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2010年12月19日 (日)

リーガ第16節: バルサ エスパニョールの最終ラインをスルーパスで突破

Photoバルセロナダービーです。今回は敵地コルネジャでの対戦。エスパニョールは昨年パワーストライカーのオスバルドをイタリアから補強して、完全に生まれ変わりました。このストライカーの後ろで、おなじみのカジェホン・ベルドゥー・ルイスガルシアがうろうろするので、なかなか強力な攻撃陣です。バルサはFW:ビジャ・メッシ・ペドロ、中盤:イニエスタ・チャビ、底:ブスケツ、DF:アビダル・ピケ・プヨール・ダニ、GK:バルデス。エスパニョールは高い最終ラインで、厳しく絡んで来ます。まあこれでオフサイドトラップが上手だと大いにてこずりそうです。

いつもは一触即発の厳しい雰囲気のダービーですが、イニエスタがワールドカップファイナルで、ゴールを友人のハルケに捧げたことで、イニエスタには満員のスタンドから拍手。多少はなごんだ雰囲気で試合がはじまりました。とはいってもどんどんものは飛んでくる状況には変わりありません。ケガするものじゃないので、当たっても平気で試合は続行です。

さて開始早々、早速オスバルドにシュートを見舞われますが、バルサもブスケツのオーバーヘッドで逆襲。しかしまたオスバルドにスルーパスが通って危ない場面。これはオフサイドトラップで切り抜けます。激しいサッカーです。10分にはダニが1:1になりますが、なぜか遠慮深くメッシにパス。予想外のメッシはシュートミス。

18分にはピッチのど真ん中でペドロ→メッシ→ペドロのワンツーでペドロが抜け出し独走。ドリブルシュートをたたきこみました。さらに30分にはゴール前で、メッシが右のチャビにパス。これはオフサイドのはずが、エスパニョールののDFが帰りそこないます。チャビが中央にもどしますがはねかえり、今度は角度のないところからチャビが低く押さえ込んだシュートを決めました。メディアプンタ(トップ下)としてのメッシの技術がさえわたります。ピチーチ(得点王)など無理にめざさず、このポジションで自然にやってくれることがバルサにとって重要です。

私は3人のFWの後ろでイニエスタが司令塔として動くのがベストだと思っていましたが、ペップは特別な意図を持ってメッシを司令塔に指名しました。そのことによって、メッシはそれまでのようにひたすらゴールに向かって突進する姿勢が改められ、自然にペドロやビジャを使おうとする頭に切り替わっていったわけです。ペップという男の頭の良さには敬服します。ただしこのシステムによって、イニエスタは大変難しい役割になりました。ここが自分のポジションで、これが自分の役割だという指針がなく、その場面ごとに自分の果たすべき最善の役割を判断して自由に動くということになりました。

脱線したので元に戻りますが、35分にバルサは大ピンチに見舞われます。カジェホンがスルーパスを受けて、中央でGKと1:1。しかしライナーのシュートをバルデスが指先ではじいてきわどく失点を免れます。前半は2:0で終了しましたが、バルサのポゼッションは60%を切っていました。いかにエスパニョールが頑張ったかがわかります。

60分にはメッシが中央からミドルを打ち、GKカメニがはじくところにペドロが激しく突入して押し込みました。しかし63分にはオスバルドに走られ、グラウンダーの見事なドリブルシュートを打たれて失点。3:1となります。ここからビジャの出番です。76分にはメッシからビジャにスルーパスが決まり。ビジャが左から中央寄りに抜け出してドリブルシュートをGKの脇を抜いてゴールにたたきこみます。84分にはまたDFの裏に走り込むビジャにチャビからスルーパスが通って5点目のゴール。めでたしめでたしでした。今日は圧勝でしたが、エスパニョールはもう少しラインコントロールにたけてきたら、非常に難しい相手になると感じました。

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