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2007年6月29日 (金)

ねこの起源

Catcover_1 米国がんセンターのオブライエン博士の猫好きは有名で、なんと猫の遺伝子プロジェクトを遂行中です。それにしてもかかわっている研究者の数がすごいですね(サイトのURLは一番下段にあります)。なんだかんだ言って、みんな猫が好きなんでしょう。

彼らは世界中から979匹の猫を集めて遺伝子解析を行い、すべての猫(Felis silvestris)は13万年前頃には、メソポタミアから地中海東部沿岸地方の広範囲に分布していたリビアヤマネコを祖先に持つという結論に達しました(リビアヤマネコは現在でも中東やアフリカにいますが、数は少なく、みつけるのは大変なようです)。ただしミトコンドリアDNAの系統が5つにわかれることから、少なくとも数頭の祖先から別の時代に飼い猫化されたのであろうと推測しています。

キプロス島では、9500年前に人と共に埋葬されたネコの骨が発見されています。おそらく1万年から1万2千年前頃にメソポタミアで大規模農業がはじまり、穀物倉庫をネズミの害から守るために、ヤマネコを飼い慣らして倉庫番をさせたのがイエネコの起源だと考えられています。

なおツシマヤマネコやイリオモテヤマネコは Felis silvestris ではなく、別種の動物です。

参考: Science: Daily News Archive 28 June 2007

http://home.ncifcrf.gov/ccr/lgd/comparative_genome/catgenome>/index_n.asp

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