ピラタスの坪庭
蓼科の滝の湯に行ってきました。ビーナスラインは20年ぶりくらいか。昔に比べると沿道にレストランなど増えていましたし、道もきれいに舗装されていました。昔はその名前に反して、舗装とは名ばかりで亀裂が放置されたデコボコ道でした。滝の湯の旅館は夏休みの土曜日とあって大混雑でしたが、子供連れとそれ以外で食事は別室とか、旅館の配慮が行き届いていて快適でした。部屋は広く清潔で、温泉も文句なし。ただ夕食のメインディッシュだけが・・・。タケノコと鶏肉を陶板上でバターで炒めるっていうのは・・・。カルパッチョなどは絶妙だったのに。
http://www.takinoyu.co.jp/
翌日はピラタスロープウェイで坪庭に行きました。梅雨が明けて1週間というのは、高山植物観察にはベストの日程です。かなり期待していたのですが・・・しかし・・・なんとほとんど花が咲いていない。高山植物の保護をやっているおじさんに聞くと「今年は異常気象で、いつ咲くのか咲かないのかさっぱりわからない」ということでした。
坪庭は溶岩でできた高原なので、最初の写真のようにサンダルやブーツで挑戦するギャルもいましたが、結構石がゴロゴロしているところもあり、捻挫の危険があります。やはりしっかりしたスニーカーくらいは必要です。
花がない→被写体がない・・・ということで北横岳に登ってみました。2番目の写真は坪庭から見た北横岳。ウィキペディアによれば「坪庭と山頂の間の登山道は傾斜も緩く、整備されていて、歩きやすい初心者向きのルートである。」だそうなので、これは楽勝だろうと思っていたら大間違い。傾斜は結構急でデコボコも激しく、とても初心者向きとは思えません。1時間くらい登ってみましたが、たどりつかなかったので登頂を断念。3枚目の写真は中腹からロープウェイの上駅方面をみたもの。駅の上、雲の右に見える山は南アルプスの女王と呼ばれる仙丈岳です。
坪庭まで降りて、今度は縞枯山荘方面に行ってみました(最後の写真)。こちらは木道で、大変歩きやすいです。標高が2000メートル以上あるので、下界は37℃でもこのあたりは20℃くらいで実に快適です。帰りは上信越道佐久インター経由でしたが、道が空いていて驚きでした。
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