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2010年10月17日 (日)

リーガ第7節: バルサ、首位バレンシアを止める

Photo_2今日の対戦相手バレンシアは現在首位。どんなチームになったのだろうと気になります。攻撃陣はトップのソルダードの後ろにマチュー・バネガ・Pエルナンデスの3人がいる形。以前はビジャやシルバが前で走り回り、後ろはマルチェナとアルベルダがえぐい守備でストップするという感じでしたが、マルチェナは出てしまいました。アルベルダは健在。この選手に近づくとケガさせられることがあるので要注意です。アドゥリスとマタはベンチ。GKのセサル・サンチェスはショッキングピンクのシャツに白パンで登場。全然似合っていないし、なんですかこれは。

代表戦明けのウィークなので、時差ボケとか疲労・故障などあり選手は大変です。カンプノウでできるのが救いとなりますか? バルサのFWはイニエスタ・ビジャ・メッシ、中盤:ケイタ・チャビ、底:ブスケツ、DF:マクスウェル・プヨール・ピケ・ダニ、GK:バルデスです。チャビの故障が軽かったのが何よりです。

はじまってみると、バルサの選手は全然動けてなくて、ポゼッションでも負けるくらいの劣勢です。特に球を持っていない選手がみんな歩いています。バレンシアの選手は非常に好調に見えました。新加入のマチューという選手は速いしフィジカルも強い感じで、しばしばサイドを突破してきます。マヌエル・エルナンデスなどはマルセイユルーレットでの突破も見せてくれました。

ビジャは本当にチャンスがありながら得点ができません。チャビのミドルも決まらず。そうこうしているうちに38分、マチューの左サイド突破から、中央を走り込むパブロエルナンデスへのパスが決まってシュート。バルデスがはじくも、球はゴールに吸い込まれました。CBがソルダードに吸い取られて、パブロのケアが遅れました。この後も今度は右サイドを突破され、ソルダード経由でまたもパブロエルナンデスがシュート。GKと1:1でしたが、GK正面に打ってしまって得点ならず。バレンシア最大の失敗でした。これで前半終了。

後半はいったいどうしたことか、急にバルサの選手が動き出しました。2分イニエスタが中央から走り出すチャビにパス。これをチャビが中央ゴール前にスルーパスを出すと、絶妙のタイミングでイニエスタが裏に飛び出し、受けてゴールへパス。同点に追いつきました。この後は全くのバルサペース。18分には右サイドのチャビから中央に飛び込むプヨールの頭にぴったりセンタリングが合って2点目ゲット。これが決勝点となり逃げ切りました。

バレンシアも後半アドゥリスやマタを投入してきましたが得点にはからめませんでした。首位をたたいたのは痛快でした。ただメッシが試合にはまっていなくて、ビジャははまってはいるけれどゴールはゲットできないという問題は残りました。まだまだ絶好調にはほど遠いバルサです。

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