バイエルン紀行 1.エアポートとケンピンスキーホテル
成田を飛び立った飛行機は札幌まで北上し、そこから北西に進路を変えて、ロシア(シベリア)の北端をなぞるようにヨーロッパをめざします。運良く窓際の席だったので、かなり長い間ながめていましたが、永久凍土ツンドラらしきものはみつかりませんでした。ほとんどの土地は蛇行する川・湖沼・草原です(1)。地球温暖化のためなのでしょうか。まどについているのは氷。ハレーションもあります。
ルフトハンザの機内は大半が日本人で、ドイツ人はむしろ少数派。日本人キャビンアテンダントも居て、ドイツ語ができなくても困ることは全くありません。食事も結構いけます。
ヘルシンキから南下し、一路バイエルンの地へ。バイエルンはだいたいこんな感じで、森・耕地・村落がバランスよく配置されていて、きちんと農業をやっているんだということがよくわかります(2)。屋根がみんな赤系統なのが、ごちゃごちゃしないすっきりした美しさをかもしだします。
ミュンヘン国際空港の第2ターミナルの正面玄関を出て右をみると、アーケードのようなものが見えます(3)。その下をどんづまりまで行くと、階段とリフト(エレベータ)があり、どちらかで1階上に上がって、左に行くとケンピンスキーホテルのロビーが見えます。写真のFの字の左側にホテルの看板があります。
ロビーでフロントに部屋の位置を訊くと、1Fの部屋だから向こうの建物の2Fに上がってくださいと言われました。しかし私のイメージでは3の写真が飛行機が接地する高さなので、フロントは2Fにあり、そこから1Fあがると3Fになるので、さっぱり話の意味がわからなくて呆然としていると、どこからか案内係が現れて部屋に連れて行ってくれました。
それにしても飛行場の地面がB1Fで、ロビーがグラウンドフロア(英国流)、2Fが1Fというのは、どう見ても勝手なネーミングで、いまでも納得していません。
部屋の窓から見えるアーケードのイルミネーションがきれいです。
日本ではチープなビジネスホテルでも湯沸かし器はありますが、ヨーロッパではあまりみかけないそうです。このホテルには下部にイルミネーションつきの湯沸かし器が備え付けてありました。230Vなので、あっという間に沸きます。右はコーヒーメーカー。
立派なデスクがありました。私のような貧乏人が泊まるにはちょっと贅沢な感じでしたが、荷物を転がして街をあるくのは楽じゃないので(それに今回はお招きなので)まあいいでしょう。本日はここで沈没。朝食はなかなかカフェテリア料理のバラエティーがあっていいのですが、なにかウェイターがまとわりつきたがって、誰にチップを払うべきか考えるのが面倒です。
・・・ つづく ・・・
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