ポーラ美術館のシャガール
夏休みはもう終わったのですが、半日休暇をもらって箱根のポーラ美術館に行ってきました。シャガールの特集だったので、どうしても見ておきたかったのです。1時間半くらい時間があったので、結構ゆっくり見ることが出来ました。
それにしても特にシャガールが売りの美術館でもないのに、これだけの作品を集めているとは空恐ろしい気がします。交通は不便です。仙郷楼のバス停で、雨の中ボーっと循環バスを待つはめになりました。森に囲まれた実に美しい美術館で、設計も素晴らしいものがあります(写真上)。
シャガールの絵には、よく生命力に満ちた動物や鳥が出てきます。一見人を描いているような絵も、実はそれは静的なオブジェで、主役が動物や鳥のことすらあります。この「ヴィテブスクの冬の夜」も、赤い馬の迫力に圧倒されます。暗さ、寒さ、寂しさを吹っ飛ばして、独善的・圧倒的に夜空を駆け抜けるのです。
ポーラ美術館のHP:http://www.polamuseum.or.jp/index.php
「シャガール 私の物語」は9月7日まで
| 固定リンク | 0
「私的コラム(private)」カテゴリの記事
- mRNAワクチン なぜレトロポジションの生物学は無視されるのか?(2023.02.01)
- 地球は寒冷化に向かうのか?(2023.01.29)
- お詫び(2023.01.22)
- 冬だけの家族2023(2023.01.16)
- 私のインスタントランチ:ドライカレー(2023.01.13)
コメント