山崎ハコの横浜ホンキートンクブルース
山崎ハコの30周年コンサートがあるというので、横浜の赤レンガ倉庫まで出かけてきました。なかなかおしゃれな店がたくさんテナントになっているショッピングモールで、ホールも後ろ半分が階段式で、大変見やすい構造になっていて好感がもてました。
30周年といえばみーちゃんと同期なんですね。彼女のブルースが好きで(ですからアルバムは「メンフィスまで」がお気に入り)、30年のうちに5-6回はコンサートに行っていると思います。彼女の場合、恐れ多くてとても近くでは聴けず(オーラがすごくて焼かれそう)、いつも後ろの方でひそかに聴かせてもらっています。
今回は横浜なので「ヨコハマ」とか「横浜ホンキートンクブルース」なんかやってて、はまらせてもらいました。「横浜ホンキートンクブルース」なんて女性が唄えるの? なんて考えてしまいますが、彼女の歌を聴いてしまうと、松田優作のなんてへたくそであざとくて、とても聴いちゃいられないって感じなんですよね。彼女の歌は、詞も曲も社会の底辺の臭いがします。内臓の慢性疾患をかかえながら、ここまでやってこられた精神力には感服します。人生のマイナスを歌でプラスに転化するというのは、凡人にはできません。
昔はオールインワンでやっていたのが、いつからか旦那さんがしっかり伴奏してくれるようになって、悲壮感がうすらいだのは救いですね。これからも健康に留意して、マイペースの活動を末永く継続していかれることを祈りたいと思います。
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