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2010年7月12日 (月)

FIFAワールドカップ2010: イニエスタ スペインを世界の頂点に導く

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ワールドカップの決勝。ついにここまでやってきました。オランダとの最終決戦に選ばれたビジャ、イニエスタ、チャビ、ペドロ、シャビ・アロンソ、ブスケツ、カプデビラ、ピケ、プヨール、セルヒオ・ラモス、カシージャスのスタメン。7人がバルサの選手で、もはや「カタルーニャはスペインではない」などとはいってられません。

サッカーのスタイルも全くバルサスタイル。スペインにも堅守速攻のチームはたくさんあります。ポゼッションを重視し、ショートパスをつないで、トリッキーなドリブルから、ゴール前に抜け出した選手にラストパス・・・というスタイルは、バルサをはじめとする一部のチームの流派です。今年のスペイン代表はこのスタイルを採用しました。

現在のバルサはイブラヒモビッチのポストプレーや、メッシのドリブル突破からのシュートなど、従来のスタイルからバリエーションを増やす方向にあるので、外国人である彼らがいなくて、来期からバルサの中心選手となるビジャをトップにおいたこのスペイン代表チームは、むしろ現在のバルサより正統的なバルサらしいスタイルかもしれません。

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試合は延長戦になだれ込む死闘。最後にゴールを決めたのはイニエスタでした。しかし最大の殊勲者は、ロッベンの絶体絶命のシュートを2度も阻止したカシージャスだったかもしれません。イニエスタがゴールを決めた後、試合中なのに号泣するカシージャスを見て、本当にすごい試合に勝ったのだということを実感しました。カシージャスとイニエスタが賜杯を掲げる場面をアップしました。そして呆然とするオランダのスナイデル。

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