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2010年11月30日 (火)

リーガ第13節: マドリー壊滅 バルサ首位に浮上

Photoクラシコです。観客9万8千のカンプノウでの対戦。バルサのスタメンはFW:ビジャ・メッシ・ペドロ、中盤:イニエスタ・チャビ、底:ブスケツ、DF:アビダル・プヨール・ピケ・ダニ、GK:バルデス。ブスケツの体調に問題があるのかと思っていましたが、スタメンということで一安心。これがバルサのベストメンバーです。一方マドリーはトップ:ベンゼマ、2列目:Cロナウド・エジル・ディマリア、ピヴォーテ;アロンソ・ケディラ、DF:マルセロ・カルバーリョ・ペペ・ラモス、GK:カシージャス。イグアインが出ていないのは意外でしたが、体調に問題があったようです。ベンゼマはイグアインほどデンジャラスじゃないので、少しラッキーでした。

予想通りポゼッションはバルサ。早速メッシがゴール右角度のないところからカシージャスの頭越しを狙ったループシュートを放ちますが、これはポストにあたって不発。しかし10分にはすごい場面が待っていました。左サイドのイニエスタから、中央に抜け出すチャビにパスが出るのですが、これがおそらくDFにカスって、ぴったりではなく少し後側にずれます。これをチャビがヒールでトラップして体の前にはじき、シュートして1点目のゴール。芸術的なゴールでした。最近の試合ではやや精彩を欠くところもあったチャビですが、さすがにクラシコではやってくれました。

このあとさすがにマドリーも攻撃をしかけてきて、エジル→ディマリアのパスからディマリアがシュートを打ちますが、これはバルデスがはじきました。その後ベンゼマへのラストパスをぎりぎりでアビダルがクリアする場面などもありました。しかしマドリーがよかったのもこのあたりまで。18分にはビジャが左サイドフリーでパスを受けて、左サイドから中央へ深く進入し、ゴール前のペドロに強いセンタリングを行いますが、カシージャスがこれをはじいて止めようとします。しかしはじいた球がペドロの前にきて、有難くペドロが押し込んで2点目のゴール。

このあたりまでは両者無心でプレイしていた感じだったのですが、そのあとサイドラインで、ペップがロナウドに球を渡さず地面に捨てたのに怒ったロナウドがペップをこづくという事件がおこり、不穏な雰囲気が漂ってきます。メッシがカルバーリョにひじうちを食らいますが、なぜかメッシがイエロー。2:0で前半終了。

前半は完全なバルサペースだったので、モウリーニョは後半エジルをディアラに代えてきます。負けているのに守備的な選手を投入するのは変な感じもしますが、両サイドの上がりを促すという狙いなのでしょう。それでも今日の意気あがるバルサには無効でした。55分にはメッシのスルーパスがビジャにぴったり合ってゴール。3点目です。ビジャはクラシコ初出場初ゴールです。58分にはまたメッシから、こんどはかなり長いスルーパスが左サイドを抜け出すビジャにぴったり合って4点目のゴール。飛び出すカシージャスのサイドを抜ける右足アウトサイドのシュートでした。メッシがスルーパスの意識を持てば、バルサは得点チャンスが飛躍的に増えます。

4点とったのでバルサはもはやビジャ・チャビ・ペドロをひっこめ、ボヤン・ケイタ・ジェフレンを余裕の投入。終了間際そのボヤンが右からゴール前にセンタリング。飛び込んだイニエスタはわずかに間に合いませんでしたが、ジェフレンがファーサイドにいて合わせてゴール。5:0です。これに切れたのかセルヒオ・ラモスがメッシにキックをあびせて一発退場で乱闘寸前になりましたが、なんとかおさまって試合終了。スタジオに切り替わると、マドリディスタの大澤亜季子アナが泣きそうになっていました・・・ゴメンネ。

どうしてこんなスペクタクルな試合ができたのか? ひとつは選手の体調維持に成功したということ、そしてメッシが「俺俺サッカー」を捨て、スルーパスの意識を強く持ってくれたということ。最後にこれはマドリーの現在のサッカーに関してですが、相手に攻めさせながらミスをつき、スピードにものをいわせてカウンターで瞬殺するというという狙いで、バスケットボールのようなサッカーをやっているようなのですが、これがバルサと合わなかったことが上げられます。今日のバルサは非常にミスが少ないサッカーをやりました。攻めさせてくれるサッカーをやるとバルサは楽です。

バルサが困るのは、コペンハーゲンのようにコンパクトに選手を集めて、プレスでパス回しを妨害されるとか、下がってガチガチに守られるとか、テクニックで球を回されてポゼッションの時間を減らされるとか、ファウルを誘われてFKで空中戦で攻められるとか、いくつもパターンがあるのですが、マドリーはそのどれにも該当していませんでした。モウリーニョが選手の力を過信していたふしもあります。

これでバルサはついにマドリーを逆転して首位に浮上。ビジャも2得点でふっきれそうです。ただまだサンチャゴ・ベルナベウで負けると逆転される僅少ポイント差なので、まだまだリーガ制覇への道は続きます。

百聞は一見にしかず:

http://www.youtube.com/watch?v=XHOkE14XHwg

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2010年11月29日 (月)

サラとミーナ99: キャットタワーvs食卓椅子

Img_0076tサラは相変わらずキャットタワーの最上段がお気に入りで、決して2段目・3段目には座りません。眠るときも最上段です。そろそろ眠くなってきたのかな。

Img_0091t ミーナは食卓の椅子がお気に入り。最近よく首を振るようになり、あらら耳ダニの復活かと思って獣医にみせたのですが、耳ダニはいないということでひと安心したところです。シェルターから引き取るときも、耳ダニの治療で引き渡しが2週間以上遅れたということもあって、気をつけています。

ではいったいなぜ首をふるのかということなのですが、医師によると「三毛猫は紫外線アレルギーになることがある」というお話でした。そういえばマウスも耳だけは日焼けするという話は聞いたことがあるので、動物にとっては耳は毛が薄い上に皮膚が脆弱なので、ひとつの弱点なのでしょうか。

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2010年11月26日 (金)

UEFAチャンピオンズリーグ パナシナイコスを一蹴し、いざクラシコへ

Photo来週月曜日(日本では火曜日早朝)のクラシコを控えて、バルサはいい感じでこのギリシャ遠征を終えたいものです。場所はアテネのスピロス・ルイススタジアム。相手はパナシナイコス。フランス代表のシセ(銀髪にするのはやめたようです)、ロナウジーニョがいた頃のバルサで3トップの一角を担っていたルイス・ガルシア・・・を擁するギリシャの強豪チームです。バルサはFW:ビジャ・メッシ・ペドロ、中盤:イニエスタ・チャビ、底:マスチェラーノ、DF:アドリアーノ・プヨール・ピケ・ダニ。

始まってみればパナシナイコスはバルサから球を奪う技術がないので、バルサは楽にポゼッションが可能です。そう無理はしなくてもシュートは打てますが,さすがに相手GKツォルバスの好守で簡単には得点できません。技量に差があるのでバルサも気がゆるんだのか、いつもよりパスミスも多い感じです。そのうちシセに走られてシュートを打たれてしまいますが、バルデスがなんとかセーヴ。

アドリアーノはよく攻撃参加して、強烈なシュートを放ったりしていましたが、守備はちょっとどうかなと思いました。カードをもらいやすい守備という感じもします。クラシコではやはりアビダルかマクスウェルを使った方が無難だと思います。バルサの得点は27分、なぜかトップ下の位置にいたダニから右サイドのペドロにスルーパスが通り、ペドロが左隅にグラウンダーでたたき込みました。ペドロは今シーズン好調ですが、ゴールの数が少ないので心配ではありました。しかし今日のゴールを見ると、クラシコでも活躍しそうな予感がします。一方ビジャにはあせりがみられてちょっと心配です。クラシコで1発決めて、それが転機になればいいのですが・・・。

バルサが本領を発揮したのは後半開始間もなく、62分イニエスタがノールックで左に走り込むアドリアーノに出し、アドリアーノが進入して中央メッシに、メッシはからまれながらもはじいてゴール。イニエスタは今シーズン好調で、いつも安心して見ていられます。一方チャビは足に問題をかかえており、この試合でも球を失うことも多くて心配です。ただチャビですから、クラシコでは頑張ってくれると思います。

さてこの試合ですが,67分にはダニから絶好のパスが左に走り込むイニエスタにわたり、イニエスタは例によって自分では打たずペドロに戻して打たせました。ペドロは落ち着いて決めてくれました。3:0となったので、あとはチャビとピケを引っ込めて余裕モードで試合終了。

今シーズンのクラシコは非常に面白いと思います。白組はいつになく強力なメンバーをそろえています。バルサはポゼッションはできるでしょうが、ほんの少しでもスキをみせると、あっという間に ○○○→エジル→Cロナウド・イグアインにつながれカウンターで失点しそうです。カウンターでの瞬殺に特化したマシーンに対して、バルサはどう対抗するのか? ペップは底には多分マスチェラーノを使うのでしょうが、彼の活躍がキーポイントになりそうです。

白組のボス、モウリーニョは相変わらず餓鬼道一直線です。チャンピオンズリーグのアヤックス戦では、決勝トーナメントに累積警告を残さないため、アロンソとラモスにわざとカードをもらうように指示を出した疑いで、UEFAが調査することにしたそうです。わざとカードをもらうというのは、個人の判断の場合は、心の中までは覗けないのでうやむやになりがちですが、なんとモウリーニョは、モウリーニョ→控えGKのドゥテク→カシージャス→シャビ・アロンソandセルヒオ・ラモスと経由して指示を伝え、カシージャスがそのことを示唆するような発言をしているという事態になっています。

モウリーニョは「どこが悪い」とでも言いたげですが、いつも通りの品格のなさにはあきれます。本当に彼がバルサの総帥にならなくて良かったと思います。どんな手を使ってでも勝てばいいというのが彼のポリシーですが、いったいクラシコではどんな手を使ってくるのか、楽しみでもあり不安でもあります。

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2010年11月25日 (木)

シロアリという生き方

399pxcoptotermes_formosanus_shira_2働き蜂というのは本当に気の毒な存在です。若い頃はお部屋の掃除にあけくれ、大人になると蜜をせっせと巣に運ぶ毎日で、週末も日曜日もなく、愛も知らず1ヶ月くらいで生涯を終えます。一方女王蜂は卵を産むだけの毎日で、寿命も1年~数年あるそうです。

ただすべての点において女王がすぐれた能力を持っているわけではなく、女王は視覚や嗅覚は劣り、刺し針はもっていませんし、花粉バスケットもありません。またダンスで餌の場所を教えたりもできません。

このようにまるで別の生物のような違いがあるにもかかわらず、単為生殖で生まれた場合DNA=遺伝子は全く同じなのです。どうしてこのような違いが生まれるのかについての有力な説明は、DNAのメチル化に相違があるというものです。これによってRNAの加工に差が生じるという説が提唱されました(1)。

1)http://www.plosbiology.org/article/info%3Adoi%2F10.1371%2Fjournal.pbio.1000532

アリも蜂と同様な生態ですが、ではシロアリはどうなのでしょう? 私は中学生になってその手のクラブに所属して、はじめて部室にいくと、早速先輩に「お前たちは山に行ってシロアリを採集してこい」と命じられました。山にシロアリがいるのかといぶかっていると、「朽ち木の根元をさがせ」というアドバイス。ともかく新入生数人で近くの山にはいって探しました。運良く巣がみつかり採集したのはいいのですが、ひとりが女王蟻を探そうと言って巣を壊し始めました。それで女王蟻をみつけたのですが、そのおぞましい姿態には、虫には昆虫採集でなれていた私も吐きそうになりました。体長2cm近い、ブクブク太ったシロアリは気分のよいものではありません。

あとでわかったのですが、家を破壊するのはイエシロアリで、山にいるのはヤマトシロアリという種類です。これらの日本本土でみられるシロアリは下等なシロアリで、腸内にセルロースを分解するバクテリアを共生させていて、それらの助けで木を分解して栄養にしています。高等なシロアリのように、巣でキノコを培養して餌にするという芸当もできません。先輩がシロアリを捕ってこいと命じたのは、腸内のバクテリアを顕微鏡で見るのが目的だったのです。そのバクテリアをシャーレで飼ってみようという試みは当然失敗しました。現在でも多分できないと思います。

実はシロアリは同じ社会性昆虫でも、アリや蜂とは全く違う系統の生物で、ゴキブリが進化したものです。分類学的にはシロアリはゴキブリ目、アリと蜂はハチ目です。アリや蜂と違って腹と胸の間がくびれていないズンドウの体型です。不完全変態のライフサイクルで、さなぎを経由せず大人になるところもアリや蜂と大きく異なります。シロアリでは多くの場合王と女王がペアで生殖するのも大きな違いです。

考えてみればシロアリは死んだ植物を餌にして生きる非常に平和的な生物で、毒針で刺したりしませんし、集団で生き物を襲ったりしません。これが人間の敵になったのは、たまたま人間が死んだ植物を使ってねぐらを作ったからにすぎません。

参照:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%83%AD%E3%82%A2%E3%83%AA

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2010年11月23日 (火)

北総のクリスマス・北総の生活

1なんだかわかりませんがクリスマス・セールです。聖書にはイエス・キリストの誕生日は書いてないそうです。いつのまにか12月25日を祝うということになったようです。西欧人にとってはとても大事な日なのでしょうが、「クリスマス」にあたる英語は 「Christmas(クリスマス)」、 ドイツ語は「Weihnachten(ヴァイナハテン)」、フランス語は「Noёl(ノエル)」、スペイン語は「Navidad(ナビダー)」と全然似ていません。謎です。

北総にもクリスマス・セールの時期がやってきました。飾り付けはやはり何故か北欧風。北総にはジャスコ・ジョイホンなど巨大店が多数あり、店員でよければいくらでも仕事はあります。千葉ニュータウンショッピングセンターの掲示板にも多数求人広告が出ています。ただ周辺にアパートがないので、単身者は鎌ヶ谷あたりから通う必要があるのですが、たった数駅でも交通費がバカ高いので車で通うことになります。従業員用の駐車場は確保してあるようです。

2_2駅の周辺に巨大店の数千台分の駐車場があるのですが、これは通勤には使えませんし、バスの路線や便数が非常に少ないので、旦那さんの帰宅時間には奥様の迎車でロータリーがごった返します。どういう都市設計になっているのでしょうか(責任者でてこい)。あまつさえ駅前にゴミ焼却場があったりします。なんでやねん。URが無計画に土地を売るからこうなると思うのですが、最近ではさらに期限を切られているという問題があって、なおさら無節操になっています。

ただ道の両側に椰子・ソテツの並木があったり、まだ鬱蒼とした原生林もあったりするので、鎌ヶ谷から464号線をたどって来ると、心が安まるという人もいます。意外に古くから国道16号線沿いで多少拓けていた小室の周辺に里山、小川、田んぼなどが多く、自然に恵まれています。小室は船橋市ですが、北総線ができるまで通勤に使える交通機関がほとんどない状態だったので、船橋のチベットと言われていたそうです。でも今住むなら牧の原がおすすめです。高層建築物が駅周辺にほとんどないので(駅近のマンションはそれほど高価でないにもかかわらず、デザインの優れた低層建築で快適そうです)、大変広々とした感じがします。

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2010年11月21日 (日)

リーガ第12節: バルサ爆勝 アルメリアはホームで涙の敗戦

Photo_2現在18位で降格圏内のアルメリアとの対戦。場所はアンダルシアのアルメリアにあるエスタディオ・デ・ロス・フエゴス・メディテラネオス。バルサは多くの選手が中間のポルトガルvsスペインの親善試合に出ていたのですが、スペインはボロ負けで沈んだ雰囲気です。FW:ビジャ・メッシ・ペドロ、中盤:イニエスタ・チャビ、底:マスチェラーノ、DF:マクスウェル・フォンタス・プヨール・ダニ、GK:バルデス。バルデスがタイガージャージで出てきました。アルメリアはビアッティとゴイトムがトップでウチェはベンチ。バルサはブスケツとピケを休ませました。しかしアビダルとミリートが故障ということで、やむなくフォンタスがCB。大丈夫か?

立ち上がりのアルメリアは下がり気味で慎重なスタート。これはバルサも楽できそうです。17分にはメッシがビジャに出し、ビジャがヒールでメッシに返し、前があいたのでメッシが強烈なグラウンダーでゴール(1点目)。19分にはイニエスタが左から切り込みセンタリング。これがアルメリアの選手の足に当たって跳ね返りイニエスタの前へ。ごちそうさまでイニエスタが右足でドカン(2点目)。

2点先制されたので、さすがにアルメリアも前に出てきてプレーをはじめました。しかしこれも裏目。27分にはマクスウェルのクロスをサンティがクリアミスしてオウンゴール(3点目)。これでアルメリアはがっくりです。フォンタスはぎこちないプレーが多かったのですが、35分には会心の一発を放ちます。ペドロのランニングにぴったりのロングフィードで、ペドロがこれを拾って独走。落ち着いてGKをさばいてゴール(4点目)。さらに37分、ペドロが右を突破し、中央のメッシにパス。メッシはこれをシュートしGKに一度はじかれるのですが、こぼれ球をやり直してゴール(5点目)。

5点差でブレークになったのでバルサとしては非常に有難いことになりました。クラシコに備えてイニエスタとチャビを休ませ、チアゴとケイタを投入しました。チアゴの父君は鹿島アントラーズで活躍したマジーニョだそうです。後半もバルサのゴールラッシュは継続。62分メッシからのパスを受けたボヤン(ペドロに代わっていた)がDFをかき分けるようにしてゴール(6点目)。67分にはビジャのミドルシュートをGKがはじいたこぼれ球を拾ってメッシがゴール(7点目)。このあたりアルメリアのDFが全く無気力な感じでした。73分、メッシからのパスを受けてボヤンがフリーでシュート→ゴール(8点目)。最後の仕上げです。ホームなのに惨敗したアルメリアが気の毒になるような試合でした。こういうこともあるんですね。

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2010年11月20日 (土)

都響@サントリーホール:爆演 ブラームス交響曲第1番

Zu1Zu2Zu3Zu4Zu5Zu6サントリーホールへ都響のコンサートを聴きに出かけました。インバル先生の登場とあってチケットは完売(1)。カラヤン広場では野菜などのバザールをやっていて大盛況でした(2)。この野菜の一部はカラヤン広場の畑で育てられたものであるらしく、実際畑がありました(3)。開場時間になるとからくりの窓が開いて、ホーンが出てきます(4)。チャイムが鳴ると開場です(5)。

本日のプログラムのメインはもちろんブラームス交響曲第1番ですが、モーツァルトの最後のピアノ・コンチェルトも聴きものです。ピアノはグレイルザンマー氏で、ショパンのような風貌で、細身のプリンスという感じなのですが、ピアノも独自の純粋無垢で繊細かつ自由な芸風で、小さな別世界をつくっていくタイプ。インバル都響は完全にグレイルザンマー氏の手のひらにはいりこみ、全面協力で彼の世界をささえていました。

休憩後は一転して全力爆裂のブラ1。マエストロ・インバルは第1楽章からノリノリでうなり続けています。こんなに気合いの入ったインバル先生をみるのははじめてでした。オケもすごく乗っていました。第2楽章のはじめあたりも鳥肌が立つくらい美しい弦の調べ。今日のコンマスは四方さんで、第1バイオリンは12人中11人が女性でしたが、大迫力の演奏で、オケは腕力じゃないということを思い知らされました。

マエストロ・インバルは都響とのつきあいももう長いので、息がぴったりあってコンビネーションが素晴らしく、第4楽章の盛り上がりも圧倒的なものがありました。指揮者もオケもこの曲を思い切り楽しんでいる感じで、聴く者に元気を与えてくれる演奏でした。

こんなすごい演奏だと多少のミスなど全く気になりません。きっと伝説の演奏として後世に語り継がれることでしょう。ライヴのCDも発売されるのではないでしょうか。

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2010年11月19日 (金)

ブックオフでユーミンのCDを250円で買う

Aaa最近ブックオフに行ってみて驚いたことがあります。ユーミンの中古CDアルバムが多数250円で売っていたのです(写真)。私は彼女が二〇世紀最高のシンガーソングライターだと認めているのですが、さてアルバムということになると数が多すぎますし、聴きたい曲がだいたい3曲/アルバムなので、全部そろえるのは躊躇していました。この価格なら考えなきゃいけません。とりあえず帰宅してアマゾンを覗いてみてなるほどと思ったのは、かなりのアルバムが1円で売られていたことです。アマゾンだと340円の配送料が必要なので、ブックオフで250円で買う方がベターです。早速とってかえして4枚1000円で買ってしまいました。

ついに来るべき時がきたのでしょうか。天才といえども永遠ではないということでしょうか。安価で入手できることはうれしいのですが、一方でかなりショックを受けました。250円で買ったことで自分がスポイルされたような気分です。しかしもし彼女の音楽がクラシックになれば、100年後も誰かがカバーして歌っていることでしょう。思うにポップス・クラシックを問わず、新譜CDが3,000円というのは高価です。バブルが崩壊してからずいぶん不況の時代が続いていますが、新譜価格が同じというのはおかしな話です。諸外国と比べて高すぎます。

ブックオフでもうひとつ驚いたのは、すこし高めの中古CDの場合、盤を抜いてプラスチックケースのみが置いてあることです。レジで奥の方からビニール袋にはいっている盤を、ケースといっしょに渡してくれます(ケースの中には入れない)。それだけ万引きが多いということでしょうか。やれやれ。

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2010年11月17日 (水)

サラとミーナ98: 冬の気配 そして医療も冬の時代へ

11かなり寒さを感じるようになって、団地の周辺も冬支度をはじめました。

春に購入したバラがまだ咲いていますが、後ろにはケヤキの紅葉が見えます。

ベランダから外を眺めるのが好きなサラ。犬が散歩してていると反応します。

ミーナはソファであくび。なかなかあくびは撮影のタイミングが難しい。

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最近ケガをしたので、少し外科領域に興味を持ってウェブサーフィンをやってみると、驚くべき事態が進行していることに気がつきました。もう少しすると、外科でも最近話題になっている産婦人科と同様、医師が足りなくて手術ができず手遅れになってしまうというケースが増えそうです。

私の意見としては、国民が医師を聖職ではなく普通の職業としてみることが重要だと思います。業務上過失傷害・致死なんてよほどの場合以外適用すべきじゃないし、特に外科医の場合、勤務時間もやはりよほどの場合以外週48時間以内に制限するべきでしょう。

医師の側も現在のような高収入ではなく、サラリーマンの1.5倍くらいで我慢すべきです。そのかわり医療ミスが発生した際の保険については、国家が面倒をみるようにすればいいのです。そうすればもっと多数の医師を社会で維持することができるでしょう。医師の数を増やすことができれば多くの問題が解決します。それができなければ日本は医療砂漠の悲惨な社会になりそうです。

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http://umezawa.blog44.fc2.com/blog-entry-467.html
http://iori3.cocolog-nifty.com/tenkannichijo/2008/02/post_0798.html
http://iori3.cocolog-nifty.com/tenkannichijo/2007/11/post_6f1d.html

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2010年11月14日 (日)

リーガ第11節: バルサ全力でビジャレアルを封殺 2位を死守

Photo好調のビジャレアルをカンプノウに迎えます。今期のビジャレアルはロッシとニウマールという強力な2トップで、DFもカプデビラとマルチェナのスペイン代表を擁するしっかりしたチームになりました。マルコス・セナがスタメンで出場できないくらい中盤も充実しています。一方バルサは、前節ピケが退場処分を受け出場停止。さらにミリートが故障発生で出場できずピンチです。SBのアビダルが代わりにCBをやることになります。FW:ビジャ・メッシ・ペドロ、中盤:イニエスタ・チャビ、底:ブスケツ、DF:マクスウェル・アビダル・プヨール・ダニ、GK:バルデス。

開始早々激しいプレッシャー合戦になりましたが、バルサとしてもロッシ・ニウマールに球を持たれると守りきれないので、今期最高のテンションで中盤に激しいプレスをかけます。ビジャレアルもDFラインを高く保ってつぶしにきます。これをかいくぐってペドロ・ビジャがシュートを打ちますが決まらず、逆にビジャレアルのカウンターでロッシに攻め込まれ、危ない場面もありました。14分にはダニが右から抜け出し、クロスをあげてメッシが頭でたたきますが、GKディエゴ・ロペスの好セーヴで得点ならず。そして今度はニウマールのドリブルにプヨールが抜かれてシュートを打たれますが、なんとかセーフ。

ビジャレアルが思ったより攻撃的でラインも高いので、バルサ側のカウンターも効きそうでした。22分にチャビ→イニエスタ→ビジャのパスが素早くつながり、あとはビジャの個人技でDFを交わしてグラウンダーのゴール。見事なカウンターでした。しかしその後勢いに乗って、DFの裏に抜け出すメッシに絶妙のスルーパスが通ったと思ったら、なんとオフサイド。1メートル位余裕があるように見えたので、おそらくミスジャッジだと思います。

そのあとメッシ→ペドロのパスで(珍しく1:1でメッシが打たずパスをしたのでびっくりしました)ゴールが決まった形だったので、何とも割り切れないオフサイドの判定にみんなもやもやしているうちに、スキをつかれてニウマールにドリブルですいすい進入され、無抵抗のうちにシュートを打たれてゴールを進呈。振り出しにもどって、ビジャレアルを調子づかせてしまいました。カソレラ、ロッシ、カニに次々シュートを打たれます。そして35分、エリア近くのFKを与えてしまい、ロッシに壁を抜けるシュートを打たれますが、バルデスが素晴らしいセーヴで切り抜けます。

これでバルサも一息ついて、39分にはCKからプヨールがヘディングで狙いますがはずれ。1:1でブレイクです。後半はようやくバルサがポゼッションを保ち、バルサペースで試合が進みました。58分にはメッシ→ペドロ→メッシ→ペドロ→メッシとピンポンパスが決まって、メッシが右足でゴール。美しいゴールでした。

この後ビジャレアルも必死で攻めてきて、非常に危ない場面もありましたが、マクスウェルがぎりぎりファウルで止めるなどの機転もあってなんとかしのぎ、83分にはペドロが右から強烈なシュートを放ち、カプデビラに当たってコースが変わるところにメッシが詰めてゴール。3:1でバルサの勝利です。プレス合戦に勝ったことがバルサの勝因でしょう。今期最大の頑張りを見せたバルサでした。

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2010年11月11日 (木)

JPOP名曲徒然草54: 「一枚の絵」 by 桜田淳子

Sakura桜田淳子は言わずとしれた、1970年代の歌謡界を席巻した山口百恵・森昌子との中3トリオのひとりです。この3人にはあまり興味がなかった私ですが、現在のAKB48とかKARAなどより人気があったのではないでしょうか。アナログレコード時代のアイドルですが、桜田淳子もオリジナルアルバム19枚と、ライヴアルバム9枚すべてがCD化されているというのがすごい。統一教会の広告塔などをやって批判を受けましたが、現在は教会の合同結婚式で結婚した方と3人の子宝に恵まれ、良妻賢母の生活だそうです。

このアルバム「一枚の絵」は彼女がメディアから姿を消してから入手したものですが、タイトルになっている「一枚の絵」はパステルカラーの失恋ソングで、ドロドロした感じがなく、ペーソスがあってなかなかいい雰囲気です。ジャケットもピュアで余計なものがなく、CDの内容にふさわしい感じです。

ライナーノートによれば、桜田淳子は西島三重子の「池上線」がカラオケの18番というくらい大好きで、その関係でこの「一枚の絵」をみーちゃんに作曲してもらったのでしょう。作詞は門谷憲二、編曲は川上了です。このCDはアルバムと異なり、ボーナストラックにヒット曲「サンタモニカの風」を含む8曲が+8として収録されておりお買い得です。とはいえアマゾンを見てびっくり。新品・中古品とりまぜて多数出品されていましたが、すべてプレミア付きで5000円近いお値段。早めに入手しておいてよかったと思いました。

「一枚の絵+8」 Victor VICL-62525

1枚の絵:
http://www.youtube.com/watch?v=8ZeVcQKGGvo

デビュー曲:
http://www.youtube.com/watch?v=95RSY79fsjU
http://www.youtube.com/watch?v=Dst_bgrZc3A

私の青い鳥
http://www.youtube.com/watch?v=OZzsLQ4zyAE
http://www.youtube.com/watch?v=5inq7Tm0QUs

サンタモニカの風
http://www.youtube.com/watch?v=srwqYGWeRt8
http://www.youtube.com/watch?v=Io47DKf_KzI
http://www.youtube.com/watch?v=qR9XYGiLIJY

追いかけてヨコハマ:
http://www.youtube.com/watch?v=qR9XYGiLIJY
http://www.youtube.com/watch?v=mRkflissL-w

しあわせ芝居:
http://www.youtube.com/watch?v=Yc0iifE_YqY
http://www.youtube.com/watch?v=KkRuILNlx7A

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2010年11月 8日 (月)

リーガ第10節: バルサ ポゼッションでヘタフェを圧倒 FW3人がゴール

Photo ヘタフェとアルフォンソ・ペレスで対戦。バルサのスタメンはFW:ビジャ・メッシ・ペドロ、中盤:イニエスタ・チャビ、底:マスチェラーノ、DF:マクスウェル・プヨール・ピケ・ダニ。チャビはアキレス腱を痛めたとの報道がありましたが、動きを見る限り全く心配ない感じでした。ヘタフェはミクーの1トップで、マヌーが左、リオスが右から攻めてくる感じです。

試合開始後すぐ感じたのは、コペンハーゲンに比べるとヘタフェの守備はゆるくて楽です。例によってメッシはトップ下の位置に下がり気味で、チャビはボランチ的な舵取りのプレーをやりますが、そうなるとマスチェラーノの存在感が希薄になります。特に相手が下がり気味なときはこれが増幅されます。チャビもそのことには気づいていて、思い切ってゴール前に突入する機会を増やしていました。

5分早速左のイニエスタから中央のビジャにスルーパスが出ますが、ビジャはゴールを決められません。10分ダニからメッシにパスが出て、メッシがドリブルで進出しますが、パスを出さずそのままアウト。しかし23分には右サイドのダニから中央のビジャにパスが出て、ビジャは5人のヘタフェ選手を引きつけて、右でフリーになったメッシにパス。GKと1:1になったメッシは楽々と右下隅にゴール。

メッシは決して独善的な性格の男ではないと思いますが、本質的にドリブラーなので周りを見ていないことが多く、フリーな味方選手を見逃すことが多いのが難点です。しかしビジャがおいしいパスをくれたことに対する返礼をしなくてはという意識はかなりあったようです。34分またダニからメッシにパスが出て、今度は右に飛び出すビジャにスルーパスを供給。これが絶妙で、GKと1:1となったビジャがゴール。ダニは契約でもめているようですが、今日の試合でもわかるように、現在のバルサにとってダニは絶対必要な選手です。攻撃でも守備でもここぞというときにキーとなるプレイを見せてくれます。契約がうまくいくように祈りたい。

42分に奇妙なカードが出ました。ピケがどうみてもファウルですらないだろうというプレイで、イエローを出されたのです。このミスジャッジがきっかけとなって、試合はやたらとカードが出るラフな感じになってしまいました。バルサ圧勝の雰囲気だったので、レフェリーがアルフォンソ・ペレスのお客さんにサービスしたのかもしれません。

後半はさすがにヘタフェも気合いを入れて攻めてきました。しかし得点したのはバルサ。65分ヘタフェのGKからDFディアスに球が出た後、ディアスが横パスを出そうとしますが、これをメッシが狙っていてひっかけ、ペドロが拾ってゴール。しかしこの後余計な尾ひれが付きすぎました。68分ピケがエリア内でハンドをとられ2枚目で退場。マヌーにPKを決められました。

この後どうしてこの人を最初から使わないのだろうというアリスメンディが出てきて、バルサは危ない場面がいくつかありましたが、ヘディングはマクスウェルがぎりぎりでクリア、ドリブルシュートはバルデスが止めて事なきを得ました。そのうちヘタフェのボアテングもマスチェラーノに頭突きをくわせて退場し、3:1でバルサが勝利しました。

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2010年11月 7日 (日)

ミトコンドリアの秘密

800pxmitochondrie_svg 生物を大別すると細菌・古細菌・真核生物の3つになりますが、私たち真核生物はほぼすべての種が細胞内にミトコンドリアを含んでいます。ミトコンドリアは図のような構造で、1.内膜・ 2.外膜 ・3.クリステ・ 4.マトリックスという構成になっています(ウィキペディアより)。

1995年に瀬名秀明氏が、ヒトの体内に閉じ込められていたミトコンドリアが反乱を起こすという面白い小説「パラサイト・イヴ」を出版し、私は小説を読んだばかりか、映画までみてしまいました。

映画「パラサイト・イヴ」 
あらすじ http://movie.goo.ne.jp/movies/p29805/story.html

イヴ役の「葉月里緒菜(現 葉月里緒奈)」がなかなかチャーミングかつ凄味があり印象深いものがありました。最近あまり見かけませんがどうしているのでしょう。

ミトコンドリアが独自のDNAを持っているということは、50年前には知られていなかったので、ミトコンドリアがもともと独立した生物であったと考えられるようになったのは比較的最近のことです。ではどんな生物だったのでしょうか。

現在ではその生物はαプロテオ細菌の仲間だったと考えられています。αプロテオ細菌自体は現在でも多数の種が長い地球の歴史を生きてぬいて存続しているので、彼らにとっては真核生物に寄生するのは必須だったわけではなく、むしろ真核生物が大歓迎で取り込んだというのが真実でしょう。したがって寄生とか共生とか言うより、拉致監禁に近いものと思われます。αプロテオ細菌を取り込めなかった真核生物はほぼ全滅しました(例外がないわけではない)。

αプロテオ細菌の多くは光合成によって植物的独立生活をできるのですが、われわれの祖先が取り込んだαプロテオ細菌は、光合成の機能を失い、餌を食べて(有機物を取り込んで)効率的にエネルギーを産生する(学術的に言えば電子伝達系のシステムで酸化的リン酸化を行い、効率的にATPを産生する)ことができる細菌でした。この細菌をとりこむまでの真核生物は、解糖系という非効率なエネルギー産生系しか持っていなかったため、きわめて地味な生活をしていたと予想できます。

私たちはこうしてαプロテオ細菌を取り込んだ生物を起源として進化してきたわけですが、植物はさらに光合成ができるシアノバクテリアを取り込み、飼い慣らして葉緑体にすることによって、餌を食べなくても生きていける生き方を獲得したと考えられています。このようなことが起こったのは十数億年前~20億年前と考えられています。

当初ATPをホストであるわれわれの祖先に供給し、住居を提供してもらうという関係のミトコンドリアだったと思われますが、その後ミトコンドリアは、ある意味恐るべき機能を獲得しました。すなわちホストの細胞の生死を決定する機能です。私たちの体細胞は自殺するシステムを持っており、それを担うタンパク質である Bad, Bid, Bax, Bim, チトクロム c といったものや、制御タンパク質である Bcl-xL, Bcl-2 などがすべてミトコンドリアに集結しているのです。

この自殺機能は学術的にはアポトーシスと呼ばれていますが、たとえば胎児の時には手についていた水かきの細胞を死滅させるとか、癌になった細胞を自殺させるとか、様々な有益な機能を果たしていると考えられています。どうしてこのような機能をミトコンドリアが担うようになったのかはよくわかりませんが、思い起こすのはパソコンのハードディスクは自分自身では初期化できないので、他のハードディスクかメディアを持ってきて他殺的に処理しなければいけないということです。ミトコンドリアは細胞内に存在する半独立体なので、自殺機能を担わせるのには適当だったのかもしれません。

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2010年11月 5日 (金)

チャンピオンズリーグ: バルサ コペンハーゲンに主導権を奪われドロー

Photoチャンピオンズリーグのグループリーグで1位バルサ・2位コペンハーゲンの対戦です。バルサはコペンハーゲンのパルケンスタディオンに遠征してのゲーム。地元でバルサが見られるとあって、こじんまりとしたスタジアムは37,000人が押しかけて満員の盛況。カンプノウのゲームで、サンティンがなぜか攻撃を中止したと書きましたが(http://morph.way-nifty.com/grey/2010/10/post-181f.html)、なんとバルサのGKピントが口笛でホイッスルの真似をしたので、サンティンがオフサイドだと思ったそうで納得しました。しかしこれが本当だとすると、ピントのプレイは駄目ですねえ。ソルバッケン監督に「腐ったリンゴ」と言われても仕方ありません。その件で試合終了後ペップとソルバッケンがつかみ合いのケンカになりかけていましたが、悪いのはピント。そしてサンティンも間違いますかねえ??? よほどピントの口笛がうまかったのでしょうか。

それはさておき、バルサのスタメンはFW:イニエスタ・ビジャ・メッシ、中盤:ケイタ・チャビ、底:ブスケツ、DF:アビダル・プヨール・ピケ・ダニ、GK:バルデス。FCコペンハーゲンはそのサンティンはベンチ。グロンケアとエンドイエが前にいました。コペンハーゲンはカンプノウのゲームと同様、DFラインの4人が一線に並んで高い位置で構えるオフサイドトラップ勝負の布陣。中盤選手の個人技が優れているので、球を回せますし、コンパクトなので相手へのプレスもかかります。バルサと似たところもありますが、違うのは非常に組織的に動き、高い規律で統率されているところです。たとえばプレスをかけるときは、全員でからみにいきますし、別の時間帯には全員ブロックで固めています。

開始早々プヨールがアゴにパンチを食らって、激しい試合が予想されます。3分にはピケのクリアミスを拾われロングを打たれるとゴールの角にあたるという危ないスタート。全員でプレスに来る厳しいサッカーを展開され、バルサはパスを回せません。12分にはプヨールがエンドイエにはね飛ばされGKと1:1になりかけたところを、バルデスが飛び出してクリアしようとしますが、その足がエンドイエの胸を直撃し、エンドイエは失神寸前。カードかと思いましたが、最初のエンドイエのラフプレーがファウルにとられておとがめなし。これはラッキーでした。これで最後までバルデスが球を持つたびにブーイングです。この後も連続して危ないCKを許すなど、なかなかバルサペースにはなりません。

このまずい状況を打破したのはイニエスタとビジャでした。左サイドのイニエスタから、右のビジャに長いスルーパスが通り、ビジャはDFに絡まれながらもシュートを放ちポストに当てます。さらにブスケツも正面からシュートを打ちますがGKに止められました。そして31分、ケイタが頭で中央に突入するビジャにパスしますが、これはDFが二人ついていてはじかれます。しかしこぼれた球をメッシが拾ってゴール。

これであとはしっかり守ればなんとかなると思ったのは甘かった。直後の32分、バルサの右サイドをグロンケアにするする突破され、角度のない位置からですが強烈なシュートを打たれました。これはなんとかバルデスがパンチで逃れますが、それがクラウデミルの前にきてたたきこまれました。1:1の激戦です。また激しい攻め合いになり、ベントの強烈なシュートはバルデスがキャッチ。バルサもメッシが再三シュートを打ちますが決まりません。

後半もお互い1:1でOKにも関わらず、勝ちに行く激しいゲーム。ピケが球を奪われてプヨールがなんとかカバーしたり、ポラーニョスにアビダルとイニエスタがドリブルで交わされてピンチを招いたり、エンドイエのヘッドできれいにやられたと思ったらファウルをとってもらって命拾いしたり、大変なゲームでした。バルサも最後にビジャに代わって出場のペドロが決定的なミドルを打ちましたが、ポストに当たり無念残念。FCコペンハーゲンのサッカーは、天狗になって強引な攻めをやってくるチームほど網にかかりやすい感じなので、このチームがチャンピオンズリーグを制する結果になっても驚きません。

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2010年11月 2日 (火)

JPOP名曲徒然草53:「SUMMER DREAM」 by 渚のオールスターズ

Nagisa1987年に結成され、2年ほどで解散しましたが、2006年に新メンバーで再結成されました。「Summer Dream」はTUBEのオリジナルナンバーですが、私はこの渚のオールスターズバージョンの歌が好きです。CDでは1番:前田亘輝、2番:亜蘭知子、3番:織田哲郎で歌っていますが、特に前田亘輝の夏のノスタルジアやけだるさが感じられる雰囲気が気に入っています。TUBEで歌うときは、もっと元気よくやっていました。「渚のカセット 好きな歌だけ詰め込んで・・・♪」という歌い出しですが、もうカセットは前世紀の遺物になってしまいました。でも歌は永遠であってほしい。

20数年前に出版されたCD 「The Best of NAGISA NO ALL STARS」 ですが、驚くべきことになんと現役盤。私は発売当時に入手したものをなくして10年くらい前に再購入しました。中列右の坪倉唯子ですが、昔私と運命共同体だったP教授(今も多少の腐れ縁)と感じが似ているので、CDを手に取るたびにぎょっとします。

CD: CBS SONY  CSCL1678

再建メンバー
https://www.youtube.com/watch?v=xSRRT_Uxc9M
https://www.youtube.com/watch?v=Uknsmn_JXB4
(TUBE、 織田哲郎、亜蘭知子、愛内里菜、Miyu=長瀬実夕 et al)

織田哲郎
https://www.youtube.com/watch?v=hRSQwzSu4bI

TUBE
https://www.youtube.com/watch?v=-Il_sgbkVlc

オリジナルメンバー
https://www.youtube.com/watch?v=U457TYYajNs
http://www.youtube.com/watch?v=snIRoHq3hRw
http://www.youtube.com/watch?v=qE5fdpuzdX4

(TUBE、織田哲郎、栗林誠一郎、亜蘭知子、伊藤一義、近藤房之助、坪倉唯子 et al)

Day in vacation:
https://www.youtube.com/watch?v=ny_qrdtdN7M
http://www.youtube.com/watch?v=hm2fOFidpqA
https://www.youtube.com/watch?v=l5xofVD1iSc

Be my venus:
https://www.youtube.com/watch?v=20zoHszR7sM

Be my venus (亜蘭知子バージョン): 
https://www.youtube.com/watch?v=jA3SaiI59Bw

Remember me:
https://www.youtube.com/watch?v=KwyBUdMaoD0

Stay in my eyes:

(亜蘭知子)
https://www.youtube.com/watch?v=sZyI0QtKEXs

Moonlight rhapsody: 前田亘輝&坪倉唯子   名曲です
https://www.youtube.com/watch?v=S5QxJDO7Nyc

余興
https://www.youtube.com/watch?v=l5xofVD1iSc

Why did you go away:
http://www.youtube.com/watch?v=griKpQ3luJw

ステキなサタデイナイト
http://www.youtube.com/watch?v=HtgzKmNZG7k

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2010年11月 1日 (月)

都響: 「作曲家の肖像」 vol.79 モーツァルト

Ue

Sita

久しぶりで池袋の東京芸術劇場に行ってきました。東京都の建物ですが、池袋駅からすぐのところに偉容を誇っています(写真上)。最初にきたときには1Fの地面からはるかに高いガラスの天井、なにもない巨大な空間に圧倒されました。この空間をエスカレータだけが、天国への階段のように大ホールへとはるかに続いています(写真下 上から見下ろしたもの)。

この劇場は来年4月から全面改装が行われる予定で、1年間休館するそうです。都響はここで「作曲家の肖像」シリーズを行っているので影響を受けます。オペラシティーのホールを代わりに使うようですが、池袋ほど収容力がないので、来年度はチケットを確保するのは困難になりそうです。

少し時間があったので駅前のビックカメラにはいると、なんと16GBのSDカードが1980円・・・うーっ 安い。買ってしまいました。三菱化成の製品だったので、ちょっとラッキーだったかも。

若い頃和光や朝霞に住んでいたので、池袋はなつかしく感じます。ホープセンターと南口をつなぐ通路の中程にある喫茶店によく滞留していました。さてホールに入って席に座り開演をまっていると、近くで大きなボキッと言う音が・・・。なんと老婦人が通路で骨折したらしく、係員と連れの人が運ぼうとしていましたが無理で、身障者用の車いすを運んできてようやく病院へと運ばれていったようです。せっかく楽しみにしていたであろうコンサートなのに、本当にお気の毒です。どうも今年は私の周りにケガのオーラがただよっているのかもしれません。

今日のプログラムですが、まず交響曲34番ハ長調。モーツァルトのような天才でも、キャッチ-なメロディーが浮かんでこないスランプの時期はあるのでしょう。このシンフォニーはまさしくそのような時期に制作されたと思われます。その点を除けばなかなか気持ちの良い曲です。

Vn協奏曲第5番は一転して、耳に残るメロディー満載の名曲で、マエストロ・シトコヴェッキの弾き振りで、彼は歌いすぎず・さわやかすぎず・格好つけすぎず・巨匠風になりすぎず、いかにもモーツァルト時代の音楽家という感じで、モーツァルトへの熱愛が感じられる演奏をゆったりと展開していました。お休みの前のアンコールで、第3楽章の中間部からリピートしましたが、2回目の方が肩の力が抜けてよかったと思いました。

休憩後は本日のメイン「交響曲第41番ハ長調ジュピター」。コロンビア交響楽団、ベルリンフィル、古楽器の演奏などいろいろ名演はありますが、本日の都響の演奏は、母性あふれるやわらかさが感じられる独特なもので、このような演奏は古楽器では表現できないものだろうと思いました。コンマスが四方(しかた)さんだったことも影響しているのかもしれません。こんな雰囲気に包まれた音楽をずっと聴いていたいなと思わせられました。

アンコールのメヌエットも同じ雰囲気で、メロディーの美しさに浸ることができました。矢部ちゃんと山本さんのいない都響もなかなか面白いものです。

=====
指揮・ヴァイオリン:ドミトリー・シトコヴェツキー
オーケストラ:東京都交響楽団

プログラム:作曲家の肖像《モーツァルト》

交響曲第34番 ハ長調 K.338
ヴァイオリン協奏曲第5番 イ長調 K. 219「トルコ風」

休憩

交響曲第41番 ハ長調 K. 551「ジュピター」

アンコール:ディベルティメント第17番(K.334)
第3楽章「メヌエット」

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