リーガ第10節: バルサ ペドロがシュート技術でマヨルカを粉砕
マイナス4度のロシアでのチャンピオンズリーグ予選で、手痛い引き分けに終わったバルサ(ルビン・カザンは非常に強いチームで、バルサなどとも正攻法で互角に渡り合える実力があります)。バルセロナに帰って気を取り直し、カンプノウでのマヨルカ戦です。ロシア遠征の疲労とか、故障上がりのダニの不調などを考慮し、ペップは思い切ったスタメンで臨みました。
ダニ、イニエスタ、チャビ、メッシをベンチに置き、FW:アンリ・イブラヒモビッチ・ペドロ、中盤:ケイタ・ブスケツ、底:ヤヤ、DF:アビダル・チグリンスキー・ピケ・プヨール、GK:バルデスでスタート。
さすがにこのメンバーだと流れるようなパス回しというわけにはいきませんが、なんとか主導権は確保。10分にはイブラヒモビッチの絶妙ヒールに、ペドロがタイミング良く飛び出してゴール。ペドロという男は日本人のプレーヤより上背がない感じですが、シュートのスペシャリストで、ドリブルやパス回しはたいしたことないのにシュートだけはうまいのです。
マヨルカも今季好調とあって結構攻めてきます。18分にはバルデスがウェボのシュートをぎりぎりではじく場面もありました。しかしその直後、CKからヌネスに頭で合わされて失点。これはしんどい試合になりそうだと思いました。
均衡を破ったのはケイタのゴール前へのほうりこみからで、ペドロ・アンリ・ブスケツが続けてシュート。すべてGKアヴァテにはじかれましたが、ついにペドロが4発目を決めて2点目ゲット。さらにヤヤがうまくもらったFKをブスケツがヘッドでゴール前に返し、アンリがまたヘッドで合わせて今季初ゴール。これで前半終了。
後半は途中からメッシ、チャビ、イニエスタを投入して逃げ切りをはかりました。85分にはイブラヒモビッチのゴール前突入にたまらずファウルでPK。これをメッシが決めて4点目。楽勝ムードになりましたが、終了直前アルハサン・ケイタにフリーで決められてしまいました。これ以外にもDFラインが完全に突破されるという失態が何度か有り、守備の不安は払拭されませんが、とりあえず4:2の勝利でバルサには立ち直るチャンスが与えられました。
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