サラとミーナ81: クローズアップ
サラ(3年前にシェルターから引き取った時にはシャム系ミックスという話でした)とミーナ(縞三毛)は相変わらず元気で毎日走り回っています。お互いに好きってわけではないのですが、どうしても依存してしまうという関係です。サラはいつもミーナの体に手か足をあてて、いざというときにはいつでもパンチかキックを浴びせようという準備をしながらナメ合っています。
猫は飼い猫でも、ぐっすり眠るときには1日に1回は飼い主から隠れるといいますが、サラは滅多に隠れず、目に触れる場所で何時間も眠ります。一方ミーナは普段はサラよりもずっと精神的にも人に近いところにいると感じられるのですが、1日に1回は目立たないところに隠れて眠るようです。
独立行政法人の仕分けなどやっていますが、これは自民党政権時代に名目上公務員や公的機関を減らすために、妙な法人を作って数あわせのため人と仕事を移したのが根源です。マスコミ・国民が何が何でも公務員・公的機関を減らせという圧力をかけたために、本来国家がやるべきことを行政法人に移すことになり、却って管理が甘くなって・・・高給天下り、癒着、余計な仕事や新組織の増殖・・・などおかしなことが増えて、事態が複雑化してしまったのです。
国が直接やっていれば、事業の改廃や人員の配置など政治家主導ですぐできることです。天下りもなければ、公務員以上の高給取りは発生しません。要するにマスコミ主導の愚民政治が今回のような問題のルーツです。民主党も結果的に公務員・公的機関が増える結果になっても、マニフェスト通り独立行政法人は全廃すべきでしょう。
よく無駄をなくすため、すべての用品を入札で買えという話が出ますが、これをやると事務の量が無茶苦茶に増えて、却ってそのための人件費が増えるようなことがおこります。そういうことを言う人は実務を全く知らない人なのでしょう。業者も細かい消耗品までいちいち入札をやるようなところとはつきあいたくないので、次第に忌避するようになります。さらに購入した物品も不良品すれすれのいい加減なものが多く、困る場合もでてきます。発注前にいろいろ細かいことを訊いても業者はまともに対応してくれないし、クレームへの対応もいいかげんになります。
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