リーガ第6節: アルメリアの作戦に苦戦もペドロの一発
あの校庭のようなラ・ロサレダからカンプノウに帰ってくると、美しい芝に安心します。しかしゲームはアルメリア(ウーゴ・サンチェス監督)の作戦にはまって、難しいものになりました。アンリの怪我は軽かったようですが、今日は出場不可能。チグリンスキーはもう少し重くてしばらくお休みです。
FW:ペドロ・イブラヒモビッチ・メッシ、中盤はやっとイニエスタ・チャビのコンビが戻ってきました。底はブスケツ、DF:マクスウェル・プヨール・マルケス・ダニ。アルメリアはチャビを、マンマークでつぶす作戦にきました。FWのペドロなどはいつもフリーなのに、中盤のチャビにしつこくDF(もとバルサのチコ)がつくという、何とも奇妙な感じですが、これにバルサははめられてしまいました。
イニエスタは故障明けで、まだこの新チームになじんでいない感じで、ゲームメイキングをひとりでやるのは荷が重く、メッシがゲームメークをしようとするのですが、これをやると後半足が止まってしまいます。ブスケツも慎重で、なかなか前には出てきません。
この困難を打開したのはなんとペドロでした。31分マクスウェルのパスを受けてすぐ反転し、ミドルシュートをたたきこみました。それまでシュートすべきところでパスを出したり、せっかく球をもらっているのにバックパスを繰り返したりというちぐはぐなプレーが多かったので、アルメリアも甘く見ていたのでしょう。みんなびっくりの先取点でした。ペドロはリーガ初得点でした。
後半はバルサもヤヤとケイタを出して打開をはかりますが、これはかなり有効でした。ヤヤが攻撃の起点となって、かなりチャンスメークができるようになりましたし、イニエスタが左エストレーモになると、ペドロとの違いを見せつけるような動きでDFラインを突破します。しかし結局得点はできず、なんとかペドロの1点を守りきって勝つことができました。
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