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2007年8月30日 (木)

ヒトのES細胞は孤独が嫌い

Y27632_2 胚性幹細胞(ES細胞)はさまざまな細胞に分化する可能性を秘めた、医学的に重要な細胞です。ところがヒトのES細胞はマウスのものにくらべてひよわで、1個の細胞に分離するとほとんど死んでしまうという難点がありました。

これは細胞を取り扱う上で大変不利で、例えば遺伝子をとりこませたあと、うまく取り込んだ細胞を選別しようとしても、細胞を1個づつ別々に培養(サブクローニングという)できなければ、よい細胞を選別することができません。

笹井博士らは、すぐ死んでしまうのは細胞自殺機構が働いているからで、これを阻止すれば生き残るのではないかとの発想から、様々な細胞自殺を阻止する薬剤を試していたところ、Y-27632 という酵素活性阻害剤が有効であることを発見しました。

Y-27632 (図)というのは三菱ファーマで開発した、p-160-Rho-associated coiled coil kinase (略称 ROCK)というリン酸化酵素の阻害剤ですが、10μモルで1時間細胞を処理することにより、有効に細胞死を防ぐことができるようで、処理なしでは1%の細胞しか生き残らなかったのにくらべ、処理によって26.6%の細胞が生き残るという劇的な結果が得られました。しかも生き残った細胞は神経をはじめ、様々な細胞に分化できることが証明されました。

再生医療はES細胞からつくった神経細胞などを、悪い細胞の代わりに移植する治療を目指しているので、このように有効な細胞を大量に増やす技術の開発は非常に有用です。このようにして作った細胞が安全であるかどうか、Y-27632 がなぜ細胞死阻止に効くのかを含め今後の展開が期待される研究です。

文献:A ROCK inhibitor permits survival of dissociated human embryonic stem cells. K. Watanabe et al., Nature Biotechnology doi:10.1038/nbt1310 (2007)

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ガンペール杯

200pxjoangamper ジョアン・ガンペール(写真)はスイス人のバルサ創始者です。毎年彼の名を冠したジョアン・ガンペールカップがカンプノウで開催されます。今年はインテルを招待して行われました。ガンペールは1930年に自殺しており、このセレモニーには何か悲しい思いが込められている気がします。今年は直前にセビーリャのディフェンサ、アントニオ・プエルタ氏が亡くなり、また元バルサ副会長のニコラウ・カサウス氏も夏に他界されたということで彼らに捧げる試合となりました。

しかしこの試合だけを見るためにTVEと契約するというのにはためらいがあって、結局見ることができませんでした。Jスポーツ2で9月1日(土)午後3時ー5時に録画放送があるそうです。

以下はHPのボグーニャ記者の記事の抜粋です。
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開始6分でジョバニがエリア内で倒され、ロニーがPKを決める。その後すぐ、11分に今度はジョバニ自身がシュートをたたきこむ。ヤヤとデコは相手の攻撃の起点をつぶしてチャンスを与えず、さらにヤヤはミドルシュートで敵を脅かす。そして37分にはそのミドルシュートをヤヤが決めた。これで前半終了。

後半にエトオがシュートしたときに故障発生しモッタと交代(ちょっと心配)。56分にはメッシがドリブルで突破し、イニエスタにパス。これをイニエスタが決めて4:0。最後の仕上げはCKをモッタが頭で決めて5:0。ガンペール杯はバルサのものとなった。

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それにしてもインテルはどうしちゃったのでしょうか?

ラシン戦についてイニエスタが語ったところによると、練習がハードだったので、ラシン戦では体が重く感じたそうです。ゲームを重ねるにつれて疲労もとれてくるので、心配はないということです。期待したいですね。WOWOWの放映は次節もなさそうです。バルサとメレンゲがターゲットとなっていることは明らかです。しかし9月10日以降は状況が改善されるものと思われます。

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2007年8月28日 (火)

バルサ放映なくがっくり

Braugrana残念ながらマドリードダービーに続き、ラシンvsバルサもWOWOWで放映されませんでした。しかしどうしてバレンシアvsビジャレアル、ムルシアvsサラゴサは放映できるのでしょうか?

WOWOWはこの事態について、全く納得のできる説明をしていません。
ネットでも「現地権利元の都合」という8文字でおしまいです。
どうしてこんな事態になったのか番組の中できちんと明らかにすべきでしょう。

さて放送はなくてもゲームは行われます。結果は0:0のエンパテだったようです。

招集メンバー:
GK V.バルデス、ジョルケラ
DF ザンブロッタ、ウラゲー、テュラム、マルケス、シウビーニョ、アビダル
MF チャビ、ヤヤ、イニエスタ、デコ、M.クロッサス
FW メッシ、エトオ、ロナウジーニョ、アンリ、エスケロ

スタメン:
GK:バルデス
DF:ザンブロッタ、テュラム、ウラゲー、アビダル
MF:ヤヤ、チャビ、イニエスタ
FW:エトオ、メッシー、ロニー

マルケスが出ていないのが不思議です。体調不備なのでしょうか?
私はバルサに来てからのテュラムは全然評価していませんし、アビダルはよく知りませんが、攻撃が得意な選手ということで非常に心配でした。ウラゲーも俊敏なFWには対応できません。よく0点でおさえたものですが、ウェブのビデオ画像などみるとかなり危なかったようです。エトオがダメだったのは想像がつきます。あの強行スケジュールですから睡眠サイクルがめちゃくちゃでバテバテだったのでしょう。アンリを最初から出すか、2トップにしてデコを出すべきだったでしょう。

最後になりますが、試合中に倒れたセビーリャのプエルタ選手がなんとか一命をとりとめたそうで、本当に良かったと思います。しかし病院でも何度も心停止に陥ったそうで、まだ完全に安心できる状態ではないようです。あの灼熱のアジアカップを思い出してしまいます。37℃でサッカーをやるのはあまりにも危険でしょう。マリノスの中澤がJリーグの試合中に倒れそうになったと語っていますが、やはりアジアカップからの疲労がたまっているのではないでしょうか。気をつけてほしいものです。

追記(29日): 残念ながら治療の甲斐なく、プエルタ選手は亡くなられたそうです。22才の若さでした。ご冥福をお祈りします。

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2007年8月26日 (日)

坂井泉水さんを偲ぶ

Photo今年の5月に坂井泉水さんが亡くなってから、もう3ヶ月になります。音楽葬に参列したファンの数が、あの社会現象にもなった尾崎豊を上回ったということが、いかに彼女が多くの人に愛されていたかということを証明しました。葬式で何人の人が泣いてくれるかというのが、その人の価値なのかもしれません。

追悼盤も発売され、追悼コンサートも企画されているようです。しかしここでは、特殊なCDを紹介しようと思います。タイトルの「バルビエ」は20世紀初頭に活躍したコマーシャルアートの草分けの人の名にちなんだものだそうです。CDのイラストはそのバルビエの作品です。

坂井泉水は相川七瀬のように織田哲郎が一人で囲い込んで育てたのではなく、彼女のZARDというユニットにはもうひとり、栗林誠一郎が深く関わっています。この写真のCDは栗林氏を中心としたユニットがZARDに提供した曲をセルフカバーしたものです。聴いてみれば、どの曲も、あああの曲だこの曲だとすぐ思い出すヒット曲ばかりです。坂井さんもコーラスで参加しています。作詞はもちろん坂井さんの作品です。

このCDにはいくつか仕掛けがあって、ひとつは1,10以外のすべての曲が英語訳詞で歌われているということです。もうひとつはバスドラム大活躍のスペシャルエディション-力強い編曲で女性的なトーンの栗林さんのボーカルをバックアップしているのが、なかなかZARDとはまたひと味違った味わいで、実に爽快な感じです。織田哲郎がZARDのカバーやるのはおかしな感じになると思いますが、栗林誠一郎だとあまり違和感がないのは、やっぱり彼の特殊な声のせいでしょう。

CD:「Barbier first」 by バルビエ JBCJ-1012 B-Gram Records

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リーガ放映の危機

Braugrana 昨年はセビーリャが放映料の配分でごねて、試合の画像を配信しないという事件がおこりましたが、今年はその拡大版がおこっているようです。もう開幕している今、この問題が表に出てくるというのが不手際もいいところですが、このおかげで世界中の放送局、そしてリーガファンがおおきな被害を受けることになりました。

今朝WOWOWで放映される予定だったマドリードダービーが、放映中止になってしまいました。岡田さん、奥寺さんの手持ちぶさたな様子が痛々しい感じでした。WOWOWには抗議が殺到したと思われますが、受付の女性が泣き出したという話も伝わっています。私も含めてリーガ目当てで契約している人も多いでしょうから、これはただではすみませんよ。このまま全くリーガの放映がないということになれば、当然「金返せ」ということになります。スペインの商売のいいかげんさは、いままでにも十分思い知らされてきましたが、今回は大事です。月曜のラシン-バルセロナ戦以下が放映されるかどうかが当面の関心事ですが、ちょっと悲観的にならざるを得ません。しばらく推移を注視したいと思います。

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2007年8月25日 (土)

サラとミーナ11:はじめての病院

02infophoto1今日は朝からミーナの耳の治療のために小室のアリス動物病院にいってきました(写真)。ミーナにとってははじめての病院だったので、大丈夫かなと不安でしたが、院長の島田先生の手際よい処置できれいにお掃除できました。それにしてもスタッフの方がミーナを持ち上げようとして、思いの外の重量にふらついたのには笑いました。

顕微鏡をみせてもらうと、おぞましい耳ダニがもぞもぞと動いているのが見えました。こいつを絶滅させるには、しばらくの期間、毎日毒液を綿棒につけておそうじしなければいけません。さてミーナがちゃんとやらせてくれますか?

先生のお話では、おそらく母親から感染したのだろうということでした。このダニは耳の中や周辺にのみ棲息し、普通のダニのように背腹の皮膚では生きていけないそうです。人に感染するダニもいますが、このダニはヒトには感染しないそうです(しても一過性)。この病院の特徴は先生以外に4人もスタッフがいることで、トリミングやペットホテルもやっています。駅前ですし16号線からも464号線からも至近で便利です
http://www.alice-a-h.jp/

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2007年8月23日 (木)

省エネマンション?

Photo_2昨日はついに、東京の一部で実質的な停電があったようです。この膨大な電力需要の一因は、マンションの間取りにあるものと思われます(図)。
重要なのは判で押したように、日本のマンションではキッチンが真ん中にあることです。換気扇はダクトでつながっていても窓がありません。キッチンの閉塞感を緩和するため、カウンターキッチンにして、広いリビングとのつながりを演出します。たいていのマンションはこんな感じでしょう。そしてそれが悪の根源なのです。

広いリビングを冷やすためには強力なエアコンをガンガン動かさなくてはいけません。キッチンは料理や冷蔵庫などが発生する熱で暑いため、リビングが寒くなるくらい冷やさないとキッチンまで冷気が届かず、料理していると汗だくになってしまいます。IHヒーターにするとかの方法もありますが、マンションの構造を変える必要もあります。リビングが広くないと売れないというのは買い手の責任です。この考えを改めなくてはいけません。家族団らんにはむしろ6-8畳くらいで十分でしょう。その広さならテレビを40インチにする必要などありません。エアコンも小型で十分でしょう。リビングとキッチンはきっちり壁とドアで仕切ります。キッチンに窓があれば、この構造でも閉塞感は緩和されます。

うちのマンションは、キッチンとリビングとさらにもう一部屋が仕切りなしで連結しているという最悪の構造です。猛暑の対応なんて思いつきませんでした。いやはやどれだけ電気料金がかさむのか背筋が寒くなります(で涼しくなるって!? orz)。

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2007年8月21日 (火)

リーガ開幕:バルサ優勝をめざして

Braugrana いよいよリーガ・エスパニョーラ開幕です。

緒戦の相手はラシン・サンタンデール。
サンタンデールは北部の港町で、スペイン有数のリゾート地です。
近くに有名な15,000年前の壁画のあるアルタミラの洞窟があります。
スタジアムの名前はエル・サルディネーロ これは英語ではサーディン
つまりイワシという意味だそうです。

今年も放映はWOWOWがやってくれます。
開幕前の番組をまず覗いてみましょう。
8月25日(土)午後6:00~7:00 BS-5/191ch
開幕記念!スペインサッカー リーガ・エスパニョーラ世界最強宣言
解説:岡田武史 ゲスト:安永聡太郎、森山直太朗(VTR出演)

放映予定:
ラシン・サンタンデール vs FCバルセロナ
8月27日(月) 午前1時55分~ 191ch・BS5ch
再放送:28日(火)午後6時~ 191ch・BS5ch

PS:それにしてもエトオが今日本にいるというのは解せません。
カメルーンのサッカー協会に強硬に親善試合への参加を求められた
とのことですが、すぐ開幕なので勘弁してほしいです。
ここ2週間でスペイン→中国→日本→香港→スペイン→ドイツ→
スペイン→日本→スペインですから、まず緒戦はお休みでしょう。

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2007年8月19日 (日)

ベランダで咲く月下美人

Photo_3月下美人はサボテン科シャコバサボテン属の植物です。名前が示すように夜それも一晩だけ、直径20cmを越える巨大な花を咲かせます。うちのベランダでもやはり深夜に咲き、朝にはしぼんでしまいました。

この植物は本来メキシコの熱帯雨林のもので、コウモリが花粉を運搬するそうです。巨大な花は昆虫ではもてあますサイズで、ほ乳類のコウモリに運搬を期待するためでしょう。夜咲くのもコウモリが夜行性の動物だからでしょう。強烈な芳香を放ち彼らをよびよせます。真っ白な大きな花は、真夜中でもわずかな月明かりで、目立つことでしょう。

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サラとミーナ10:サラと蝉

今年の夏は猛暑ですが、例年に比べてセミは元気がいいようです。街灯が明るいせいか、夜でもよく鳴いています。ガラス戸に激突して気絶するヤツもいます。今の時期はアブラゼミが全盛です。セミで思い出すのは、子供の頃六甲山ではじめてエゾゼミを採集したときのことです。その姿の立派さに感動しました。The king of cicada ですね。それにしても背中のWXの文字は何なのでしょうか???

http://www.miyakoh.com/htmsemi/ezopic99.htm

六甲山というのは神戸市の真ん中にある山で、山上のカンツリーハウスとか植物園はせいぜい標高800メートルなのですが、そのあたりでよくみかけました。関東以西では平地にはいなくて、ある程度標高が高い山にしかいないようです。

Photo 遠くで鳴いているぶんには「静けさや・・・」とすましていられるのですが、リビングの網戸にとまって鳴かれた日には、騒音で耳がわれそうです。サラもびっくりです(写真)。耳を絞って警戒しています。これはアブラゼミでした。おまけで写真をもう1枚、バテバテのミーナも加わってもらいましょう。

Photo_2

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2007年8月17日 (金)

バルサ:去る人(追加)

Braugrana

バルサ:去る人

リュドヴィク・ジュリ(FW)→ASローマ 

右サイドを鋭く切り裂いてのシュート・センタリングが持ち味でした。同型のメッシが台頭したので移籍することになりました。イタリアの強豪チームでの成功を祈りたいと思います。

マキシ・ロペス(FW)→FCモスクワ

ジュリとは対照的な長身のFWでしたが、バルサでレギュラーをとるのはやはり困難だったようです。今年横浜の日産スタジアムでバルサ最後の姿を見せてくれました。バルサ大好き人間が移籍するのは残念ですが、モスクワではもっと活躍できると思います。

ジュリアーノ・ベレッチ(DF)→チェルシーFC

あとでさらに追加しました。昨年の欧州チャンピオンズリーグの決勝戦で彼が決めた勝ち越しシュートは忘れられません。これでバルサは栄冠を手にすることができました。ちょっと暗い感じですが、いかにも善人。宿敵に移籍することになりましたが、バルサのことも忘れないでほしい。

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2007年8月16日 (木)

Bon Courage by 西島三重子&弥勒

Bon_1 「Bon Courage」・・・フランス語で「元気を出してね」というような意味らしいです。西島三重子の30周年記念盤で、アオイスタジオから出版されています。長い間彼女の音楽を聴いてきた者にとっても30年という時間はずっしりときます。

「池上線」以外のすべての歌詞を弥勒が手がけているのがポイントです。彼女のポリシーはおそらく、聴き手の感情をブローアップして、感動の渦に巻き込んでやろうというものだろうと思います。ひとつひとつの曲をとってみれば、それぞれ名作なんですが、つぎつぎ羊羹、饅頭、ケーキと出てくると、全体的には座右のCDとしては「願い」や「思い」が満載で重すぎるのが難点です。ベートーベンの第九も大好きな曲ではありますが、年末に1回聴くだけです。

みーちゃんも弥勒ワールドにはまって感情込めすぎで、「たんぽぽ」などの軽いはずの曲(この曲はこのアルバムの中では一番好きな曲です)まであまりにディープな感触になっています。こういうのが好きな人はいると思いますが・・・。アクセント・息抜きになるべき「青春のシュプレヒコール」や「マイ・ホームタウン」はちょっと昭和っぽすぎてエンシェントな感じです。やっぱりアルバムの半分くらいは、いろいろなタイプの作詞家に委嘱したほうが、いろんなオーディエンスの趣味に対応できてよかったのではないかと思います。

「古池や蛙飛び込む水のをと」という芭蕉の句があります。ドビュッシーの「月の光」、セザンヌの静物画、西島三重子の「Imagination Canvas」みんな熱い思いとかはこもっていないけれど、すばらしい作品です。

つまるところCDの感想を書くということは、書き手の音楽への接し方をあらためて考えることにほかなりません。そうしてみると結局自分が音楽に求めるものは、「ひんやりとした鉱石」、「ふんわりと浮遊する空間」、「静かに漂う香り」、「さわやかな風」、「ほのかな色」、「かすかな思い出」、「やわらかな光」、「すべてを包み込む水」、「何かを期待させる夜明けの空」、「かすかな不安のなかの夜の船出」、「ちょっと暴れてみたい午前0時」など思いつくままに書いてみましたが、要するにある種の感触や感覚に浸りたいのではないかと思いました。結局私は永遠の「テイチク派」なのかもしれません。テイチク派としては「Spell ~呪文~」をおすすめします。

CD:西島三重子「Bon Courage」 aoi-0602 (アオイスタジオ);
西島三重子「Spell ~呪文~」 TECN 35856-57(テイチクエンタテインメント)

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2007年8月13日 (月)

成体での毛包新生

1

創傷治癒部位(傷が治った部位)からの毛包新生。

トカゲのしっぽは切っても再生しますが、哺乳類の足は切ったら二度と生えてきません。しかしどんな臓器も再生しないかというと、肝臓や皮膚のように再生することが可能な臓器もないわけではありません。

毛も再生することができる臓器のひとつです。例えばヒトの頭髪の寿命は4-5年で、寿命が尽きると抜け落ちますが、また同じ毛包から新しい毛が生えてきます。ただしその皮膚の深部に隠されている毛包が破壊されると、再生は不可能とされていました。実際毛包の再生が可能ならハゲの治療も簡単にできるはずでしょう。

毛包ができるのは生まれる前後の短い期間だけで、たとえばマウスやラットなら生まれる数日前から数日後に形成され、それ以降は形成されません。しかし最近ペンシルベニア大学医学部の M.Ito 博士らは、背中の皮膚を傷つけたマウスが治癒するときに、新しい毛包が形成されることを発見しました(文献1)。しかもそれは胎仔・新生仔のときと同様、真皮の細胞の誘導によって表皮の幹細胞からできることを彼女らは示しました。

重要なのは傷のサイズがある程度以上大きいことが必要だということです。傷が小さいと周りのアダルト組織の影響を受けて、胎仔・新生仔のような幼若な環境が作り出されないと考えられます。ヒトの場合大きな傷だと縫合したり、薬を塗ったり、ガーゼや包帯で覆ったりして、この実験のような環境がつくりだされることはまれだったので、なかなか発見できなかったものと思われます。現在彼女たちはヒトでも研究を進めていますが、未発表ながらマウスと同様な結果が得られそうらしいです。

このような研究結果は、成体にある幹細胞が条件さえ整えば、今まであり得ないと思われていたような臓器をつくることができることを示しており、今後の幹細胞の応用研究に勇気を与えるものです。その意味で Ito 博士らの研究は価値あるもので、Nature 誌に顔写真入りで紹介記事が掲載されています(文献2)。ポストドクの日本人としては大変な快挙でしょう。ちなみに白鳥英美子似の美人。次世代毛髪研究のリーダーの誕生です。

1) Ito et al. : Wnt-dependent de novo hair follicle regeneration in adult mouse skin after wounding. Nature 447, pp.316-320 (2007)
2) Making the paper. G. Cotsarelis and Mayumi Ito. Hairs in wounds after hope for organ regeneration. Nature 447, no.7142 p.xiii (2007)

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2007年8月 9日 (木)

バルサ対マリノス:2

Img_1036 ゴール裏バルサ応援席。

Img_1035 黄色のユニフォームのレフェリーの右から順にロナウジーニョ、エトオ、チャビ、アンリ、ヤヤ、ウラゲー、イニエスタ(頭を下げている)、テュラム(頭を下げている)、バルデス(頭を下げている)。試合前の整列。

Img_1070 ゴール前の激しい競り合い。一番左の選手がロナウジーニョ。ほとんどの選手はCKのボールを見ていますが、さすがにプロのサッカーでは、GKなど選手の動きをみている選手も何人かいます。

Img_1062ハーフタイムに一息いれるバルサファン。数ではマリノスファンを圧倒。しかし応援はマリノスファンに完敗。いつものことだけど、まあアウェイですから仕方ありませんかね。

Img_1088試合が終わり家路につく。野球と違って早く終わるので、みんなのんびりしています。新横浜界隈で生ビール飲んで、食事して帰る人が多いようです。

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2007年8月 8日 (水)

バルサ対マリノス:1

08084先発メンバーはボードの通りでした。アンリ、ロナウジーニョ、エトオのトリデンテが実現しました。アンリはまだ太めのこりで流してましたが、ロニーとエトオは非常に調子がいいようにみえました。もちろん練習試合なので、時差ボケもあるだろうしリラックスしてやってましたが、好調の片鱗は何度も見せてくれました。

08089_2 後半はアンリに替わって、ジョバニ・ドス・サントスが出ましたが、今日の試合でのロニーの最大の課題は、このジ ョバニが使えるかどうかテストすることだったのでしょう。なんとかよいパスを出してやろうと腐心していました。後半やっとジョバニがタイミングよく飛び出して、ロニー→エトオ→のパスを受けて決勝点をゲット。MVPもジョバニが獲得しました。故障やケガはつきものですから、ジョバニ中心のFWにならないとも限りません。ロニーも一安心でしょう。3人のうち一番左がジョバニです(まだ18才の高校生)。

08087_2 注目のヤヤはその華麗なテクニックの 片鱗はみせてくれましたが、だいたいは確実性重視の慎重なプレイに終始していました。しかし上背がありますねえ。みんなより頭ひとつ高いです。まだ彼に球を集めて捌かせるという感じではなく、イニエスタやチャビが主に捌いていました。マリノスは非常に頑張っていました。しかしいかんせんシュートが枠にいかなければ勝てません。一番エキサイトしていたのはリカー監督でした。何度もサイドラインを越えそうになって、レフェリーに注意を受けていました。負けたら手抜きだなんだといわれるということもありますし、かなり点が取れなくてイライラしていました。最終的にはお互いに大変良いエクササイズだったと思います。最後に日産スタジアムの夜景を。こういう試合は子供連れとかデートには最高だったのではないでしょうか。

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2007年8月 6日 (月)

バルサ:リーガ対戦予定表

Braugrana_2今年いっぱいのリーガ・エスパニョーラ予定表です
日曜日を基準としますが、前日の土曜日に試合が行われる場合もあります
前がカーサ(ホーム)、後ろがフエーラ(アウェイ)です

12月がヤマですね 今年最後がカンプノウでのメレンゲとの一戦 絶対に負けられません

8月26日  ラシン-バルサ

9月2日   バルサ-ビルバオ
9月16日  オサスナ-バルサ
9月23日  バルサ-セビーリャ
9月30日  レバンテ-バルサ

10月7日  バルサ-アトレチコ
10月21日 ビジャレアル-バルサ
10月28日 バルサ-アルメリア

11月4日  バルサ-ベティス
11月11日 ヘタフェ-バルサ
11月25日 バルサ-レクレアティーボ

12月2日  エスパニョール-バルサ
12月9日  バルサ-デポルティーボ
12月16日 バレンシア-バルサ
12月23日 バルサ-メレンゲ

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2007年8月 4日 (土)

サラとミーナ9:犯人はお前じゃ!

Photo 帰宅すると、トイレカーペットがなぜか廊下にでています。
何日も続いたのですが、ついに現場を発見。
犯人はおまえか(--メ)! ミーナ。
すごい努力で、隙間から手を突っ込んで引き出したようです。

Photo_2 猫って遊びの天才ですね。

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