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2010年10月24日 (日)

チャンピオンズリーグ: コペンハーゲン善戦するも、メッシの2点でバルサに凱歌

Photo欧州チャンピオンズリーグのグループリーグです。首位のコペンハーゲンをカンプノウに迎えてのゲームですが、バルサはバレンシア戦のできがよくなかったことと、チャビ・バルデスが万全でないということもあり、大幅に布陣を変えて臨みます。FW:マクスウェル・ビジャ・メッシ、中盤:イニエスタ・ブスケツ、底:マスチェラーノ、DF:アビダル・プヨール・ピケ・ダニ、GK:ピントです。マクスウェルはもともとサイドバックでしたが、いつのまにか中盤になり、いまやフォワードです。

コペンハーゲンはエンドイエとサンティンが点を取る役のようで、非常にきれいで統率のとれた4411のフォーメーションです。最終ラインを高くとって、オフサイドトラップ勝負のチームのようです。いつもこんなサッカーをやっているので、相手がバルサであってもよそ行きのやり方はやりたくなかったのでしょう。しかしコペンハーゲンの守備は中央重視なので、ダニやアビダルがあがれば比較的自由に球をもてます。バルサは盛んにサイドから攻めます。今日はイニエスタのプレーがちょっと変わっていて、いつもはあまりやらない右でのプレーが多いように感じました。ペップの厳命だと思いますが、結構右もいいじゃないかと思いました。どうして嫌いなんでしょうかねえ。

相手がオフサイドトラップ勝負の作戦なので、バルサも臨むところ。腕の見せ所でビジャ・マクスウェル・メッシなどがシュートを打ちまくりますが決まりません。特にビジャは試合を通じてチャンスが多くありながら、サッカーの神様に見捨てられたかのように決められません。これを打開したのは右のイニエスタで、突っ込む姿勢をみせて少し相手のラインが下がるのを待って中央のメッシにパス。前に余裕ができたメッシは落ち着いてミドルを決めることができました。今期イニエスタは好調です。ペナルティーエリア内で2人のDFを抜き去るという離れ業も見せましたが、後ろから引きずり倒されました。これはPKとってくれないと困ります。エリア内でこれをやっていいんだったら、サッカーで得点はできません。

調子に乗ってバンバン攻めていると、25分に落とし穴がありました。カウンターで2人に抜け出され、2:1の絶体絶命。ところがなんとサンティンがオフサイドと勘違いしてプレーをやめてしまうというボーンヘッド。訳がわかりません。このあともカウンターでやられそうなピンチが何度かありました。66分にはエンドイエのミドルがバーに当たり、跳ね返るところをサンティンがヘディングをはずし、特に73分にはクロスを入れられて、完全にいかれたと思いましたが、ダニが戻って間一髪クリア。今日はサンティンの日ではなかったのでしょう。

バルサの2点目はやっと後半ロスタイム。SBの上がりに対する守備が甘いというコペンハーゲンの弱点をつき、アビダルがあがってメッシにこぼれ球をボレーパス。これをメッシが決めてくれました。今日はスルーパスの職人チャビがほとんど出ていなかったのでかなり苦労しましたが、2:0で結果オーライです。

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