11/12リーガエスパニョーラ第4節: オサスナ バルサに抵抗できず惨敗
カンプノウにオサスナを迎えての一戦。サンチェスとイニエスタがいないバルサ。ペップがどのような作戦をとるのか興味津々でしたが、ペップはシーズン当初の構想どおり、ただサンチェスの代わりにSBのダニをFWに起用するという布陣できました。サプライズではありますが、ダニはいつも半分以上右エストレーモみたいなプレーなので、DFに帰らなくてもいいぶん楽かなとも思えます。
FW:ビジャ・メッシ・ダニ、中盤:チャビ・セスク・チアゴ、底:ブスケツ、DF:アビダル・プヨール・マスチェラーノという343で、メッシとセスクのエレベーターコンビと、ダニからのセンタリングを中心とした攻撃を狙っています。オサスナはテネリフェから獲得した新加入のニノのワントップ。2列目にバルサでサイドバックをやっていたダミアがいるのがなつかしい感じです。
オサスナは高いDFラインでかなり攻撃的にきましたが、開始早々アビダルがラウル=ガルシアに抜かれてピンチを招き成功したかに見えましたが、やっぱりこれは無謀な作戦でした。ソシエダやACミランにくらべてDFがスカスカの感じで、バルサの攻撃陣はのびのびと動けます。
5分右サイドを抜け出すダニにブスケツからのロングフィードが通り、ダニがヘディングで中央のメッシにパスを出し、ドンピシャでゴール。13分チアゴが浮き球でセスクに出して、セスク→メッシ→セスクのワンツーが決まってセスクが2点目ゴール。34分にはアビダルのスルーパスをビジャが受けて、GKを抜いてからシュートを打ち3点目。
40分には自陣からアビダルがロングパスをビジャに通して、ビジャの打ったシュートがGK→DFと跳ね返ってオウンゴールで4点目。41分チャビが中央に飛び込むセスクにパス。セスクがDFをひきつけてからメッシにパスを出して、メッシが5点目のゴール。これで前半終了。ポゼッションは85%でした。北澤も解説していましたが、オサスナは2列目の3人が前過ぎたのが失敗でした。
後半バルサはアビダルを休ませてアドリアーノに交代。プヨールもマクスウェルに交代。12分メッシが浮き球でチャビにパスを出し、チャビがまたループで決めて6点目。ここでチャビもお休みでアフェライが出場。20分にはニノに最大のチャンスが来ますが、シュートははずれます。続いてアフェライのミスでピンチになりますが、これはオフサイドでセーフ。ラマ-のシュートもはずれます。このあたりだけがオサスナの時間でした。
後半30分にはセスクがするすると中央を抜け出し、右でフリーのビジャにパスを出し、ビジャが楽勝のゴールで7点目。仕上げはメッシがオサスナのゴール前を一人でツァー。最後はセスクと軽くワンツーでゴール。8点目でした。スタンド観戦のサンチェスやイニエスタはこの試合に何を感じていたのでしょうか?ショックを受けていなければいいのですが。
最多得点の記録じゃないかと思いましたが、バルサは昔ビルバオに1:12で負けたことがあるそうです。上には上があるものです。
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