リーガ第26節: メッシ手負いのバレンシアを3発でしとめる
カンプノウに3位のバレンシアを迎えての26節。バルサはイブラヒモビッチが前節退場で出場停止(ペップも)のため、FW:ボヤン・メッシ・ペドロ、中盤:イニエスタ・チャビ、底:ブスケツ、DF:マクスウェル・ミリート・ピケ・ダニ、GK:バルデス。なんと11人中8人がカンテラ育ち。残念ながらプヨールは故障で出られませんでした。一方バレンシアも大変です。もともとファウルで止めるのは芸風ですが、マルチェナをはじめとしてレッドカード出場停止が多く、ふふっざまあみろですが、ビジャまで故障で出られないとはお気の毒。代わりにドミンゲスが出てきました。
今シーズンのバルサは、イブラヒモビッチという強力なポストプレーヤーが存在するチーム構成になれているため、この3トップは全く機能しませんでした。28分・30分・31分と続けざまに失点しかけたのを、ピケとバルデスのファインプレーでなんとか守ります。メッシのシュートは止められ、ペドロの右からのグラウンダーは左に外れです。前半終了直前にバレンシアのキーマン・アルベルダが故障退場、フェルナンデスに交代しました。マルチェナ&アルベルダという極悪ボランチコンビがいないということで、なんとなくひ弱なテクニシャンばかりのチームという感じになってしまいました。前半はこのまま終了。
後半さすがにバルサはボヤンの代わりにアンリを登場させるという手を打ってきました。アンリがポストプレーヤーとしてイブラヒモビッチの位置にはいると、いつものスタイルにもどって、きしむ機械に油をさしたようにスムースなバルサが戻ってきました。55分にはついにメッシが右からDF陣を完全にドリブル突破してゴール。これには唖然としました。バレンシアもドミンゲスをリーガ最長身FWのジキッチに交代させるという手を打ってきました。しかし80分には、アンリがサイドチェンジの球をメッシにつなぎ、メッシは中央に切り込みながら左足で得意のシュートでゴール。さらに82分、アンリのポストプレーをメッシが受けてGKサンチェスのすぐ右ワキを抜けるシュートでハットトリック達成。バルサ祭りとなりました。この調子でシュツットガルトも粉砕して欲しいものです。
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