山崎ハコ バースデイライヴ@STB139
山崎ハコの35周年記念バースデイライヴに行ってきました。彼女は文化人受けする人で、会場のSTB139はテレビなどで顔が知れた人がいっぱい。彼女のファンであるということは、ちょっとした文化人の裏ステータスかもしれません。ミーハーじゃないけれど、田勢康弘氏を間近でみられて感激。彼の「週刊ニュース新書」という政治経済評論の番組では、スタジオで猫が放し飼いにされています。そこまではよかったのですが、私の席のすぐ近くにノーベル賞受賞者の某先生が着席されたので、ちょっと緊張してしまいました。
昔のハコちゃんは無敵の凶器という感じもありましたが、安田裕美氏と結婚してからは幸せオーラいっぱいで、かなり雰囲気がかわりました。ライヴは定番の「望郷」の前に、彼女の出身中学校の校歌からスタート。ステージにいるのは彼女と安田さんだけですが、今回は演出家に構成を頼んだと言うことで、かなり凝ったステージでした。「ヨコハマ」はサマータイムからはじまるブルース仕立て。「ヨコハマホンキートンクブルース」は以前にこのブログでもとりあげたことがあります(http://morph.way-nifty.com/grey/2006/11/post_17ea.html)。そういえば30周年ライヴにも行ってましたね(2006年でした。今は2010年・・・むむ ちょっと計算合いませんが、細かいことはまあいいか)。今日はオリジナルの原田芳雄氏もみえていたようです。
彼女は自称「なんでも歌うフォーク歌手」だそうです。なんでも・・・といってもシャンソン・カンツォーネ・南米音楽(ポルトガルのファドは歌っていますが)・ハワイアンなどはあまりやっていませんが、「エデンの東」を歌ったのにはびっくりしました。「リンゴ追分」ではファルセットで絶叫という離れ業。「100万本のバラ」はお客さん用の入り口からはいって、フロアを一周しながら歌いきりました。これはなかなか良い演出だと思いました。「気分を変えて」の前には「今日はブチ切れるぞー」などと宣ってがんがんやっていました。淡谷のり子「昨夜の男」や北原ミレイ「ざんげの値打ちもない」のカバーもやっていました。ものすごく完成度の高いコンサートだったと思います。今年の秋にはなんと映画俳優としてデビューするそうです。
山崎ハコのHP:http://www31.ocn.ne.jp/~hako/
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