ポシュナー・都響のブラ4
都響のブラ4を聴きに行ってきました。指揮者はマーカス・ポシュナーというブレーメン歌劇場の音楽総監督。今年の秋からドレスデン・フィルハーモニー管弦楽団の首席客演指揮者に就任するそうで、かなり期待されている若手指揮者のようです。多分初来日なのではないでしょうか。
音楽は若さにあふれた情熱的で豊麗なものでした。よく交響曲第4番はブラームス枯淡の境地といわれますが、こんなに明るく元気の良い音楽もなかなかいいものです。第1楽章のセクシーさ、緩徐楽章しなやかな美しさ、第3楽章の推進力、フィナーレの爆発的な迫力、指揮者の意図を都響が見事な演奏で実現していました。この演奏で結構空席があるというのはもったいない現実です。
プラハ・フィルのフルシャがプリンシパルゲストコンダクターに就任したそうですが、ポシュナーもまた来演して欲しいですね。第9とかブラ1などを聴いてみたいと思いました。
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