バルサ: アリアンツ・アレーナ観客もあきらめのエンパテ
カンプノウで屈辱的な敗北を喫したバイエルン。セカンドレグのホームで雪辱をめざします。FW:リベリ・トニ・ソサ、MF:ゼロベルト・ファンボメル・オットル、DF:ラーム・デミチェリス・ルシオ・レル、GK:ブット。ラームとルシオが出てきました。一方バルサはFW:イニエスタ・エトオ・メッシ、MF:ケイタ・チャビ・ヤヤ、DF:アビダル・ピケ・プヨール・ダニ、GK:バルデス。アンリは発熱、マルケスはカードで欠場。前の試合の抗議で退場処分のペップは、監視付きでスタンド観戦です。
さすがにアリアンツ・アレーナでは、バイエルンが前からのつぶし、メッシへのきびしい守備などを励行し、カンプノウとは打って変わったゲームになりました。バイエルンの攻撃陣では特にリベリの動きがよく、得意のドリブルシュート連発で、いつ決められても不思議でない感じでした。トニはまだ試合勘がもどっていないのか、シュートミス連発で有難いことです。バルサもエトオのドンピシャの飛び出しが、ルシオにシュートをはじかれて得点ならず、前半終了。やはりルシオの存在を感じます。
後半開始早々、やっぱりリベリにやられました。ゼ・ロベルトのスルーパスにドンピシャで飛び出して、GKを倒してから悠々と決められました。しかしその後バルサは立ち直り、得意のポゼッションサッカーを展開して、バイエルンの得点を許しません。バルサもエトオが決定的瞬間をルシオに何度も止められて得点ならず。しかし、そのうちバイエルンも疲労してきてタルい感じになり、このまま終わりかと思いましたが、ケイタがチャビから戻された球を、美しいミドルシュートで決めて同点。バイエルンのメンツをつぶさずの引き分けで、バルサとしては理想的な試合で決着です。
さてこれで次はチェルシーとの準決勝です。バレンシア戦終了後中1日で戦わなければいけないのが大問題。チェルシーのあとすぐにクラシコで、そのあとセカンドレグが続きます。ここはメンバーのやりくりを相当考えないと、これまでの苦労が水の泡になる可能性もあります。ペップの腕の見せ所ですね。
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