11/12 リーガエスパニョーラ第6節 バルサ アトレチコに完勝
雨のカンプノウにアトレチコを迎えてのゲーム。バルサは343ですが、バレンシア戦での失敗に懲りて、右SBは専門のダニでしかも守備専任のプレーをさせることにしたようです。FW:ビジャ・メッシ・ペドロ、MF:チアゴ・チャビ・セスク、底:ブスケツ、DF:アビダル・マスチェラーノ・ダニ、GK:バルデス。343はもともとはチャビ・イニエスタ・セスクを2列目で同時に使うための戦術で、442でもこれは可能なのですが、そうするとメッシを下がり目で使うことができないので(そうするとワントップになりますが、ワントップタイプの選手がいない)、どうしても343にせざるを得ないということで準備したのだと思います。
アトレチコはずいぶん選手を入れ替えました。ポルトからファルカオを獲得してワントップ。2列目はヴォルフスブルクから獲得したジエゴと復帰したレジェス。3ボランチでガビ・スアレス・ティアゴ、DFはAロペス・ゴディン・ミランダ・ペレア、GK:クルトゥワ(20才のベルギー人)。苦手だったフェルナンド=トーレスがいなくなってからは、バルサもあまり苦労しないチームのひとつになりました。
バレンシアと比べるとチェックは甘く、バルサはかなり自由に回せます。さっそくCKからブスケツが頭で狙いますが、少しそれました。5分にはティアゴ→レジェス→ティアゴと回されてシュートを打たれますがバーが守ってくれました。9分、チャビから左サイドを抜け出すビジャにどんぴしゃのミドルパスが決まり、ビジャがひとり交わしてゴール。
15分にはペドロの突入からメッシがシュート。これがGK、DFとピンボールのように反射してオウンゴール。26分にはスローインからメッシが中央に逃げのパスを出すと見せて、突然右サイドに切り込み、GK1:1からニアサイドを抜いてゴール。3:0でハーフタイム。
後半はさすがにペップも4バックの安全策をとります。9分には故障癒えたピケをブスケツに代えて投入し、4バックを継続。4バックになるとダニも攻撃可能。右サイドを進出してメッシにパス。メッシがお得意の左に回り込みながら右に打つシュートで4点目。終了直前にはビジャとのワンツーからメッシが左に出てGKの股抜きでハットトリック。5:0の完勝でした。
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