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2007年6月20日 (水)

バルサ 反省

Braugrana_2_20 今年のリーガは途中までメレンゲはガタガタでしたし、セビーリャも後半はガタガタだったので、普通だったらバルサの圧勝に終わっていたはずだったのです。それがあと1ポイント足らずの2位。たられば山盛りですが、つきつめればやはりエトオの離脱が致命的でした。それに加えてメッシも故障で休んでいた時があったので、ロナウジーニョも彼本来のプレイスタイルを変えざるを得ず、点取り屋に傾いていた時期もありました。彼にとってはこれが結構ストレスだったのではないでしょうか。

リカーの失敗としては、目の前の1勝へのプレッシャーからかローテーションをきちんとできなかったこと、3-4-3が機能しなかったこと、エトオの無駄口を封じられなかったことなどが主なものでしょう。この中で来期一番心配なのはエトオの件ですね。また、彼を国王杯には使わないということをリカーが説得できなかったら、私はリカーを見捨てます。エトオとロナウジーニョの心と体が壊れないようにするのが、彼の最大の仕事だと思います。ロナウジーニョも国王杯や練習試合には使わないことが大事です(これはリカーの一存ではできませんが、フロントが協力しなければいけません)。彼が日本や中国に来る必要はありません。

ラポルタとチキがしくじったのは、若いピチピチの有能な選手を獲得しなかったことです。なんとなくピッチにベテランが多くてジジくさくなりつつあります。特に運動量の多い両サイドバックとボランチは高価でもいい選手をとらないと、リーガはともかくビッグクラブ相手には戦えません。アンリを獲得するお金があるのなら、若手に投資した方がいいと思いますね。もうひとつ彼らの問題は、惨憺たる状況にあるBチームをなんとかできなかったことにあります。ブラウグラナにラポルタの記者会見のリポートがありますが、この問題をどうするのかについては、ラポルタは言及していないようなのが気に入らないところです。Bに即戦力の選手がほとんどいないというのは大きな問題です(ボージャンもまだまだ)。

来期はバイタリティーにあふれた、アクティヴなバルサを見たいものです。ではしばらくバルサネタとはお別れです。期待して補強を見守りましょう。

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