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2011年7月30日 (土)

アウディカップ2011

Photo_2プレシーズンマッチとしては豪華チームを集めたアウディカップ。決勝はバイエルンvsバルサとなりました。試合のデータは (こちら) に詳しく記載されています。

バイエルンは4231の2列目右に宇佐美を使ってきました。宇佐美のポジショニングはベンチの指示だと思いますが、位置が固定されていて窮屈な感じの上に球が回ってこないという2重苦で困った感じでした。しかしなぜか前半の終盤に左にポジションチェンジしてからは、水を得た魚のように球にさわれるようになり、鋭いスルーパスや絶好のクロスなど次々にチャンスメークするというめざましい活躍でした。後半が楽しみになりましたが、ハーフタイムが終わるとまた元の木阿弥で、右サイドで動くも球は来ないという状況に復帰してしまいました。それでも後半途中まで出場だったのは、リベリーまたはロッベンが欠場する場合宇佐美を使うということが示唆されているようです。ファン・ボメルやシュバインシュタイガーが見てくれれば活躍できると思いました。本日のワントップ、ペデルセンはちょっと決定力不足ですね。

バルサはビジャ・ソリアーノ・ペドロの3トップにイニエスタ・チアゴ・ケイタの中盤でしたが、球をキープしているだけで、高速パスを回して最終ラインを突破するなどというバルサらしい場面は少なく、結局チアゴの個人技(ヘッドとミドルシュート)で2点とって勝ちましたが、あまり誉められた試合ではありませんでした。やけに縦パスが多かったのも、特殊なテストを試みている感じでした。おまけにソリアーノは負傷してしまい、しばらくは安静が必要なようです。やはり今期唯一の補強アレクシス・サンチェスを見てみたいという気持ちになります。収穫といえば、いざというときにはチアゴとフォンタスは使えるという事の確認と、プヨール以外の中心選手が元気だということでしょう。

それにしてもバルサはこれから米国遠征で、わけのわからないセレモニーでスケジュールを埋めたこんな遠征に何の意味があるのかわかりません。米国の地元チームと練習試合をして回るというならまだ納得できるのですが・・・。

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2011年7月27日 (水)

JPOP名曲徒然草77: サヨナラ summer is over by The Brilliant Green

1ザ・ブリリアント・グリーン(ぶりぐり)は奥田俊作(ベース)・松井亮(ギター)・川瀬智子(ボーカル)のユニット。1995年に結成され、2010年に松井亮氏が脱退するまで紆余曲折はあるものの15年続きました。奥田氏と松井氏はかなり好きな音楽の傾向が違うように思いますが、ウィキペディアによればもともとクラスメートだったそうで、そいういうこともあって長く続いたのではないでしょうか。松井氏が脱退した後2人(夫婦)で続けるのかどうかは不明です。

私的には奥田氏の音楽が気に入っています。特にあまりスケールが大きくない、さりげない感じの音楽がいいと思います。サヨナラ summer is over はその代表。

サヨナラ summer is over (作詞:川瀬智子、作曲:奥田俊作、編曲:The Brilliant Green) アルバム「ロスエンジェルス」SONY DFCZ1026 に収録。 現役盤です(中古は¥1より入手可能)
http://www.youtube.com/watch?v=1cDoO0BDiSo
http://www.youtube.com/watch?v=Hp10Co9i9Dg

冷たい花
http://www.youtube.com/watch?v=Xm_wn4Dr-Fc
http://www.youtube.com/watch?v=omy9uQyiSl4

You & I
http://www.youtube.com/watch?v=RT9JZm-ZYiY
http://www.youtube.com/watch?v=KbtcpRSGFHg

Forever To Me
http://www.youtube.com/watch?v=8-3XCpEZCRE

Hello another way
http://www.youtube.com/watch?v=2N6ocVFsuhQ
http://www.youtube.com/watch?v=RG_9_wBGV7g

Angel song イヴの鐘
http://www.youtube.com/watch?v=9hJBK7h6hGs
http://www.youtube.com/watch?v=3kv5av_dEy4
http://www.youtube.com/watch?v=EuKUmK6Z6cQ

Blue Daisy
http://www.youtube.com/watch?v=95RIKS8b9P0
http://www.youtube.com/watch?v=QBUmMSg0_EI
http://www.youtube.com/watch?v=q5kXV74vQQY

Rainy days never stays
http://www.youtube.com/watch?v=HQ-c8a0Y3ZI

Like yesterday
http://www.youtube.com/watch?v=9138l1zOOZE

愛のある場所(最大のヒット曲)
http://www.youtube.com/watch?v=r5NMfiyXn-4
http://www.youtube.com/watch?v=k79fQReO3uo
http://www.youtube.com/watch?v=m1Ny-yHTL90

川瀬智子氏はユニットを離れて、Tommy February6などでも活動しています。Can't take my eyes off of you は外国曲のカバーですが、なかなかいい感じです。

Tommy February6 - Can't take my eyes off of you
http://www.youtube.com/watch?v=-efkoCsMbFo

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2011年7月24日 (日)

JPOP名曲徒然草76: 「夏の日の想い出」 by 日野てる子

1日野てる子さんは1964年デビュー。1965年に発表した「夏の日の想い出」がミリオンセラーになりました。ハワイアンの歌手は昔からいたようですが、ハワイアンと歌謡曲をつないで、オリジナルのハワイアン風歌謡曲をヒットさせたのは彼女がはじめてでしょう。

残念ながら2008年に亡くなられました。その年の日本レコード大賞で特別功労賞が贈られたことは記憶に新しいところです。

2その後も現在もこのような芸風の方はあまりみあたりません。強いて言えばつじあやのさんがウクレレでフォーク風の曲をやっているくらいでしょうか。夏になると元気な曲もいいですが、脱力系のハワイアン風の曲をやってくれる人もいてくれるといいのですが・・・。

私が持っているCDは廃盤のようですが(中古も高騰)、ゴールデン☆ベストが現役盤で安価です(こちら)。

夏の日の想い出
(作詞:鈴木道明 作曲:鈴木道明 編曲:前田憲男)
ポリドール:POCH-1290

http://www.youtube.com/watch?v=6jwuSX8pf6w

http://www.youtube.com/watch?v=ykGsn0Mv_a8

http://www.youtube.com/watch?v=A5Dd9-iNhn4

http://www.youtube.com/watch?v=6ZjR-5wrdb8

One rainy night in Tokyo
http://www.youtube.com/watch?v=GCjfEE8xPiQ&list=PL92B3E66615837730

カイマナヒラ
http://www.youtube.com/watch?v=UHuj4a3ifTw

パーリーシェルズ
http://www.youtube.com/watch?v=oMoPYjozOvQ
http://www.youtube.com/watch?v=hxqHhSwKcFw
http://www.youtube.com/watch?v=_nMCyltayHs

月の夜は
http://www.youtube.com/watch?v=Th4V4Ep91Xs
http://www.youtube.com/watch?v=eIpNOJXrOCA

南国の夜
http://www.youtube.com/watch?v=rLydm7W2KMo
http://www.youtube.com/watch?v=iYSuVx_AB_0

さいはての湖
http://www.youtube.com/watch?v=gNTaL56Ij10
http://www.youtube.com/watch?v=4YTlGOLB2Zs
http://www.youtube.com/watch?v=ILx_tRtHXqE


http://www.youtube.com/watch?v=xclWEEa6hno
http://www.youtube.com/watch?v=M64sBIIqsHo

恋の渚
http://www.youtube.com/watch?v=9VbuFfC3vuI&list=PLD96E3D947827AC35

海から来る人
http://www.youtube.com/watch?v=nqLvxyJIadw&list=PLD96E3D947827AC35

つじあやの

ありえないくらいの奇跡:http://www.youtube.com/watch?v=1XPHGVdSTDs

桜の木の下で(3分30秒くらいから):http://www.youtube.com/watch?v=lkj6FXhVU_Y&feature=fvwrel

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2011年7月23日 (土)

サラとミーナ117: 涼しい夏の日

ゴーヤ(英語では bitter melon というそうです)はウリ科の植物で、いまや全国の食卓の定番となっていますが、グリーンウォールとしても有効ではないかということで、ベランダ栽培をはじめました。黄色いかわいい花が咲きます。つまようじの3分の1くらいのちびゴーヤにも、一人前にでこぼこがあります。熟すと黄色くなりますが、もちろん緑色のうちに食べた方が食感が楽しめます。

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ここ何日か涼しくて、うちの猫たちも活発に活動中。サラは走り回った後、TVの前でひとやすみ。これは邪魔になって困ります。たまにはヒトの視線がほしいこともあるのでしょうか。

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ミーナはベランダに鳥が来ると大興奮。キャットタワーの下に隠れて監視しています。しばらく鳥が来ないと、そのまま眠ってしまいます。

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2011年7月19日 (火)

放射線被曝によってなぜ癌になるのか

615pxdna_structure2bkey2blabelled_p私たちの体を構成するほとんどの細胞は、同じ量のDNA(左のような構造を持つ2重構鎖がからまりあったような分子)を持っています。言い換えれば、細胞を2倍に増やすときにはDNAも2倍に増やさなければいけません。DNAを増やすときに働くのがDNA複製酵素です。

DNAを増やさなければいけないのは細胞を増やすときだけではなく、DNAが損傷を受けたときにも、ダメージを受けたDNAを捨てて、新たにDNAを継ぎ足さなければなりません。この場合もDNA複製酵素が仕事をします。

DNA複製酵素は人の場合14種類前後のものがあり、他の動物でもほぼ同様で、何千万年も保存されてきた、すなわち多くの種類のDNA複製酵素の大部分が、進化の過程で失われなかった重要なものと思われます。このようにいろいろな酵素が必要なひとつの要因は、じっくりと校正しながら正確に複製するものと、精度は犠牲にしても迅速に複製するものとがあることにあります。

DNAは2重鎖ですが、片方の鎖が鋳型になって複製が行われます。その鋳型が損傷を受けている場合、通常の複製が困難で、急ぐか急がないかにかかわらず正確なコピーをつくることが不可能な場合もあります。このようなときにもいい加減に複製する酵素の出番となります。そうすると次に正常な複製が行われる場合、いい加減に作ったDNAの情報が正確にコピーされることになり、子孫の細胞すべてが異常なDNAを持つことになります。

さてDNAは普通タンパク質によって保護され、紫外線や放射線の影響を受けにくい形になっています。しかしDNAから必要な情報を取り出すときや、DNAを複製するときには必要な酵素がアクセスする必要があるので、DNAが裸になる必要があります。

裸になったDNAは紫外線や放射線のダメージを受けやすく、化学変化や鎖の切断などが頻発します。そうなると酵素がアクセスできなくなって、情報の取り出しや染色体の複製ひいては細胞分裂ができなくなるので、DNA修復システムが起動します。ここで上記の精度は犠牲にして迅速に処理するDNA複製酵素が働き、配列はいい加減だけれども断点がなく、とりあえず染色体の複製や細胞分裂などができる状態に修復されます。

こうしてできた細胞は、異常なDNAを持つことになり、場合によっては癌化することも考えられます。さらに癌化の方向に向かっている細胞は細胞分裂が盛んで、DNAが裸の確率が高いので、より異常なDNAに変化しやすいということになります。子供は大人よりDNAが活発に活動し、細胞分裂も頻繁に起きているので、DNAは紫外線や放射線による損傷を頻繁に受けやすく、異常なDNAができる確率が高くなります。

体細胞がダメージを受けて癌になった場合、傷害は1代で終わりますが、生殖細胞(つまり精子か卵子)がダメージを受けた場合、代々障害を持った家系が出現する可能性があります。

PS: そういうことなら海岸で水着で遊んでいたりしたら、たちまち紫外線による傷害で癌になってしまうじゃないかと思うかもしれませんが、皮膚の細胞は角質化してすでに死んでいる細胞が多いうえに、1~2週間くらいで垢になってはがれてしまうので、その間に癌化しなければどうということはありません。細胞分裂している細胞は角質化層の下にあって一応保護されていますし、色黒の方はメラニン色素によっても保護されています。

参考:
(1)
http://ja.wikipedia.org/wiki/DNA%E3%83%9D%E3%83%AA%E3%83%A1%E3%83%A9%E3%83%BC%E3%82%BC
(2)
http://www.youtube.com/watch?v=mxV8LTDMo50

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2011年7月17日 (日)

阪神タイガース 今期最高の試合

我らの4番、新井は心が前のめりになって空回りしがちな選手ですが、このクールな集中はなんなのでしょう。やればできるじゃない!

TVKみられないので、YouTube で見ました。

http://www.youtube.com/watch?v=9RI1RVIAY_c

----------

http://www.youtube.com/watch?v=JwZu7LEUfU4&feature=related

http://www.youtube.com/watch?v=rSodUDgDaP4&feature=related

http://www.youtube.com/watch?v=RlFgHU0xn8I&feature=related

http://www.youtube.com/watch?v=00q5rLV3Wmw&feature=related

http://www.youtube.com/watch?v=prNCVfYNlnY&feature=related

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Chernobyl: Consequences of the Catastrophe for People and the Environment (Annals of the New York Academy of Sciences)

Cherbnobylpowerplanttodayチェルノブイリの原発事故の生物に対する影響についての詳しい書籍が出版されています。Annals of the New York Academy of Sciences という雑誌は、ニューヨーク科学アカデミーが出版する権威ある純学術雑誌で、政治とは全く無関係です。これまで考えられていたよりも、事故の生物の健康への影響が甚大だったことが報告されています。

写真(チェルノブイリ原発)はウィキペディアより

Chernobyl: Consequences of the Catastrophe for People and the Environment (Annals of the New York Academy of Sciences)
by Alexey V. Yablokov , Vassily B. Nesterenko, Alexey V. Nesterenko, and Consulting editor Janette D. Sherman-Nevinger

Annals of the New York Academy of Sciences  Volume 1181 (2009)

編集者である Janette D. Sherman-Nevinger 博士へのインタビュー。これは日本語の字幕も出ますし、誰でも理解できる内容です。しかし博士が話している内容は、私にとって驚天動地のものでした。例えば・・・WHOはIAEAの同意がなければ論文を発表できない・・・という協定があるというのは信じられないお話でした。またこの事故による放射能の影響で亡くなった人の数が98万5千人というのも驚きです。
http://www.universalsubtitles.org/en/videos/zzyKyq4iiV3r/

本は現在取り扱われていないようですが(↓)、内容はダウンロードできます(↓↓)。
http://www.amazon.co.jp/Chernobyl-Consequences-Catastrophe-Environment-Sciences/dp/1573317578/ref=sr_1_2?s=english-books&ie=UTF8&qid=1310803834&sr=1-2

要旨ダウンロード
http://www.independentwho.info/Documents/Etudes/Resum_AnnalesNY2009_EN.pdf

全文ダウンロード
http://www.strahlentelex.de/Yablokov%20Chernobyl%20book.pdf

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2011年7月16日 (土)

蓼科: 坪庭の危機2

シロバナノヘビイチゴ。
木道沿いなどに多数みられます。いかにも鹿に食べられてしまいそうな草ですが、なぜか生き残っています。

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ハクサンシャクナゲとムネアカクロハナカミキリ。
シロバナノヘビイチゴと共にそこらじゅうに咲いていました。ムネアカクロハナカミキリはメスだけが胸が赤い種です。ハナカミキリはカミキリムシの中でも小型で美しい種類が多いグループです。人目につかず密かに暮らす種類が多いカミキリムシですが、ハナカミキリは花に集まるので、比較的よく知られています。ファンも多いと思います(http://www.suwanet.net/~sakailab/albumi01/album.html)。

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駅舎に迷い込んだミドリヒョウモン。無事に抜け出すことができるでしょうか。

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南アルプス北部のジャイアンツ。特にこの位置からの仙丈岳の美しさは格別です。この山も3000m以上の標高があります。北岳は富士山に次ぐ日本第二の高峰。このあたりの山域には、若い頃5回行きました。下の八ヶ岳の場合と対照的に、天候に恵まれて、すべての山行を予定通り終了したよい思い出があります。今では体力喪失のため、こうして遠くから眺めるだけです。

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八ヶ岳。結構急峻な山々です。編笠山だけはゆるやかな稜線をみせています。この山域には2回登山を試みましたが、2回とも途中で暴風雨になって断念しました。苦い想い出です。

A_2

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蓼科: 坪庭の危機1

昨年夏に訪れた蓼科の滝の湯旅館が秋に倒産し、会社更生法が適用されて再建をめざしているということでびっくりしました。
http://www.tsr-net.co.jp/news/flash/1207877_1588.html

昨年あまりにも坪庭の高山植物が少なかったので、気候変動のためだろうかといぶかしく思ったので、もう一度滝の湯に泊って、坪庭に行ってみることにしました。
写真は談合坂SAのトイレに営巣したツバメの子供達。今年は震災の影響なのでしょうか、ツバメやイワツバメの飛来が少ないそうで、うちの団地でも例年に比べて大変少なく感じます。それにしても、これ以上人通りの多いところはなさそうなSAトイレの壁で子育てする親たちの努力には頭が下がります。

A

坪庭に来てみて、やっぱり今年も花がかなり少ないということを確認しました。どうしても納得できなかったので、縞枯山荘の管理人さんに聞いてみました。そうするとなんと、みんな鹿に食べられてしまうそうです。夜になると群れでやってきて小屋の前で遊んでいるそうです。車山や美ヶ原もまるで鹿牧場のようになってしまったと聞いてのけぞってしまいました。

本来坪庭周辺は2300mくらいの標高があるので、以前はカモシカの世界だったのですが、地球温暖化によって鹿が上がってきてわが物顔で生活しているそうです。鹿はカモシカと比べて食べられる植物の種類が多いことがわかっています。そういうわけで、高山植物も鹿のきらいな植物(バイケイソウなど)以外は絶滅の危機に瀕しています。バイケイソウはまだ咲いていませんでしたが、生き残って咲いていた植物(+α)をいくつか撮影しました(↓)。

まずはコケモモ。

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ゴゼンタチバナ。

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ツマトリソウ。

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縞枯山荘。

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2011年7月15日 (金)

「Chemical and physical behavior of human hair 4th edition」 by Clarence R, Robbins なんじゃこれは!

1Dr. Robbins の「Chemical and physical behavior of human hair. 4th edition」という本です。483ページの分厚い本です。2010年に Springer のニューヨーク支社が出版しました。内容は主にコズメティック・美容関係の研究者のために、毛髪の科学を概説した教科書で、きちんとまとめてある良書ではあります。

問題は第4版というところにあります。このような本格的な教科書の改訂版を出すとすれば、前版からの研究の進歩を調べて新しい知見を追加し、文献を追加し、内容の説明もそれにあわせて改訂するというのは当然の作業でしょう。

ところがこの本には(2010年出版にもかかわらず)2000年以降の文献が全く追加されていません。わずかに数点の写真をさしかえるだけで、第4版と銘打つというのは妥当とは言えないでしょう。詐欺とまではいいませんが、著者と出版社の見識が疑われます。

本はウェブ書店で買えばよいと思っていた私ですが、やっぱり本屋で手にとってみてみなければダメな本もあるのだということを痛感させられました。これから電子書籍ブームが到来すると予想されていますが、立ち読みができないというのは、大きな落とし穴にはまる可能性もあります。

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2011年7月13日 (水)

菅総理

菅総理は、3月11日の福島第1原発事故発生前は原発活用の立場だったとした上で、最終的な廃炉に長い期間を要するリスクの大きさを考え、これまでの安全確保という考え方だけでは律することができない技術だと痛感したと述べました。
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20110714k0000m010080000c.html

菅総理はもともと原発推進派だったわけですが、3月11日から心変わりをしたというわけで、これは誰もが納得できるごく自然な歓迎すべき変節です。彼は本質的に現実主義者で、安倍晋三のような自分の美学やドグマ中心に行動する人間ではないと思います。ただ既得権益や義理人情は軽視するタイプなので、嫌いな人も多いのでしょう。前原誠司という人は、中国漁船の領海侵犯の際の発言に見られるように、結構原理主義的な人(親米・反中国)だという印象があります。国会内で小泉総理に肩をたたかれて励まされていたというのもあまり感心しません。
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2010/09/post-dc93.html

野田財務大臣にはリーダーシップがどうかという不安がありますし、小沢さんは3月11日以降の動きがあまりにも国益と離反しているのが支持できません。他の総理候補はまだ経験不足でたよりない感じがします。そうなると次期総理としては枝野官房長官への禅譲が無理だとすると、結局岡田幹事長がやるしかないと思います。ただ特例公債法案を自民・公明が通さない場合、菅総理の退陣条件が満たされないわけで、その場合民主党はどうするか?

その場合は総理を岡田幹事長にしてただちに解散すべきでしょうね。私の予想では第2次補正予算案・再生可能エネルギー促進法案が通れば、特例公債法案が通らなくても菅総理は退陣を了承すると思いますね。菅総理の下での解散総選挙を狙った自民・公明の思惑は多分はずれるのではないでしょうか。

菅総理の敵

http://www.youtube.com/watch?v=i9sRmE1NB38&feature=watch_response

http://www.youtube.com/watch?v=BhE0JB1QxF0&feature=relmfu

ブルームバーグのコラムニスト、ペセク氏の見方。
http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90920012&sid=a.iIhDfKXAno

朝日新聞が脱原発にシフト。
http://www.asahi.com/paper/editorial20110713.html

読売新聞はどうしても脱原発にシフトできないようです。時間の問題だと思いますが。

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2011年7月10日 (日)

都響プロムナードコンサート@サントリーホール

1都響プロムナードコンサート@サントリーホールに行ってきました。暑いのなんのって、うちから駅まで歩いている間に、早くも汗だくです。サントリーホールにサンダルで行ったのは初めてです。

本日は常任の小泉和裕指揮、コンマスはあごひげおじさんになった山本さん。最近佐渡裕がベルリンフィルを指揮して話題になりましたが、マエストロ小泉は1975年にベルリンフィル定期を振っているそうです。

シューベルトの「未完成」をやるということで、お客さんは多め。実はプロムナードコンサートはS席の領域が定期より広くて、都響のドル箱なのです。さてその「未完成」・・・大変美しい演奏だったのですが、ちょっとあっさりしすぎでのめり込めませんでした。マエストロ小泉の生真面目系のキャラに合ってなかったのかもしれません。

打って変わって2曲目の「モーツァルト:ヴァイオリンとヴィオラのための協奏交響曲変ホ長調K.364」はぞくぞくするような名演でした。ソリストVnの四方のおばちゃま、Vlaの鈴木さんは、共に長い間欧州の別のオケで仕事をしてきた方々ですが、まるで親子のように息もぴったりで、特にカデンツァなどは素晴らしい演奏でした。このような演奏家が都響のメンバーであることは、私たち都響ファンにとっても誇らしいことです。

本日のメインは「シューマン:交響曲第1番変ロ長調 春」でした。こちらはマエストロ小泉の得意領域で、整然としたアンサンブル、アグレッシヴな動きとメリハリで存分に楽しませていただきました。 

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2011年7月 9日 (土)

NHKスペシャル どうする原発

「NHKスペシャル どうする原発」(http://www.nhk.or.jp/genpatsu/)は長丁場の番組でしたが、完全試聴しました。NHKも頑張ったものだと思います。

奈良林教授はさすがに原発エリートだけあって、さらさらと一見わかりやすそうな議論を展開していて目立ちましたが、こんなゴリゴリの原発推進派が、原発を規制する原子力安全委員会のメンバーであることには不安を禁じ得ません。彼は例えば情報開示の問題などをはじめとしてサラッとウソをついたり、巧妙に問題をすり替えて、相手を折伏しようするという汚い手を使ってくるので、信用できない雰囲気がします。私が最もつきあいたくないタイプの人間ですね。

澤さんと飯田さんは、なんかこの種の議論に手慣れているという感じがあって、まじめにこの番組を試聴しようとしている素人としては若干違和感がありました。後藤さんは誠意を持って議論しようとする姿勢が感じられて、人間的に信用できる人という感じがしました。ただ彼は話し下手というのが困ったところです。

出演者のなかで100点だったのは、唯一ズブの素人の吉永みち子さん(競馬騎手の奥様)で、頭が切れるところを示しました。私が気に入ったのは、彼女だけが地熱発電に言及したことです。奈良林教授などは意識的に地熱発電にさわらないようにしているようでした。彼にとって太陽光や風力は、原子力で圧倒できるもの。怖いのは地熱発電ということを証明したようなものです。法改正によって国立公園内に発電所を設置できるようにすれば、数年で原子力を凌駕するパワーを持つ可能性に恐れを抱いているのでしょう。

水野解説委員のファインプレーは、核燃料サイクルの話までつっこんだことです。できれば、ここが破綻すれば(もう破綻したも同然ですが)核燃料の寿命は石油より短いというところまで話を進めて欲しいところでした。

政府がまずやるべきことは、原子力安全委員会のメンバーをもう少し原発推進に関して中立的な立場の人にチェンジする・・・・ということだということがよくわかりました。

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2011年7月 8日 (金)

JPOP名曲徒然草75: 「ペパーミント・ブルー」 by 大滝詠一

1 JPOPの創始者が弘田三枝子とすると、第二世代のリーダーは大瀧詠一なのでしょう。大瀧詠一のアルバム「A Long Vacation」は世界ではじめて発売されたCDとして有名です。

このアルバム「Each Time」は1984年発売。私が持っているのはCD選書で CBS/SONY CSCL-1664 です。オリジナルに加えて5曲収録のリメイク盤「EACH TIME 20th Annniversary Edition」が現役盤です。名曲揃いなので1曲というのは難しいですが、あえて「ペパーミント・ブルー」をピックアップしました。このアルバムの帯をみると大瀧ではなく大滝詠一となっています。変幻自在な方なので油断はできません。

1997年にシングル『幸せな結末』(月9ドラマ『ラブジェネレーション』の主題歌)を発表して、これで知っているという方も多いと思います。1980年後半以降は、多分この曲以外はほとんど新作を発表していません。

大瀧詠一さんのサイト:
http://www.fussa45.net/

私の一番のお気に入りは「ペパーミント・ブルー」(作詞・作曲 松本隆・大瀧詠一)

lagrima1966
https://www.youtube.com/watch?v=ldMaDbPVrAQ

「雨のウェンズデイ」

https://www.youtube.com/watch?v=K_Ncz23FsRw
https://www.youtube.com/watch?v=QeXp_ZvP_4M

hrs0214
https://www.youtube.com/watch?v=lOVAM2Tvf30

dacchin5
https://www.youtube.com/watch?v=C07Qs3fnYjU

「恋するカレン」
https://www.youtube.com/watch?v=Sx2f6_Pz4o0
https://www.youtube.com/watch?v=7VEzVfGNuUA
https://www.youtube.com/watch?v=rTbIYfLHrjA

by 稲垣潤一 
https://www.youtube.com/watch?v=fs96gUZB_Wk

by Chemistry
http://www.youtube.com/watch?v=ZN5tBGyaYtA

「風立ちぬ」
https://www.youtube.com/watch?v=mNoSTLa_rIQ
https://www.youtube.com/watch?v=sY-LFiKlbro
https://www.youtube.com/watch?v=2cMJyO-jqXs

by 松田聖子
https://www.youtube.com/watch?v=WBs6SaD_0lY
https://www.youtube.com/watch?v=0ZTVg_wfSbY

「恋のナックルボール」
https://www.youtube.com/watch?v=lB57V_3SfiQ
http://www.youtube.com/watch?v=N27Ap5RlaoA

(cover) https://www.youtube.com/watch?v=rNl8w5kDseM

「銀色のジェット」
https://www.youtube.com/watch?v=yIy_TwFjl-I

「君は天然色」
https://www.youtube.com/watch?v=O25C2AmT7eE
https://www.youtube.com/watch?v=dH9yLGoIxBw

「Bachelor Girl」
https://www.youtube.com/watch?v=X16l6L_S7KU
https://www.youtube.com/watch?v=AZwayHcNGVU

by 稲垣潤一
https://www.youtube.com/watch?v=I2nU9EWTEvo

「ガラス壜の中の船」
https://www.youtube.com/watch?v=UOP4_QBbhM8
https://www.youtube.com/watch?v=5g8QgBP1oaU

「夢で会えたら」 in English
http://www.youtube.com/watch?v=_668b206uCE

「幸せな結末」 今では最も有名曲?
https://www.youtube.com/watch?v=quumz-bmWs0
https://www.youtube.com/watch?v=MU5NIq8bcd8

「カナリア諸島にて」 ゴージャスな休日です
https://www.youtube.com/watch?v=Tiy3lTIUTbQ
https://www.youtube.com/watch?v=HpiiMhuOlYM
https://www.youtube.com/watch?v=5JcH35l5V8E

「オリーブの午后」
https://www.youtube.com/watch?v=w2SmMiVfONM

by 水瀬伊織
https://www.youtube.com/watch?v=_dnIOXm219Q

(石川ひとみ)http://www.youtube.com/watch?v=JmESi9HIvEg

by 今井美樹
http://www.youtube.com/watch?v=xi_3GpO88zQ

「恋のひとこと」 竹内まりやとのデュエット
https://www.youtube.com/watch?v=YOq7gZNxKlc
https://www.youtube.com/watch?v=7TG9-GmYZso

original:
https://www.youtube.com/watch?v=iQCKwRFAjcU
https://www.youtube.com/watch?v=YOq7gZNxKlc
https://www.youtube.com/watch?v=iQCKwRFAjcU

Niagoro Foul Stars
https://www.youtube.com/watch?v=GQWBISZqGKc

2014/01/17記 monchan
私たちは、またひとり天才を失ってしまいました。悲しい。

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2011年7月 7日 (木)

ハイビスカスが復活

3img_0879葉の繁茂がショボショボで、たいへんみすぼらしい状態だったベランダのハイビスカスが花をつけました。どこから栄養をとっているのだろうかと驚きます。本当に花を咲かせるのが好きな植物だと思います。ただサクラのように、葉が出る前に咲く花もあるので、そう不思議なことではないのでしょうが。

相変わらずマスコミは菅バッシングですが、スカイノート(参照)の管理人さんとは意見が合うみたいです。松本大臣の挙動にはびっくりしましたが、私も相手が約束の時間に遅れて待たされるのは大嫌いです。ただ自分との用事より前により大事な用事があって遅れた・・・とわかるときはこの限りではありませんが。

自分にお金を配ってくれる人と会う・・・という超重要なイベントより重要な用が村井知事にあったとは思えないので、約束の時間に知事が遅れたのはおかしな話だと思います。松本大臣が軽くみられていたか、気にくわないことがあったのでしょう。それまでに2人の間に何かあったのかもしれません。

などと言いつつ、私も約束の時間に遅れたことが1度もないかというとそうではなく、はっきり覚えているだけで3回はあります。思い出しただけて冷や汗がでてきましたので、このへんで。

参照:http://d.hatena.ne.jp/skymouse/

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2011年7月 5日 (火)

JPOP名曲徒然草74: 「I believe」 by ヘイリー・ウェステンラ

2Japanese pops in English by Hayley Westenra.
Beautiful voice !

Hayley Westenra (Hayley Sales ではありません)はニュージランド出身、ロンドン在住のシンガーです。最近まで私も知りませんでしたが、2003年から数多くのアルバムを日本で発売しているそうです。知るきっかけとなったのが、この「Hayley sings Japanese Songs」(DECCA UCCL-1126) というアルバムです。帯には「純~21歳の出会い」と記してあります。どっちが正式なタイトルかわからないので、こういうのは困ります。内容は日本のヒット曲を英語で、アレンジを変え、ヘイリーのさわやか系の美声で収録するという企画です。出版は2008年で現役盤です。
英語の歌唱で、日本の名曲が YouTube などを介して世界の人々に聴いてもらえるというのは素晴らしいことだと思います。
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1. アメイジング・グレイス ヘイリー duet with 本田美奈子
2. ハナミズキ
3. 雪の華
4. 白い色は恋人の色
5. 千の風になって
6. 花
7. 涙そうそう
8. 翼をください
9. 卒業写真
10. 時代
11. I believe

どの曲も軽々と美声で、サラッとそしてゆったりと歌っていますが、さすがに「翼をください」などでは、かなり高揚しています。最後に日本語が出てきますが、これは余計でしたね。

あまりに声が美しすぎるので、天上を流れていってしまうという感じもなきにしもあらずですが、一番エモーショナルに歌っていると感じる絢香の「I believe」が一番気に入っています。

「I believe」

https://www.youtube.com/watch?v=Khhn2n3SRoA
https://www.youtube.com/watch?v=XwVH1XXoPl8

絢香:
http://www.youtube.com/watch?v=qSobb9w_4JE
絢香:http://www.youtube.com/watch?v=X0jr0YmkEeQ

「I am A Thousand Winds」

https://www.youtube.com/watch?v=YwkX3y8IFpQ
https://www.youtube.com/watch?v=2NpB6VCUFEs

「翼をください」
http://www.youtube.com/watch?v=ePqFnqfYReY

「雪の華」
http://www.youtube.com/watch?v=RjbLMb3Qv6A

「涙そうそう」
http://www.youtube.com/watch?v=mMc4W_yy-JY
http://www.youtube.com/watch?v=3bpCgUcXCJI
http://www.youtube.com/watch?v=3Cn2Oajgkeg

「春よ来い」
http://www.youtube.com/watch?v=Lykhh52NEXk

このJPOP名曲徒然草でもとりあげた古いベッツィ&クリスの曲「白い色は恋人の色」(↓)が含まれていたのにはちょっと驚きました。ヘイリーは一人デュエットで、アイルランド風のアレンジで歌っています。
http://www.youtube.com/watch?v=K44u5azawKs

そして日本語バージョン
http://www.youtube.com/watch?v=0SPBO3iJ75w

http://www.youtube.com/watch?v=xkImJ6iBOxM
http://morph.way-nifty.com/grey/2010/01/by-6e94.html

こういうのが本来得意な歌でしょうか エニャのカバーで「May it be」

こちら

「Scarborough Fair」
http://www.youtube.com/watch?v=wiZJP_XLmrQ

Ave Maria (Caccini)
http://www.youtube.com/watch?v=OggoeByxrDg

Ave Maria (Bach/Gounod)
http://www.youtube.com/watch?v=d97zkAanaZY

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2011年7月 1日 (金)

「アンチェインド・メロディー」 by ロシェーラ(水沢ベンチャーズ)

毎年ベンチャーズ大会をやっているそうで、腕自慢のエレキバンドが集結する楽しいイベントのようです。水沢ベンチャーズはその中でもトップクラスのようですが、ボーカルをやっているロシェーラさんの歌を聴いてぶっとびました。まああれこれ書き連ねるよりも、一聴すれば痺れます。水沢ベンチャーズのCDがあるかどうかは、少し探してみましたが発見できませんでした。水沢も震災の被害があったことと存じます。ロシェーラさんはじめ、バンドの皆さんがご無事であることを祈ります。

この世の果てまで~アンチェインド・メロディ by ロシェーラ(水沢ベンチャーズ)
http://www.youtube.com/watch?v=2HETnsMkr6g

アンチェインド・メロディー by ロシェーラ(水沢ベンチャーズ)
http://www.youtube.com/watch?v=jODongaRwLw&feature=related

雨をみたかい by ロシェーラ(水沢ベンチャーズ)
http://www.youtube.com/watch?v=78cRqx9o8T4&feature=related

スタンドバイミー by ロシェーラ(水沢ベンチャーズ)
http://www.youtube.com/watch?v=71YH_HOVM84&feature=related

涙の太陽 by ロシェーラ(水沢ベンチャーズ)
http://www.youtube.com/watch?v=bAGdIBdZlDc&feature=related

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オリジナル:The end of the world by Brenda Lee
http://www.youtube.com/watch?v=fYnv3RdnOFc

オリジナル:Unchained melody by Righteous Brothers
http://www.youtube.com/watch?v=zrK5u5W8afc&feature=fvwrel

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