バルサ: 攻撃練習のような試合にお祭り騒ぎ
休養十分でカンプノウで待ちかまえるバルサに、6位のマラガがアンダルシアからやってきました。バルサはFW:アンリ・エトオ・メッシ、中盤:イニエスタ・チャビ、底:ヤヤ、DF:シウビーニョ・マルケス・カセレス・ダニ。ピケが風邪、プヨールは故障でカセレスが代役です。
最初から完全にバルサのペース。マラガはたまにボールを保持しても、すぐにパスミスでバルサにとられるので、ほとんどの時間バルサボールです。これではいくら攻撃的なチームでも何もできません。
19分、エトオから素晴らしいグラウンダーのスルーパスがゴール前に。ここにチャビが飛び出してうまく決めました。次は25分、メッシが右サイドで受けたときに、前のDFが一人だったので、多分人には渡さず自分でつっこむだろうと思いましたが、やはりドリブルで突破して右足でシュート。これがきれいに右上隅に決まりました。
32分には、チャビがゴール前にコロコロスルーパスを出すと、アンリがフリーで走り込んで楽々と加点。どうもバルサは、今日はゴール前に球を流して、そこに突っ込もうという申し合わせがあったように感じました。
43分。チャビが右にいて手を挙げていたエトオにパス。これをまるで陸上短距離走者のようにスタートしたエトオがGKの股を抜いて4点目。これで前半終了。非常にチャビの活躍が目立った前半でした。
後半6分には、今日一番のゴールが生まれました。イニエスタが絶妙のタイミングでゴール前にふわりと上げた球を、飛び込んだダニが頭であわせてゴール。仕上げはシウビーニョのロングシュートをGKがはじくところを、アンリがひろってエトオに流し、エトオがビシッと決めて6点目。アンリとエトオがファンに敬礼です。
バルサ祭りでしたが、イニエスタとヤヤが後半ケガで退場したのが非常に心配です。チャビがボヤンと交代した後は、全くバルサらしいサッカーがみられませんでした。
さてチャンピオンズリーグ準々決勝の相手はFCバイエルンに決まりました。バイエルンサポーターのY夫人によると、クローゼとトニがケガで出場できず、非常にまずい状態だそうです。バルサの守備陣も危ない状態なのですが、なんとか間に合って欲しいと思います。
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