熱中症
厚生労働省によると、昨年熱中症で亡くなった人は史上最多で1718人となったそうです。しかし驚くべきは、そのうち東京都は272人なのに、沖縄は4人という結果です(6月27日の共同通信の記事)。
写真はウィキペディアより。
結論は「昨年は猛暑だったことが原因とみられる。原発事故の影響で節電が叫ばれているが、気温や湿度が高い日は無理に我慢せず、扇風機やエアコンを使い、熱中症を防いでほしい」ということですが、まあそうだろうとは思いますが・・・。
気象庁によると、東京の年平均気温は20℃・7月平均気温は25.8℃。沖縄は年平均気温23.1℃・7月平均気温は28.9℃。いくらヒートアイランド現象などがあると言っても、やはり沖縄の方が東京より暑いでしょう。
だとすると、この熱中症死亡者の極端な差はなんなのでしょう。沖縄居住者の話では、地元の人は昼間は外に出ないし、長袖・長ズボンで動くためではということだそうです。でも亡くなっているのは高齢者が多いわけで、あまりそれは関係ありそうにも思えません。
ひとつは東京では風通しの悪い家が多いからでしょうか。あとは沖縄はのんびりしていてストレスが少ないことも要因かもしれません。近所のケアがあるからという説もそれなりの説得力があります。こうしてみると熱中症もかなり人災ぽいですね。
対策は↓
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%86%B1%E4%B8%AD%E7%97%87
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