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2010年8月 9日 (月)

地球最古の恐竜展

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六本木ヒルズの森アーツギャラリーセンターでやっている地球最古の恐竜展に行ってきました。日比谷線の1c から外に出ると、すぐ六本木ヒルズの入り口がありますが、そこからはいるのではなく、少し左に進んだ2番目の入り口でもなく、2番目の入り口から180度ターンするとラセン階段があり、それをのぼるとやっとチケットカウンターがあります(写真1)。ここから52階直通のエレベータに乗って行きます。展覧会の詳細は↓。
http://www.kyoryu-saiko.jp/pc/navigation.html

アルゼンチンのサンファンにあるラス・ラストロス層という地層からは三畳期の化石が発掘されます。恐竜は三畳期に出現したので、ここからは非常に初期の恐竜の化石が発掘されます。このことによってこの地層は大きな関心を持たれています。私は恐竜にはあまり関心がなく、エクサエレトドンという単弓類のよい全身化石が展示されているというので出かけてみました。

三畳期の一つ前にペルム期という時代があり、その頃の陸地は哺乳類の祖先である単弓類がメインの動物であり、恐竜は影も形もなかったのです。ペルム期末(2億5千万年くらいまえ)に、地球上の生物の90%が絶滅するという大事件があり、単弓類もキノドン類などの一部を残してほとんど死滅してしまいました。

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その生き残ったキノドンのひとつがエクサエレトドンというわけで、写真2がその復元骨格です。これにはかなり興奮しました.この頭蓋骨は恐竜やワニとは明らかに異なっています。犬のような感じもします。犬歯と臼歯があり、足の指は5本です。足が横に張り出している点は哺乳類とは明らかに異なります。この構造だと走る速度で初期の恐竜には劣りそうです.写真3は横に置いてあった初期の恐竜(フレングエリサウルス)とのツーショットです。エクサエレトドンの下顎骨の奥の方が頭蓋骨に食い込むように、上に発達しているのがわかります。

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写真4は姿を復元したもので、熊とかライオンのようです。写真5はその説明。私たちのご先祖様と関係が深いこんな生物が、2億年以上前の三畳期に徘徊していたとは驚きです。いずれ機会をみてまた三畳期のキノドンについてはレポートしてみたいと思います。

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