リーガ第25節: わけのわからない退場劇でアルメリアとドロー バルサ2位に転落
アンダルシアの観光地アルメリアに遠征し、デル・メディテッラネオでUDアルメリアと対戦します。バルサはFW:ペドロ・イヴラヒモビッチ・メッシ、中盤:イニエスタ・チャビ、底:ヤヤ、DF:マクスウェル・ミリート・プヨール・ダニですが、実際はメッシがトップ下、ペドロが右サイドに展開するという布陣。中間の代表戦でフランスを撃破したのはいいのですが、参加メンバーのイニエスタらの疲労が心配です。アルメリアはウチェ、ゴイトムを差し置いてピアッティ、クルザの快速コンビがスタメン。
アルメリアは前回のように、イニエスタ・チャビにマンマークをつけるというような作戦ではなく、高い位置からのプレスでやってきました。それでもバルサはなんとかパスを回しますが、まず失点したのはバルサ。CKからシスマにタイミング良く跳ばれて、バックヘッドを決められてしまいました。バルサは必死に攻めますが、26分メッシがゴール正面で絶好のヘディングを決めようとしたところ、後ろから押されてはずし失敗。
これに抗議したペップが退場をくらってしまいました。この後アルメリアも疲労して亀作戦に変更。バルサは楽に持てますが、人海戦術でゴール前を固められなかなか決定打を打てません。チャビのFKはGKのファインプレーで止められましたが、ついに41分メッシがFKをループで決めました。GKの動きを見た巧妙なゴールでした。1:1で前半終了。
後半も先制したのはアルメリア。10分左サイドから中央ゴール前へのグラウンダーパスをプヨールがクリアしようとしましたが失敗。球はゴールに吸い込まれてしまいました(オウンゴール)。その後とんでもないことが起こります。14分イブラヒモビッチがDFシスマとボールと関係ないところでぶつかりますが、これがなんとレッドカード。全く意図した行為とは思えませんし、たいしたダメージでもなかったのですが、これでイブラヒモビッチが退場。あきれました。
バルサもこれで試合をあきらめるわけにはいきません。後半20分、左に切り込んだペドロが右のイニエスタにパスを出したところ、相手DFが折り返してくれて、メッシがいただきのゴール。ペップも観客席から携帯電話で懸命に指示を出します。アルメリアはゴイトムを投入。一人少ないバルサですが猛烈に攻めまくり、メッシやチャビがシュートを放ちますが、GKジエゴ・アウヴェスの好守備もあり不発。同点に追いつくのがやっとの試合でした。マドリーがセビージャに勝ったため、これでバルサは2位に転落してしまいました。
WOWOWはこの試合の中継を途中で打ち切って、マドリー:セビージャ戦に切り替えるという信じられない暴挙。3チャンネルも持っていてこれでは何をかいわんやです。
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