ACミランのロナウジーニョ
WOWOWとケーブルテレビでいっぱいいっぱいで、スカパー!で欧州サッカーの契約をするほどの余裕がありません。そういうわけで、ロナウジーニョにもずいぶんご無沙汰しています。しかしなぜか今日の未明にフジテレビで、ミランvsレッジーナの試合をやっていました。
ミランはベッカムが加入してから好調のようです。ロナウジーニョもスタメンで出ていました。おお!懐かしい。相変わらずセンスのいいパスを連発していましたが、まだ少し受け手に理解してもらっていないところもありました。FKやCKは基本的にベッカムの仕事のようです。PKはカカ。レッジーナは自陣1/4のところにほとんどの選手が引く作戦なので、中盤では楽に球を持てるのですが、点を取る攻撃はかなり難しいようでした。
この試合でもそうだったのですが、ミランは4:3:2:1の守備的システムなので、相手が亀作戦できたときにはグチャグチャになるようです。バルサではほとんどなかったように記憶していますが、ザンブロッタがゴール前にどんどん出てきたり、マルディーニ老までCKでもないのにゴール前に突入したりでわけわかりません。スペインのサッカーと比べるとパスが荒っぽく、繊細さに欠けます。ですからすぐにカットされてカウンターを食います。
相手のレッジーナは最下位とは思えないくらい、気の利いたカウンターをしかけていました。それで前半には1:0でリードしたくらいです。ミランは後半PKで同点にしましたが、レッジーナに見事にはめられた試合でした。
ロナウジーニョにとっては、バルサにいた方がエトオ・アンリ・メッシに球を出す楽しさがあって持ち味が生きていたんじゃないかと思いますが、ミランでは後方に人がいっぱいで守備の心配はしなくていいので、やりやすい面もあります。ただカカはどちらかというと2列目指向だし、ワントップのパトは素晴らしい選手ですが、マークが厳しくなかなかパスを通すのは難しいです。長身の選手ではないので、頭をねらうというのも不発に終わりがちです。
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