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2011年9月11日 (日)

11/12リーガエスパニョーラ第3節: バルサ アノエタで苦渋のドロー サンチェス負傷

Photoミッドウィークの試合(UEFAチャンピオンズリーグ)を控えて、どんなメンバーでソシエダと戦うのか? 場所はソシエダのホーム-サンセバスチャンのアノエタスタジアムです。昨シーズンはバルサが敗れた場所です。

スタメンはFW:サンチェス・セスク・ペドロ、中盤:チアゴ・チャビ、底:ケイタ、DF:アドリアーノ・フォンタス・ブスケツ・ダニ、GK:バルデス。ソシエダはアギレチェのワントップで、プリエトや若手のホープ グリエスマンがサポートする体勢です。バルサのベンチは復帰したプヨールをはじめ、メッシ・イニエスタ・アビダル・ビジャが鎮座する豪華メンバー。

ソシエダは451でDFラインを高めに保って、中盤中央を人海戦術で制圧しようという作戦でした。これを突破するにはDF裏を一発で突破するしかありません。10分にセスクから、右裏に抜け出すサンチェスにスルーパスが通って、サンチェスが中央チャビに戻しゴール。さらに11分にはチャビから抜け出すセスクにスルーパスが通り、右のペドロに出してシュートしますがはねかえり、それをセスクが拾ってたたき込みました。

ここまではソシエダのオフサイドトラップが失敗でしたが、その後ソシエダは修正し、追加得点はできません。30分にはサンチェスがエストラーダに倒されたときに負傷。ハムストリングの断裂らしく、長引きそうです。これはバルサにとって痛すぎるアクシデントです。ビジャと交代。44分にはプリエトに左45度からシュートを打たれますが、これはバルデスがキャッチ。ここでハーフタイム。

後半サンチェスを失ったバルサの突破力は低下し、ソシエダの人海戦術で中盤もつなぐのが精一杯でまずい状態。そのうち13分プリエトに右サイド(バルサの左サイド)を突破され、クロスをアギレチェに頭でドンピシャ合わされて失点。

その直後15分、ビジャのGKへの長いバックパスが寸足らずで失速。これをアギレチェに奪われてシュートを食らいますが、これをブスケツがハンドでクリア(笛なし)、それがバーにあたりはねかえるところをグリエスマンに押し込まれました。フォンタスもフィジカルはいいのですが、鋭敏な気配りには物足りないところがあります。

その後バルデスが後ろを向いているときにグリエスマンから返しの球がきて、あやうくゴールになりそうになるなど、集中力が切れたりあせったりでバルサ本来のサッカーとはほど遠い内容で、むしろ2:2のドローで良かった感じでした。サンチェスがいないときに451で守られると、これからも大いに困りそうです。

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