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2006年9月28日 (木)

今日のバルサはきつかった

Barca_logo_5 いやあ 今日はきつい試合でした。開始から15分くらいは猛烈なブレーメンの攻撃をうけて、防戦一方。ブレーメンもクローゼが復帰し、ハントもディエゴも好調でがんがんやってきました。何とか耐えて、しだいにペースを取り戻し、ロナウジーニョやエトオがチャンスを作りますが、決めきれず。もたもたしてるうちに、プジョルのオウンゴールで失点。

後半はなんとエトオが故障発生で大ピンチです。ロナウジーニョも後半は少し疲れている感じで、もうだめかという暗雲がたちこめてきました。この難局を救ったのが、ジュリと交代で出たメッシとデコのコンビネーションでした。ゴール正面から、デコがここに来いよとそっと流したところに、メッシが飛び込みシュート。これがきっちり決まりました。

何とか引き分けて、アウェイの結果としてはいいのですが、エトオが心配です。エトオのいない間、グジョンセンがどのくらいやってくれるでしょうか?

追記1:エトオは膝外側半月板損傷の重傷で、手術を受けました。一応成功したようですが、全治5ヶ月だそうで、大変なことになってしまいました。年末の来日も無理ですね。いやいや解説者でもいいから来てほしい。

追記2:原に告ぐ。お前の解説は、同じ事を何度も何度もリピートするばかりでしつこいぞ! アルツじゃあるまいし いやそうなの?

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色黒のススメ

Img_301388_35443641_0 すでにフロンはモントリオール議定書によって規制されており、日本もこれを批准して規制を進めています。しかしすでに排出されたものを回収することはできないので、当分の間フロンによるオゾン層の破壊を止める手だてはありません。オゾン層の破壊によって、UVBという短波長の紫外線が大量に地上に降り注ぐようになり、これは日焼けや、シミ、そばかす、肌荒れのもとになるばかりでなく、皮膚細胞のDNAを破壊することによって皮膚ガンの発生を増加させる原因となります。特に光線過敏症の人(私も軽い症状ですがその一人です)にとっては深刻な問題です。

生物、特に陸地で生きる生物は昔から紫外線に対抗する手段を開発してきました。皮膚にメラニン色素を集積して紫外線を吸収する、というのもその方法のひとつです。皮膚が大量の紫外線を浴びると、皮膚の細胞がMSHというホルモンを出し、このホルモンの指令をメラノサイト(色素細胞)はMC1Rというセンサーで受け取り、メラニン色素を大量に作り出して皮膚にばらまき、褐色の肌を作って紫外線に対抗するという方式です。もちろん黒人はもともと大量のメラニン色素が肌にあるので、紫外線には強い抵抗力をもっています。一方光過敏症の人の中には、このセンサーが機能不全をおこしている場合が多いと言われています。このような人は紫外線を浴びても褐色の肌にはならず、ダメージだけが残ることになります。

ところで哺乳類は普通体が毛で覆われていますので、紫外線は皮膚を直撃しません。ですから、マウスなどは黒いマウスでも毛が黒いだけで、皮膚へのメラニン蓄積はありませんし、日焼けもしません。ただし耳は毛が少ないので、人と同じように日焼けして黒くなります。ところがマウスにもヒトと同じように、MSHセンサー(レセプター)の機能不全で、光線過敏症になっているミュータントがいます。このようなマウスは紫外線を耳に浴びても、メラニン蓄積はおこらず、ダメージのみが残ります。 D'Orazio 博士らは、このようなミュータントマウスを用いて、光に当たらなくても色黒になれる薬はないかと調べてみました。

そうすると、インドやネパールに自生するシソ科植物のコレウス・フォルスコリなどが含むフォルスコリンというテルペンの1種が、色黒誘導物質であることがわかったと彼らは報告しています。この物質は、脂肪減少に有効ということで、市販のダイエット用タブレットなどにもかなりの量が含まれており(例えば、ハレオ イグナイトなど)、ダイエットしようと思ったら思い切り色黒になってしまったというような人がいるかもしれません。しかし皮膚ガンを防ごうと思ったら色黒にならなきゃいけないわけですから、怪我の功名ともいえるでしょう。ただし色黒目的なら飲むんじゃなくて、肌に塗ったほうがもちろん有効でしょう。

参照: Topical drug rescue strategy and skin protection based on the role of Mc1r in UV-induced tanning. JA D'Orazio et al. Nature 443, pp.340-344 (2006)

写真はルネバンドール佐田野さんの作品です

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2006年9月26日 (火)

岡部東子 - 知られざるシンガーソングライター

Okabetoko 東子っていうと古内東子ということになりそうですが、今日は岡部東子というシンガーソングライターを紹介します。もちろん古内東子も大好きなシンガーソングライターですが、もう10枚以上もアルバム出している有名人なので、ここで紹介しても仕方ありませんね。

岡部東子は「AMNESIA」と「STAY THE SUN」という2枚の素晴らしいアルバムを残して、消えていった不運なシンガーソングライターです。もう廃盤になっていますが、ヤフーオークション とか http://www.tacto.jp/idol/okabe-toko.htm などでまだ手に入れることができます。素晴らしい才能をもっているのに残念です。こんな人を私たちはJ-POPの歴史に刻めないのでしょうか?

”アムネシア”はポップでキャッチーなメロディーにあふれたアルバムですが、私は特に「夢の中の涙」や「時の舟」などのバラードナンバーが、曲も歌唱も素晴らしいと思います。アイドル風の風貌ですが、声は結構大人っぽくて落ち着いた感じです。R&B的な味付けののポップスという意味では、古内東子と重なる部分もありでね。

”ステイザサン”の方は、大人っぽい方向を目指していたためでしょうか、やや地味めですが、最後の3曲はやはり出色のバラードです(1曲はジャズバラード風味)。J-POPバラードの好きな方は是非聴いてみてください。

アムネシア:P32G-5、ステイザサン:P32G-11 いずれもプラッツ制作 日本コロムビア販売

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2006年9月25日 (月)

ニュース23

ニュース23がリニューアル。山本モナは明らかに滝川クリステルを意識したものと思われますが、個人的にはモナがいいかな(異論は多いと思いますが)。ちょっと雰囲気が暗いかな。しかし報道ステーションの市川などは自ら「水の妖精」と称しているくらいですから、モナの場合「深海のサファイヤ」とでも言っておきますか?

(数日後に:それにしても早くも議員と不倫発覚とはやってくれますねえ これでキャスターの基本を早くもクリアですか・・・)

膳場貴子は草野満代と比べると、キャスターとしてのレベルは高いと思いますが、個人的な趣味では満代ちゃんのほうが、あたりが柔らかくて好きでした。しかし筑紫哲也がやめたときの後任という意味では、やはり仕方ありませんかね。

ボンバー高野には最も期待します。ギャグ満載の楽しいスポーツを是非。まちがっても生真面目にはやらないでね。しかしボケてもつっこむ人間がいないと・・・。TBSもこういう人間を生かす工夫をしないといけませんよ。サッカーの松木さんなんかが相棒として適任かな。あだめか 二人ともぼけっぱなしじゃ番組成立しませんね。

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バルサ攻めきれず

Barca_logo_6 今日は強豪バレンシアをカンプノウに迎えての一戦。2001年以後このホーム、カンプノウで勝っていないという嫌な相手です。バレンシアはリーガ一番の汚いサッカーをやるチームです。ファウルでばんばん攻撃を止めて、相手のペースで攻撃させないという作戦です。とはいえビジャ、ビセンテ、ホアキン、ミゲル、そしてGKカニザレスという名選手がそろっているバレンシアなので、相手にとって不足なし。

前半に早速うまくパスをつながれて、バルサなみの美しいゴールをビジャに決められてしまいました。デコが何発もミドルを放つが枠をとらえられず。ロナウジーニョのFKも、カニザレスのファインプレーに阻まれます。こりゃだめじゃ。

後半にはエジミウソンをイニエスタに代えて、攻撃に重心を移した感じ。早速効果てきめん。ロナウジーニョがエトオに出したパスを、エトオがうまく落としてイニエスタのシュート→ゴオオオール。このあとも攻めまくりますがゴールならず。終盤には満場の拍手をあびてサビオラが登場し、シュートを放ちますが、カニザレスに止められました。エトオがエリア内で足をひっかけられるが笛はありません。最後のロナウジーニョのFKも不発で万事休す。

いやあ参りました。また勝てませんでした。

やっぱり最終ラインの守備とGKがしぶといですね。

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トラッキー&ラッキー 東京ドームに登場

Icon06_1 昨日は友人のYさんが東京ドームのS指定をゲットしてくれたおかげで、最良の席ですばらしい巨人:阪神戦を見ることができました(観戦歴は古いんですが、S指定ははじめて。なかなかとれませんよー)。旦那さんは巨人ファン、奥様は阪神ファンということなのですが、さすがに度量の大きいご主人のおかげで、3塁側に陣取りました。彼らは昨日も来たらしい。むむむ やるのお。

Photo_31 今日ドームに来ている巨人ファンは本物です。シンパシーを感じました。巨人が弱いと「俺は野球にはあまり興味ないんだ」という輩が多い今日この頃ですから・・・。

1時間前に来たのに、もう3塁側はごったがえしていました。空中には 「巨人選手に告ぐ Impossible is nothing」  ん・・・ 不可能は無である??? 禅問答のようなバルーンが浮かんでいます。そのうち元気いっぱいのラッキー(図)とトラッキーが登場。これは歴史的な初登場でしょう。試合開始前からこんなに盛り上がっていいの? はっと気がつくと、立ち見も大勢出て、超満員になっていました。

今日は桑田の引退試合かと思って、「あー ずいぶん桑田には痛い目にあったなあ」と感慨をもってやってきたのですが、なんと2軍の試合に最終登板して、そのまま巨人にサヨナラ??? なんということですか これは??? その2軍の試合に4000人もファンが集まったというのには、ちょっと巨人ファンを見直しました。原という男も、フロント連中も全く配慮のないダメ人間なんでしょうね。清水とか仁志とかも使いこなしてないですし。あれだけの選手なのですから、使わないのならトレードするとかなんとかすれば、と他人事ながら心配してしまいます。

試合は福原が不調で、非常にあぶない展開だったのですが、要所でもっちゃん(藤本)のスーパー美技が出て4:1のタイガース完勝でした。それにしても、5回にあの俊足鈴木の放ったゴロを、横っ飛びでキャッチして、振り向きざま1塁へ、電光の送球でアウトにしたプレイには鳥肌が立ちました。まさしく神業です。ドームにも甲子園の精霊が引っ越してきたのでしょうか? 昨日の試合を見て、落合中日をひっくり返すことも夢じゃないと思いました

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2006年9月21日 (木)

空飛ぶタクシーに乗って

Photo 最近は道をぴょんぴょんはねていくハンミョウという昆虫をみかける機会も少なくなりましたが、もっと地味な色合いのツチハンミョウという生物がいます(図参照)。

カンタリジンという、忍者も使用したという毒を持っていて危険な虫なんですが、その生態は奇妙なもので、卵から孵った幼虫は集合して重なり合い、ハチのような形をつくります。それでオスのハチを呼び寄せ、幼虫は飛んできたオスバチがさあ交尾しよう でも相手がいないなあ と困っているうちに、数十匹以上のかたまりのまま背中に相乗りします。これが素早くて1秒くらいで乗車を完了します。何人何脚なのでしょうか? すごいとしかいいようがありません。

さらにそのオスのハナバチがやっと本物のメスをみつけて交尾しているうちに、メスの背中に乗り換え、メスが生活している巣まで連れて行ってもらって降車し、ハチの巣に落ち着いて花粉や蜜をただ食いしながら成虫になる --- という とんでもない生き方をします。

しかしそんなに都合よく、近くにハナバチのオスが来てくれるものでしょうか? Saul-Gershenz博士らは、この幼虫がハナバチのメスと同じ成分(特殊な炭水化物)の性フェロモンを分泌して、空中タクシーになってくれるオスを呼び寄せるということを証明しました(メスを呼び寄せることができれば、乗り移る手間が省けてよかったのでしょうが、それは手段がみつからなかったのでしょう)。なるほど納得です。しかし、どういうシグナルで他の昆虫でなく、ハナバチのオスに乗るのか、そしてまたメスに乗り移るのか、なぜうまくハチをだまして育ててもらえるのか、など謎はつきません。

参照: LS Saul-Gershenz, JG Millar: Phoretic nest parasites use sexual deception to obtain transport to their host's nest. Proc NAS USA 103 pp.14039-14044 (2006)

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2006年9月20日 (水)

ミーシャーの仕事によせて

Mieschers_labo DNAを発見したのは誰かと言うことになると、いろいろ議論もあるでしょうが、少なくとも話をフリードリッヒ・ミーシャーから始めないわけにはいかないでしょう。彼のチュービンゲン城での実験室の写真は有名ですが、ここは中世にはお城の厨房だった場所だとされています。この寒々とした実験室から、20世紀を経て現代に至る膨大なDNAについての研究が出発したのかと思うと、つい感慨にふけりたくなります。

フリードリッヒ・ミーシャー(1844-1895) Friedrich Miescher
父はバーゼル医科大学解剖学・生理学の教授
父の跡を継いでバーゼル医科大学を卒業しますが、難聴のため聴診器の音が聞こえず、医師になるのを断念。チュービンゲン大学ホッペザイラー教授の下で生理学の研究をはじめました(1868年→)。

最初は教授の薦めでリンパ球を使って核と細胞質の研究を始めましたが、生化学実験をやるには実験動物でもヒトの血液でも量が足りませんでした。そこで彼はリンパ球を大量に含む膿(うみ)のついた包帯を材料として実験をすすめることにしました。当時は消毒が不十分で、外科手術をすると感染が起こって大量の膿が出たので、このようなやり方が可能だったわけです。いまの若い人は自分の膿なんてみたことないかもしれませんね。

  1.当時核の未知タンパク質が遺伝物質ではないかという考えがあったので、ミーシャーはまずこのアイデアが正しいかどうか検討することを目的として、核と細胞質の分離を試みました。試行錯誤の結果、ブタの胃の抽出物に含まれるペプシンというタンパク質分解酵素を含む液に、膿の細胞を数時間浸しておくと、細胞が溶けて核が分離できることがわかりました。

  2.こうして得られた核を弱いアルカリで処理し、抽出した物質の溶液に酸を加えると、未知物質の沈殿が生じることを見つけました。同じような物は肝臓、睾丸、酵母、鳥の赤血球からも抽出可能でした(哺乳類の赤血球には核がない)。ミーシャーはこの物質が、それまで知られていたどのタンパク質とも異なることを確かめ、ヌクレインと命名して1869年に学会で発表しました(論文出版は1871年)。このヌクレインがまさしくDNAだったわけです。

  3.彼はヌクレインの元素分析を行ない、通常タンパク質が含む炭素、水素、酸素、窒素以外にリンを含むことを明らかにしました。

その後ミーシャーはバーゼル医科大学でヌクレインの研究を続けましたが、単に普通のタンパク質に無機リンが混入しただけだろう、という批判にはっきり答えられなかったため、しだいに忘れられそうになっていました。そしてその後サケの精子に含まれるプロタミンというタンパク質を発見するというような業績はあるものの、ヌクレインについては28歳で教授になって以来さしたる業績はなく、寒い部屋(部屋を暖めると試料が分解する)であまりに仕事に打ち込んだため、結核にかかって51歳の若さで世を去りました。ミーシャーは死ぬまでヌクレインはタンパク質だと考えていました。

この状況を打開したのはミーシャーの弟子であるリヒャルト・アルトマン Richard Altmann でした。彼は1889年に至って、ヌクレインからほぼ完全にタンパク質を取り除き、残った物質を核酸 (nucleic acid) と命名しました。これが現在の言葉で言えば、精製されたDNAということになります。しかし彼は核酸をバラエティーのない固定した構造の物質と考えていたので、大きなバラエティーが必要な遺伝子の担い手としては不適切だと考えざるを得ませんでした。

このようにミーシャーとアルトマンの考えには、いろいろな時代的制約などによる限界がありましたが、もちろん彼らこそがDNAの発見者であり、彼らの萌芽的研究から、20世紀の輝かしい分子生物学の歴史が誕生したことに疑いの余地はありません。ロバート・オルビー* のように彼らを無視するDNA研究史論には賛同できないし、オルビーはむしろ異端でしょう。

* ロバート・オルビー著 長野敬ほか訳 「二重らせんへの道」上下 紀伊国屋書店

参考:"Friedrich Miescher and the discovery of DNA"  Ralf Dahm, Develop. Biol. 278 (2005) pp.274-288

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2006年9月18日 (月)

バルサ開幕3連勝

Barca_logo_4 今日はエル・サルディネーロに乗り込んで、2メートル2センチのジキッチを擁するラシンとの一戦。2連敗しているラシンは必死でくるに違いありません。早速開始数秒でゴール前にハイボールをあげて殺到という奇襲をかけてきました。この後も激しく攻め込んできて何度もポストに当たるシュートを放つなど、バルサのピンチもあったのですが、何とか切り抜け、エトオがかなりゴールから遠い位置でデコからパスを受け、そのままロングシュート。これがGK正面だったのですが、カーヴしながらストンと球が落ちて、GKがファンブルした球がそのままゴールに吸い込まれました。

後半は不調のメッシと交代したジュリが個人技で右サイドからビシビシ切れ込み、右隅にゴール。終了間際にはカウンターから、マークがきつくて切れかかったエトオに替わって出ていたグジョンセンに球が出て、GKと1:1。ここでGKが足にタックルしてレッドカードで退場。ロナウジーニョが冷静にPKを決めて、終わってみれば3:0の圧勝でした。ホームなのにラシンファンごめんなさい。今日の得点はみんな個人技でした。これでいいのか・・・一抹の不安は残る。解説者の早野さんは、オレゲールが「俺がいる」と言っているとか(アナ絶句)好調でした。

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西島三重子マンダラライヴ (06.9.16)

Photo_29 土曜日(16日)に西島三重子さん(みーちゃん)のライヴを見に、南青山マンダラに行ってきました。表参道の駅は久しぶりだったのですが、あれれすっかり変わっているじゃありませんか。今や銀座に替わって日本の顔になりつつある青山・表参道界隈ですから、これまでのような汚い駅じゃかっこわるいですが、大改造でさっぱり訳が分からなくなり、迷子になってしまいました。

しかし地上に出ればこっちのもの。学生時代にバイトのはしごなどやっていた場所なので、なんとか時間までにたどりつきました。今日は新しいアルバム「ボン・クラージュ」の発売日で、新曲のお披露目ということで、かなり緊張して開幕を待ちました。曲目は次の通りです。9-13以外は、まあ新曲と言ってもいいかなというラインアップでした。
 
1.青春のシュプレヒコール
2.夢の足跡
3.Someday
4.わたしの胸に帰りなさい
5.風花
6.たんぽぽ
7.マイ・ホームタウン
8.新宿まつり

Break

9.ラブ・ソング
10.星めぐり
11.五年目の夏
12.スパゲティ・ラグタイム
13.おひさまのたね
14.プレゼント
15.Bon Courage
16.星屑のララバイ

アンコール1.池上線
アンコール2.おひさまのたね(仏日語バージョン)

新曲の中では、「夢の足跡」と「Someday」が、どちらも一見古風で地味だけど、昭和のフォークや歌謡曲とはちょっと違う新鮮な味わいもあって、素直に感情移入できました。「星めぐり」では、ハワイ島マウナケアの星空を思い出しました。天の川をはさんで、織姫と彦星が天頂にまぶしいくらい輝いていて、東京では味わえない伝説の現実感がありました。このブログに「ハワイの日々」1&2という項目があるので、参照してみてください。「ラブ・ソング」「5年目の夏」「スパゲティ・ラグタイム」もほんとに名曲ですねえ。みーちゃん若き日の天才ぶりにはいつも感服です。

なおCD(aoi-0602)はアマゾンとアオイスタジオで販売するそうです。

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2006年9月14日 (木)

髪が乱れる

将棋の羽生さんの寝グセは有名ですが、髪が硬めの人はほんとに朝困りますよね。こんなとき、アウスレーゼのヘアブローとかセッティングブローは使えますよ。香りも微香性だし、妙な化合物もはいってないようです。だいたい2-3分で、出勤態勢OKです。どちらが合っているかは髪質で違うと思いますが、どちらじゃなきゃダメというほどではないでしょう。ブローという名前ですが、ブローしなくても、少量スプレーして髪を軽く梳かすだけでも寝グセは直るので便利。

http://www.shiseido.co.jp/auslese/html/

http://www.shiseido.co.jp/auslese/html/als02203.htm

資生堂は育毛剤でもアデノゲンとかを発売して、意気上がっていますが、CMの盗作さわぎとか、薄毛レポートで「薄毛はあなた一人の問題ではありません。子孫も迷惑です」などの暴言の数々など行き過ぎがあって、みそをつけたようです。資生堂にはすばらしい毛髪研究チームがありますが、商売には謙虚さも大切でしょう。

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2006年9月13日 (水)

チャンピオンズリーグ開幕

Barca_logo_3 きょうはチャンピオンズリーグ開幕戦で、カンプノウで迎える相手はレフスキーソフィアというブルガリアのチャンピオン。今回からバルサの長い歴史の中で、はじめての胸ロゴ入り(UNICEF)のユニフォームを着用。レフスキーは結構積極的に前からつぶしにくるいいチームです(前半だけでしたが)。しかし開始早々ロナウジーニョがサイドを走り抜けエトオにパス。エトオは自らシュートしないで、瞬時に意表をつくバックパス。これがうまくイニエスタの前に転がって、いただきますのゴール。

マルケスが離婚で欠場したせいか、全体に守備が甘く、結構レフスキーに球を持たれてしまいます。今日はテュラムも大忙しで守備に奔走。天気もどしゃぶりになりました。これはまずいぞという時間がかなりありましたが、苦しい中で中央からエトオがサイドのジュリにパスを出し、ジュリがうまくDFの逆をついて中央に走り込み、冷静にシュートでゴール。これで前半終了。

雨も小降りになり後半開始。開始早々エリア近傍でロナウジーニョがFK。これを雨を考慮して、低い球でキーパーを強襲。期待通りキーパーがはじいたところを、つめていた(なんと)プジョルが押し込んでゴール。これで完全にレフスキーは意気消沈。雨もまたどしゃぶり。次はエトオのワンマンショー。3人のDFを相手にばんばん切り返してひとりで中央突破し、最後はDF股抜きでゴール。バロン・ド・オル賞をねらうだけのことはありますねえ。すごい。終盤になって少しレフスキーも攻撃しますが、テュラムの好守備などで完封。最後はロナウジーニョがデザートのバナナゴラッソで5:0。どうもご馳走様でした。

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2006年9月10日 (日)

私たちにとっての開幕

Barca_logo_2 私たち日本のファンにとってのバルサが開幕しました(開幕戦はTV放映なしで、日本のファンは置き去り)。相手のオサスナははじまる前からびびっていたのか、ミロシェビッチをベンチに置くという守備的な布陣をしきました。カンプノウではありがちなことですが、これが自滅のもととなりました。

まずロナウジーニョがデコとのワンツーで敵陣を切り裂き、エトオにラストパス。これをエトオは楽々とゴール。2点目は敵のDFが絶妙のパスをエトオに。これを瞬時の判断でエトオがゴール。3点目はエトオがキーパーのゴールキックにチャージをかけて球を強奪し、メッシにパス。メッシはドリブルで切り込み、キーパーの股間を抜いてシュートを決めました。

相手が守備的にきてくれるとバルサは楽ですね。新加入のテュラムもさしたる仕事もなく、今回はその実力の程をみせるまでもありませんでした。それにしても彼の手足は柔軟で、まるでタコが守備しているみたいです。同じく新加入のザンブロッタも無難に仕事をこなしていましたが、ときどき前線に突入するという思い切ったプレーもありました。

あとは相手が攻撃的にきたときも、こんな美しいポゼッションサッカーができるのでしょうか? 今年も期待でワクワクするバルサです。12日には欧州チャンピオンズリーグもはじまります。チェルシーやブレーメンなどの強豪と同じ組なのでこちらも激戦です。

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2006年9月 9日 (土)

リーガ・エスパニョーラ

Katsu 今日になって、WOWOW からやっと明日早朝 WOWOW3 でリーガの試合(開幕2戦目)を放映するとの発表がありました。めでたしめでたし。---なんてわけないでしょ。開幕戦は放映なしで、ファンはみんな頭から血が吹き出るほど瀕死の状態だったんですよ。

いろんなサイトでWOWOWへの罵詈雑言が雨あられですが、この件に関してはスペインサッカー協会にも問題があるのじゃないかと思います。たぶん値段の大幅なつりあげを狙って、交渉が難航したのではないでしょうか。それはそれでいいのですが、なぜ開幕戦に間に合わせられないのか?暫定的に開幕戦を放映するという対策ができないのか?

これは当事者が、日本は金になるよいお客さんと思っているくせに、東洋人なんぞにいろいろ配慮する必要などないという軽く見る気持ちがあって、こういう事態を招いたと思われます。全くけしからんことですねえ。

WOWOWも3チャンネルも持ちながら、4試合しか放映せず、リピートも少ないという現状を改善して欲しいと思います。複数チャンネルで同じソースを垂れ流している時間帯も多いので、改善できないわけはないと思うのですが。

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皮膚科学のことば

皮膚の学術用語はなぜかとても難しい。今日までこのような用語が放置されてきたのは摩訶不思議なことです。次のような漢字を読めるでしょうか(答えは文末に)。いずれも皮膚科ではポピュラーな疾患です。瘙痒1、疱疹2、褥瘡3、猩紅熱4 あたりは初級。面皰・尋常性痤瘡5、禿瘡・癤・癰6、頭部粃糠疹7、癜風8、瘭疽9、になると中級。疣贅10、胼胝11 などは難易度が高いでしょう。

極めつけは赤ら顔を意味する酒さの「さ」で、これはジスコード表にもないようです。つまりここで表記できません。教科書や学術雑誌には時に正しく表記されているので、印刷会社泣かせなのでしょう。面白いのはうおのめで、専門用語では鶏眼となり動物が変わってしまいます。そばかすは雀卵斑で植物から動物に変わります。これらに性・類・状・型などいろいろな修飾語がついて、漢字が10以上並ぶ病名もめずらしくありません。

1 そうよう (かゆいこと ただし隔靴掻痒とは字が異なる)、2 ほうしん (ヘルペス)、3 じょくそう (とこずれ)、4 しょうこうねつ(猩々という実在しない猿が語源)、5 めんぽう・じんじょうせいざそう (にきび)、6 とくそう・せつ・よう (毛穴と関係が深い感染症)、7 とうぶひこうしん (ふけ)、8 でんぷう (くろなまず)、9 ひょうそ (ひょうそう)、10 ゆうぜい (いぼ)、11 べんち (たこ)

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2006年9月 7日 (木)

フィナステリド (Finasteride)

Propecia 育毛剤として科学的にも有効だとされている成分として、ミノキシジル、フィナステリド、アデノシンなどが知られていますが、このうちフィナステリドについて興味深い報告がありました(1)。フィナステリドはもともと前立腺肥大の治療薬として開発されたのですが、テストしているうちに育毛効果があることがわかり、メルクが「プロペシア」という名前で発売しました(日本では薬局で売っていませんが、医師の指示による使用は解禁されています)。前立腺肥大の治療に用いる量の5分の1の量で、育毛に有効であることがわかっています。もう個人輸入や輸入代行なども含めて、使っておられるかたも多いことでしょう。

フィナステリドはテストステロンを還元して、ジヒドロテストステロンという強力な男性ホルモンに変化させる酵素の活性を、阻害する作用をもっています。男性ホルモンは男性の活力を増進する方向で作用する物質で、毛の発育も良くなりますが、なぜか頭髪だけは、男性ホルモンの作用で発育が阻害されるという不思議な現象があるのです。そういうわけでフィナステリドはジヒドロテストステロン量を減らして、頭髪の活力を復活させます。

ジヒドロテストステロンは前立腺やペニスの形成を促す作用があるので、妊婦がフィナステリドを飲むことはもちろん、薬剤をさわることも危険で、胎児が男子だった場合、これらの組織が奇形になるおそれがあります。プロペシアを使用している男性と性交渉をもつことも禁忌です。

問題のレポートは、テストステロンを還元する酵素が、実はプロゲステロンやデオキシコルチコステロンなど別のステロイドホルモンの還元にも有効であることを指摘しています。これらの還元体は中枢神経系に作用することが知られており、セックスやアルコールに関係した行動に関与するほか、抗痙攣、抗鬱、抗不安などの作用があるようなので、当然フィナステリドが人間の気分や行動に影響を与える可能性があると、著者であるフィン博士らは警告しています。現在までの経験では、このような副作用が明瞭に出るケースは少ないので、大きな問題にはならないでしょうが、注意するに越したことはないと彼らは述べています。

1) A new look at the 5arufa-reductase inhibitor finasteride: Finn et al., CNS Drug Reviews 12, pp.53-76 (2006)

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2006年9月 5日 (火)

ねこちゃんでなごみましょう

Annkids2_all_8w 友人のキャッテリー「猫舎ひめだるま」の仔猫たち。

日本最強のメインクーン猫サイトを紹介します(一番下の行にURLがあります)。 病気への対処 検疫について 毛色の科学など いたれりつくせり。 もちろん仔猫の予約注文も受けつけているみたいですよ。

それにしてもこの写真よくとれましたね。

http://himedaruma.press.ne.jp/

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2006年9月 4日 (月)

ハリネズミの毒耐性

Hedgehogen 仁科幸子さんの著書「ハリネズミ・トントが教えてくれたこと」(KKベストセラーズ刊)は私の愛読書のひとつです。私はハリネズミを飼ったことがなかったので、ペットの読み物としても、生物学の読み物としても、なかなかこの動物の行動は特異で、興味深い書物でした。その中に「(ハリネズミは)サソリにハチに毒ヘビ 毒グモに刺されたって、全然平気」という記述があり、以前からかなり気になっていました。キツネの百計、ハリネズミの一計ということわざがありますが、確かに危険がせまると丸くなって誰も手をだせない、という技で数千万年も生き残ってきた動物ではあるのでしょうが、それ以外にも秘密がありそうだと思われます。

調べてみると、ありました ありました。ヘビ毒への耐性についてはもう20年くらい研究が行われていて、これはハリネズミがエリナシンという、ヘビ毒に含まれる溶血因子の活性を阻害する毒耐性因子を持っているからということが分かってきました。もう少し詳しく言うと、ヘビ毒が含むタンパク質分解酵素(メタロプロテアーゼの一種)の活性を阻害する因子を、ハリネズミが持っていたのです。さらに、この因子はレクチン(糖類と結合するタンパク質)と非常に似た構造であることがわかってきました(1)。

ハリネズミはネズミの仲間ではなく、モグラの仲間であるとされています。ややこしいことに、やはり体に針様構造をもつハリモグラは、モグラの仲間ではなくカモノハシ目に属し、ヤマアラシはネズミ目です。最近の研究によれば、6千万年くらい前のハリネズミに近縁らしき生物の化石に、はっきりと毒牙が認められたそうです(2)。現在のハリネズミは、というより哺乳動物には毒牙を持ったものはいないわけですが、昔はすごい奴がいたものですね。

参照 1) Omori-Satoh et al, Toxicon 38, 1561-1580 (2000), 2) Fox and Scott: Nature 435, 1091-1093 (2005)

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2006年9月 3日 (日)

もうひとりのシンシア

Photo_26 シンシアと言えば南沙織を想い出すむきもあるかもしれませんが、ここでとりあげるのはもうひとりのシンシア。「This Time」 という凡作アルバムを出したあと、突然変異のように超名作セカンドアルバム「Every Woman」を世に出したボーカリストです。

これは多分セカンドアルバムに有川正沙子氏が深く関わったのが、大きなインパクトになって、大変身をとげたのではないかと思われます。有川氏は空気の詩人とでもいいましょうか、空気の動き、透明感、温度、湿度、重さ、ほのかな香りとかを感じさせてくれる天才作詞家で、このアルバムでは6曲の詞を制作しており、実質的にアルバムの雰囲気のプロデュースをしているようなものです。作曲家は玉置浩二、嶋田陽一、都志見隆など多数が参加してなかなかの名曲を提供しています。ファーストアルバムとは全然曲のレベルも違いますね。

私が最もはまったのは有川正沙子作詞、渡邉正浩作曲の「引き潮」 軽いボサノバ風の曲なのに、しっとりと心にしみわたってくるのはどうしてでしょう? ちょっとハスキーでとてもセクシーな歌声なのですが、どこかさわやかな感じもある不思議な雰囲気。全体のコンセプトは10人の女性が10種類の愛を語る、そして最後にシンガー作詞の曲でまとめるというもので、JPOPの王道バラードから、ホイットニー・ヒューストンばりの技巧的に歌い上げる曲、アップテンポのUS系ポップスまでバラエティーに富んでいますが、どれもとっても楽しめました。

VICL-629 ビクターエンタテインメント

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