バルサ: メスタージャの激闘からエンパテで生還
メスタージャでバレンシアと戦うバルサ。バルサとしてはチャンピオンズリーグ・クラシコを目前にした難しい試合。一方バレンシアは3位をめざして全力でぶつかるのみです。スタメンはFW:イニエスタ・エトオ・メッシ、中盤:ケイタ・チャビ、底:ブスケツ、DF:アビダル・プヨール・ピケ・ダニ。アンリ・マルケス・ヤヤを休ませました。私は思いきってエトオも休ませてボヤンでよかったのではないかと思いますが、さすがにそこまでやって、メスタージャを刺激するのはどうかとペップも考えたのでしょう。
好調のバレンシアは非常に気合いが入っていて、シウバやパブロ・エルナンデスあたりの動きも軽快です。これはやばいと思いましたが、先制点はバルサ。中央のメッシから左のイニエスタにパスが出て、イニエスタはメッシのまわりからDFが遠ざかるのを待って、中央のメッシにもどし、メッシがきれいにゴール。
前半終了も近くなって、シウバのヘディングをうまくバルデスがはじきますがCK。CKのこぼれ球がマドゥーロに当たってゴール。これにはがっくりきました。その気分が晴れないうちに、パブロ・エルナンデスが中央からマタの壁を使ってスルスルと突破。こんなにきれいに中央を突破されるのはめずらしいですが、ともかくきれいにゴールを決められて大ショック。
後半17分にケイタをアンリに替えると、敗戦濃厚な雰囲気がガラッと変わりました。イニエスタはやはり2列目がいいですね。アンリの左も球が落ち着いていいです。そしてついに後半41分、FKの跳ね返りをアンリがシュート。GKが飛び出していたため無人のゴールに吸い込まれました。このあともビジャの強烈なシュートをバルデスが超絶のセーヴをするなど激しいゲームが続きましたが、ようやく引き分け。ほっと胸をなでおろしました。今日はアルベルダが欠場だったので、泥仕合になってけが人が出るということもなく助かりました。
これで万一クラシコで敗れるようなことがあっても、あとを頑張れば優勝できます。エトオとチャビに疲労が見られるのが心配ですが、ペップもなんとか考えるでしょう。
PS: バルデスとサンチェスのゲームシャツがほとんど同じなのには違和感ありましたね。今後は考えて欲しい。
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