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2008年12月 3日 (水)

バルサ: サンチェス・ピスファンに静かな夜をプレゼント

Braugranaリーガ年末のシリーズで越さなければならない第一の山、セビージャ戦がやってきました。場所はフエラ、サンチェス・ピスファンです。FW:アンリ・エトオ・メッシ、MF:ケイタ・チャビ、底はヤヤ、DFはプヨール、マルケス、ピケ、ダニです。

ヤヤは高速なパス回しで突破しようなどとは考えません。ともかくずるずる自力で相手を抜いて、前があいたところでスルーパスを狙うというプレイスタイルです。バルサのアンリは小技を使って、長時間グチャグチャ球を持ちチャンスを伺うというというスタイル(ポストプレーともいう)に自らの活路を見いだしています。ケイタはパサーですが、丁寧なパスが特徴で、短い高速パスの連続での突破などは狙いません。

そういうわけですからチャビも考えて、自分が彼らに合わせることにしたようです。球をすぐにヤヤに渡して自分は守備に回り、ヤヤにゲームメーカーをやらせる場合も多いように思いました。攻撃に参加するときは、一瞬の隙を狙っての最前線への中距離パスを常に頭に置くということにしているようです。

まず最初の得点はラッキーなこぼれ球からでした。チャビが外に大きく出そうとしたパスがDFに当たって跳ね返った球に、エトオが素早く反応して右のアウトサイドで合わせてゴール。エトオの反射神経の勝利でした。セビージャも決定的チャンスが何度かありましたが、ルイス・ファビアーノもカヌーテもシュートをミス。バルサにとってはラッキーでした。

後半は結構バルサのペースでしたが、終盤まで1:0のままで推移しました。しかしついにチャビのヘディングによる長いパスにメッシが反応。そのまま抜けだしゴール。さらに終了直前、アンリに替わって出たフレブのスルーパスにメッシが反応。GKも振り切って無人のゴールにたたき込みました。一発のパスで、エトオやメッシの反射神経にかけるという新しいバルサのスタイルができるかも知れません。素晴らしいゲームでした。

PS:スタンドからアルプス一万尺の合唱が聞こえたのにはびっくりしました。この曲の原曲はアメリカ独立戦争時に歌われたアメリカの民謡と思いきや、なんとそのまた原曲はヨーロッパの曲だそうで、ひょっとしてルーツはアンダルシアにあるのでしょうか?

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