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2011年2月27日 (日)

リーガ第25節: バルサMVPそろい踏みでマヨルカを一蹴

Photoマヨルカ島のイベロスター・エスタディオ(昔はソン・モッシュと言っていた)でRCDマヨルカと対戦。マヨルカ(監督はあのラウドルップ)はウェボのワントップ、2列目ゴンサロ・カストロ、デ・グスマン、ヌスエという攻撃陣。家長はスタメンならず。

バルサはFW:ビジャ・メッシ・ペドロ、中盤:ケイタ・イニエスタ、底:ブスケツ、DF:マクスウェル・アビダル・ピケ・アドリアーノ。チャビが故障でケイタが代役というより、イニエスタがチャビの位置でゲームメイクします。しかもリーガでは初のカピタン腕章を巻くことになりました。ダニは累積警告で欠場し、代役はアドリアーノ。バルデスも故障でピントが代役です。かなりきびしい状況です。

イニエスタが低い位置でまわし役をやるので、メッシもかなり下がっています。ブスケツは最終ラインにはいっている感じです。マヨルカの2列目右のヌスエはなかなかパワー・スピードがある若い選手で、開始早々カウンターでバルサの左サイドをぬけて、ウェボにクロスを上げますが、惜しくも頭に合いませんでした。16分にはCKからウェボのヘディングを浴びますが、わずかにはずれてセーフ。このあたりまではマヨルカのペースでした。

その後バルサが落ち着きを取り戻し、アドリアーノのセンタリングやイニエスタとのワンツーなどでメッシがシュートを打ちますが、正確さを欠き得点ならず。逆にデ・グスマンにボレーシュートを打たれたりしますが、ピントが止めました。そして38分、ケイタがゴール前にふわりと球を浮かせ、メッシが回り込んで、球がバウンドしたところを頭で押し込んでバルサが先取点ゲット。ただこれはかなりメッシがオフサイドくさくて、バルサにとってはラッキーな得点といえるでしょう。

後半12分マヨルカの攻撃の後、ブスケツがマヨルカの最終ラインが非常に高い位置なのを見逃さず、センターサークルのビジャにフィード。ビジャが独走してGKも交わしてゴール。さらに21分には右サイドから中央に切り込んだペドロの、GKの頭を高速で越えて落ちるワザアリのミドルシュートが決まって勝負は決しました。MVP(メッシ・ビジャ・ペドロ)がその順番で得点しての3点でした。

この後家長も登場して、アビダルのトラップミスをついたり、ウェボとのワンツーを試みたりしましたが不発。そのまま終了しました。欠場選手が多い中でなんとか3ポイントとれたので文句なしの勝利です。

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2011年2月26日 (土)

JPOP名曲徒然草63: ジュテーム by 坪倉唯子

1_2坪倉唯子さんは大阪のR&B姉貴という感じの人ですが、なんと最大のヒット曲はBBクイーンズで出した「ちびまる子ちゃん」のテーマ曲「おどるポンポコリン」とは・・・。これはもちろん声色を使った歌という感じで、普段の声ではありません。彼女はまた前田亘輝や織田哲郎がやっている「渚のオールスターズ」の一員でもあります。

しかし今日紹介するのはそれらを封印して変身、全編ラヴバラードの「Je t'aime」という1993年出版のちょっと古いアルバムです。タイトルになっている曲は日本テレビ系ドラマ「ジェラシー」の主題歌らしいです(私はドラマは見ていない)。基本は歌謡曲系王道のですが、ジャズバラードやワルツまで含まれています。プロデュースはビーイングの長田御大。

<・・・長いキッスで 濡れる夜は 破滅の きっと始まりね・・・ by 大津あきら>なんていう一節がありますが、こういう雰囲気のまったりした大人のラヴ・バラード集。フェロモン全開です。ウィスキーでも片手に楽しみましょう。もちろん織田哲郎も曲をかいていますが、寺尾広、浜田金吾、古川真一など多彩。作詞も今は亡き大津あきら、小田佳奈子、中島みゆき、亜蘭知子らがサポート。すごいメンバーですが、坪倉唯子も素晴らしい歌唱力で期待に応えています。
「Je t'aime」 CD: BMCR-6004/B-Gram RECORDS 現役盤です。

今年(2011年)近藤房之助、増崎孝司、宇徳敬子とB.B.クイーンズとしての活動を再始動するそうです。 ヤフーニュースによると「・・・そのお披露目が4月29日・30日の両日、仙台・荒吐ロックフェスティバルで行われる。B.B.クイーンズのライブは結成以来、初めて。同フェスの出演後には、CDリリースなども予定している」とのこと。

ジュテーム

http://www.youtube.com/watch?v=EKzYc2zGEyM
http://www.youtube.com/watch?v=zPMLrb9oofs
https://www.youtube.com/watch?v=2u-NakyXyrU

サンシャインブルー
https://www.youtube.com/watch?v=CBhvWfycE08

ALWAYS IN LOVE ~愛さずにいられない~
https://www.youtube.com/watch?v=1J1Nvscjq-Q

MOONLIGHT RHAPSODY  (with 前田亘輝)
https://www.youtube.com/watch?v=S5QxJDO7Nyc

ワインカラーのせつなさ
https://www.youtube.com/watch?v=5p7pI46dzZ4

まといつく想い
https://www.youtube.com/watch?v=RlVElpmQ9M0

Jealous Guy (BBクイーンズ)
https://www.youtube.com/watch?v=or6DWV41PLA

おどるポンポコリン(BBクイーンズ)
http://www.youtube.com/watch?v=-r4DIbDe0DM
http://www.youtube.com/watch?v=77sp9OtpZO4
http://www.youtube.com/watch?v=I5i11UfdIFo

「ドレミファだいじょーぶ ~Royal Straight Version~」PV (BB)
http://www.youtube.com/watch?v=VuqDHYrVNa0

I remember you (BBクイーンズ)
http://www.youtube.com/watch?v=1z4oubzJMdU

Superstar (a cover of Carpenters)
http://www.youtube.com/watch?v=HzHt1rP8kb8

1981年の映像
http://www.youtube.com/watch?v=o2vexM2y7Do

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2011年2月24日 (木)

サラとミーナ106: ストーヴ好きのミーナ

Mina1

Mina2

ミーナ そんなにストーヴに近づくとヤケドするかも 気をつけて!

Sarah1

Sarah2

サラはよくそばに来て、私をガン見します。何かやってほしいことがあるときもあるようですが、いろんなものをじっと観察するのが好きな猫なのです。4年前にうちにやってきたときからこんな感じです。よくソファの下で眠っています。

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2011年2月23日 (水)

情報の寡占

アマゾンは便利なお店です。元々は本屋さんだったようですが、今やデパートとディスカウントストアを合わせたような巨大なショッピングセンターです。新品だけでなく中古本や中古CDも売っているので、私もよく利用します。ストーブを購入したこともあります。

皆さんはアマゾンの本社がどこにあるかご存じでしょうか? 私はシアトルに行ったときに、現地の人に「ここがアマゾンの本社だよ」と教えてもらったことがあるので知っているのですが、丘の上にそそりたつ巨大な城のような建物ですごいと思いました(写真はウィキペディアより)。ただし昨年この地を引き払って、同じシアトルのダウンタウンに移動したようです。構内への入り口には Pacific Medical Center という看板しか出ていなかったので、現地のタクシー運転手も知らない人が多かったそうです。まるで怪しげな秘密基地みたいですね。

http://ascii.jp/elem/000/000/355/355389/

Pacific Medical Center というのは海軍病院のことで、この建物は軍隊の払い下げなんですね。約10年もここを本社にしていたにもかかわらず看板を出していなかったのはおかしな感じです。

最近ウィキリークスによる暴露が話題になったときに、実はアマゾンはクラウドサービスというのをやっていて、ウィキリークスもこのサービスを利用して世界に情報を発信していたとのことで、ちょっと驚きました。そしてさらに驚いたのは、(多分)政府のクレームでウィキリークスへのサービスを停止したということです。これでは米国も、グーグルを弾圧して追い出した中国を非難することはできないでしょう。

今や世界中の個人情報はフェイスブック、グーグル、ヤフー、アマゾン、マイクロソフトなどの米国企業にすっぽりと把握されてしまっていて、住所・氏名・メールアドレス・電話番号・クレジット情報などだけでなく、思想傾向・日常の行動・顔写真・趣味・宗教などまで保管されて丸裸です。アマゾンはそのような個人情報をもとにして、「おすすめ」の商品を電子メールで通知してきます。

にもかかわらず、一般の企業や団体は個人情報を秘匿するような傾向が強まっているので、個人情報は特定の企業に独占されています。そしてこれらの企業は国家と結びついています。こういう社会で本当にいいのでしょうか? と言ってはみたもののあまりに便利なため、私自身はこのような企業のサービス利用をやめることはできないと思いますが・・・。

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2011年2月22日 (火)

リーガ第24節: ビルバオの堅守をダニ→メッシで突破

Photoここで負けるとズルズル奈落の底に落ちそうなバルサ。アスレティック・ビルバオをカンプノウに迎えてのこの一戦が重要です。ビルバオはいかにも1トップが似合いそうな巨人FWのフェルナンド・ジョレンテをトップに541のシステムでやってきました。最終ラインはやや高めのポジションで、パスカットからのカウンターを狙う感じです。ただ裏は狙えます。

バルサはFW:ビジャ・メッシ・ペドロ、中盤:イニエスタ・チャビ、底:マスチェラーノ、DF:ブスケツ・アビダル・ピケ・ダニ、GK:ピント。バルデスはアーセナル戦のふがいない守備のお灸かと思ったら、なんと故障欠場。心配です。マクスウェルを休ませるためにDFは変則。一応ブスケツが代わって出ているのですが、たいてい中にいるので左SB不在で、ボランチ二人の感じです。

アーセナル戦で負けとはいえ、ロンドンでのバルサはようやく最悪の状態は脱した感じでした。早速開始4分にチャビから右サイドの裏をつくダニにパス。ダニがボレーで中に戻し、ビジャがゴール。ダニが一見オフサイドのように見えましたが、リプレイをみると足が残っていました。ダニはいらないなどと言う人も居ますが、現在のバルサではダニはチャビやイニエスタを凌駕する働きをみせています。是非契約を更新してほしいと思います。

ビルバオも反撃します。11分ジョレンテが左サイドでピケを振り切り、中央に上げた球をスサエタがヘディングしますが、チャビが後ろからちょっと押したのではずれます。37分には左からガビロンドが進入しクロスを上げると、フェルナンド・ジョレンテがきっちり頭で合わせてゴールと思いきや、ピントがスーパーセーヴ。

メッシは何か生気を失っている感じで、プレイの精度が落ちています。よく球を失います。イニエスタは疲労が回復してきた感じです。チャビは1時期故障で休んでいたこともあって、まだ大丈夫です。ビジャはほとんどフル出場していないので、やはりまだ大丈夫です。ピケは少し動きが鈍くて心配です。ジョレンテやトケーロあたりにすいすい抜かれているようではダメです。しかしともかく1:0で前半終了。

後半はじまるとすぐ落とし穴が待っていました。4分フェルナンド・ジョレンテをエリア内でブスケツが倒してPK。これはファウルを意図したわけじゃないので不運でした。イラオラに決められて1:1。ピントはPKの守備がちょっと下手ですね。早めに動きすぎです。そのすぐ後メッシがスラロームでゴール前にせまりましたが、ファウルをとってもらえず不発。明らかにイエローが出て不思議でないプレーでした。

バルサはマスチェラーノをさげてマクスウェルを投入。これでいつものバルサにもどり全力で攻めまくりますが、ビジャ・メッシ・ピケが次々シュートを失敗。苦しくなりますが、ついに32分、チャビから右に進出するダニにパスがわたり、ダニがメッシにセンタリングで、メッシが素早くゴール。ビルバオを瞬殺しました。ホームで勝てないときついので、何とか勝てて万々歳。立役者はダニです。雨でも風でも、右サイドからは必ず中央に球が供給されるというのがダニのいるバルサです。

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2011年2月21日 (月)

平滑筋とは?

骨格筋や心筋はいわゆる横紋筋で、規則的で美しいサルコメアという単位が集合して形成された筋肉です。このブログでも以前に写真を掲載しました↓。
http://morph.way-nifty.com/grey/2011/01/post-0d3e.html

これに対して平滑筋はサルコメア構造を持たない筋肉です。サルコメアが収縮する機構はかなりよくわかっていますが、サルコメアなしの平滑筋の収縮機構はまだ十分には解明されていません。日本語版のウィキペディアに翻訳が出ていなかったので(図はウィキペディアより)、アップしてみました。

平滑筋はなんのためにどこにあるのか?

気管:呼吸する、虹彩:瞳の開閉、消化管:消化をうながす、血管:血管の保護と血圧の調節、リンパ管:リンパ液・リンパ球の移動、膀胱:尿の排出、子宮:胎児の保護と出産、立毛筋:毛をたてて保温する、 など体のさまざまな場所にあります。
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平滑筋は不随意性で、横紋を持たない筋肉です。シングルユニットとマルチユニットのふたつのグループに分けられます。シングルユニットの場合、ユニット内の細胞はギャップ結合でつながっており、ユニット内のひとつの細胞が神経と接触しています。神経からこの細胞に来た興奮(アクションポテンシャル)は、他の細胞にギャップ結合を通して伝わり、すべての細胞が同時に収縮します。

一方マルチユニットの場合、ギャップ結合によらないので全体を一気に収縮させるには非効率ですが、収縮の程度を細かく調節するには向いています。瞳孔を開く筋肉や閉じる筋肉はこのタイプで、入射する光量に応じて適当な調節が可能です。もちろん不随意筋なので、意図して開いたり閉じたりすることはできません。

平滑筋がどのような神経に支配されているかというのは完全には解明されていません。神経だけでなく、平滑筋細胞自身でアクションポテンシャルを発生する場合もあります。ホルモンなどでも調節されます。国立環境研究所の山根博士の記述を引用すると「気道平滑筋を調節している神経には少なくとも3種類あることがわかっている。つまり副交感神経(コリン作動性神経)および交感神経(アドレナリン作動性神経)そして近年発見された「第3の神経」(非アドレナリン作動性抑制神経)である。副交感神経は末端のシナプスからアセチルコリンを,交感神経はノルアドレナリンを放出し,それぞれ気道平滑筋を収縮または弛緩する。「第3の神経」は現在未同定の物質を放出し気道平滑筋を弛緩する」というものがあります。このように平滑筋と神経の関係は一筋縄ではいかないようです。

畑博士による消化管平滑筋と骨格筋の比較を引用します↓。
http://park12.wakwak.com/~pharma1/textbook/SmoothMuscle/SmoothMuscle.pdf

消化管平滑筋:  紡錘形で束をなす、収縮(元の長さの)  1/4  、アクチンとミオシンの比  10-20:1、筋小胞体の発達は少ない

骨格筋: 円筒形、収縮(元の長さの)  1/2、アクチンとミオシンの比  2:1、 多くの小胞体が整然と筋原繊維に沿って並ぶ

平滑筋は骨格筋に比べて瞬時に大きな力を発生できない代わりに、長い距離の収縮をゆっくり長時間おこなうことが可能です。アクチン含量に比べてミオシン含量が少ないことも大きな特徴です。しかし細胞内カルシウム濃度の上昇がきっかけとなって、ミオシンがリン酸化されて活性化され、これがアクチンを中心とした繊維と相互作用をおこして収縮が誘起されるという意味では、平滑筋においてもミオシンの役割は重要です。

骨格筋においてアクチンフィラメントに結合して収縮を調節しているトロポニンが、平滑筋にはありません。すなわち収縮の調節機構は骨格筋と平滑筋で異なっています。その代わりに平滑筋ではカルデスモンがアクチンフィラメントに結合しています。
すなわち骨格筋のフィラメント=アクチン+トロポミオシン+トロポニン、平滑筋のフィラメント=アクチン+トロポミオシン+カルデスモンということになります。

平滑筋細胞は多くの接着結合(カドヘリンによる結合)を持っており、その部位にはアクチンフィラメントと中間径フィラメントが結合しています。これらのフィラメントはデンスボディーとも結合しています。平滑筋のデンスボディーと骨格筋のZ帯はいずれもアクチニンを主成分としており、相同の構造と思われます。これらの構造が支点となって収縮がおこなわれるのでしょう。

日本平滑筋学会ホームページ: http://wwwsoc.nii.ac.jp/jsmr/index.html

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2011年2月20日 (日)

サラとミーナ105: 春を待つ日々

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春はまだまだ遠い季節。雪の中を走る都営地下鉄新宿線です(撮影は明大前駅)。

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猫たちは暖かい室内で、ときにはケンカしつつ、ときには寄り添って暮らしています。縞三毛がミーナ、ラグドールっぽいのがサラです。ミーナは7kgもある巨体なのに甘えるのが大好き。サラはかなり迷惑しています。

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2011年2月18日 (金)

UEFAチャンピオンズリーグ: ファンペルシーとアルシャービンに決められバルサ敗戦

Photoチャンピオンズリーグの準々決勝。アーセナルに当たってまずロンドンのエミレーツスタジアムで対戦です。お互いにパスをつなぐ美しいサッカーをめざすチームです。バルサは前節ヒホンに大苦戦でやっとドローに逃げこむという下り坂で、はたして良いサッカーができるのでしょうか?

バルサはFW:ビジャ・メッシ・ペドロ、中盤:イニエスタ・チャビ、底:ブスケツ、DF:マクスウェル・アビダル・ピケ・ダニ、GK:バルデス。アーセナルは1トップ:ファンペルシー、2列目:ナスリ・セスク・ウォルコット、ボランチ:ウィルシャー・ソング、DF:クリシー・ジュロー・コシールニー・エブエ、GK:シュチェスニー。

最初に目立ったのはウォルコットのドリブル。バルサの守備を切り裂いてファンペルシーにパスを出しますが、得点にはならず。アーセナルはどんどん攻めてきます。最初の10分はバルサも守勢にならざるを得ませんでした。バルサは思ったより好調で15分、ビジャから中央を抜け出すメッシにきれいなスルーパスを通しますが、メッシがシュートをはずします。

19分には逆にメッシからビジャにスルーパスが出ますが、GKに止められます。23分にはメッシがループを失敗。メッシはロンドンで8試合目ですが、まだ1点も入れてないそうです。不思議なジンクスです。このあともはずしまくります。ただアーセナルのセンターバック、コシールニーが当たっていて、ここというところのパスカットなど獅子奮迅の活躍でアーセナルは窮地を何度も脱していました。

アーセナルもカウンターで逆襲。セスクのクロスがファンペルシーの頭に合いそうなところを、アビダルがきわどくクリアして難をのがれます。しかし先取点はバルサ。メッシが中央を抜け出すビジャにぴったりのスルーパスを通し、ビジャがグラウンダーでGKを抜きゴール。このあとメッシ、ファンペルシーがお互いにシュートをミスってブレイク。

後半バルサが逃げ切れるか・・・というゲームでしたが、一番惜しかったのは23分イニエスタが絶妙のスルーパスをメッシに出しましたが、メッシがシュートをミスって得点ならず。メッシは本当に当たっていません。バルサはいつものようにビジャをひっこめ、今日はケイタを出しますが、ベンゲルも結構活躍していたソングを下げてアルシャービンを出すというギャンブルに出ました。そしてこれが後で当たります。さらにウォルコットもひっこめてベントナーを投入。

34分起死回生の一発を放ったのはファンペルシーでした。クリシーのパスをうけて、左に進入。角度のないところからGKのニアサイドをぶち抜くシュート。バルデスも微動だにできないというのはちょっとまずいかも。さらに38分には、アルシャービンにバルデスが逆をつかれてわざありのシュートを決められ万事休す。これもバルデスの動きがまずかったでしょう。

まあ1:2だったのでカンプノウで取り返せる点差ですが、ピケがカード枚数で出られないのは痛い。どっと疲れただけのロンドン遠征でした。やれやれ。

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2011年2月17日 (木)

科学の壊滅は近いのか?

私たちが若い頃はサイエンスの中心は圧倒的に米国で、他の世界のすべてが消滅しても、米国さえ残っていれば科学のレベルは低下しないと言われていました。しかしトムソン・ロイター社が昨年発表したレポートによると「アジアとヨーロッパの研究は米国の研究を上回るスピードで伸びています。1981年、米国の科学者は世界の一流誌の掲載論文のうち約40パーセントを占めていました。2009年にはこの数字は29パーセントに減少しています。同時期、ヨーロッパ諸国の研究論文数は33パーセントから36パーセントに、アジア太平洋諸国地域は13パーセントから31パーセントに増加し、米国の論文数を抜きました」だそうです。

http://science.thomsonreuters.jp/press/release/2010/Global_Research_Report_USA/

それでも米国の科学のインパクト・スケール・裾野は広大で、もしそれが壊滅するとなると、科学の進歩は大きな打撃をうけることになるでしょう。副島隆彦氏の「日米地獄へ道連れ経済」(2010年 祥伝社刊)を読むと、オバマ大統領は今年景気浮揚のために研究開発減税に八兆円つぎこむ政策を打ち出したものの、財源がありそうもないそうです。米国の財政赤字は破綻間近といわれる日本よりさらに深刻で、まもなくデフォルト状態に陥るのは避けられないらしいです。そうなると科学技術予算は真っ先に削減され、Ph.D の失業者が町にあふれるという状態になってしまいます。

日本の貿易相手国としての米国の地位はかなり低下しており、中国が最大のお客さんになっているので、日本の企業の多くはそんなに困らないそうですが、日本の銀行や証券会社のなかには米国系ファンドに投資したお金を返してもらえず、壊滅的な打撃をうけるところもあるとのこと。ここ1年で日本でおきた奇妙な大事件、異常な小沢バッシング・鳩山内閣の倒壊・尖閣諸島事件・ロシアの北方領土における異常な挙動など、すべて日本と中国を接近させまいとする(あるいは日本が米国を見捨てないようにさせる)謀略のにおいがします。

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2011年2月16日 (水)

JPOP名曲徒然草62 「若草の雨」 by シモンズ (70年代)

Photo_91シモンズは現存する田中ユミと青木まり子の女性デュオのフォークグループですが、オリジナルメンバーは田中ユミと玉井タエで、1970年代前半のフォーク界を席巻した人気グループでした。写真のむかって左が田中ユミ、右側が玉井タエです。シモンズという名前はサイモンとガーファンクルからとったようですが、強く影響を受けたのはベッツィー&クリスのようです。彼女たちはハワイ出身でしたが日本で活躍し、「かなり離れた音域で質も違う声をハモらせる」という快感が素晴らしいデュオでした。シモンズや製作サイドもその方向をめざし、双子などがやっている均質なハーモニーとは一線を画した、ふたりがスリリングにからみ合う歌を次々と発表して、大成功をおさめました。

デビュー作は西岡たかし作曲の「恋人もいないのに」で、このあとも田中ユミの天使の美声に、玉井タエの低い声がよりそうようにハモっていくというパターンで「ひとつぶの涙」や「ふりむかないで」などの大ヒットを連発しました。アマゾンのユーザーレビューでは「ひとつぶの涙」が1番人気のようです。

しかしタエちゃんがリードする曲には、落ち着いた雰囲気で聴き疲れしない名曲や、次世代のニューミュージックを彷彿させるような曲もたくさんありました。例えば「ふたりだけの結婚式」「幸せ色した貝がら」「取り消してください」などですが、タエちゃんの暗めの声に強く惹きつけられるナンバーでした。2004年に出たベスト盤CD「ゴールデン☆ベスト」にも、これらはすべて収録されています。ベスト盤は複数が現役で、アマゾンや大手のショップなどで簡単に入手できるでしょう。オリジナルアルバムのCD盤は最後に紹介します。

彼女たちが新しいJ-POPへの道を切り開こうとしていたとき1974年に、タエちゃんが後藤次利氏と結婚退職し(すぐに離婚)、シモンズも解散してしまったのは残念でした。その後何度も再結成されましたが、タエちゃんは一度も参加していません。現在のシモンズに当時の面影を求めるのはちょっと無理ではないかと思いますが、私は聴いたことがないのでよくわかりません。

シモンズ 70年代オリジナルアルバム(CD)
いずれもBMGより出版

BVCR-5010 恋人もいないのに シモンズの世界
BVCR-5011 若草の頃 シモンズ
BVCR-5012 シモンズ 風のことづて
BVCR-5013 さんぽ道

すべての曲のコード付楽譜がCDに添付されていて親切 ヤフーオークションなどには多数出品されています。

若草の雨 (作詞:田中由美子・弓井久、作曲:杉田二郎、編曲:葵まさひこ)

壊滅

ふり向かないで

https://www.youtube.com/watch?v=ctIWv-1gOxo

https://www.youtube.com/watch?v=krQNtn-Jli4

https://www.youtube.com/watch?v=I6paez5iIs4

ひとつぶの涙

https://www.youtube.com/watch?v=fpw-jWCT5Mc

https://www.youtube.com/watch?v=ww4uRlRPiJg

https://www.youtube.com/watch?v=W4Ok7VlJ7o8

浜崎奈津子version

https://www.youtube.com/watch?v=CqfCONFQz28

恋人もいないのに

http://www.youtube.com/watch?v=pPGvI6unbSI (鮮明)

https://www.youtube.com/watch?v=W4Ok7VlJ7o8

https://www.youtube.com/watch?v=z6LGQjpJpmM

https://www.youtube.com/watch?v=8a-kLyATxUA (非オリジナルメンバー)

ふたりだけの結婚式

https://www.youtube.com/watch?v=prMXQzohW5E (こんなのしかなかった)

思い出の指輪

https://www.youtube.com/watch?v=lyT5f35l06Y (カバーだけど聴ける)

https://www.youtube.com/watch?v=U21GWpjvmFo

幸せ色した貝がら

https://www.youtube.com/watch?v=k_N7640xoDQ

https://www.youtube.com/watch?v=rhoYPOT8fzg

(cover)
http://www.youtube.com/watch?v=_lGUQ9Rt_4E
http://www.youtube.com/watch?v=rtO74XLagCA

この広い空のどこかに

https://www.youtube.com/watch?v=guyrWtuCuEs

https://www.youtube.com/watch?v=D4gfzZ1nDHI

https://www.youtube.com/watch?v=cArZAKNoqsQ

おくれてきた少女

http://www.youtube.com/watch?v=zjmIMj3nWPE

http://www.youtube.com/watch?v=frlUVNHjh4o

http://www.youtube.com/watch?v=EBD8ftCyd38

明治チェルシー

http://www.youtube.com/watch?v=9s5rdne0ILM

水の影(ユーミン作詞・作曲)

http://www.youtube.com/watch?v=9rrMDeUM9Ps

http://www.youtube.com/watch?v=umY2dqP2i4E

琵琶湖周航の歌

https://www.youtube.com/watch?v=Za90_tWAGLE

秋がふたたび

https://www.youtube.com/watch?v=9KH-Z9P4UkE

取り消してください

https://www.youtube.com/watch?v=5MhQ_KM2E68

花柄模様の便箋に

http://www.youtube.com/watch?v=Y_FvRFoGbXk

恋の悩みは不思議なもの

http://www.youtube.com/watch?v=v8CfM5l9N1A

春になったら

http://www.youtube.com/watch?v=46M7aGVB45E

なぜかしら

http://www.youtube.com/watch?v=cZD2K_ovBpw

風はそよかぜ

http://www.youtube.com/watch?v=HrTDSXGiEOQ

 

 

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2011年2月15日 (火)

JPOP名曲徒然草~メンテナンス

現在JPOP名曲徒然草のコンテンツをメンテナンス中です。ここ1~2年の YouTube の充実ぶりは目を見張るものがあります。また残念ながら消されてしまうものも後を絶ちません。事務所が変わったり、サイトのアドレスが変わっている場合もあります。JPOP名曲徒然草もはじめはそういう変化にはついていけないと思っていたのですが、一念発起してメンテナンスを実行することにしました。現在1~16までとりあえず完了しました。アクセスするにはサイドバーのカテゴリー「音楽」をクリックしていただき、下にスクロールしていくと見つかります。

残念なのはまだ2~3のコンテンツで、肝心の中心曲を紹介できないという事態になっていることですが、また1年後には環境が改善されているかもしれません。なかなか自分で動画のコンテンツを作成するというところまではいけないのが情けないところです。気長にお待ちいただくしかありません。

PS なんでもやる気出してやってみるといいことがあります。西島三重子が沢田聖子に提供した名曲「アスファルトの上の砂」を発見しました。

http://www.youtube.com/watch?v=ORSpbJc5yko&feature=more_related

ごく一部ですが西島三重子名曲集 若い方はこんな歌手が日本にいたのかと驚かれると思いますよ。

http://morph.way-nifty.com/grey/2009/08/jpopimagination.html

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2011年2月13日 (日)

リーガ第23節: バルサ ヒホンと激烈な白兵戦 ようやくビジャのループでドロー

Photo大西洋に面したスペイン北部の港町ヒホンで、スポルティング・ヒホンとの対戦です。スタジアムはエル・モリノン。ヒホンがあるアストゥリアス州はドルメンという巨石墓があることで知られており、先史時代から多くの人が住み着いていた所なのでしょう。バスク語、ポルトガル語、スペイン語のいずれとも異なるアストゥリアス語が話されているようです。フランコ時代にはカタルーニャと同様弾圧を受けたところです。

代表戦の疲労が回復する間もない遠征なので、バルサにとっては非常にきつい試合です。そうでなくてもイニエスタなどはバテが目立つので心配です。スタメンではペドロ・ブスケツ・アビダルを休ませました。イニエスタ・チャビ・メッシ・ビジャはやはり休めないんですね。きついと思います。まあ鉄人ダニは別ですが。

FW:ビジャ・メッシ・アフェライ、中盤:イニエスタ・チャビ、底:マスチェラーノ、DF:マクスウェル・ミリート・ピケ・ダニ、GK:バルデス。ヒホンはディエゴ・カストロ、バラルあたりが攻撃の主力です。カンプノウの対戦では捨てゲームのスタメン(例によってモウリーニョに皮肉られて物議をかもしました)で、それでも0:1の試合だったので、油断はできません。ホームということもあって、意外に攻撃的にきました。

17分にはディエゴ・カストロが左サイドを走るバラルにパス。バラルに走られて、ピケが切り返しで置き去りにされ、ミリートも交わされてシュートを打たれ失点。やはりバルサはいつものパフォーマンスは発揮できず、パスミスが目立って不調です。それでも元気なダニが切り返して、ゴール前のイニエスタにパスを出しますが、イニエスタがシュート失敗。イニエスタはその後ドリブルシュートなども打ちますがやはり失敗。そのまま0:1でブレイクになりました。

アフェライはいい選手なのですが、まだバルサの緩急リズムに合っていませんし、エストレーモという感じの選手でもありません。後半はペドロと交代です。後半はヒホンも1点を守りに入ったのか、バルサ攻勢です。8分にはダニが突破してチャビに返しシュートを打たせますが、GKクエジャルに止められます。11分にはまたダニからメッシにパスが渡りますが、メッシのシュートが、またもやクエジャルまで。ダニは本当に元気です。

バルサはミリートを引っ込めてケイタに代えるという超攻撃的な布陣で攻めまくります。69分にはイニエスタがエリア内で明らかなレイトチャージで倒されますが、PKならず残念。しかしついに80分メッシが囲まれながらもなんとか振り切ってビジャにスルーパス。ビジャはクエジャルが前に出てきたのを見逃さず、ワザアリのループ、空中浮遊シュートで見事に1:1に追いつきました。しかし追加点はならず。かえって自陣エリア前でFKをもらったりする危険な終盤でした。

バルサの体調は全体に不良でしたが、後半は非常に激しい戦いで見応えがありました。ペップもかなり興奮していて、後半ボヤンを送り出すときには思い切りピッチに突き飛ばしていました。こういうのは始めてみましたね(ボヤンもびっくり)。まあ負けなかっただけよかったとしましょう、いよいよチャンピオンズリーグに突入です。これから4月いっぱいまで厳しい日程です。いつチャビやイニエスタを休ませるのかが鍵です。

第23節  2月12日:スポルティング・ヒホン (A)
CLベスト16  2月16日:アーセナル(A)
第24節  2月20日:アスレティック・ビルバオ (H)
第25節  2月27日:マヨルカ(A)
第26節  3月02日:バレンシア(A)
第27節  3月06日:サラゴサ (H)
CLベスト16  3月08日:アーセナル(H)
第28節  3月13日:セビージャ(A)
第29節  3月20日:ヘタフェ(H)

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2011年2月11日 (金)

情熱の国イタリアからの便り 第2便 (都響)

Photo雪が降る中、調布のグリーンホールまで行ってきました。何しろ都響でアルビノ-二のオーボエ協奏曲(作品9-2)が聴けるわけですから、出かけないわけにはいきません。アルビノ-二の音楽は、実はジャゾットの作であるアダージョをアンコールピースでやるくらいで、作品9-2を演奏するチャンスは、まず今後もめったにないと言っていいのではないでしょうか。

私が愛聴しているのはブダペスト・ストリングスのCDですが↓
http://morph.way-nifty.com/grey/2009/05/post-3215.html
都響の演奏も聴いてみたいと思いました。今日はいつもの演奏会とは違って、朝岡さんのMC解説付きのステージです。後半のアリアはイタリア語なので、彼の適切な解説は曲を理解する上で大変役に立ちます。

さすがにこの曲を重要なレパートリーとしているブダペスト・ストリングスのアンサンブルには及びませんでしたが、さすがに都響だけあってうまくまとめていました。すごかったのはオーボエの広田智之氏(都響首席奏者)。彼の名人芸には圧倒されました。

今日の指揮は三ツ橋敬子氏。都響とははじめてだそうです。若手の女性ですが、昨年のトスカニーニコンクールで準優勝の逸材だそうで、小柄だけれど豪快な指揮ぶりは下野さんを思わせるものがあります。今回の演奏を聴いただけでも、性格が陽性で気さくな人という印象を持ちました。現在イタリア在住だそうです。欲を言えば、ちょっとやせすぎで体力が心配です。それに指揮者は、やはりある程度体重があったほうが音楽に安定感が感じられるのは心理的なものなのでしょうか?

後半はオペラから。テノールの岡田尚之氏の独壇場です。素晴らしい美声ですし、特に「衣装をつけろ」は迫力がありました。アイーダの凱旋行進曲では、長管のアイーダトランペットが4本も出てきてびっくりしました。アンサンブルも完璧。

最後に調布グリーンホールですが、傘立てもロッカーもないとはあきれた会場でした。傘持って聴けと言うのかい。市が管理するはずが、指定管理者の財団法人が管理していて、こんな会場でも市には文句が言えないようになっているんですね。やれやれ。

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2011年2月 6日 (日)

リーガ第22節: メッシのハットトリックでアトレチコを破壊

Photo第22節はカンプノウでアトレチコ・マドリーとの対戦。アトレチコはなんと中心選手のシモンを放出するという愚挙に出て、低迷をかこっています。しかも今日はバルサからチーム1番の得点をもぎとっているフォルランがベンチ。アグエロの1トップで、後ろにメリダ、左フェリペ・ルイス、右レジェスという見慣れない布陣。フォルランとアグエロがそろっていないアトレチコには負ける気はしません。昔フェルナンド・トーレス(最近リヴァプールからチェルシーに移籍)が居た頃は、プヨールがよくやられて失点していました。

バルサはいつも通りFW:ビジャ・メッシ・ペドロ、中盤イニエスタ・チャビ、底:ブスケツ、DF:マクスウェル・アビダル・ピケ・ダニ、GK:バルデス。試合はバルサペースではじまり、17分右サイドのダニが近くにいたメッシにパスを出し、メッシが右から突入のフェイントをかけて、中央に移動。後ろから3人追いかけますが間に合わず、得意の左に走りながら右隅へのちょっぴり反転シュートでゴール。幸先の良い出だしです。28分にはビジャが中央で受けて、すぐ右突入のメッシにスルーパス。メッシが決めてシンプルな2点目ゴール。このあともほとんどバルサペースで、アトレチコは何もできす前半終了。

さすがに後半はメリダを下げてフォルランを出してきました。フォルランは特に不調ではないように思いました。前半と違ってアトレチコにもチャンスが生まれ、8分にはフェリペ・ルイスのシュートを、危機一髪ピケがヘディングでクリアするという場面もありました。しかし得点をとったのはバルサ。34分中央からメッシが右サイドを抜け出すビジャにパス。ビジャが強烈なシュートを放ちますが、はじかれて跳ね返るところにメッシが詰めて押し込みました。ハットトリック達成です。

国王杯決勝はやはりレアル・マドリーとの対戦になりました。4月21日だそうで、4月17にはサンチャゴ・ベルナベウでのクラシコですから、なんと連戦になります。国王杯はおそらくメスタージャで行われるようですが、現時点で正式には未発表です。
いずれもWOWOWで実況中継するようです。
4月17日(日)午前4:45 リーガ・エスパニョーラ第32節 レアル・マドリードvsバルセロナ
4月21日(木)午前4:45 コパ・デル・レイ決勝 バルセロナvsレアル・マドリード

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2011年2月 5日 (土)

ミジンコのゲノム

525pxdaphnia_pulex『某女史のつぶやき』・・・・・・・・・・

今日は長らく待ち望んでいたミジンコのゲノムがサイエンス誌に出版された日です。何がそんなにめでたいかというと、なにしろうちの研究室から4人も共著者が出たのよ! 仕事はそこそこ切り上げてビールで乾杯ね。あそうそう大事なことを忘れちゃ駄目よ。ミジンコは毒物の検定にも使われてるし、環境の変化に対する生物の反応を見る上で重要なモデル生物なの。そりゃ多細胞生物で最初にゲノムが解析されたのは線虫だけど、だいたい線虫なんて土の中で生活しているんだから誰も出会ったことなんてないでしょう。ミジンコはそこらの池や水たまりにいくらでもいるからおなじみよね。金魚のエサだし。あと甲殻類ではミジンコが最初ってこともつけくわえておかないとね。

でそのミジンコのゲノムなんだけど、たった2億ベースペア(1ベースペア=2x[糖+リン酸+プリンまたはピリミジン])のゲノムに3万2千個の遺伝子が組み込まれているという、ものすごいゲノムだということがわかったのよ。なにしろヒトのゲノムなんかは30億ベースペアの巨大なサイズのなかにたった2万1千個くらいしか遺伝子がのっていないんだから、どんなにすごいかわかるでしょう。ゲノムのサイズがばかでかいだけの生物はいくらもいるのよ。特に植物なんかはね。でもヒトより多数の遺伝子を持っている生物がいるなんてファンタスティックじゃない。

どうしてミジンコがそんなにたくさんの遺伝子を持っているのか? それは進化の過程で多くの部分が複製されてコピーができたの。そしてその片方が環境の変化などに応じて細かく変化していろいろな遺伝子ができたのね。例えばみんな黒い靴は何足か持っていると思うけど、おしゃれな靴は夜のバーでデートするときに必要だし、ババくさいのはお仕事のときに履くでしょう。そういうこと。ただミジンコの遺伝子にはユニークなものが多くて、昆虫など他の節足類とも人やマウスと同じくらい似ていないというのもすごいわね。

詳しくは下記の雑誌で見てね。

John K. Colbourne, et al. (2011)  The Ecoresponsive Genome of Daphnia pulex. Science 331: 555-561. DOI: 10.1126/science.1197761

あ そうそうそんな小難しいものは読めないって人にはもっと簡単なサイトも紹介しておくわね

http://www.youtube.com/watch?v=lemh6AqccsY

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2011年2月 3日 (木)

サラとミーナ104: サボテン・猫・インバル都響の「運命」交響曲

Cc

サボテンについては何にも知らないのに二鉢も買ってはや2年。あとで調べると花を観賞するためのサボテンもあるそうで、まさしく右の方がそうらしくて、実際毎年花をつけます。それはいいのですが、実に育てるのが難しい品種で、ほとんど枯れる寸前になったり、ささえていないとすぐ倒れたり、水をやりすぎると根腐れで駄目だし、かといって水を切らすとすぐへたばるという気むずかしさです。よくまあ今まで生きていたものです。

それに対して左の方は花は全く咲きませんが、どんな育て方でも少しづつ大きくなっていく、愚鈍だけれど健康な植物です。鉢いっぱいに育ったらサイズの大きな鉢に植え替えるというのを繰り返していくと、永遠に大きくなっていきそうです。

Aa Bb

さてサラとミーナですが、トップはサラ、二段目がミーナの正常状態。平和な状況ですがミーナは少し不満顔かも。お詫びの印にもうワンショット、ミーナのものを追加しました。

Dd

今日はもう一題。インバル-都響の「ベートーヴェン交響曲第5番・交響曲第7番」
エクストンOVCL-00430です。

とにかくあまりに精緻なアンサンブルに圧倒されました。マエストロ・インバルはマーラーの場合のように、自分の意図するところにオケを強引に引っ張っていくという感じがまったくなく、音楽が自然に流れています。あまりに自然なので、精緻なアンサンブルといっても人工美の極地である京都の寺院の庭のような感じではなく、もっとリラックスした雰囲気です。インバル-都響はある頂点を極めた感じがします。もっと野蛮・獰猛なベートーヴェンもあり得るかもしれないし、そういう音楽も必要でしょう。しかしこのCDの明晰・晴朗・気持ちよさは別次元のものです。

これから「運命」交響曲を聴くとすれば、この驚異的な完成度のCDか、そうでない気分の時はテンシュテット-キール管弦楽団の重厚でエモーショナルな演奏かということになりそうです。カップリングされている「第7交響曲」も同じ傾向で、聞き飽きない演奏になりそうです。特に第二楽章の美しさにうたれました。

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