« 2009年5月 | トップページ | 2009年7月 »

2009年6月30日 (火)

アシカのヒゲ: エプソンアクアスタジアムにて

11哺乳類の毛の存在意義については左のようなことが考えられますが、哺乳類のなかでも完全な海獣の鯨やイルカでは毛が退化しています。

水の中では毛の保温機能はなくなりますし(毛と毛の間に空気をためて体温を保つという機能は、水で満たされるため意味がなくなる)、水は紫外線を遮断するので、紫外線から皮膚を守るという機能も無意味となります。

また鯨やイルカは音波・超音波などで周囲を探索できるので、感覚器官としての毛の意味があまりありません。通常行動しているスピードが速いので、ヒゲでものを探るなどというのも意味がありません。

つまり青の部分が毛の重要な機能であり、その意義が失われるような環境で生きる生物では、毛は退化してしまうと考えられます。

ところが、エプソンアクアスタジアムで芸をするアシカを観察していると、不完全な海獣アシカのヒゲはよく発達していてかつ非常によく動くし、かなり実用的なのではないかと思いました。

12アシカは水中ではヒゲはぴったり肌にくっつけて寝かせて泳いでいます。そのほうが抵抗少なく泳げるのでそうしているのでしょう。陸上でもなんでもないときは2のように、ヒゲは後方に向いています。

ところが、なにか物が近づいてきたときなどには、ぐっと前に向けて物をさぐるような動作をします。ボールを受け取るときなどは、鼻より先にヒゲで受け止めている感じです。3をみると、ちょっと見にくいですが、明らかにヒゲを立てています。このときだけではなく、アシカは陸上では、犬や猫より、はるかに頻繁にヒゲを立てたり寝かせたりしていています。これは立毛筋によるものではありません。立毛筋は不随意筋で、寒さなどのストレスで自然に毛を立たせるものです。このヒゲはあきらかに随意筋によって、アシカの脳の指令によって適宜動かされています。

イルカショーは豪快で、この水族館の目玉ですが、アシカもなかなか芸達者で楽しく見学させていただきました。飼育員の苦心に頭がさがります。

13

| | コメント (2) | トラックバック (1)

2009年6月29日 (月)

エプソンアクアスタジアム@品川

1_3 品川プリンスホテルの敷地にあるエプソンアクアスタジアムに行ってきました。プリンスホテル内の坂を上がっていくと左に見えます(1)。水族館と同じ建物に屋内遊園地があり、隣は映画館です。

2_2 入場するとすぐ水中トンネルがあり、これはなかなかの見物です(2)。ドワーフソーフィッシュ(ノコギリエイの一種)が天井で休んでいます。吻が太いグリーンソーフィッシュ(これもノコギリエイの一 種)は泳いでいました(3)。これは大迫力です。それにしても、このノコギリのような吻はいったい何に役立つのでしょう?

ウィキペディアに下記のような記述がありました。

「吻の下側にはロレンチニ瓶と呼ばれる電気受容器が多数存在しており、吻を金属探知機のように振りかざして、砂の中にいる餌生物を探り当てる。餌は主に甲殻類や小魚である。吻は砂を掘り起こすために使われたり、また小魚を叩き殺すのに使われる。捕食の際、ノコギリエイは吻を振り回して小魚を気絶させ、致命傷を負わせる。その後、ゆっくりと食事にとりかかるのである。またサメなどの捕食者を追い払うのにも使われる。」 

ふむふむ。

3_2ノコギリエイだけでなくエイ・サメ類の頭部には、ロレンチニ瓶という電気受容器があります。この器官により魚貝類がえらや心臓を動かしているときに生ずる微少な電流を感知しています。そのために、砂の中に隠れた魚介類でも見出し、捕食することができるらしいです。この他地磁気を検知したり、海流を検知するという説もあります。

4_2 この水族館はこれ以外 はたいしたことなくて、魚類のマニアには物足りないと思いますが、もう一つの目玉はイルカのショーです。子供連れにはなかなか面白いと思います。遊園地のアトラクションもありますし、十分1日遊べるでしょう。イルカの大ジャンプは速度が速すぎて、コンデジではなかなかうまく撮影できません。これが精一杯でした(4)。

構内に水槽を眺めながら食事ができるレストランがあります(5)。値段の 割には料理が本格的で、なかなかやるなという感じです。水族館もレストランも夜10時までやっているので、デートにも適しています。まあ水族館と言うより、デートスポットと言った方がいいかも。

5_2 エプソンアクアスタジアムのURL:

http://www.princehotels.co.jp/shinagawa/aquastadium/aqua/index.html

 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

必死のパッチ

Img_0582 昨日阪神タイガースの関本選手がヒーローインタビューで「選手は必死のパッチでやっているので、応援宜しくお願いします」と言っていましたが、この「必死のパッチ」という言葉は、関西ネイティヴの私もタイガースの選手が使うまで知りませんでした。

関西と言っても一枚岩ではなく、小学校のクラスで「うち」という一人称を使う女の子はクラスで2割くらいでしたし、じゃんけんほいを「いんじゃんほい」という生徒もわずかでした。和田アキ子(河内)や島田紳助(京都)の言葉は、摂津地方の言葉とは異なるイントネーションで、かなり違和感があります。むしろ奈良の明石家さんまの方が近い感じがします。

そこで件の「必死のパッチ」ですが、パッチというのはもともと朝鮮語で、江戸時代には日本に定着して、関東方面(江戸)でもよく使われていたそうです。現在ではたぶん関西方面で主に使われる言葉で、ズボンの下にはくだぶだぶのタイツのようなものです(図)。冬用の分厚い生地のものが多く、夏用の薄い生地のものはステテコであってパッチではありません。特に図のようにラクダ色のものがパッチという言葉にふさわしく感じます。 ま こんな話は関東ではちんぷんかんぷんかもしれませんが。

パッチについて必死になるのは多分ゴムが切れたときで、このときはなんとかズリあげようと必死になります。必死のパッチというのはこのことなんですかねえ?

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年6月26日 (金)

iPod classic - iTunes ver.8 のミニマム使用法

iPod のエンコーダーを 128kbps に設定していましたが、256kbps の音を聴いてみるとやはり違いがあると思いました。いったん聴いてしまうと、いまの音がチープな感じがして我慢できなくなってしまいます。というわけで思い切って中身を256kbps に入れ替えることにしました。

これが結構大変な作業で、何ヶ月もかかります。大変な理由の第一はクラシック関係のCD情報をダウンロードした際に、まるででたらめな情報が多いことです。特に2枚組だったりすると2枚目については何もはいってない場合もあり、そんなときにはこちらで手動で入力せざるを得ません。全くでたらめな情報がはいっていることもあります。しかしそれはまだましな方で、トラックが順不同になってしまって、第一楽章の次が第三楽章というなどということもままあります。これを回避する作業が大変なのです。

私の iPod は 160GB の classic です。iTunes はバージョン8になっていました。このバージョンをダウンロードして、まずやらなければいけないのは、
<編集→設定→一般>から <CDを設定したときの動作>を<CDを表示>に変更することです。こうしておかないとCDをまるごとインポートしてしまい、いらない曲まではいってしまいます。変更しておくと、いらない曲のチェックボックスのチェックをはずして、右下に現れるインポートのボックスをクリックしてインポートできます。

あと一つやらなければいけないのは、同じ<編集→設定→一般>からインポート設定を開き、インポート方法として<AACエンコーダ>を選択し、設定を<iTunes Plus>にします。<高音質>というのはフェイクで128kbpsになってしまうので、これを選択してはいけません。iTunes Plus を選択すると256kbpsでエンコードできます。ただしモノラルは128kbpsになってしまいますが、めったにモノラルをエンコードすることはないので、これは無視できるでしょう。256kbps の音は私的には十分で、ロスレスエンコードと区別できません。よほど耳の良い人はロスレスに設定せざるを得ないでしょう。以上の作業で準備はOKです。あとは適当に好みの設定にすれば良いと思います。あとひとつコピーは校正しながら実行するというモードにした方が、スピードは低下しますが、音質的にははっきりベターです。

クラシック音楽のCD情報の問題は、まだ完全には解決できていません。かけたいCDを選択するのに、第一階層としてタイトルとか作曲者は頼りにできません。たとえばモ-ツァルトで検索すると100曲以上ズラズラでてくるので選ぶのが大変です。1曲の中にトラックが数本あると、その分だけ行が増えます。たいていの場合、まずアーティストから選ぶしかないので、ここが一番重要です。この部分の入力を工夫して、一つの曲をグループ化します。たとえば1曲目は指揮者とオーケストラの間をあけず、2曲目はスペースをあけるという風にすると、2曲目の第三楽章が、1曲目の第二楽章のあとにはいってしまうというような現象は避けられます。

これは iTunes に表示順を設定する項目さえあれば解決できる問題なので、こんな単純なことがバージョン8になってもちゃんとできていないというのは誠に残念です。アップルの担当者に強く改善を要求したいところです。

| | コメント (4) | トラックバック (1)

2009年6月24日 (水)

サラとミーナ56: 窓辺のサラとミーナ

Img_0461 短毛ネコは結構湿度や暑さには強い感じです。人間がバテ気味でも、元気よく走り回っています。ミーナはいまだにタオルケットに潜り込んで眠っています。

東山湖のまゆちゃんが亡くなったそうで、ご冥福をお祈りします。野良暮らしのネコが生きていくのは、たとえエサ・水に困らなくても難しいようです。うちのサラもごくわずかな期間野良暮らしをしていたようですが、そのために年中風邪をひいているような状況ですし、メンタルについてもずっとシェルター暮らしだったミーナとは違って、かなり神経質で、ちょっとしたことにもストレスを感じるようです。
http://bunka.aoistudio.jp/nishijima/diary/img/20090621-3.jpg

Img_0468ミーナは写真(一匹で写っている方)でもわかるように、うちで実にゆったりと暮らしています。ほとんどストレスなんてないようです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年6月23日 (火)

バルサ: イムノのCD

リーガのファンなら誰でも聴いたことがあるイムノ・デル・FCバルセロナ。このような曲です↓

https://www.youtube.com/watch?v=-j1BMEu_Cx0

https://www.youtube.com/watch?v=Vm_CP7L1UxY

哀愁漂うイムノ
https://www.youtube.com/watch?v=atzdPyR6rP0

Cd 私はバルサ応援歌のCDを持っているのですが、これがまた不思議なCD。写真のようにエスクードの端を削ったような形で、CDプレーヤーのスイッチを入れるときにはかなりの勇気を要します。実際オーディオの製品の解説書には、妙な形態のCDをかけようとして機械が壊れても保証しないという一項があります。CDと認識すらしない機械もあります。

それでもラジカセで認識するものがあったので聴いてみました。ジャケットも写真で示します(拡大できます)。1曲目のSHAPEという曲は女性歌手が歌っている全くのポップスで、歌詞の意味がわからないこちとらとしては、最初からフェイントかけられた気分です。2曲目のCANT DEL BARCA というのがなんと上記のイムノ。あれれれれ??? そして5曲目の HIMNE DEL F.C.BARCELONA はイタリアオペラのような曲じゃありませんか??? これって何?

Jacket ラテンの人々のいい加減さにはびっくり。フェイントだらけのCDであきれましたが、収穫もありました。3曲目の AZUL Y GRANA が素晴らしい名曲なのです。

https://www.youtube.com/watch?v=htJ_UY1GO5Q

その他

https://www.youtube.com/watch?v=OgxJZs5Ssmc

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年6月21日 (日)

JPOP名曲徒然草10: 「旅の人」 by 山崎ハコ

Photo山崎ハコの「風の色」というCDが最近HQCD(高品質のCDらしい)で再リリースされました。しんみり、じんわりという曲が多い内容です。

私は「旅の人」という曲が好きで、特に「この町に生まれ この店に生きて 厚いカウンター 私の自慢です」という一節がね。

ひとりで店を切り盛りする女性の小さな心意気。そして「めずらしさでもいい また来て下さい
あなたは都会の臭いがする」
という優しさにパスする心地よい歌詞。メロディーはあくまでもゆったりと。

こういうスタンスで私も生きていきたい・・・。

「風の色」ポニーキャニオン PCCA-50075
8.旅の人 作詞・作曲 山崎ハコ

YouTube

旅の人
https://www.youtube.com/watch?v=9LhnHKnIH1k
https://www.youtube.com/watch?v=94KI1mIrOvU

作詞・作曲も歌もすごい人です。

Holiday
https://www.youtube.com/watch?v=lSOP_cWkeC0
http://www.youtube.com/watch?v=jk_iQg2I6ME

ヨコハマ
https://www.youtube.com/watch?v=BzPl445gdeo
https://www.youtube.com/watch?v=S5VPidVsmKo
https://www.youtube.com/watch?v=2ESV5Bhre8E

(沢口みき)
https://www.youtube.com/watch?v=9RjwZ68SdqY

望郷
https://www.youtube.com/watch?v=s6_DVpXegj8
https://www.youtube.com/watch?v=Y-zBaOM9X3s

1 望郷
2 ハーモニカ吹きの男
3 ひとり唄
4 気分を変えて
https://www.youtube.com/watch?v=eztleNKHwP8

白い花
https://www.youtube.com/watch?v=VcEneo5deig

サヨナラの鐘
https://www.youtube.com/watch?v=FonQIYqZnik
https://www.youtube.com/watch?v=YW9zKV3i_jg
https://www.youtube.com/watch?v=KrmGth5GAbg

硝子のピノキオ
https://www.youtube.com/watch?v=KJInmuXD1L4

Tell a lie
https://www.youtube.com/watch?v=88t6QdsIo9M

霧の朝
https://www.youtube.com/watch?v=fkynZSuWSpE

ベンジャミン・パラダイス
https://www.youtube.com/watch?v=JE9BHGGnmkc

雪の道
https://www.youtube.com/watch?v=AklMTNWNffM

旅の人形~りりぁ
https://www.youtube.com/watch?v=v-QQgIQdL2g

Anou
https://www.youtube.com/watch?v=x33W-i45IV0 (with sunglass rock ja)
https://www.youtube.com/watch?v=uq4z4rpf8II

Lonely Road
https://www.youtube.com/watch?v=gCgzBbh1zgk
http://www.youtube.com/watch?v=QJZyKA2rAZw

He Who Me
https://www.youtube.com/watch?v=RzG4LNtrNs8

いいことないけど
https://www.youtube.com/watch?v=mH2e1qwz220

メンフィスまで
https://www.youtube.com/watch?v=m0YgW8df_LA
http://www.youtube.com/watch?v=Nl7hOnmMlzY
http://www.youtube.com/watch?v=-m_LPTIcYDE

ブラック・テトラ
https://www.youtube.com/watch?v=XT7NixR_Kk8

エイリー・アン
https://www.youtube.com/watch?v=lLy1ZP_To3E
http://www.youtube.com/watch?v=LqzyPXNXO14

横浜ホンキートンクブルース
https://www.youtube.com/watch?v=zh5m9sgfc-o
http://www.youtube.com/watch?v=FEhbpvI3k5Q

プカプカ
https://www.youtube.com/watch?v=e3jJpqYnqig
http://www.youtube.com/watch?v=x_oOVbjMFqk

ライヴ映像
https://www.youtube.com/watch?v=qNKwuwceXx8
https://www.youtube.com/watch?v=F7jP1TzBL-Y
https://www.youtube.com/watch?v=4FQWKRMCaao
https://www.youtube.com/watch?v=O5Lolo1yxEw

夕陽のふるさと
https://www.youtube.com/watch?v=0VxRCYQNUHk

橋向こうの家
https://www.youtube.com/watch?v=H8Mhr1J6Pcc

夜明け前
http://www.youtube.com/watch?v=M3HwY7PlpMQ

今夜は踊ろう
https://www.youtube.com/watch?v=hptimfSMmT4
https://www.youtube.com/watch?v=WAmt6ftHb5c
http://www.youtube.com/watch?v=p_jWwJmLe3w

霧の朝
https://www.youtube.com/watch?v=fkynZSuWSpE

さ・す・が
https://www.youtube.com/watch?v=f5XsPliBaaI

ベンジャミン・パラダイス
https://www.youtube.com/watch?v=JE9BHGGnmkc

風来ボーイ
https://www.youtube.com/watch?v=oVSlb2oHilc

飛びます
https://www.youtube.com/watch?v=F7jP1TzBL-Y

気分を変えて
https://www.youtube.com/watch?v=YRGTCAOE7qI
https://www.youtube.com/watch?v=Q7P8_Uagkmw

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年6月20日 (土)

BS朝日「うたの旅人」池上線

緊急レポート:

BS朝日の「うたの旅人」という番組で「池上線」の特集をやりました(来週再放送あり)。西島三重子が池上線沿線の各駅周辺を案内しながら、一時間たっぷり歌をバックに思い出を語るという趣向でした。

なんと池上線のオリジナルバージョンだけでなく、1988年版、2006年版も放送するという大サービス。こういうのは初めてだと思います。古い池上線が映像に出たときに、進行方向に立派な山が見えてびっくりしたのですが、あとでこれは古い車両が今十和田を走っているという映像が出たので、これが挿入されたのだろうとわかってやっと安心しました。他にはデビュー曲の「のんだくれ」と「1460日」が流れました。声が若い。顔が若い。まあそうじゃろう。

作詞した佐藤順英さんも登場。「池上線」の歌詞はほとんど自らの経験によるものだと語っていました。いくら作詞家でも、そういう曲は一生のうちに何曲もかけるものではないでしょう。この曲にはかなり思い入れがあったのでしょうねえ。

私も「池上線」がなければ、西島三重子という名前すら知らずに人生を過ごしていたかも知れないという意味で、とても思い出深い曲です。1988年バージョンが一番好きですが、昭和を思い出すという意味では、やはりオリジナルバージョンですかね。

西島三重子の本領は「池上線」だけではありません。無数の名曲があります。私的には女性のシンガーソングライターとしては、ユーミンに次ぐ天才だと思います。性格がストレートな方なので、あまり作詞をやらないのが玉に傷ですが、おそらく演技というのも得意でなく、持って生まれた性格・才能というのは仕方がありません。そのかわり声はユーミンとは比較にならないくらい深く美しいものを授かりました。ついでに美貌もと言っておきましょう。

-------------------------
2009/06/19(金) 22:00~22:55 の放送内容
BS朝日 .うたの旅人 「池上線」西島三重子思い出のうた。懐かしのうた。喜びのうた。哀しみのうた。そのうたに誘われて、今、ひとつの旅がはじまる。
【ナレーション】渡辺美里

2009/06/26(金)22:00~22:55 の放送内容
BS朝日 再放送

http://tv.yahoo.co.jp/program/140319/?date=20090626&stime=2200&ch=3c97

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年6月18日 (木)

鳥の祖先

Photo 国立科学博物館の大恐竜展2009に行ってきました。今週の日曜日(6月21日)までやっています。南半球から発掘された珍しい恐竜が数多く展示されていました。私が最もかっこいいと思ったのはドロマエオサウルス科のウネンラギア。ウネンラギアというのは半分鳥という意味だそうです。

250pxconfuciusornisでもわからないのは、どうして空も飛べない恐竜が羽毛などを生やし始めたのかということです。もちろんいったん空を飛んでいたのが退化したということは考えられますが、それにしても最初は飛翔とは関係なく羽毛が発生したはずです。やはり気温が低くても活発に活動するために、羽毛が必要だったのではないでしょうか?もちろん羽毛を持つ生物の体温は一定に保たれていたのでしょう。

最近の研究により、現生の鳥類は始祖鳥の系統からではなく、孔子鳥・ドロマエオサウルスの系統から生まれたというのが定説です。もちろんこの頃の化石には信頼できるDNAは残されていないので、研究は解剖学的解析が主になっており、正確なことはわかりません。

Photo_3

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年6月15日 (月)

都響のシベリウス交響曲第1番

Photo シベリウス(1865-1957)は1891年にクレルヴォ交響曲をつくっていますが、なぜかこれはナンバーのついた交響曲としてカウントされず、交響曲第1番とされる曲は1898-1900年に作られました。

ウィキペディアによれば、「本作に着手する(1898年4月)直前の1898年3月にシベリウスはベルリンでベルリオーズの幻想交響曲を聴き、大きな感銘を受けたことを記している。そしてシベリウスは滞在先のベルリンで早速交響曲の作曲に着手したのだった。この頃のシベリウスは酒におぼれ浪費癖をおぼえ、自堕落な生活を送っていたのだが、この作品の作曲当初は酒も葉巻も控え作曲に集中した。しかしそれも長続きはせず、酒に酔ったあげく乱闘騒ぎまで起こしている。5月にはフィンランドへ帰り、国内各地を移動しながら作曲を進め、1899年の初めに完成させた。この年の初演の後、1900年に作品は改訂されている」とあります。

有名な2番、そして5番、7番などはときどき聴いていて、それぞれ静かな叙情と、悠然と盛り上がる美しい曲で好きなのですが、1番はあまり気に入った演奏がなく、すっかりご無沙汰していました。ところが名演奏は身近なところにありました。今回のマエストロ梅田が指揮する都響の演奏は、ほの暗い美しさと重戦車のように驀進する迫力を兼ね備え、ああこれがシベリウスの第一交響曲なのだと納得させられました。寺西甚之氏の解説によれば、この曲もあの「フィンランディア」と同様、ロシアの弾圧に対する愛国主義的な抵抗精神を表現したものだそうです。と同時にロシアの作曲家であるチャイコフスキーやボロディンの影響も濃厚にみられる作品です。

曲は佐藤路世氏のもの悲しいクラリネットのソロで静かに始まります。このメロディーは第4楽章のはじめにバイオリンで再現されますが、この雰囲気・・・くすんだ音ゆえのシベリウスらしい美しさ・・・がたまりません。第2主題もとても気持ちの良いもので、深い霧が晴れ上がるような感じです。その後の劇的な盛り上がりのすごさも都響ならでは。あと一息でベルリンフィルですね。マエストロ梅田(のだめカンタービレの裏指揮者)も、これだけシベリウスらしい美しさ満点で、スケールが大きく、かつビシッと引き締まった演奏で盛り上げたのはお見事というしかありません

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年6月14日 (日)

ナンバー プラス

Numberplus 文藝春秋から Number Plus 「完全保存版 FCバルセロナ 三冠への軌跡」が発売になりました。880円也。

バルサvsマンUのページをめくると、エトオとイニエスタの切れた顔、そして呆然とする3人のマンUディフェンダーの顔が、ものすごいコントラストで飛び込んできました。さすがにプロのカメラマンの映像はゾクッとします。メッシが醒めた顔で寄ってくるのがまた・・・。カメラは怖い。

よみがえる記憶。アドレナリンがボわーっと湧き上がってきます。最初のインタビューはチャビです。彼は語っています。
「ロナウジーニョがいたバルサはピッチの上で楽しさを発散していた。今季はメッシのおかげで、その楽しさが戻ってきている。いまほどサッカーが楽しいと思ったことはない」
「08-09シーズンのバルサは見る者を楽しませながら勝ち続けたんだ」
などと語っています。

メッシがグァルディオラ監督(ペップ)について語っているのが興味深かったです。
ペップは選手の健康管理に非常に気を遣っていたようです。飲料水の量、マッサージ、食事の時間、食事量制限、魚と野菜中心の食事、疲労度の細かいチェック、移動の日程、午前1時の門限、ワインとコーラの禁止などかなりうるさくやったようです。戦術的にはチャビも言っているように、リカーの方式を踏襲し徹底させたということらしいです。コンパクトなサッカーで相手にスペースを与えず、球を得たら高速なパス回しでポゼッションサッカーを展開するという点に変わりはありません。そして選手に規律を守らせることができたというのが、ペップの勝利なのでしょう。

イニエスタはチェルシー戦の起死回生のゴールについて語っています。インタビューでも、聞かれてから語り始めるまで30秒もかかっています。ゴールした後は興奮して、何を叫んだか覚えていないそうです。彼はまたいいことを言ってくれます「バルサのサポーターはスタジアムに美しいサッカー、楽しいサッカーを見て拍手するために来るんだ。眠りに来るわけじゃないんだ」。真弓聞いとるか?

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年6月13日 (土)

大町公園・動物園2

5 座っているミーアキャットも不思議(5)。しっぽが前にありますが、立っている時はしっぽは後ろ(6)。このほかにも多数の動物がいましたが、こじんまりとした動物園でした。徒歩で行くことをおすすめしますが、駐車場完備なので、車もOKです。ただし道がやや難しいので、地図をよく見ていくか、カーナビがあれば便利です。

6

(プラス?)

↓おかしなトイレットのマーク???

7_2

7_3 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

大町公園・動物園1

Photo 北総線の大町という駅(市川市)の近くに大町公園があります(地図参照)。大町駅から南少し歩いて左折すると、すぐ自然観察園の入り口があります。自然観察園・バラ園の中を通っていくと動物園に着きます(1)。

この動物園は四川レッサーパンダを多頭数飼っています。樹上で眠る姿がかわいい(2)。

ベンチに座ってゆっくり眺めることもできます。この人は微動だにせず、しかも下を向いて沈思黙考(3)。

オランウータンの親子もほほえましい。子供は段ボールで帽子をつくっています(4)。

1

2

3

4

続きを読む "大町公園・動物園1"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年6月12日 (金)

JPOP名曲徒然草9: 「想い」 by CooRie

Lhca05075 CooRie というのは rino のセルフプロデュースプロジェクトだそうです。もとはデュオだったのが、今はソロでやっているとのこと。アニメの主題歌のジャンルでは多くの実績のある方です。もう7年も活動しているそうですが、私はアニメに関心が全くないので、この人も最近まで知りませんでした。作詞・作曲・歌をこなす才人です。

最近のアルバム「旋律のフレア」をたまたま聴く機会があって、そのラストナンバー「想い」というスローバラードの曲に感動しました。シンガーとしては声に伸びがなくて、あまり好きなタイプじゃないのですが、詞と曲はじっくりと聴かせるもので、何度聴いても引き込まれます。サイトをみると、まだ若いわりには、バート・バカラックやザ・スタイリスティックスが好きとのことで、ヘぇーっと思いましたね。

CD:「旋律のフレア」by CooRie, Mellow Head LHCA-5075

「想い」は12曲目(ラスト)で、作詞・作曲: rino

http://www.nicovideo.jp/watch/nm3708602

CooRie のサイト
http://www.peakasoul.jp/cooriehp/

想い出に変わるまで

http://www.youtube.com/watch?v=IdfGAhKzQ6k

All is Love for you

http://www.youtube.com/watch?v=ulpq_HDvOb0 (Live)

Hoshikuzu no surround

http://www.youtube.com/watch?v=sz9dvLJRkZc (Live)

闇に咲く星のように

http://www.youtube.com/watch?v=4J6DbVclJgw

旋律のフレア

http://www.youtube.com/watch?v=6VaULobCgMg (PV)

オフィシャルブログ
http://blog.excite.co.jp/rinocoorie

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年6月 9日 (火)

ホームベーカリー

Photo MKのホームベーカリー・HB-100を9999円で購入。さっそくフランスパンを作ってみました。作業はとても簡単で、レシピのような量の水、小麦粉、イーストなどを容器にいれてふたを閉め、多少の設定をしてスタートを押せば、勝手にこねて、発酵させて、焼いてくれます。フランスパンの場合、通常の食パンより1時間くらい時間がかかって、約5時間で完成。

Photo_2 非常に良くできたマシンだと思いますが、まだ問題点もあります。焼いているうちに容器の中でふくらむので、逆さにしてたたいてもなかなか出てこない。熱いのでミトンは絶対に必要です。ミトンをはめて、かなり奮闘するのが艱難辛苦。あとはこねるために必要なスクリューの部分パンが欠けるということです(傷物のパンという感じ)。パンを出そうとして、スクリューを裏からガチャガチャやると、ますますその傷が大きくなります。

Photo_3

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年6月 6日 (土)

JPOP名曲徒然草8: 「Rain」 by 真璃子

Photo 真璃子は20世紀末に活躍した、一風変わったアイドル歌手です。デビュー曲は「私星伝説」。麻生圭子の凝った歌詞が印象的でした↓。

http://www.youtube.com/watch?v=ek_8VUXoBc4
http://www.youtube.com/watch?v=AMj3KfzLCyA

 

火曜サスペンス劇場の10代目主題歌:あなたの海になりたい」(1991年10月8日 - 1992年9月22日)で覚えている方も多いでしょう。

 

これだけの美形ルックスにもかかわらず、事務所の方針でコンサート、ライヴを行わなかったせいでしょうか、いまいちブレイクするところまではいきませんでした。プロモーションの典型的な失敗例だと思います。

 

アイドルとは言っても、ほとんどの作品の歌詞は自作で、なかなかの才能を発揮していました。適度に控えめでロマンティックな歌詞で好感が持てました。声はハスキー系、木綿系、シルキー系、元気系などとわけると、すこしスキマのある木綿系です。歌唱法はとてもフェミニンでありながら、決してベタつかず、むしろさわやかな感じすらする希有なものです。こういう感じのシンガーは彼女以降出現していないのではないでしょうか?

 

彼女のバラードのなかでは「元気を出してね」というアルバムに収録されている「Rain」という曲が出色だと思います。作詞:真璃子・作曲:水谷龍緒(=水谷公生)の素直で柔らかい感触の歌詞で、ドキュメンタリータッチでじわじわ浸透してくる感じのラヴソングです。曲も歌詞にぴったりと寄り添って進行し、ゆったりと盛り上がる感じで、聴くたびにはめられてしまいます。アルバム(中古)はアマゾンなどで流通していて、安価で入手できるようです。

 

「Rain」 in アルバム「元気を出してね」 PCCA-00007 PONY CANYON
作詞:真璃子
作曲:水谷龍緒(水谷公生)
1989年
https://www.youtube.com/watch?v=rx0x60C6mQY

「セシルの週末」
https://www.youtube.com/watch?v=QyXjwGUa28k

シングル4曲
https://www.youtube.com/watch?v=73q3YjrVbX4

 

「あなたの海になりたい」 真璃子
https://www.youtube.com/watch?v=XlIM3Ktwv8I

https://www.youtube.com/watch?v=p41cYEn5TR8

https://www.youtube.com/watch?v=XlIM3Ktwv8I

https://www.youtube.com/watch?v=YfA4DjgnC0M

cover by misty
https://www.youtube.com/watch?v=PmhG8iwqL4A 

by chiho
https://www.youtube.com/watch?v=AgrSWhIOtWk

by かよ
https://www.youtube.com/watch?v=mk9r53yI6Lk

by 山口岩男
https://www.youtube.com/watch?v=9zwyFBcRUJ0

by maricoband
https://www.youtube.com/watch?v=EDKaYrQvNV0


「スターダスト」

http://www.youtube.com/watch?v=dhBAfKZspnY

「9月には行かないで」
http://www.youtube.com/watch?v=dQhxDAXvwGU

「突然の電話」
https://www.youtube.com/watch?v=DC6bXVxuWiY
http://www.youtube.com/watch?v=_-zF2nD1BRI
http://www.youtube.com/watch?v=xpUWOHA8FnI

「元気をだしてね」
http://www.youtube.com/watch?v=6YgdNRin0XM
http://www.youtube.com/watch?v=YYScDMWviF4

「恋みつけた」
http://www.youtube.com/watch?v=KywvTpYaK1k

「偶然」
https://www.youtube.com/watch?v=vFZC5n5yGl8

「静かなまなざし」
https://www.youtube.com/watch?v=9sltj3phBRM

「花咲く丘で・・・」
https://www.youtube.com/watch?v=canmKbK18jA
http://www.youtube.com/watch?v=sD9uC9CbUyc

「Boy Friend」
http://www.youtube.com/watch?v=SsJEj0zcIeM

「疑問符」
http://www.youtube.com/watch?v=jk-z8drm69I

「悲しみのフェスタ」
http://www.youtube.com/watch?v=qe-LyWsREjk
http://www.youtube.com/watch?v=sxpt1K3yixc

「この空は明日です」
http://www.youtube.com/watch?v=eIT0peAdcQQ

「あなたのすべてに Run to you」
http://www.youtube.com/watch?v=wpdxtf6Dydg
http://www.youtube.com/watch?v=r3nHj_u_DNw

「オアシスの涙」
http://www.youtube.com/watch?v=2E_V_2062VM

「恋みーつけた」
http://www.youtube.com/watch?v=gdXGzC7dPUc
http://www.youtube.com/watch?v=KOlQn6J95xI
http://www.youtube.com/watch?v=ikq6f_v7MCc

「22色のハート」
http://www.youtube.com/watch?v=qIQNi3g-C_w

「ハートtoハート」
http://www.youtube.com/watch?v=stGbT_1D2KQ

「今度は私の番ね!」
http://www.youtube.com/watch?v=Rny-oLKhorw

「不良少女にもなれなくて」
http://www.youtube.com/watch?v=3a8hqgPEmgs

 

○エトセトラ(動画) 歌っている真璃子

 

https://www.youtube.com/watch?v=73q3YjrVbX4

 

 

 

○現在の真璃子

 

https://www.youtube.com/watch?v=EDKaYrQvNV0

 

https://www.youtube.com/watch?v=emQ_hclGiHM

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年6月 5日 (金)

サラとミーナ 55: ミーナをもてあますサラ

Img_0265 ミーナ! お前何やっとんねん。一方、サラはいつものスカした様子。

サムエル・エトオもそうですが、幼児の心がそのまま残っているような大人はいるんですね。ミーナは全く落ち着く気配がなく、子供のままです。ときにはサラのおなかに頭をつっこんで、離乳前の子猫のように爆睡しています。

ミーナとつきあうのはとても簡単ですが、2年半経過した今でも、サラとつきあうにはその場その場でデリケートな判断が要求されます。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年6月 4日 (木)

死神タンパク質 p53

140pxcolumn_temple_artemis_ephesos_ p53 というタンパク質は医学的にはがん抑制のエースなのですが、生物学的にみればまさしく「死神」といって良いタンパク質です。写真はギリシャ神話における死神タナトスです。

生物が生きていくための情報はDNAに含まれていますが、その情報を使うために、まず細胞の核のなかでDNA情報のコピー(転写)が行われます。p53 はDNAに結合して、このコピーの段階に介入します。細胞が危機に陥ったときに、p53 は細胞分裂を止めるための情報や細胞自殺を司る情報のコピーを強化します。結果的に細胞が死に導かれることも当然あります。

この意味で p53 は細胞にとって「死神」です。しかし異常な細胞が増殖を無秩序に繰り返した場合、結局癌になって個体の生命を奪うことにもなりかねません。細胞の「死神」である p53 は、個体にとっては「救いの神」でもあるわけです。

以前このブログで自己貪食について述べました。自己貪食は生物がひとつの細胞であった時代(酵母など)から存在し、飢餓などの悪条件で生き延びるために、自分自身の一部を分解してエネルギーを得るというシステムです。細胞内に生じたゴミを処理するという役割もあります。細胞にとっては「救いの神」と言えるものです。では酵母に「死神」は必要でしょうか?

その答えは明らかです。単細胞生物がたとえ癌細胞のように無秩序に増殖したとしても、誰も困らないわけです。もちろんこれはエラーが生じたときの話で、日常的に異常な増殖をする(そのような場合、染色体やDNAに異常が発生する)ようでは種の存続に問題が生じるので、もちろん単細胞生物といえども日常的には増殖はきちんと制御されていて、正しく親細胞と同じ娘細胞が2個生じるようになっています。ではありますが、もちろん単細胞生物にとって「死神」は生存のために必要ではありません。

一方多細胞生物は、構成する細胞がそれぞれ別の機能を持ち、全体の連携によって生存するわけです。個々の細胞が勝手に増殖しては全体のバランスが保たれません。腸や血管が細胞で詰まると、たちまち個体は死の脅威にさらされます。したがって異常な細胞を殺すことは個体の生存にとって重要で、「死神」あるいは死刑執行人が必要となります。

「死神」である p53 はDNAに結合して、DNA情報のコピーに関与すると上記しましたが、p53 はその実体であるタンパク質の別の部位を使って、DNAとは無関係な細胞質においても、細胞を死に導く作用を持っています。すなわち p53 はひとつのタンパク質が複数の機能を持っているわけです。

実は細胞に含まれるミトコンドリアは昔独立の生物だったのですが、ヒトがまだ単細胞生物だった頃、細胞内にとりこまれて共生をするようになったと言われています。ミトコンドリアはホストに多くの遺伝子を奪われましたが、その見返りなのかホストを死に導くシステムを獲得しました。p53 はその自殺システム(あるいはミトコンドリアによる自殺的反乱-ホストが死ねば自分も死ぬ)を起動する機能を持っています。

最近わかったことは、「死神」p53 が「救いの神」である自己貪食を抑制するという機能を持つということです(1)。詳しいメカニズムは検討中だそうです。ところが面白いことには自己貪食を司るオートファゴソームという細胞内の風呂敷のようなものは、ミトコンドリアをすっぽり包んで殺すこともできるのです。まさしく細胞の中は殺すか殺されるかの修羅場です。ミトコンドリアが殺されてしまっては、死神も自殺システムを起動することができません。

このような非常に重要な機能を持っている p53 ですが、普通このような場合、一つの遺伝子がつぶれても他の遺伝子が代わりを務めるようなスペアが存在するのですが、p53 にはそのようなものは存在しないようです。これは p53 が細胞を死に導くいくつかのラインを持っているので、一つが突然変異によって不活化されても、p53タンパク質の変異を受けなかった部分によってほかのラインが働き、なんとかなるということがその要因ではないでしょうか。

それでもほとんどの癌で p53 の遺伝子が変異しているか、p53タンパク質の量や機能が抑制されているというのは驚異です。これはまた p53 の遺伝子治療が成功すれば、多くの癌が縮退するだろうという期待にもつながるものです。

1) Cytoplasmic functions of the tumor suppressor p53. DR Green, G Kroemer, Nature 458, 1127-1130 (2009)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年6月 2日 (火)

バルサ: 私のサムエル

Photo_2リアソールでの最終戦。サムエル・エトオ(1981~)は今期最後の素晴らしいゴールを決めました。残念ながらピチーチ(得点王)はアトレチコのフォルランにもっていかれてしまいましたが、なにしろ3冠を獲得したチームのエースストライカーになったわけですから、大満足の1年だったことでしょう。最終戦で30点目を入れて、バルサ在籍トータルで130点をとったということも素晴らしいチームへの貢献です。

彼がいつも心配しているのは、カンテラ上がりのプレイヤーたちが、仲間内でのプレイを優先して、外様に冷たくするんじゃないかということです。ですから、チャビ・イニエスタ、そして最終戦でのボヤンなどがラスト・パスをくれると、とても安心するのだと思います。まあメッシのパスは、たいてい自分に返ってくることを前提としたワンツーなのですが、これは子供の頃からの習性だと思うので、その点はエトオも理解していると思います。ただロナウジーニョ(現ACミラン)はほとんどの場合「さあ シュート打ってくださいよ」というパスをくれたのに比べると、メッシはエトオにとって非常にやりにくいパートナーではあるでしょう。しかし遠慮なくやりあったりもした同年代のロナウジーニョと違って、メッシに対しては年齢差もあるしカンテラ上がりでもあるということで、エトオもかなり遠慮しながら接しているという感じがうかがえます。

エトオがピチーチを獲得できなかったひとつの理由は、PKをメッシと折半していることにあります。しかしこうなったのも、エトオの精神的な弱さがひとつの要因なので、あまり文句も言えません。実際ワールドカップ予選でPKを躊躇して、結局ウォメに譲ることになったという前科もあります(ウォメがはずして、カメルーンは出場を逸した)。私の意見としては、エトオはPK蹴るのはやめて、全部メッシに譲ったほうがいいんじゃないかと思います。ピチーチはあまり意識しない方が、彼自身のためにもチームのためにも良いのではないかと思います。バルサは3トップのチームなので、時にはアンリにおいしいシュートを譲ってあげることも重要でしょう。

エトオはMFとしてのテクニックは普通で、名人イニエスタやチャビとは比較できませんが、FWとしてのテクニックには、瞬時の突進、ボディバランス、切り返し、体の反転、GKのタイミングをはずす頭脳的プレイ、スペースを作るためのフェイク、キックの多彩さなど、なかには地味で目立たないものもありますが、総合的に素晴らしいものがあります。あと前線のDFとしても、体力の温存を要しないときは、激しく動き回って相手のパスをディスターブするという能力もあります。

でも私がエトオを応援したくなるのは、むしろ彼の精神的な弱さのせいですね。ちょっとしたことですぐ折れてしまいそうになる繊細な精神構造が、いつも彼の目に現れていてドキドキします。ピッチ外ではかなり子供っぽいところもあります。「くそマドリーは王者に敬礼せよ」などとマイクでまくしたてて物議をかもしたり、故障で入院したときに、チームメイトが誰もお見舞いに来てくれなかったので、がっくり落ち込んでしまったということもあるそうです。彼が最も必要としているのは、ピチーチやバロン・ド・オルの栄光ではなく、チームメイトやファンの母親のような愛情なのです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年6月 1日 (月)

JPOP名曲徒然草7:「心の水彩画」 by 高橋理奈(リナ)

Photo高橋里奈は頻繁に改名しています。高橋リナ時代の 「Je vis」 というアルバムはとても気に入っていて、過去にもこのブログで紹介しました↓
http://morph.way-nifty.com/grey/2006/12/post_2cd9.html

 

歌手以外にも、モデルや女優の仕事もしているようです。

 

名曲揃いですが、心の水彩画は出色のバラード。

 

「心の水彩画」 作詞:大津あきら 作曲:大塚修司 編曲:岩本正樹

全滅中

 

「Holy Child」
https://www.youtube.com/watch?v=OCDUNSJzcTw

 

「NEOfilia」
https://www.youtube.com/watch?v=8Ap9rUvU7Zg&t=18s

https://www.youtube.com/watch?v=8Ap9rUvU7Zg

 

「少年に帰りなさい」
https://www.youtube.com/watch?v=a3IvAnjWfhA

 

「桜の果て」
https://www.youtube.com/watch?v=j_-HmNu5oc0

 

「AQUAPLANET 」
https://www.youtube.com/watch?v=N_xskvO2CWQ

 

「裸の水」
https://www.youtube.com/watch?v=d0CZzJtRmiM
https://www.youtube.com/watch?v=tXzq8XFxm-g

 

「16歳の儀式」 利奈ですが同一人物
https://www.youtube.com/watch?v=VrGz8lHH8qc

 

「Je vis」 心の水彩画と甲乙つけがたい名曲だと思います。
http://www.youtube.com/watch?v=00FMMahNjgY

 

JR東海 モデルとして
https://www.youtube.com/watch?v=2iZxxbpMkco
https://www.youtube.com/watch?v=SduOW4yYCzc

https://www.youtube.com/watch?v=xHdJqqHH-iQ
(3人目)

https://www.youtube.com/watch?v=tXzq8XFxm-g&list=PLn4EdEJz-zl_15PfEk8-eMZaqVoPlAVcb
https://www.youtube.com/watch?v=tXzq8XFxm-g
https://www.youtube.com/watch?v=cFCVk0UcVmo

 

写真
http://www7.ocn.ne.jp/~paco/rina_takahashi.htm

 

千住明氏のHP
http://www.akirasenju.com/

 

「Rain tree」 アコースティックな雰囲気が心地よい
http://www.youtube.com/watch?v=QEGB5AKbBFo

 

「忘れないで」
http://www.youtube.com/watch?v=-0h0MQ1FkhU

 

「少年に帰りなさい」
http://www.youtube.com/watch?v=a3IvAnjWfhA

 

「最後の夏」
http://www.youtube.com/watch?v=xgFo4CRAK-k
http://www.youtube.com/watch?v=MBgqIgKCgX8

 

 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2009年5月 | トップページ | 2009年7月 »