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2011年6月19日 (日)

「もんじゅ」を固唾をのんで見守りましょう

6月23日に高速増殖炉「もんじゅ」の炉内中継装置の引き上げが行われるそうです。そのためだけに10億円の費用をかけているそうですが、いままでに何度か失敗して、今回こそのトライアル。原子炉の上蓋をはずして引き上げるそうで、かなり気合いがはいっているようです。ただ作業の途中でアクシデントがあると火災になるおそれがあります。

http://sankei.jp.msn.com/region/news/110618/fki11061802510001-n1.htm

「もんじゅ」は核燃料サイクルの肝であり、これが稼働しないとこれまで進めてきた日本の原発政策は灰燼に帰します。一方京大の小出氏などは、「もんじゅ」を推進してきた関係者を全員詐欺の罪で牢屋に入れろとまで国会の場で発言しています。まさしく国論を2分するであろう大問題です。あの菅総理ですら、「もんじゅ」を廃炉にせよとは命令できない状況です。もし命令すれば国家は大混乱に陥るでしょう。私としては今回の引き上げ成功と同時に、廃炉を命令してすぐ解散し、「もんじゅ」是か非かの総選挙をやったらどうかと思います。「もんじゅ」解散に菅総理が成功すると、民主党も自民党も分裂せざるを得なくなるでしょう。

問題はまたしても引き上げに失敗したときで、そうなるとまた1日5500万円という信じられないような高額の税金を使って、ただただ現状維持の日々が続くことになりそうです。燃料が引き抜けないと廃炉にもできないのです。「もんじゅ」で冷却剤として使われているナトリウムは、水に触れても空気に触れても危険な物質なので、作業は困難を極めるのでしょう。中にはナトリウムを全部抜いて、燃料をメルトダウンさせて廃炉にすべしという人もいるくらいです(水がないので水蒸気爆発や水素爆発は多分起きない)。

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もんじゅの炉内中継装置落下事故(ウィキペディアより)

2010年8月26日、炉内中継装置(直径46cm、長さ12m、重さ3.3トン)がつり上げ作業中に落下する事故が起きた。以後、同年10月4日と同13日に、24回以上の引き抜き作業を試みるものの失敗し、いまだ解決することができていない。炉内中継装置は燃料を燃料交換時に仮置きする金属製の筒で、原子炉容器にふたをしている鋼製の遮蔽プラグの穴を通して出し入れする。装置は2本の筒を8本のピンで上下に接合した構造で、下から約5メートルの部分に接合部がある。この接合部あたりで抜けなくなっているという。炉内はアルゴンガスや不透明なナトリウムに覆われており、変形部分を直接目視することができない。

日本原子力研究開発機構は2010年10月1日、「落下による影響はない」と主張し装置の引き揚げ作業を続行した。しかし、10月13日までに24回行われた引き上げ作業は全て失敗した。事故現場は目視で調べることができないが、落下の衝撃で装置が変形し、原子炉容器の穴に引っかかっているとみられ、装置が原子炉容器から抜けない状態になっていることが判明した。長期にわたり原子炉の運転ができない可能性が出てきたと報道される他、「技術的常識に従えば本格運転も廃炉措置もできない」という主張も出されるなど、事故の収拾の見通しは立っていない。

2010年11月16日、ファイバースコープ及びCCDカメラで2本の筒の接続部にギャップが発生し変形していることを確認した。

2011年1月28日、落下した装置を引き抜くための追加工事や試験などの復旧作業に約9億4千万円の費用がかかることがわかった。また、停止中も維持費に1日5500万円の費用がかかると報道されている。

2011年2月14日、装置を現場で担当する燃料環境課長が福井県敦賀市の山中で自殺し、遺体で発見された。

次の策として、日本原子力研究開発機構は、落下した炉内中継装置を燃料出入孔スリーブと一体で引き抜く保全計画を策定し、国の確認を受けて実施する予定である。 また、同資料の日程によれば2011年度から40%出力試験、2013年度から本格運転予定となっている。

===== もんじゅとは ======

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%82%E3%82%93%E3%81%98%E3%82%85

http://news.livedoor.com/article/detail/5625269/

http://d.hatena.ne.jp/shiba_yu36/20110329/1301399251

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