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2007年2月 9日 (金)

ねこの毛色3・・・縞模様

Pacaさて次は縞です。縞はアグチという遺伝子と、タビーという遺伝子によって決まります。アグチとは Agouti という中南米にいる齧歯類(左図)の毛から由来するものです。タビーというのはそのまま縞のある猫のことです。

アグチという遺伝子がつくるタンパク質は、メラノサイトを刺激するMSHというホルモンの働きを抑える作用があり、特にユーメラニンを減らす作用があります。したがってアグチタンパク質があったりなかったりすることによって、ユーメラニンによる色は不均一になります。AA、Aaの場合にアグチは有効、aaの場合は無効になります。

タビー遺伝子はちょっと複雑です。Ta  T  tb があり、TT, Ttb のときにはキジトラのような普通の縞、TTa のときには手足やしっぽだけに縞、TaTa, Tatb の場合は縞はみえず、こまかい不均一(アビシニアン、ソマリ、シンガプーラなど)、tbtb の場合はよくアメショーでみられるような太くてグニグニした縞になります。

アグチタンパク質がまったくないaaの場合は、タビー遺伝子は意味が無く均一な色になるとされていますが、実はよくみると縞がかすかに見えることもあります。アグチとタビーの関係はもう少し検討の余地がありそうです。

Photo_85 猫の野生型はキジトラとされています。このような普通の縞模様はマッカレルタビー、アビシニアンはティックドタビー、アメショーでみられるような太い縞(左図)はクラシックタビーと呼ばれています。

猫の毛色に関する遺伝子はこれでおしまいではありませんが、とりあえずこのへんで終わります。

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