バルサ復活の狼煙
チェルシーとマドリーに連敗してしまったバルサ、なんとか国王杯でバダローナに勝って一息つきましたが、調子が上向きとはとてもいえなくて、今日のレクレアティーボ戦が、ホームでのチェルシー戦を控えての試金石です。
マドリー戦であまりにアンラッキーだったメッシに変わって(多少ケガもあったようですが)、今日はジュリが先発。マルケスとエジミウソンも先発して、守備もしっかりやるぞとの意図が伝わってきました。しかし開始早々、左からクロスを上げられて危うく失点するところ、バルデスの指で危機を免れました。その後もなかなかスマートな攻撃ができない、もどかしい時間帯が続きます。
今日のグジョンセンは攻撃に守備に激しく動き回って、これで最後まで持つのかと思うぐらい頑張っていました。しかしそれが報われるときがやってきました。シャビが頭でゴール前に落とした球に、グジョンセンが合わせようとしたとき、ユニフォームの背中をつかまれて転倒。これで得たPKを、ロナウジーニョが見事に決めて先制。これでバルサはずいぶん楽になりました。放送では背中をつかまれたところがなかなか出なくて、どうしてこれがPK?と思ってしまいましたが、後でちらっと見せてくれましたので納得しました。今日のレフェリーはきちんとファウルをとり、危険なプレイにはきちんとカードを出す、私の好きなタイプでした。
後半はバルサショーの開幕です。まず左からシウビーニョがあげたクロスを、DFがグジョンセンにくっついている間に、ロナウジーニョが高いジャンプ。ポニーテールを美しくなびかせながら頭で合わせてゴール。すぐ後に、今度は右からベレッチが絶妙のクロス。フリーのシャビが狙い澄まして、ヘディングで美しいゴール。やっとバルサにリズム感のある動きが出てきました。
これでどうにかチェルシーと戦えるかな。水曜日の午前4:45分(日本時間)にキックオフです。放送はスカパー184チャンネル午前4:30分スタート。カンプノウでのリベンジに期待しましょう。
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