« 2009年10月 | トップページ | 2009年12月 »

2009年11月30日 (月)

リーガ第12節: バルサ ハイレベルのクラシコを勝ち抜く

Photoバルサとマドリーが激しく首位を争う中でのエル・クラシコ。カンプノウのゲームなので、バルサとしては「絶対に負けられない」試合です。

バルサ--- FW:イニエスタ・アンリ・メッシ、中盤:ケイタ・チャビ、底:ブスケツ、DF:アビダル・ピケ・プヨール・ダニ、GK:バルデス。

マドリー--- FW:イグアイン・C.ロナウド、トップ下:カカ、MF:マルセロ、アロンソ、ラサナ-ディアラ、DF:アルベオラ・アルビオル・ペペ・ラモス、GK:カシージャス。

まあすごいメンバーです。マドリーはDFラインを高く保ち、中盤の密度を高くしてバルサのつなぎを妨げるという作戦。バルサの方はいつものサッカーといいたいところですが、さすがにマドリーの攻撃陣は強力なので、ピケやブスケツはあがれません。インテル戦のような非常作戦はもちろんとりません。

まずダニが右サイドをあがってクロスを上げますが、連続キックミスでバルサはリズムに乗れません。一方マドリーは19分にカカからフリーのロナウドに絶好のパスがわたり、強烈なグラウンダーを放ちますが、バルデスがなんとかクリア。25分にはマルセロが絶好の位置からシュートしますが、プヨールがきわどくカット。かなりバルサは押される展開となりました。

37分にはイニエスタが抜け出してシュートしますが、これはカシージャスに止められました。アンリがいつも左サイドに張っているので、中央にターゲットがなく、バルサの攻撃には迫力がありません。0:0のまま前半終了。アンリはやはりカウンターで本領発揮の人ですね。

後半5分にはついにアンリをさげて、故障休み明けのイブラヒモビッチを投入。直後3:2で攻められて危険な場面がありましたが、イグアインのシュートをギリギリでプヨールがクリア。プヨールは今日の大功労者です。そしてその直後後半10分にダニが右から上げたアーリークロスに、イブラヒモビッチがピッタリゴール前で合わせてゴーーーーール。これは前半と違って、ピケも突入していたのでDFのケアが分散されたことも勝因です。今日は間抜けなクロスばかりだったダニが、このときだけはピンポイントで決めたのはさすがと言っておきましょう。

その後ブスケツが2枚目で退場し、ケイタを下げてインフルエンザ明けのヤヤを投入しますが、まだヤヤの動きが重く、しかも一人少ないということでピンチでしたが、DFとバルデスの頑張りでなんとか失点を防いで1:0勝利にこぎつけました。これで首位を奪回。意気上がるカンプノウでした。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年11月29日 (日)

JPOP名曲徒然草31:「Delight of my love」 by 吉村まさみ

Yoshimura吉村まさみは若い本格派のバラードシンガーです。ややハスキーな声でR&B系ですが、宇多田ヒカルなどに比べるとゆったり系で、テンションを高めずに聴くことが出来ます。また血統はブレンドでトリリンガルのようですが、音楽はかなり日本よりで、このアルバム(写真)には米国の作曲家の曲や、米国系曲のカバーは一曲もありません。

歌詞は3(&13)、つまりここで紹介する「Delight of my love」以外は本人が書いています。ロマンティックで素直な感じのものが多いと思いました。曲はいろいろありますが、私はバラードが抜群だと思います。

特に「Delight of my love」は名曲で、ピアノの誘導で「閉ざし忘れた窓に雨が、そっと吹きこんで部屋をいつの間にか濡らすように 私心が泣いた ・・・」と切なく、しかしのびのびと歌うのがいいですね。3はデュエット、13はソロ版で収録されています。シングルカットされています。

作詞:川村ヒロ・作曲:山口寛雄・編曲:斉藤仁

https://www.youtube.com/watch?v=PnAq3AVA_to

カバー
https://www.youtube.com/watch?v=75jvX1mHp4A

この曲以外にも、「Traces of you」「星のうた」「美しい人(本人作曲)」などなかなか聴かせるバラードが収録されています。

吉村まさみ/Masami Yoshimura ワーナーミュージック・ジャパン AMCM 10030  現役盤です:

http://www.amazon.co.jp/s/ref=nb_ss?__mk_ja_JP=%83J%83%5E%83J%83i&url=search-alias%3Dpopular&field-keywords=%8Bg%91%BA%82%DC%82%B3%82%DD&x=16&y=22

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2009年11月28日 (土)

崖っぷちのバルサ 非常作戦でインテル窒息に成功

Photoチャンピオンズリーグのグループリーグ戦ですが、ルビン・カザンにやられてバルサは崖っぷちに立たされています。このカンプノウでのインテル戦に敗れるようなことがあれば、ほぼ予選敗退です。しかしこの重要な試合に、イブラヒモビッチ・メッシ・ヤヤが故障で出られないという非常事態。こうなったらワールドカップ予選のハンドでミソをつけたアンリにがんばってもらうしかありません。

FW:ペドロ・アンリ・イニエスタ、MF:ケイタ・チャビ、底:ブスケツ、DF:アビダル・プヨール・ピケ・ダニ。イニエスタは右になっていますが、実際にはフリーで中央あるいは左にいることも多いです。右は苦手なんですね。インテルはイタリアの最強チームで、元バルサのエトオ、モッタなどもいます(二人ともスタメン出場)。バルサは先週あたりからダニに元気が出てきて、今日も実質右エストレーモはSB兼任のダニです。

ペップはこの試合で非常手段をとりました。前半の最初15分くらい猛烈なプレスをかけて、この間に得点し、あとはポゼッションで粘り抜こうという作戦です。なにしろ相手がボールを持つと相手陣で囲んで奪ってしまいます。インテルの選手はバルササイドで全くプレーができません。こんなに無茶苦茶に頑張るバルサははじめてみました。もし失敗していたらひどい結果になっていたでしょうが、この一か八かの非常作戦は圧倒的に成功しました。前半10分チャビのCKからアンリのバックヘッドでつないで、ピケがボレーでドカンと決めたのです。これでバルサは楽になりました。

中盤でポンポンパスをつないで、チャビが必殺のスルーパスを右から突入するダニに通し、ダニのセンタリングにペドロがボレーで合わせてゴール。ペドロはほんとうにシュートだけはうまいです。これでインテルは戦意喪失です。2:0で前半終了。

後半はさすがにゆるめましたが、予定通りポゼッションでのらりくらりやって逃げ切りに成功。エトオに抜け出されてやられそうなときも、ダニがちゃんと帰ってきて止めました。まあ後半は普通のバルサでした。ルビン・カザンが4位のチームに引き分けたこともあって、グループリーグ突破が一気に有望になってきました。やれやれです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年11月24日 (火)

リーガ第11節: バルサ不調、ビルバオにドロー

Photoアクシデントのため、遅めのバルサレポートになってしまいました。バルサは現在危機的な状況にあります。不動のCFイブラヒモビッチが練習中の故障発生で出場不可。アビダルも故障、ヤヤは新型インフルエンザでベンチ入りできず。週明けにはインテル戦、続いてクラシコという大事な時期にこれでは困ります。

今日の相手アスレティック・ビルバオはバスク地方のチームですが、選手もすべてバスク出身者で固めるというスタイルを変えていません。バスクの人名は日本みたいに4音節の名前が多く、今日もスサエタ、コイキリ、イラオラ、グルペギなどが出場していました。試合会場もバスクのサン・マメス。バルサとの試合ということで、満員の盛況でした。

バルサの先発はFW:イニエスタ・メッシ・ペドロ、中盤:ケイタ・チャビ、底:ブスケツ、DF:マクスウェル・チグリンスキー・ピケ・ダニ。ビルバオも地元とあって、ワントップのジョレンテ中心に、ジェステやスサエタが激しく攻撃してきます。前半バルサにも結構いいチャンスはあったのですが、1:1をメッシがはずしたり、メッシの絶好のセンタリングをチャビが決めそこなったりして得点ならず。ハビ・マルティネスのヘディングミスで失点は免れたものの、ストレスのたまる前半でした。

後半の8分、ようやく中央のチャビが激しくチャージされながらもダニにスルーパスを出し、これを右から突入したダニがきれいに決めてやっとのゴール。しかしこれで逃げ切ることはできませんでした。途中出場のトケーロにかきまわされ、チグリンスキーがヘディングで負けた球が、うまくDF裏に走るトケーロに転がって、そのままトケーロのシュートで失点してしまいました。がっくりのドローです。これでマドリーに抜かれて2位に転落。次週の天王山に向けても不安満載のバルサです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年11月22日 (日)

JPOP名曲徒然草30: 「Believin' Myself」 by 川島だりあ

MikifigJPOP名曲づれづれぐさ29の「遙かな時を越えて」を作曲した川島だりあです。

1986年 川島みきでCDデビュー → 1988年 川嶋みきに改名 → 1990年 川島だりあに改名。シンガーソングライターですが、提供曲・詞も多く、ZARD・WANDS・DEEN・愛内里菜など、そしてあのノリピーにも提供しています。第13代クラリオンガールでもあります。

シンガーとしてはいまいちブレイクしませんでしたが、作詞・作曲の才能に恵まれた人です。ケレン味のないポップバラード 「Believin' myself」 などには感服。

アルバム「Believin' myself」BJCL-1001 bjin (1990) に収録されているタイトル曲で、ラストナンバーです。作詞/作曲 川島だりあ・編曲 西田魔阿思惟

歌詞の中に 「兄貴の部屋からこぼれる"stand by me" 口ずさむたび ときめいてたよ day by day」 という一節がありますが、これはきっと実話なんでしょうね。現在は”PARALLEL WORLD”というバンドをやっているようです。

川島だりあ Believin' myself
https://www.youtube.com/watch?v=SJEcG-TYkVI
https://www.youtube.com/watch?v=GY1g0NlBYe4

Carry on
https://www.youtube.com/watch?v=Jdx3s0-ewJA

Shiny Day
https://www.youtube.com/watch?v=4w6OZUBlVx4

あの微笑みを忘れないで
https://www.youtube.com/watch?v=w4HVSApF_Ws

ステイ・ウィズ・ミー
https://www.youtube.com/watch?v=Q63J-lJLsR4

Don't stop me now & Winding road (川嶋みき時代)
https://www.youtube.com/watch?v=B7xvr9nsE3w

Winding Road (川嶋みき時代)
http://www.youtube.com/watch?v=mRpXxLrMKUg

悲しき自由の果てに
https://www.youtube.com/watch?v=Av0EPhJ75WA
https://www.youtube.com/watch?v=F2s9jHb0yss

Nothin'gonna stop my love
https://www.youtube.com/watch?v=f9QavXDI5Es

we'll be together
https://www.youtube.com/watch?v=U1vubvG4a8M

Don't look back
https://www.youtube.com/watch?v=m56cdfyu9ns
https://www.youtube.com/watch?v=Ejd4FSFGeVk

Baby Baby
https://www.youtube.com/watch?v=2YgqUF0OZYw

ステイ・ウィズ・ミー
https://www.youtube.com/watch?v=Q63J-lJLsR4
https://www.youtube.com/watch?v=4zKG2pyJ49g

フライ・バイ・ナイト
https://www.youtube.com/watch?v=N0ZeLFhauDA

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2009年11月20日 (金)

サラとミーナ68:おすましとリラックス

Img_1048aImg_1052b サラとミーナも3歳になりまして、まあいっぱしの成猫。サラ(オレンジ色のフェオメラニンをもっていません)は野良猫の経験があるせいでしょう。3年経った今も、シェルターで生まれ育ったミーナとは明らかに違います。ちょっとした拍子に、人はこわい存在という記憶がよみがえることがあります。
まだ爪を切るのはなかなか困難です。ブラッシングされるのは大好きです。

シマ三毛のミーナははっきりとフェオメラニンをもっています。こちらは人なつこい性格で、初対面の人でも平気でスリスリします。ただあまりに能天気で困るところもあります。お行儀も余りよくありません。

サラとミーナは喧嘩しているうちに疲れて、一緒に眠っていることもあります。

Img_1057c

Img_1058d

| | コメント (0) | トラックバック (0)

インバル都響のマーラー交響曲第4番

Bb1今日は雨降りの寒い日でしたが、サントリーホールで都響B定期の「マーラー交響曲第4番」を聴いてきました(もう昨日になってしまいましたが)。マエストロ・インバルのタクトということで、やはり完売だったそうです。

牧歌的な鈴の音ではじまるこの第4交響曲については、私はこれまでホーリーな印象があって、サローネン/ロスフィルの演奏を愛聴してきましたが、第四楽章の歌詞をあらためてみてみると 「聖ルカさまが 雄牛をうちのめす 気にとめる様子などまるでなし ワインを飲むにも 飲み代いらず ここは天国食堂 パンは天使達が焼いてくれる・・・」 などとあって、これは「天国良いとこ一度はおいで、酒はうまいしネエチャンはきれいだ」に通じる世界だということに気がつきました(加藤和彦は天国に行ってしまいましたが)。

マエストロ・インバルはこの交響曲を、鳥獣戯画のような諧謔を心髄とするものと解釈したようです。伸縮自在なテンポ、ジェットコースターのようなポルタメント、第一楽章ではクラリネットなど管楽器の奏者がそろって天井を向いて演奏、などやりたい放題の爆演。しかしコンマスの矢部ちゃんはそれを楽しんでいるようでした。こういう演奏は欧米のオケだと、ひとつ間違うと下品になる可能性があると思いますが、都響は弦楽器のアンサンブルが特別に優れているので、どんなに自由自在にタクトを振っても上品に感じられるのがいいところ。

第三楽章の壮大なクライマックスで、ソプラノの半田美和子さんがしずしずとステップを降りてきたのにはびっくりしました。演出もやってくれますねえ。半田さんはピュアでやわらかな感じの声のニュアンス豊かなソプラノで、この曲にぴったりはまっていました。

来年3月30日のインバル-都響「マーラー第3交響曲」チケットはもはや完売だそうですが、31日に追加公演があるそうです(ポスター)。粋な配慮だと思います。最近都響のマークができまして、ポスター右上のブラウグラナの格子模様がそれです。バルサと同じ色の組み合わせとは・・・。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年11月16日 (月)

JPOP名曲徒然草29: 「遙かな時を越えて」 by 中村彩花

Ayaka 1981年から2005年まで日本テレビで放映していた「火曜サスペンス劇場」は主題歌として多くの名曲を生み出しました。最も有名なのは岩崎宏美の「聖母(マドンナ)たちのララバイ」でしょうが、中村彩花の「遙かな時を越えて」もそれらの名曲のひとつでしょう。

ところが、その中村彩花がどんな人物なのかがさっぱりわかりません。全くの新人が突然当時人気番組であった火曜サスペンス劇場の主題歌歌手に抜擢されるというのは奇妙な話ですし、さらにこれだけ抜群の歌唱力があり、名前も売った歌手を、事務所がシングル1枚で終わらせてしまうというのはあり得ない話です。もし病気とかなんらかのアクシデントがあれば、週刊誌がほうっておかないでしょう。

これは私の仮説ですが、実は中村彩花という人物は実在せず、音声や画像を操作してデフォルメした中森明菜だと疑っています。

全くの見当違いかもしれません。もしそうだったらごめんなさい。

中村彩花「遙かな時を越えて」B-VAP VPDC-27002
作詞:小田佳奈子・作曲:川島だりあ・編曲:池田大介

https://www.youtube.com/watch?v=EQqwmmD-KAU

http://www.youtube.com/watch?v=Fzws6Wtrta4

縁千秋バージョン

http://www.youtube.com/watch?v=Jcpw13x1juw

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2009年11月14日 (土)

ミトコンドリアを入れ替える

350pxmitochondria_mammalian_lung__t 私たちの細胞には、必ずミトコンドリアが含まれています。ひとつの細胞に数個の場合もあり、また数千個の場合もあります。ミトコンドリアはもともとは自由生活をしていた細菌で、大昔に真核生物が細胞内にとりこんで、細胞の一部にしてしまったといわれています。しかし昔の名残はあって、ミトコンドリアは細菌のように独自の環状DNAを持っています。しかも1本だけでなく多数のコピーを持っている場合もあります。すなわちDNAの本数だけから言えば、真核生物は自分の核ゲノムより圧倒的多数のミトコンドリアゲノムを所持していることになります。写真はミトコンドリアの断面で、ウィキペディアからお借りしました。

ミトコンドリアは酸素を使ってエネルギーを生み出す、いわば車で言えばエンジンにあたる役割を果たしています。この機能が低下すると、特にエネルギーが大量に必要な筋肉や脳をはじめ、多くの組織に不具合が生じる可能性があります。筋力低下、知能障害、心臓肥大、てんかん、まぶたが上がらないなどの症状が出ます。また糖尿病や貧血をもたらすこともあります。

さて話は変わりますが、精子は活発に動かなくてはいけないのでミトコンドリアを多く持っていますが、このミトコンドリアは精子の中で「死の標識」をつけられ、受精した後受精卵の中で殺されます。したがって、受精後生き残るミトコンドリアはすべて母親由来のものということになります(母性遺伝)。

母親のミトコンドリアのDNAが損傷を受けた場合、この異常ミトコンドリアは子供に受け継がれます。女の子がいた場合、またその子に受け継がれます。つまりミトコンドリア病の家系が生まれることになります。いまのところこの病気を完治させる方法はありません。

そこでこの家系から病原性のミトコンドリアを除去する方法が考えられました。実験はまだサルの段階ですが、成熟未受精卵から「染色体+紡錘体」を細い硝子管で吸い出し、健康なミトコンドリアを持つ、「染色体+紡錘体」を抜き取った他のサルの成熟未受精卵にレーザー手術で埋め込むというという技術です。手術した未受精卵は、人工授精処理を行い、「染色体+紡錘体」を提供したドナーの母親に戻します。

ここでひとつ問題があります。「染色体+紡錘体」を吸い出すときに、どうしてもミトコンドリアを一緒に吸い出してしまうのは避けられません。しかしこの病的ミトコンドリアは、手術した卵から発生した個体には認められませんでした。これはこの技術を開発した立花博士らの業績です。これによって患者の治療はできませんが、病気の家系から病因の異常ミトコンドリアを除去できる可能性が生まれました。

この方法だと、第3者から未受精卵をもらう必要がありますが、核ゲノムの遺伝子はすべて父母のものなので、子供のゲノム遺伝子は基本的に通常通り父母から受け継ぎ、ミトコンドリアだけ第3者から受け継ぐことになります。使用する未受精卵はすでに成熟しているものなので、手術後すぐに母体にもどすことができるというのが大きなメリットです。試験管の中で長い間卵を維持していると、異常が発生する確率が高くなります。

Tachibana et al: Nature 461, 367-372 (2009)

| | コメント (0) | トラックバック (3)

2009年11月13日 (金)

富士山

2先日御殿場と箱根に出かけたときに撮影した富士山の写真です。車窓ごしなのでクリアじゃありませんが、アングル的にはいいショットだと思います。心配だったすみれちゃんもおうちで療養ということで一安心しました。

今日はすっかり寒くなり、冬らしくなってきました。ベランダのハイビスカスなども家の中に移動です。巨大化した「がじゅまる」を移動するには、家の中を整理して場所をつくらなけければならないので、もう少し寒さに耐えてもらう予定です。

昨日「売国者たちの末路」植草一秀・副島隆彦著(祥伝社)を読みました。あの上品な雰囲気の植草氏が痴漢とはということで驚かされたのですが、その裏にこんな話があったとは・・・呆然とし、暗澹たる気持ちになりました。私はこの本に書いてあることを90%くらいは信じます。なぜあんなに鳩山(弟)大臣や亀井大臣が、感情的にまで日本郵政にかみつくのかの理由がわかる本でもあります。

私が立腹したのは竹中平蔵氏が、共同研究者が拒否したにもかかわらず、単独名で勝手に研究成果を発表したというくだりで、これが本当なら彼は学者として最低だとおもいます。私の知人にも、そういう勝手な人にひどい迷惑をこうむった人がいます。

http://www.amazon.co.jp/%E5%A3%B2%E5%9B%BD%E8%80%85%E3%81%9F%E3%81%A1%E3%81%AE%E6%9C%AB%E8%B7%AF-%E5%89%AF%E5%B3%B6-%E9%9A%86%E5%BD%A6/dp/4396613342/ref=sr_1_1?ie=UTF8&s=books&qid=1258113024&sr=8-1

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年11月10日 (火)

JPOP名曲徒然草28: 「Welcome back to my heart」 by 薬師丸ひろ子

Photo薬師丸ひろ子はもちろん女優が本職の方ですが、1980年代にはシンガーとしてもトップスターでした。「セーラー服と機関銃」や「探偵物語」は大ヒットしましたが、ハスキー系・木綿系・シルク系と分類すると、典型的シルク系の目の詰まった美声シンガーでした。一本調子の歌唱とはいえ、声の美しさだけなら間違いなく超S級でしょう。

個人的ベストはアルバム「夢十話」に収録されている 「Welcome back to my heart」。作詞:竹内まりや・作曲:井上大輔・編曲:武部聡志という豪華メンバーの作品で、さすがです。こういうタイプのシンガーは、この手のさわやかムードPOPミュージックというのが一番ぴったりくると思います。

Welcomeback to my heart
http://v.youku.com/v_show/id_XMTYwMjE5NDI0.html
http://www.nicovide.jp/videos/nv3879996/

もちろんバラードもダメってわけじゃなく、下記などどうでしょうか?

Distance in 「Sincerely Yours」
http://v.youku.com/v_show/id_XMTUyNjI0NjA4.html
http://v.youku.com/v_show/id_XMTUyNjEwOTMy.html
http://www.youtube.com/watch?v=z6vbnMdyhns
http://www.youtube.com/watch?v=LOXdxIfq9kQ

Heart's delivery in 「Heart's delivery」
http://v.youku.com/v_show/id_XMTU1NTcyMTA4.html
http://www.youtube.com/watch?v=JS-z5AmV99k
http://www.youtube.com/watch?v=IilJPLtcjfE

どれもベストアルバムには収録にもれた曲ですが、いい雰囲気だと思います。「夢十話」CA32-1153 東芝EMIで聴いていますが、最近(2008年)新しくプレスされました(EMIミュージックジャパン B001B56JGC)。もちろん現役盤です。オリジナルは1985年出版です。

雨はやまない
https://www.youtube.com/watch?v=ZtQ1O441cXc

A LOVER'S CONCERTO 
https://www.youtube.com/watch?v=kc6hSGbNdf8

スロー・バラード
https://www.youtube.com/watch?v=fMZtDeuXl0E

すこしだけやさしく
https://www.youtube.com/watch?v=MjgTvugq8UY

元気を出して
http://www.tudou.com/programs/view/apMNfWRuR4g/

探偵物語
https://www.youtube.com/watch?v=pjXsKLsGalw
https://www.youtube.com/watch?v=rNVbpFZtM38

メイン・テーマ
https://www.youtube.com/watch?v=FHqeJs-W84k
https://www.youtube.com/watch?v=bQ6yjtn_UPw

時代
https://www.youtube.com/watch?v=W8ypxbm7nBs
https://www.youtube.com/watch?v=ZjMchF-bpTU

二人の帰る場所
http://v.youku.com/v_show/id_XMTU5NTY4NDU2.html

星紀行~キャメルの伝説
http://v.youku.com/v_show/id_XMTU5NTgwMTIw.html

セーラー服と機関銃
https://www.youtube.com/watch?v=uf-C7k6NFp4
https://www.youtube.com/watch?v=sgsKamkYRvM
http://www.youtube.com/watch?v=1Z9XWqC8J4o

語り継ぐ愛に
https://www.youtube.com/watch?v=rCZYEaiQCec
https://www.youtube.com/watch?v=z_mhtLoDKnQ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年11月 9日 (月)

リーガ第10節: バルサ ペドロがシュート技術でマヨルカを粉砕

Photoマイナス4度のロシアでのチャンピオンズリーグ予選で、手痛い引き分けに終わったバルサ(ルビン・カザンは非常に強いチームで、バルサなどとも正攻法で互角に渡り合える実力があります)。バルセロナに帰って気を取り直し、カンプノウでのマヨルカ戦です。ロシア遠征の疲労とか、故障上がりのダニの不調などを考慮し、ペップは思い切ったスタメンで臨みました。

ダニ、イニエスタ、チャビ、メッシをベンチに置き、FW:アンリ・イブラヒモビッチ・ペドロ、中盤:ケイタ・ブスケツ、底:ヤヤ、DF:アビダル・チグリンスキー・ピケ・プヨール、GK:バルデスでスタート。

さすがにこのメンバーだと流れるようなパス回しというわけにはいきませんが、なんとか主導権は確保。10分にはイブラヒモビッチの絶妙ヒールに、ペドロがタイミング良く飛び出してゴール。ペドロという男は日本人のプレーヤより上背がない感じですが、シュートのスペシャリストで、ドリブルやパス回しはたいしたことないのにシュートだけはうまいのです。

マヨルカも今季好調とあって結構攻めてきます。18分にはバルデスがウェボのシュートをぎりぎりではじく場面もありました。しかしその直後、CKからヌネスに頭で合わされて失点。これはしんどい試合になりそうだと思いました。

均衡を破ったのはケイタのゴール前へのほうりこみからで、ペドロ・アンリ・ブスケツが続けてシュート。すべてGKアヴァテにはじかれましたが、ついにペドロが4発目を決めて2点目ゲット。さらにヤヤがうまくもらったFKをブスケツがヘッドでゴール前に返し、アンリがまたヘッドで合わせて今季初ゴール。これで前半終了。

後半は途中からメッシ、チャビ、イニエスタを投入して逃げ切りをはかりました。85分にはイブラヒモビッチのゴール前突入にたまらずファウルでPK。これをメッシが決めて4点目。楽勝ムードになりましたが、終了直前アルハサン・ケイタにフリーで決められてしまいました。これ以外にもDFラインが完全に突破されるという失態が何度か有り、守備の不安は払拭されませんが、とりあえず4:2の勝利でバルサには立ち直るチャンスが与えられました。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年11月 8日 (日)

サラとミーナ67: 椎茸そしてサラのあくび

Imgaaa_2 椎茸を培養してみました。椎茸の学名は Lentinula edodes で担子菌の一種です。江戸で採集され記載されたことが学名の由来のようです。椎茸はレンチナン(属名に由来)という多糖類を含み、この物質は味の素から胃がんの治療薬として発売されています。レンチナンは免疫力を強化しますが、アレルギー体質の人は注意が必要です。

Imgbbb_2種付けした原木を購入し、霧吹きで水をかけつつ、温度を考慮してバケツの中でふたをして育てます。担子菌の威力はすごい。どんどん成長し写真1のように立派な椎茸が生えてきました。これを収穫した後、原木を水に一晩ひたしてまたしばらく待つと、2回目の収穫も可能でした(写真2)。新鮮なだけあって、味と香りはなかなかのものでした。日光に当てて干し椎茸にすると、ビタミンDが増えてまたいいようです。

Imgccc サラとミーナは相変わらず元気いっぱい。お互い仲良しではないのですが、気分によってはこうして一緒に休んでいることもあります(写真3)。サラのあくびの瞬間をとらえることに成功しました(写真4)。椎茸には興味がないようです。そろそろ予防注射の時期がせまってきました。

Imgddd

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年11月 5日 (木)

JPOP名曲徒然草27:「すてきなヒットソング」 by 竹内まりや

Photo竹内まりやのファーストアルバム「Beginning」のラストナンバーに「すてきなヒットソング」という曲が収録されています。彼女が子供の頃から親しんだヒット曲が歌詞にでてきます。1曲も邦楽がありません。私たちが子供の頃、子供が聴いて楽しい邦楽というのがほとんどなかったのです。ですから私もお友達も、みんな洋楽ばかりラジオで聴いていました。弘田三枝子が頑張っていましたが、彼女の歌は当時私たちは「不完全な洋楽」だと思っていました。

 

神戸では当時電話リクエストのラジオ番組がはじまっており、その中で洋楽ベストテンをやっていて、次週の1位はなんだろうと楽しみにしていました。竹内まりやもそうだったのだろうと思います(FENを聴いていたのかもしれません)。さすがに当時の大ヒット曲ばかりとあって、古くても「すてきなヒットソング」に出てくる曲はすべて You Tube で聴くことができます。

 

https://www.youtube.com/watch?v=1Qv_fMZwrMs

 

WINE & ROSE cover
https://www.youtube.com/watch?v=IfODAhJNUKs

 

Hey Paula (Paul and Paula),

 

http://www.youtube.com/watch?v=W-TWbfHVbKY
https://www.youtube.com/watch?v=kWWxfHjwqIM

 

Lonely soldier boy (Johnny Deerfield)

 

https://www.youtube.com/watch?v=Q4EruOx34qU
https://www.youtube.com/watch?v=nVYPUc_Y_ZM

 

Kissin' on the phone (Paul Anka),

 

https://www.youtube.com/watch?v=HzeErbLXRvQ
https://www.youtube.com/watch?v=1Ta9dwF7Coo

 

Navy blue (Diane Renay),

https://www.youtube.com/watch?v=ijtlzZb3bZ4
https://www.youtube.com/watch?v=6Julr7EAPt8

 

(Kiss my sailor) https://www.youtube.com/watch?v=OZSgrwlD3O4

Grayhounds version
https://www.youtube.com/watch?v=KsXLiuedgS8
https://www.youtube.com/watch?v=dhysvj0bCCg
https://www.youtube.com/watch?v=wbal5niO1S0

 

Love me tender (Elvis Presley),
http://www.youtube.com/watch?v=8XA1w90_UpY

 

Happy birthday sweet sixteen (Neil Sedaka),

https://www.youtube.com/watch?v=5h2zp96Hzhg
https://www.youtube.com/watch?v=mPD3eTeRbh4
http://www.youtube.com/watch?v=WusQjMnD0cs

 

Flamingokvintetten version
https://www.youtube.com/watch?v=X7EPJjUs67A

 

Be my baby (The Ronettes),

 

https://www.youtube.com/watch?v=jrVbawRPO7I
https://www.youtube.com/watch?v=iuRsI32ykI0
https://www.youtube.com/watch?v=NnWOBMQhNBQ
https://www.youtube.com/watch?v=kRs9jFJB0xc

 

Grayhounds version
https://www.youtube.com/watch?v=PyQmz-HEqDg
https://www.youtube.com/watch?v=_KMeUmhcMEE
https://www.youtube.com/watch?v=3PD6eLS3q0k

 

Johnny angel (Shelly Fabares)

 

https://www.youtube.com/watch?v=wwIYSofgpY0
https://www.youtube.com/watch?v=F_o-adbq9h0
https://www.youtube.com/watch?v=zWBljCO0JQk

 

Karen Carpenter
https://www.youtube.com/watch?v=4OcdAQ4P5WI

 

なかでも最後の Johnny angel は自身のアルバム「Longtime Favorites」のなかでカバーしています。このような曲を聴くと、まだ受験勉強とも無縁で楽しかった子供の頃の想い出が蘇ってきます。

 

「すてきなヒットソング」作詞・作曲・歌 竹内まりや in 「Beginning」 BVCK-37012 BMG Japan 現役盤

 

歌詞:http://music.goo.ne.jp/lyric/LYRUTND8465/index.html

 

PS:

若き日の竹内まりや
http://www.youtube.com/watch?v=w9PXoBS-R10

 

ボーイハント
https://www.youtube.com/watch?v=t4TTfB58jAA

 

悲しき片思い

 

Helen Shapiro
https://www.youtube.com/watch?v=ZFbywck5mcU
https://www.youtube.com/watch?v=5I2cG-ed6hw

Grayhounds version
https://www.youtube.com/watch?v=NCEJ2MEJJRc
https://www.youtube.com/watch?v=gMB_xRCbaU8

 

悲しき足音 (グレイハウンズ)
http://www.youtube.com/watch?v=iKPR2urJgq4

 

Navy Blue (グレイハウンズ)
http://www.youtube.com/watch?v=dhysvj0bCCg

The Christmas Song
http://www.youtube.com/watch?v=Vb5MMfzVUFE
http://www.youtube.com/watch?v=egqUhXzFFFM

 

(a cover by okatto510)
http://www.youtube.com/watch?v=U1SiQujwfQY

 

クリスマスは一緒に
http://www.youtube.com/watch?v=T8HP7SJNLu4

 

Winter lovers
http://www.youtube.com/watch?v=7lqONvfhWcw
http://www.youtube.com/watch?v=3wo1ltUdYAo

 

ラスト・デイト
http://www.youtube.com/watch?v=tsiakRDFc18

 

それぞれの夜
http://www.youtube.com/watch?v=X8eFlsL-SP4

 

(a cover by okatto510)
http://www.youtube.com/watch?v=Cez-dgATpPs

 

ドリーム・オブ・ユー~レモンライムの青い風~   
https://www.youtube.com/watch?v=9ILSX3qkTPk
https://www.youtube.com/watch?v=9c3M9vcwrbw
https://www.youtube.com/watch?v=JC8iUKC1MIg
https://www.youtube.com/watch?v=LsXhzMAHrrw

 

September
https://www.youtube.com/watch?v=VuG5tU6kryw
https://www.youtube.com/watch?v=VDPVQIfv8Ts
https://www.youtube.com/watch?v=-tfl8hSwdLQ
http://www.youtube.com/watch?v=v2kxthAVPEA

 

(Maya)
https://www.youtube.com/watch?v=HTSlBJ8a9Z4

 

想いでの冬休み (グレイハウンズ)
http://www.youtube.com/watch?v=NISM5QMNeu4

 

すてきなメモリー (グレイハウンズ)
http://www.youtube.com/watch?v=TBu-74vkqx0

 

忘れないで 名曲です
https://www.youtube.com/watch?v=Ts5v3bdqsWU
http://www.youtube.com/watch?v=mz3bLsqNZ-E

 

不思議なピーチパイ
https://www.youtube.com/watch?v=tiC9kd5EsJw
https://www.youtube.com/watch?v=0xBr1Da_ELg

 

雨のドライブ
https://www.youtube.com/watch?v=uL4p5Dda7v4

 

スペシャルデリバリー 貴重な映像ありがとう
https://www.youtube.com/watch?v=E7q8l9VXSKg

 

涙のワンサイデッドラヴ
https://www.youtube.com/watch?v=T2B0L4jDM64

 

戻っておいで私の時間
https://www.youtube.com/watch?v=1G47Gfo1G1Q

 

グッドバイ・サマーブリーズ   
https://www.youtube.com/watch?v=oJtp4MWXUJs

 

象牙海岸(covered by Makigon)
https://www.youtube.com/watch?v=OavPyl9UZrY

 

ピクニックツァー(1980) audio only
http://www.youtube.com/watch?v=EDGfb-NwUzw&feature=watch-vrec
http://www.youtube.com/watch?v=J4OwPT9g_IE&feature=relmfu

 

 

 

 

 

 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年11月 3日 (火)

都響:上原彩子の登場 そしてモーツァルト交響曲第40番

Aya前回のシューマンのシンフォニーのプロムナードコンサートは結構空席がありましたが、今回は文化の日のせいか、上原彩子のせいか(多分これが正解か)、それともモーツァルトの功績か、チケット完売だったそうです。

上原彩子は音大に入学せず、ヤマハおかかえで2002年チャイコフスキー国際コンクール・ピアノ部門優勝という経歴のせいでしょうか、面目をつぶされた音大関係者、ヤマハによる言論統制を恐れる評論家やアンチ・ヤマハ派にはゆゆしき存在なのでしょう(↓)。

http://www.geocities.jp/city_memo/kaneda/nikki053.htm

しかし今日のラフマニノフの爆演を聴けば、そのような批判などくそくらえだと思えました。超絶技巧で弾きまくるだけではなく、十分にこの狂詩曲の情熱と叙情にひたらせてもらえました。アンコールの前奏曲も天才の光芒につつまれたもので、背筋がゾクゾクしました。聴衆のすごい拍手が彼女の素晴らしさを証明しています。この種の曲ではもっとゴージャスな音のオケがいいようにも思われますが、都響はそのような方向はめざさないほうがいいのではないでしょうか。まあ資金的にも無理とは思いますが。

アンドリュー・グラムスもまだ若いですが、大変な実力者だと思いました。この暗い情念につつまれているといわれる交響曲を、むしろ生命力の怒濤の噴出のような力強さで私たちに投げかけてくれました。都響もマエストロのニュアンス豊かな指示に非常に忠実に演奏できていて、この素晴らしいオケを指揮できたグラムスも大満足だったでしょう。私が聴いたいままでのモーツァルトがすべて吹っ飛ぶくらい、驚異の演奏会でした。

都響プロムナードコンサート No.336 @サントリーホール
(演奏)
東京都交響楽団 (オーケストラ)
上原彩子 (ピアノ)・・・ 2)
アンドリュー・グラムス (指揮)
(曲目)
1) バレエ音楽「アパラチアの春」(オリジナル版) (コープランド) 
2) パガニーニの主題による狂詩曲 op.43 (ラフマニノフ)
3) 交響曲第40番 ト短調 K. 550 (モーツァルト)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年11月 2日 (月)

性悪猫 by やまだ紫

1やまだ紫さんは1969年デビューの漫画家・イラストレータです。私が知ったのはごく最近で、「性悪猫」という作品を読んで好きになりました。ところがなんと今年の5月に他界されたそうで、呆然です。でも亡くなられたことがきっかけで選集が出版されて、それで私のように出会うことができた人間もいるというのも縁なのでしょう。晩年は京都で大学教授をなさっていたようです。

イヌを社会的動物とすると、ネコは非社会的動物です。でもネコにだって母も子もいるし、友達や敵や恋人、それに飼い猫には飼い主もいるので、社会とは無関係には生きられません。「性悪猫」には、そういう微妙な感覚がうまく描かれています。人間にはイヌ派とネコ派がいると思いますが、ネコ派の人々にとっては、この「性悪猫」に書かれた言葉は、ひとつひとつ共感できるものでしょう。私も届いた日に3回も読んでしまいました。

内容は漫画と言うより、イラスト+「独白」という感じかな。こういう作品に出会うと、麻生内閣が計画した漫画博物館も、問答無用に無駄だというのはどうかと思いますね。内容次第によっては、貴重な作品を保管し閲覧に供すると同時に漫画をひとつの文化として盛り上げていく上で、よい企画だったのではないかと思います。

ネコはいろいろと含蓄の深い独白をします。例えば・・・

やさしく在ろうと努めたことが

誰の   何の   為になったろう

・・・ と思うとき

貴方は・・・

傷だらけだ

やさしさ なんかに こだわるうち

貴方は ちっとも やさしくなんかないんだ

たいていの やさしさは あとで 寒いもの

わたしなれば にげてしまうよ

「性悪猫」 やまだ紫  小学館やまだ紫選集 (2009)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年11月 1日 (日)

リーガ第9節: バルサ 悔恨オウンゴールのロスタイムドロー

Photo中間の国王杯でマドリーが3部のチームに4:0で敗れるという番狂わせ。ダイジェストをみると、DFはどこにいるんだというという不思議なゲームだったようです。バルサはカンテラ選手中心の試合でしたが、堅実に勝利。

今日はパンプローナのレイノ・デ・ナバーラでオサスナと対戦。ここはスタンドが近く、ファンの声援・ヤジが強烈で、フエラのチームにとってはやりにくいスタジアムです。サンチェス・ピスファンの南国的お祭りムードともちょっと違うようで、より戦闘的な感じです。FW:イニエスタ・イブラヒモビッチ・メッシ、中盤:ケイタ・チャビ、底:ブスケツ、DF:アビダル・ピケ・チグリンスキー・プヨール、GK:バルデスで開戦。

オサスナは激しく動いて、バルサの遅攻を許しません。これは後半までもたないとは思いましたが、だからといって点を取られては苦しくなります。バルサも全力で動いて、激しいサッカーになりました。なんとか失点を免れましたが、得点もできず前半終了。

後半はさすがにオサスナの運動量も落ちて、いつものバルサのペースで試合を進行できるようになりました。両SBを中盤に上げて、センターバックとブスケツで3バックのようなバルサとしては珍しいシステムで得点をめざします。多分ローテーションで60分にチグリンスキーがマルケスと交代。すぐにチャンピオンズリーグがあるので、やりくりも厳しいものがあります。

68分にはイブラヒモビッチが独走になりかけたところをひっかけられ、普通ならレッドカードになりそうなところが、ファウルもなし。このあたりはスタンドのプレッシャーが効いてしまったところでしょう。

しかし71分にはメッシから、右に上がってきたプヨールにパスが出て、プヨールがセンタリング。ちょうど良い場所にケイタが出ていて、余裕のゴール。やっと1点がはいりました。これで逃げ切りモードになったのですが、落とし穴が待っていました。ロスタイムに左サイドからカムーニャスが上げたセンタリングをピケがクリアしようとしたのですがミス。球はゴールに向かい、バルデスがさわりますが空しくはじかれて失点。がっくりきたところで試合終了・・・ orz ・・・。

今日の最大の敗因はメッシの眼を被うばかりのシュートミスです。ロスタイムだけでも二度の決定的場面があったのですが、GKの正面に打ってしまいます。フリーのイニエスタに出せば確実にゴールのところを、自分で蹴ってDFに楽々引っかかる場面などもありましたし、ともかく外しすぎです。

まあオサスナも相当頑張っていましたので、今日のところは仕方ないとあきらめ、チャンピオンズリーグでルビン・カザンに雪辱しなければなりません。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2009年10月 | トップページ | 2009年12月 »