連発。まあ12月に10回くらい第9の演奏をやるオケもあるそうなので、ましじゃないかという考え方もあるかもしれませんが、私的には勘弁して欲しい。そのために他の曲を演奏するチャンスが失われてしまうからです。
http://www.tmso.or.jp/j/concert_ticket/by_month/
都響は日本のクラシック音楽界を牽引していかなければいかないという責任があります。<年末は第9>という付和雷同病の蔓延に、都響が手を貸すのは誉められたものではありません。超人気曲は第9だけじゃないでしょう。「新世界」も「運命」も「田園」も「四季」もあるではありませんか? 都響らしく年の終わりをグスタフ・マーラーのシンフォニーで締めくくるという手もあります。これで客席が閑散とするはずがありません。
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コメント
祝典音楽としての第九を考えると大友第九は祝典の幕開けとしての意味。新宿センターの第九は市民合唱団の「第九を歌う」活動のバックアップ。(今年はフルシャ指揮)年末は例年3回は変わらずです。特に第九好きの日本としては多いとは思いませんけど?
別の演奏会といえば、今年の年末はインバル、フルシャに大野和士と色とりどりです。年明けの定期が日本の現代曲なので、特に都響だけ問題のあるプログラムには思えないですけど?
千人で年末を締めくくるのもいいですが、赤字になりそうで。
投稿: PIYO | 2011年9月30日 (金) 08:53
>PIYO様 はじめまして
PIYO様のご意見はよく理解できます。
まあ仕事とはいえ、オケの皆様にはお疲れ様です。
(いつものことなので疲れはしないか・・・)
投稿: monchan | 2011年9月30日 (金) 18:46
2012年度のスケジュールが発表になりましたが、チェコの職を辞したインバルが凄いことになっています。どこぞと録音の契約でもしたのでしょうか?
A定期、B定期両方の会員になろうかと真剣に悩んでいます。
何となく原発事故でキャンセルが殺到した苦肉のスケジュールなのかもしれない?と思ったりもしますけど。
投稿: PIYO | 2011年10月 8日 (土) 11:37
>PIYO 様
私もこの異様なスケジュールに不安になりました(財政的に問題があるのでしょうか?)。そんなに困っているなら、定期から日本管弦楽をはずして、府中か埼玉あたりに持って行けばどうかと思いました。
ただインバルについては、ご指摘のようにヨーロッパが暇になったからということで、期待しています。ショスタコビッチは聴きたいですが、やはり集客の点でマーラーチクルスになったのでしょうね。
個人的にはフランクのシンフォニーや矢部さんのベートーヴェンVnコンチェルトを楽しみにしています。
投稿: monchan | 2011年10月 8日 (土) 12:48
新宿文化センターの第九が終わりました。
マエストロ・フルシャはアマチュア合唱団ということで無理やり大声を出させずにちょうどきれいなところの音量に、逆にオケの音量を調整されたとのこと。
大音量熱演ではないですが、音楽としてはなかなかよくできた第九でした。これがなんとリハーサル1日だったということですから、プロ合唱団と3日のリハーサルをかければもっとすごいことになりそうです。
本日はスターバトマーテル。これもリハ2日。ゲネプロに本番と3日間での仕上げ。。。すごい!
インバルの次はフルシャ強奪!とは行かないでしょうね。
投稿: PIYO | 2011年12月 7日 (水) 10:44
>PIYO 様
今日サントリーホールに行ってきました。
とても素晴らしい演奏だと思いました。
主役の晋友会合唱団がすごく頑張っていて、ニュアンス豊かな演奏を聴かせてくれました。
それにしてもフルシャはあの若さで風格ありますね。
ただかなり空席があったのは残念でした。
投稿: monchan | 2011年12月 7日 (水) 23:50