紅白歌合戦
紅白歌合戦を完全に見たのは何十年ぶりか。子供の頃には多くの家がそうであったように、うちでも習慣で見ていたような記憶があります。どんな歌手を覚えているかというと、芦野宏に坂本スミ子(画像)、田端義夫くらいです。どうして彼らだけおぼえているのかよくわかりません。
番組は相も変わらず、気の利かない演出、陳腐な演歌、スムースすぎる司会、コンセプト不明の全体像。どうしてこんな番組をみているのか、自己嫌悪に陥りそうでした。出演している歌手は、みんな全力投球で、完璧なパフォーマンスをめざします。でも何かが直接心に伝わってきたと感じたのは、aiko くらいでしたね。もちろん秋川雅史は別格でしたが。
何十年も昔の曲を歌った歌手が多かったのには驚きました。特にゴスペラーズが唱歌の「ふるさと」を歌ったのには、かなりがっかりしました。彼らには歌うべきオリジナル曲がなかったのでしょうか?このような陳腐な番組を乗り越える番組を、何十年もの間、ひとつも用意できなかった他の放送局も情けないことだと思います。
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