リーガ第15節(変則): バルサ低調ながらなんとかヘレスに勝利
今日対戦したヘレス (XEREZ) はアンダルシアの町のチームで、ヘレスはスペイン語でシェリー酒の意味だそうです。シェリー酒とフラメンコ発祥の町で有名だそうですが、サッカーは初のプリメーラ昇格で、現在最下位です。あまつさえチームは今週破産したそうで、誠にお気の毒。スタジアムのチャピンも陸上トラックのあるこじんまりとしたものです。
しかし破産の刺激のせいでしょうか、異様なテンションでバルサに襲いかかってきました。一方バルサの方はインテル戦、クラシコと超重要な試合が続いたので、明らかにテンションは下がっています。FW:アンリ・ペドロ・ボヤン、中盤:ケイタ・チャビ、底:ヤヤ、DF:マクスウェル・チグリンスキー・マルケス・ダニですが、動きはちぐはぐで凡ミスのオンパレード。ヘレスは最初から激しくチェックしてきます。
前半はむしろヘレスの健闘がめだちました。しかし後半開始早々1分、マクスウェルの飛び出しをヘレスのDFがぼーっとしていた感じで、フリーでセンタリング。これをアンリが難なくヘッドで決めて得点。メッシ、イブラヒモビッチ、イニエスタを次々途中出場させて2点目をねらいますが、バルサは凡ミスが多く、ヘレスも中盤の守備でバルサから球を奪うなどいいところはあるのですが、肝心なところで技術不足が露呈して得点できず。お互い低調な後半でした。
しかしそれでもやっと後半45分終了間近に、メッシのパスを受けてイブラヒモビッチがフワッとGKの頭上を抜いて2点目。疲労と精神弛緩の中での試合でしたが、勝ち点3獲得は何よりの収穫でした。なお今回の試合は、バルサのワールドチャンピオンシップや国王杯のスケジュールの関係で、第15節を前倒しして行われた変則的なゲームでした。
| 固定リンク
「バルサ(FC Barcelona)」カテゴリの記事
- 今シーズン(2020~2021)のバルサ(2021.03.22)
- バルサ 新シーズン開幕(2020.09.28)
- バルサ 遅ればせながらシーズン開幕 行く人来る人(2020.09.26)
- リスボンの悲劇に思う(2020.08.18)
- リーガ・エスパニョーラは開幕しましたが(2020.06.14)
コメント