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2009年4月27日 (月)

無謀戦士ヴィエ

Vie RPGといえばロールプレイイングゲーム。ドラクエ・ポケモン・FFなどが代表のパソコンゲームを思い浮かべると思いますが、もともとはテーブルトークゲームから発展したものだそうです。私も是非やりたかったテーブルトークゲームですが、残念ながらいままで一度も参加したことがありません。

テーブルトークRPGでは数名の参加者がひとつのテーブルを囲んで集まり、まずゲームマスターを決めます。ゲームマスターは「あなた方は一攫千金をねらって酒場に集まり冒険の旅に出ようとしています。さあこれからどうしたいかトークをはじめてください」などと話題やストーリーを誘導します。

メンバーはそれぞれのキャラや職業を決めて、それにふさわしいトークや行動を行います。敵と遭遇して戦闘になったときは、与えたダメージや受けたダメージをサイコロを振って決めます。まあ台本のない演劇のようなもので、メンバー自身でシナリオを書きながら役を演じる(ロールプレイイング)わけです。

「無謀戦死ヴィエ 魔物だ、つっこめ!」(M-ヴィエ著、新紀元社刊)は1989年刊ですが、いまでもアマゾンなどで容易に入手可能です。この本を読むと、まるで自分がテーブルトークゲームに参加しているような気分になります。

ヴィエさんは昔 Nifty-Serve のRPGフォーラムのサブリーダー兼ウェイトレスをなさっていて、本当に楽しいフォーラムを演出しておられました。どこの人の集まりでもあるようなトラブルで、Nifty-Serve から失踪なさったときにはがっかりしたものです。

彼女の本名は細江ひろみさん。その後やはりゲーマーのご主人と結婚なさって、ゲームを職業とするという夢のような人生を送っておられるようです。お二人で「このごろ堂」という楽しいサイトを運営なさっています(↓)。

http://www.game-writer.com/konogoro/index.html

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