阪神タイガース: ラインバックとオルトの想い出
阪神タイガースに在籍した外国人選手の中ではランディ・バースが実力・人気ともトップだったと思いますが、トーマス・オマリーも素晴らしい選手でした。ただ在米スカウトとして、ろくな選手を連れてこないので株を落としています。それ以外で私が特に想い出に残っているのは、マイク・ラインバックとダグ・オルトです。
マイクは1976年から1980年まで在籍し、通算打率 0.296 の素晴らしい成績を残しました。いいところでホームランもよく打ちました。ファイティングスピリットあふれる走塁や守備(ライト)も強く印象に残っています。ラインバック・田淵・ブリーデンのクリンアップトリオはタイガースの歴史上でも1-2を争うものでしょう。退団後は野球をやめて米国に帰って別の仕事をしていたようですが、なんと1988年に車運転中に崖下に転落して帰らぬ人になってしまいました。
http://www.youtube.com/watch?v=V6ffnFGnuAE
http://www.youtube.com/watch?v=UUfQ_wP4KKY&NR=1
マイク退団後、もうあんなに心を活性化してくれる選手はこないだろうと思っていたら、なんと翌年1981年ダグがやってきてくれました。彼もまるでマイクの生き写しのようなファイティングスピリットあふれるプレイで心を熱くしてくれました。成績も打率 0.307, ホームラン18本という素晴らしいものでしたが、骨折が原因でなんとたった1年で解雇されてしまいました。ラインバックの不可解な解雇も含めて、タイガースの首脳陣は今も昔も残念な人々が多いのです。帰国後も野球関係の仕事をしていたようですが、なんと2004年に自殺してしまいました。マイクとダグに合掌・・・。
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